JPS63205403A - 蒸気タ−ビンの内部冷却装置 - Google Patents

蒸気タ−ビンの内部冷却装置

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JPS63205403A
JPS63205403A JP3560187A JP3560187A JPS63205403A JP S63205403 A JPS63205403 A JP S63205403A JP 3560187 A JP3560187 A JP 3560187A JP 3560187 A JP3560187 A JP 3560187A JP S63205403 A JPS63205403 A JP S63205403A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steam
turbine
nozzle
rotor shaft
disk
Prior art date
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Pending
Application number
JP3560187A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Ochi
大地 昭生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPS63205403A publication Critical patent/JPS63205403A/ja
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  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は蒸気タービンの内部冷却装置に関する。
(従来の技術) 一般に低圧タービンはロータ軸を高温のまま使用すると
ロータ軸が経年的に脆化するので、これを抑えるため、
そのロータ軸の表面温度を350℃以下に冷却する必要
がある。そこで、低圧タービン入口の蒸気温度が上昇し
、ロータ軸の表面温度が350℃を越える場合には、低
圧タービンの初段部で内部冷却を行い、ロータ軸の表面
温度が350℃以下となるように冷却している。
第2図は従来の複流形蒸気タービンのロータ軸の冷却方
式を示したものであり、図においてロータ軸1には、タ
ービン側ディスク2と発電機側ディスク3とが軸方向の
間隔をおいて固定され、各ディスクの先端にはタービン
側羽根4と発電機側羽根5とが設けられている。両者の
ディスクの間にはノズルボックス6が配置され、このノ
ズルボックス6は、ノズルダイアフラム内輪7と、外輪
8と、タービン側ノズル板9と、発電機側ノズル板10
とから構成されている。また、両ディスク2.3の根元
にはバランスホール11,12が形成され、それぞれの
入口にはスクープ13.14が形成されている。上記複
流形蒸気タービンの初段部の羽根4.5の根元部には、
負の反動度が与えられ、羽根の根元を流れる蒸気の流量
の拡大が計られている。一方、初段落で仕事をして温度
の低下した蒸気は、スクープ13.14よりバランスホ
ール11.12を通して逆流しロータ軸1の表面を冷却
している。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上述した従来の蒸気タービンは初段落の
羽根の根元部の反動度を負に設定しているために、蒸気
が羽根の表面から剥離しやすくなり、効率が低下すると
いう問題があった。
本発明の目的は効率が低下することなくロータ軸の表面
を冷却することができるようにした蒸気タービンの内部
冷却装置を提供することにある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明の蒸気タービンの内部冷却装置は、ノズルボック
スのノズルダイアフラム内輪に複数個の蒸気連絡管を軸
方向に設け、タービン側または発電機側のいずれかのの
圧力を高めに設定し、前記蒸気連絡管を通して圧力の高
い側から低い側へ蒸気を流すとともにロータ軸のディス
クにバランスホールを形成し、このバランスホールを通
してタービン側より発電機側に向かって冷却蒸気を流す
ようにしたものである。
(作 用) 本発明によれば、高温の蒸気は蒸気連絡管を介してロー
タ軸から離れた所を流れる一方、温度の低い蒸気はスク
ープよりバランスホール内を流れてロータ軸を冷却する
ことが出来る。
(実施例) 以下本発明に係る蒸気タービンの内部冷却装置の一実施
例を、第1図を参照して説明する。
第1図において、ロータ軸1には、タービン側ディスク
2と発電機側ディスク3とが軸方向に間隔を明けて固定
され、各ディスクの先端にはタービン側羽根4と発電機
側羽根5とが設けられている。両者のディスク間にはノ
ズルボックス6が配置され、このノズルボックス6は、
ノズルダイアフラム内輪7と、外輪8と、タービン側ノ
ズル板9と、発電機側ノズル板10とから構成されてい
る。また、両ディスク2.3の根元部にはバランスホー
ル11.12が形成され、それぞれタービン側にスクー
プ13.14が取付けられている。
また、本発明によれば、ノズルダイアフラム内輪7の内
側にタービン側と発電機側とを連通ずる複数本の蒸気連
絡官15が設けられている。この蒸気連絡官15の両側
には圧力差が形成され、図示の例では、タービン側が発
電機側よりも高い圧力に設定されている。また、初段の
ノズル板9.10の根元部は正の反動度に設定されてい
る。
このように構成された実施例において、タービン側のノ
ズル羽根9で膨張した蒸気はタービン側羽根4で仕事を
したのち、温度降下する。この蒸気圧力は発電機側より
高めに設定されているため、ロータディスクに取付けら
れたスクープ13との相乗効果によりバランスホール1
1を通じて発電機側に流される。さらに、蒸気はスクー
プ14よリバランスホール12を通じて発電機側段落の
後流側へ送気される。また、タービン側ノズル板9で膨
張した蒸気の一部は、蒸気連絡官15を通じて発電機側
に流され、高温蒸気がロータ軸の表面に触れないように
なっている。
なお、上記実施例においては、ノズル羽根の両方の根元
部を正の反動度に設定したが、本発明はこれに限られる
ことなく、一方を正の反動度とし、他方を負の反動度と
してもよい。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、ノズ
ルダイアフラム内輪の内側に蒸気連絡官を配置するとと
もにタービンのディスクに形成されたバランスホールを
流れる冷却蒸気とあいまってロータ軸を効果的に冷却す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による蒸気タービンの内部冷却装置の一
実施例を示した側断面図、第2図は従来の蒸気タービン
の内部冷却装置を示した側断面図−〇 − である。 1・・・・・・・・・ロータ軸 6・・・・・・・・・ノズルボックス 7・・・・・・・・・ノズルダイアフラム内輪11.1
2・・・バランスホール 15・・・・・・・・・蒸気連絡官 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同  三俣弘文

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)低圧タービンのノズルボックス内に蒸気を供給し
    てノズル羽根を通じて両側へ蒸気を噴出させるようにし
    た複流形蒸気タービンの内部冷却装置において、前記ノ
    ズルボックスのノズルダイアフラム内輪に複数個の蒸気
    連絡管を軸方向に設け、タービン側または発電機側のい
    ずれかの圧力を高めに設定し、前記蒸気連絡管を通して
    圧力の高い側から低い側へ蒸気を流すとともに、ロータ
    軸のディスクにバランスホールを形成し、このバランス
    ホールを通してタービン側より発電機側に向かって冷却
    蒸気を流すようにしたことを特徴とする蒸気タービンの
    内部冷却装置。
JP3560187A 1987-02-20 1987-02-20 蒸気タ−ビンの内部冷却装置 Pending JPS63205403A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009203984A (ja) * 2008-02-28 2009-09-10 General Electric Co <Ge> 複流タービンのタブ部分を冷却する装置および方法
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