JPS6320505Y2 - - Google Patents

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JPS6320505Y2
JPS6320505Y2 JP6879481U JP6879481U JPS6320505Y2 JP S6320505 Y2 JPS6320505 Y2 JP S6320505Y2 JP 6879481 U JP6879481 U JP 6879481U JP 6879481 U JP6879481 U JP 6879481U JP S6320505 Y2 JPS6320505 Y2 JP S6320505Y2
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JP
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chuck
blade
cam
ring
radial direction
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JP6879481U
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JPS57181530U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は板金プレス加工等によつて形成される
羽根1(第3図)の両端1a,1bを円環2(第
4図)に設けた穴2aおよび円板3(第5図)に
設けた穴3aへ挿入したあとで1a,1bの先端
を折りまげあるいはつぶしかしめをして、多翼送
風機を組立てるための組立装置のうち、多数の羽
根1を精度よくとりそろえて、円環2および円板
3の穴2a,3aへ確実に挿入させるための羽根
位置決めチヤツクに関するものである。
一般に、多翼送風機は高速回転で運転され、風
量、風圧をできるだけ大きくしながら騒音を小さ
くおさえ、しかも機械的強度が高く寿命が長いこ
とが要求される。そのためには、製品設計で企図
された通りの寸法をバラツキが少ないように守
り、その上、使用中にガタツキがないように、特
に羽根1の両端1a,1bと穴2a,3aとのは
めあいのクリアランスができるだけ小さくなるよ
うに部品寸法が作られ、これを従来は一対の円環
および円板に手動にて羽根を1枚ずつ挿入し、そ
の後適宜なかしめ機により組立てられていたた
め、きわめて能率の悪い作業であつた。
しかし、最近では生産能率を上げるためにその
ような小さなはめあいのクリアランスの状態にお
いても容易かつ確実に2a,3aの中へ1a,1
bを挿入することができるような組立装置が必要
になつてきた。
本考案はこのような背景に鑑み多翼送風機の自
動組立機に適した羽根位置決めチヤツクを提供し
ようとするもので、送風機の羽根の部分をチヤツ
クするに際し、送風機の羽根枚数(N枚)分だけ
に分割された内側のチヤツク爪は外側に拡張さ
せ、同じように4分割された外側のチヤツクは半
径方向に縮少できるようにし、別の移動治具によ
つて移送された多数の羽根を前記内側チヤツクと
外側チヤツクによりチヤツクするようにした羽根
チヤツク装置である。
以下、本考案の一実施例を図面に基づき詳述す
る 第6図、第7図は多翼送風機自動組立装置にお
ける羽根チヤツク装置を示す断面図を、又第9図
は第6図のA−A方向からみた矢視図を示してお
り円環2を載置するフランジ部4と円筒の上端部
に多数の角柱スリツト5,5…を放射状に設けた
フランジ付円筒ブロツク6と、該フランジ付円筒
ブロツクの角柱スリツト5,5…に、やや薄肉直
方体の一側面にRスリツト13を形成してなるチ
ヤツク爪8a,8b,8c…を半径方向に摺動自
在に挿入した内側チヤツク8と、前記内側チヤツ
ク8の下方には該内側チヤツクのテーパー状の内
面に当接させるようにしたカムブロツク22と、
前記カムブロツク22の中心に内挿したシヤフト
9と、該シヤフト9の上端部と前記内側チヤツク
8の上部とを連結させる押え盤21とを設け、前
記チヤツク爪8a,8b,8c…の内方下端部の
切欠き16には引張スプリング7をリング状に巻
付けることによつて内側チヤツク8を常時半径方
向に縮小させるようにし、また、シヤフト9の垂
直上下動によつてカムブロツク22のテーパー面
を利用してチヤツク爪8a,8b,8c…が半径
方向に拡縮する如く設け、一方、内側チヤツク8
のチヤツク爪8a,8b,8c…の外方に該チヤ
ツク爪の数個分が1つのブロツクとして対応する
外側チヤツク11を複数個設け、該外側チヤツク
11の下方外周に常時半径方向に拡張させるよう
に引張スプリング10を設けると共に、外側チヤ
ツク11の外側部に当接するカム12を設けて、
該カム12の上下動によつて外側チヤツク11を
半径方向に拡縮させ、前記内側チヤツク8と外側
チヤツク11により羽根1をチヤツクし、この羽
根の先端1a,1bへ円環2に設けた穴2aおよ
び円板3に設けた穴3aをはめ込めるようにした
ものである。
前記チヤツク爪8a,8b,8c…の詳細な構
成は第8図に示す如く、やゝ薄肉直方体の一側面
に、羽根1のR形状(羽根のねじり角度)と長さ
及び板厚に見合つたRスリツト13を形成すると
共にこのスリツトの反対側には前記フランジ付カ
ムブロツク22上面のテーパー面に対応するよう
な勾配14を有するスライドプレート15が設け
られ、さらに、常時チヤツク爪8a,8bが半径
方向(中心方向)へ縮少できるようにするための
引張スプリング7をセツトする切欠穴16が設け
られている。17,18はチヤツク爪を必要以上
に拡張させないためのストツパー面である。
前記円筒ブロツク6は、第9図、第10図に示
すように、円筒の上端部に多数のチヤツク爪8
a,8b…を摺動させるための角柱スリツト5が
放射状に設けられると共に、フランジ部4には円
環2をセツトするためにエアーによつて作動する
案内ピン19が設けられている。
この円筒ブロツク6の上面にボルト20で固着
された押え盤21は前記チヤツク爪の飛出しを防
止すると共に、機械のフレームに固着されたカム
ブロツク22内を摺動させるためのシヤフト9を
固着するためのものである。
前記、シヤフト9とカムブロツク22の摺動面
に設けられたボールスプラインタイプのベアリン
グ23はシヤフト9が垂直に上下動できるように
するためのものである。移動治具24は、前工程
であらかじめ多数(たとえば60枚)の羽根1がほ
ぼ規定位置に仮挿入されてきたものが、羽根チヤ
ツク上に持つてこられた状態を示している。
この移動治具24の下面には、シヤツター25
が取りつけられていて、このシヤツター25を開
くと羽根1が移動治具24から、下部の羽根位置
ぎめチヤツクへ落ちうる状態になり、この時に櫛
歯状の挿入具26を移動治具24の真上へ持つて
きてから挿入具26により羽根1が下方へ押され
て羽根1を羽根位置ぎめチヤツク内へおしこむ動
作をする。又、上部治具27には円板3がチヤツ
クされている。
次に、本考案装置の動作について第6図、第7
図を参照しながら説明すると、まず準備段階にお
いては、第7図に示すように、シヤフト9は上昇
し、一方、カム12はエアーシリンダーによつて
下方に下がつた位置にあり、N個のチヤツク爪8
a,8b,8c…は引張スプリング7によつてそ
の外径が円環2の内径よりも小さくなるように半
径方向に縮少し、一方複数個の外側チヤツク11
は引張スプリング10につてその内径が円環2の
外径よりも大きくなるように半径方向に拡張して
いる。この状態において、フランジ付円筒ブロツ
ク6のフランジ部4に設けられた案内ピン19に
円環2の穴2aをはめ込む。
尚、この案内ピン19は羽根1の挿入位置と円
環の穴2aとを一致させるためのものであるが、
後述の羽根挿入時にはエアーシリンダーにより下
方へ引込むようになつている。
次に、第6図に示すように、内側チヤツク8
は、シヤフト9が下降し始めると、スライドプレ
ート15の勾配14とカムブロツク22のテーパ
ー面とが当接し、チヤツク爪8a,8b…は円筒
ブロツク6の角柱スリツト5内を摺動しながら半
径方向に拡張する。
次いで、外側チヤツク11はエアーシリンダー
の作動によりカム12が上昇することによつて半
径方向に縮少する。これと同時に、移動治具24
は別の工程から羽根チヤツク上へと移送され、ま
た、櫛歯状の挿入具26は移動治具24の真上に
きている。この状態において、移動治具24のシ
ヤツター25を開放し、移動治具24内の羽根1
は櫛歯状の挿入具26により内側チヤツク8と外
側チヤツク11との間に落し込まれる。その後、
さらに内側チヤツクを作動させるシヤフト9と外
側チヤツクを作動させるカム12を少し働かせ羽
根1を確実にチヤツクする。次いで移動治具24
と櫛歯状の挿入具26を後退させ、その後に円板
3を挿入し適宜なかしめを行い製品を完成させ
る。
以上のように本考案は、N枚の羽根分だけに分
割された内側チヤツクと、複数個に分割された外
側チヤツクの両者を拡縮作動させることにより、
多翼送風機に必要とする何十枚もの羽根1を確実
に且つ早く円環2と円板3に組立てることがで
き、また、組立後の製品の取出も容易に行えると
いうものであり、多翼送風機の組立機における重
要な役割を果し、作業能率上も十分な効果が期待
できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は多翼送風機の斜視図、第2図は第1図
のA−A断面図、第3図は羽根の斜視図、第4図
は円環の斜視図、第5図は円板の斜視図、第6
図、第7図は本考案の縦断正面図で、第6図はチ
ヤツク時、第7図はチヤツク開放時の状態を示
す。第8図はチヤツク爪8の単体斜視図、第9図
は第6図のA−A矢視図で押え盤を外した状態の
平面図、第10図は円筒ブロツクの拡大断面図。 1……羽根、2……円環、3……円板、4……
フランジ部、5……角柱スリツト、6……円筒ブ
ロツク、7,10……引張スプリング、8……内
側チヤツク、9……シヤフト、11……外側チヤ
ツク、12……カム、13……Rスリツト、14
……勾配、15……スライドプレート、16……
切欠穴、17,18……ストツパー、19……案
内ピン、20……ボルト、21……押え盤、22
……カムブロツク、23……ボールスプラインタ
イプのベアリング、24……移動治具、25……
シヤツター、26……櫛歯状の押入具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多数の羽根1を円環2および円板3と組合せて
    構成される多翼送風機の自動組立装置において、
    円環2を載置するフランジ部4と円筒の上端部に
    多数の角柱スリツト5,5…を放射状に設けたフ
    ランジ付円筒ブロツク6と、該フランジ付円筒ブ
    ロツクの角柱スリツト5,5…に、やや薄肉直方
    体の一側面にRスリツト13を形成してなるチヤ
    ツク爪8a,8b,8c…を半径方向に摺動自在
    に挿入した内側チヤツク8と、前記内側チヤツク
    8の下方には該内側チヤツクのテーパー状の内面
    に当接させるようにしたカムブロツク22と、前
    記カムブロツク22の中心に内挿したシヤフト9
    と、該シヤフト9の上端部と前記内側チヤツク8
    の上部とを連結させる押え盤21とを設け、前記
    チヤツク爪8a,8b,8c…の内方下端部の切
    欠き16には引張スプリング7をリング状に巻付
    けることによつて内側チヤツク8を常時半径方向
    に縮小させると共にシヤフト9の垂直上下動によ
    つてカムブロツク22のテーパー面を利用してチ
    ヤツク爪8a,8b,8c…が半径方向に拡縮す
    る如く設け、一方、内側チヤツク8のチヤツク爪
    8a,8b,8c…の外方に該チヤツク爪の数個
    分が1つのブロツクとして対応する外側チヤツク
    11を複数個設け、該外側チヤツク11の下方外
    周に常時半径方向に拡張させるように引張スプリ
    ング10を設けると共に、外側チヤツク11の外
    側部に当接するカム12を設けて、該カム12の
    上下動によつて外側チヤツク11を半径方向に拡
    縮させ、前記内側チヤツク8と外側チヤツク11
    により羽根1をチヤツクし、この羽根の先端1
    a,1bへ円環2に設けた穴2aおよび円板3に
    設けた穴3aをはめ込めるようにした多翼送風機
    組立における羽根チヤツク装置。
JP6879481U 1981-05-12 1981-05-12 Expired JPS6320505Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6879481U JPS6320505Y2 (ja) 1981-05-12 1981-05-12

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JP6879481U JPS6320505Y2 (ja) 1981-05-12 1981-05-12

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Publication Number Publication Date
JPS57181530U JPS57181530U (ja) 1982-11-17
JPS6320505Y2 true JPS6320505Y2 (ja) 1988-06-07

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ID=29864707

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JP6879481U Expired JPS6320505Y2 (ja) 1981-05-12 1981-05-12

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