JPS6320435A - ねじ部品 - Google Patents
ねじ部品Info
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- JPS6320435A JPS6320435A JP16616886A JP16616886A JPS6320435A JP S6320435 A JPS6320435 A JP S6320435A JP 16616886 A JP16616886 A JP 16616886A JP 16616886 A JP16616886 A JP 16616886A JP S6320435 A JPS6320435 A JP S6320435A
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- stainless steel
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、耐食性、加工性に優れたフェライト系ステン
レス鋼である１９Ｃｒステンレス鋼を素材としたねじ部
品に関する。
レス鋼である１９Ｃｒステンレス鋼を素材としたねじ部
品に関する。
（従来の技術）
一般に、ねじ部品の素材として使用されているステンレ
ス鋼としては、オーステナイト系ステンレス鋼（例えば
、５ＵＳ３０４）、マルテンサイト系ステンレス！ｌ（
例えば、５０３４１０）及びフェライト系ステンレス鋼
（例えば、５ｕｓ４３０）が挙げられる。
ス鋼としては、オーステナイト系ステンレス鋼（例えば
、５ＵＳ３０４）、マルテンサイト系ステンレス！ｌ（
例えば、５０３４１０）及びフェライト系ステンレス鋼
（例えば、５ｕｓ４３０）が挙げられる。
（発明が解決しようとする問題点）
上記オーステナイト系ステンレス鋼は耐食性の面からは
他のステンレス鋼よりも優れているが、コストが高いと
いう欠点があり、又第４図の応力−歪線図中の特性曲線
ａからも明らかな如く加工硬化能が大きく、塑性加工の
面からも圧造し難（、ために生産コストが高くなるとい
う欠点がある。
他のステンレス鋼よりも優れているが、コストが高いと
いう欠点があり、又第４図の応力−歪線図中の特性曲線
ａからも明らかな如く加工硬化能が大きく、塑性加工の
面からも圧造し難（、ために生産コストが高くなるとい
う欠点がある。
これに対し、前記マルテンサイト系ステンレス鋼及びフ
ェライト系ステンレス鋼はコストの面では有利であるも
のの、耐食性がやや劣るという欠点がある。
ェライト系ステンレス鋼はコストの面では有利であるも
のの、耐食性がやや劣るという欠点がある。
以上の結果、この種ねじ部品の素材としては、自動車部
品等に対する近年の耐食性向上の要求に対して、コスト
及び耐食性の両面から十分応え得るだけのものが存在し
ないのが実情である。
品等に対する近年の耐食性向上の要求に対して、コスト
及び耐食性の両面から十分応え得るだけのものが存在し
ないのが実情である。
一方、耐食性及びコストの両面に優れるステンレス鋼と
してＣｒ１９％以上を含む所謂１９Ｃｒ鋼（ＹｔｌＳ
１８０）が開発され、該１９Ｃｒ鋼は既に自動車等のサ
ツシュ、モール、ワイパー等の材料として使用されてい
るが、これは板状部材に適用が限られ、コイル材を素材
とするねじ部品には適用されていなかった。
してＣｒ１９％以上を含む所謂１９Ｃｒ鋼（ＹｔｌＳ
１８０）が開発され、該１９Ｃｒ鋼は既に自動車等のサ
ツシュ、モール、ワイパー等の材料として使用されてい
るが、これは板状部材に適用が限られ、コイル材を素材
とするねじ部品には適用されていなかった。
本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、その目的と
する処は、耐食性、塑性加工性、装飾性等に優れる安価
なねじ部品を提供するにある。
する処は、耐食性、塑性加工性、装飾性等に優れる安価
なねじ部品を提供するにある。
（問題点を解決するための手段）
上記目的を達成すべく本発明は、Ｃｒ１９％以上を含有
する所謂１９Ｃｒステンレス鋼を素材としてねじ部品を
成形した。
する所謂１９Ｃｒステンレス鋼を素材としてねじ部品を
成形した。
（作 用）
上記１９Ｃｒｊｌｉは既知の如く耐食性及びコストの面
で従来のねσ部品の素材として使用されてきたステンレ
ス鋼よりは優れるため、該１９Ｃｒ綱を素材として成形
されたねじ部品は自動車用外装ねじ部品等に好適である
。
で従来のねσ部品の素材として使用されてきたステンレ
ス鋼よりは優れるため、該１９Ｃｒ綱を素材として成形
されたねじ部品は自動車用外装ねじ部品等に好適である
。
（実施例）
以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
第１図は本発明に係るねじ部品の側面図、第２図は第１
図の矢視Ａ方向の図であり、当該ねじ部品１は十字穴付
ねしであって、これの平円板状の頭部２には第２図に示
す如（図示しないドライバー等の工具の先部が係合すべ
き十字穴３が形成されている。又、このねじ部品ｌには
ストレート部４及びねじ部５が形成されている。
図の矢視Ａ方向の図であり、当該ねじ部品１は十字穴付
ねしであって、これの平円板状の頭部２には第２図に示
す如（図示しないドライバー等の工具の先部が係合すべ
き十字穴３が形成されている。又、このねじ部品ｌには
ストレート部４及びねじ部５が形成されている。
而して、このねじ部品ｌはフェライト系ステンレス鋼で
あって、Ｃｒ１９％以上を含有する所謂１９Ｃｒステン
レス鋼を素材として旋盤等による機械加工、転造又は鍛
造によって一体に成形される。
あって、Ｃｒ１９％以上を含有する所謂１９Ｃｒステン
レス鋼を素材として旋盤等による機械加工、転造又は鍛
造によって一体に成形される。
ここで、１９Ｃｒステンレス鋼の化学成分査下表に示す
。
。
この１９Ｃｒ ステンレスｍ （ＳＯ５１９ｃｒ又はｙ
ｕｓ１８０）は、周知の如く現在のＳυＳ４３０及び５
Ｏ５４３４よりも優れた緒特性を有するフェライト系ス
テンレス鋼であって、特に耐錆性については略々ＳＯ３
３０４に匹敵する高い特性を有し、コスト的にはＳＯ３
３０４よりも有利である。又、上表より明らかな如（Ｃ
の含有量が極端に低いため、延性や加工性に優れ、第４
図の応力−歪線図中の特性曲線Ｃから明らかな如（他の
ステンレス鋼に比して加工硬化が無いので生産性が高（
、加工コストの低減化に資する処理である。尚、第４図
の応力−歪線中、曲３１１ｂ、ｄはそれぞれ５ｔｌＳ４
１０゜５１２Ｃ（構造用炭素鋼）の特性曲線を示す。
ｕｓ１８０）は、周知の如く現在のＳυＳ４３０及び５
Ｏ５４３４よりも優れた緒特性を有するフェライト系ス
テンレス鋼であって、特に耐錆性については略々ＳＯ３
３０４に匹敵する高い特性を有し、コスト的にはＳＯ３
３０４よりも有利である。又、上表より明らかな如（Ｃ
の含有量が極端に低いため、延性や加工性に優れ、第４
図の応力−歪線図中の特性曲線Ｃから明らかな如（他の
ステンレス鋼に比して加工硬化が無いので生産性が高（
、加工コストの低減化に資する処理である。尚、第４図
の応力−歪線中、曲３１１ｂ、ｄはそれぞれ５ｔｌＳ４
１０゜５１２Ｃ（構造用炭素鋼）の特性曲線を示す。
又、応力腐食割れ試験によると、該１９ｃｒステンレス
鋼はＳＯ５３０４に比べ約５倍の時間強度を有し、腐食
速度は５ｔｌＳ ３０４のそれと同程度である。
鋼はＳＯ５３０４に比べ約５倍の時間強度を有し、腐食
速度は５ｔｌＳ ３０４のそれと同程度である。
更に、この１９Ｃｒステンレス鋼は第１表から明らかな
如＜Ｃｕを含むため、酸性環境に強く、装飾性が高い、
又、その機械的性質は一般の鋼のそれに略同じであり、
約６０ｋｌｒｆ／ｍｓ”の引張強度を有し、当該１９Ｃ
ｒ ステンレス鋼に対しては電気メッキ、塗装等の処理
が容易にできる。
如＜Ｃｕを含むため、酸性環境に強く、装飾性が高い、
又、その機械的性質は一般の鋼のそれに略同じであり、
約６０ｋｌｒｆ／ｍｓ”の引張強度を有し、当該１９Ｃ
ｒ ステンレス鋼に対しては電気メッキ、塗装等の処理
が容易にできる。
斯かる特性を有する１９Ｃｒステンレス鋼を素材として
成形されたねじ部品１は優れた耐食性、装飾性を有し、
特に自動車用外装ねし部品として好適であり、価格も安
い、又、このねじ部品１に機械的、化学的研磨等の表面
処理を施こし、その表面の光沢を変えることによって該
ねじ部品１の耐錆性を更に高めることもできる。更に、
該ねじ部品１の表面に化学的着色、塗装等によって黒色
処理を施こせば、従来のＳυＳ ３０４にて成形された
ねじ部品に化学的な着色を施こしたものよりもコストが
安くなる。
成形されたねじ部品１は優れた耐食性、装飾性を有し、
特に自動車用外装ねし部品として好適であり、価格も安
い、又、このねじ部品１に機械的、化学的研磨等の表面
処理を施こし、その表面の光沢を変えることによって該
ねじ部品１の耐錆性を更に高めることもできる。更に、
該ねじ部品１の表面に化学的着色、塗装等によって黒色
処理を施こせば、従来のＳυＳ ３０４にて成形された
ねじ部品に化学的な着色を施こしたものよりもコストが
安くなる。
次に本発明の変更実施例を第３図に示すが、同図に示す
ねじ部品１１も１９Ｃｒステンレス鋼を素材として成形
されるが、該ねじ部品１１のねじ部１５の先部は尖鋭に
成形されている。而して、このねじ部品１１も前記ねじ
部品１と同様に機能するが、特にねじ部１５の表面に無
電解ニッケル＋９２合金メツキを施こし、表面硬度をビ
ッカース硬さＨν４５０以上とすれば、タッピングねじ
として使用することができる。
ねじ部品１１も１９Ｃｒステンレス鋼を素材として成形
されるが、該ねじ部品１１のねじ部１５の先部は尖鋭に
成形されている。而して、このねじ部品１１も前記ねじ
部品１と同様に機能するが、特にねじ部１５の表面に無
電解ニッケル＋９２合金メツキを施こし、表面硬度をビ
ッカース硬さＨν４５０以上とすれば、タッピングねじ
として使用することができる。
（発明の効果）
以上の説明で明らかな如く本発明によれば、Ｃｒ１９％
以上を含有する１９Ｃｒステンレス鋼を素材としてねじ
部品を成形したため、該ねじ部品は耐食性、塑性加工性
、装飾性等に優れ、且つ安価に製造することができると
いう効果が得られる。
以上を含有する１９Ｃｒステンレス鋼を素材としてねじ
部品を成形したため、該ねじ部品は耐食性、塑性加工性
、装飾性等に優れ、且つ安価に製造することができると
いう効果が得られる。
第１図は本発明に係るねじ部品の側面図、第２図は第１
図の矢視Ａ方向の図、第３図は本発明の変更実施例に係
るねじ部品の側面図、第４図は応力−歪線図である。 符号の説明 １．１１・・・ねじ部品 ５，１５・・・ねじ部第１
図 第２図
図の矢視Ａ方向の図、第３図は本発明の変更実施例に係
るねじ部品の側面図、第４図は応力−歪線図である。 符号の説明 １．１１・・・ねじ部品 ５，１５・・・ねじ部第１
図 第２図
Claims (5)
- （１）Ｃｒ１９％以上を含む１９Ｃｒステンレス鋼を素
材として成形されることを特徴とするねじ部品。 - （２）前記１９Ｃｒステンレス鋼は、Ｃ０．０２％以下
、Ｓｉ１％以下、Ｍｎ１％以下、Ｐ０．０４％以下、Ｓ
０．００６％以下、Ｎｉ０．６％以下、Ｃｒ１９〜２１
％、Ｃｕ０．３〜０．６％、Ｎｂ≧１０（Ｃ＋Ｎ）、Ｎ
０．０２％以下を含むことを特徴とする特許請求の範囲
第１項記載のねじ部品。 - （３）機械的、化学的研磨等の表面処理を施したことを
特徴とする特許請求の範囲第１項記載のねじ部品。 - （４）表面に化学的着色、塗装等によって黒色処理を施
したことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のねじ
部品。 - （５）ねじ部表面に無電解ニッケル＋リン合金メッキを
施したことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のね
じ部品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16616886A JPS6320435A (ja) | 1986-07-15 | 1986-07-15 | ねじ部品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16616886A JPS6320435A (ja) | 1986-07-15 | 1986-07-15 | ねじ部品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6320435A true JPS6320435A (ja) | 1988-01-28 |
Family
ID=15826331
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16616886A Pending JPS6320435A (ja) | 1986-07-15 | 1986-07-15 | ねじ部品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6320435A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6417351B1 (en) | 1997-06-04 | 2002-07-09 | Otsuka Kagaku Kabushiki Kaisha | Process for producing 3-alkenylcephem compounds |
| JP2013040635A (ja) * | 2011-08-11 | 2013-02-28 | Nitto Seiko Co Ltd | 高硬度ステンレス鋼製タッピンねじおよびその製造方法 |
| CN111041547A (zh) * | 2019-12-18 | 2020-04-21 | 常熟颢文电子科技有限公司 | 带螺纹不锈钢工件多弧离子镀铝前处理方法 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS527317A (en) * | 1975-07-08 | 1977-01-20 | Nippon Steel Corp | Stainless steel having excellent malleability |
| JPS53133524A (en) * | 1977-04-26 | 1978-11-21 | Kobe Steel Ltd | Austenitic stainless steel for cold forging |
| JPS6032710A (ja) * | 1983-08-02 | 1985-02-19 | Kashiwa Kagaku Kogyo:Kk | むだ毛の脱色剤 |
-
1986
- 1986-07-15 JP JP16616886A patent/JPS6320435A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS527317A (en) * | 1975-07-08 | 1977-01-20 | Nippon Steel Corp | Stainless steel having excellent malleability |
| JPS53133524A (en) * | 1977-04-26 | 1978-11-21 | Kobe Steel Ltd | Austenitic stainless steel for cold forging |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN111041547A (zh) * | 2019-12-18 | 2020-04-21 | 常熟颢文电子科技有限公司 | 带螺纹不锈钢工件多弧离子镀铝前处理方法 |
| CN111041547B (zh) * | 2019-12-18 | 2021-06-15 | 常熟颢文电子科技有限公司 | 带螺纹不锈钢工件多弧离子镀铝前处理方法 |
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