JPS63203529A - 包装機械における自動サイズチエンジ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は包装機械におけるサイズチェンジの自動化に適
用される包装機械における自動サイズチェンジ装置に関
する。

［従来の技術１ 従来包装機械において、一つの機械で扱う製品種類を替
えて、運転出来る様にする場合、数十個所のガイド、プ
レート、ブラケット等を生産する品種に合わせ、人手で
交換調整を行なっているので、その交換調整に数十分か
ら数時間を要していた。第２図（Ａ）　（Ｂ）は従来の
包装機械でのサイズチェンジ個所の一般的な例を示すも
のである。ガイド０１，０４はハンドル０７を人手で回
して品種毎にあらかじめ決めている設定位置に合わせる
。

ストッパ８２．０３も同様に人手で動かし調整する。こ
の様にサイズチェンジに際して人手で動かし調整セット
する個所が１台の機械で数十個所もあるため、時間も数
十分から数時間を要しており時間及び労力がかかつてい
た。又品種による設定位置の認識や設定位置の再現性等
も人手で行なうため困難であるとともに、バラツキの発
生する割合が多くなり精度が悪くなる欠点がある。

［発明が解決しようとする問題点］ 従来の包装機械におけるサイズチェンジには以下の問題
点があった。

（１）部品の交換や位置替えを人手により行なつている
ので、サイズチェンジに時間がかかるとともに、労力を
要する。

（２）　　品種による設定位置の認識や設定も人手によ
るので、位置のバラツキが起りやすく、再現性が悪く、
さらに位置の微調整等の調整作業に時間と労力を要する
。

（３）　　サイズチェンジ時間が長いのでラインの生産
性が落ちる。

本発明は、上記従来の問題点を解消し、短時間でかつ高
精度で再現性のよいサイズチェンジが自動的にできる包
装機械における自動サイズチェンジ装置を提供すること
を目的とする。

［問題点を解決するための手段］ 本発明による包装機械における自動サイズチェンジ装置
は、各部品の移動および位置決めを行なう誘導モータと
、前記各部品の移動量を検知しフィードバックする回路
と、前記各部品の移動量設定値を記憶する手段を存し、
同設定値に応じ前記誘導モータを駆動する制御装置と、
前記制御装置に前記各部品の移動量を入力する手段とを
具備してなることを特徴とする。

［作　用］ 本発明によれば、サイズチェンジに当り、各部品の移動
や位置決めを誘導モータを使って行ない、各軸の移動量
を例えばエンコーダにより、フィードバックすることに
より位置決めの精度をよくし、さらにマイコンを用いて
品種による位置決め位置の設定制御を行ない、さらにま
た多品種（数十種類）を操作ボックス上から数値入力及
びティーチング入力により設定することにより、短時間
でかつ高精度のサイズチェンジを自動的に行なうことが
できる。

［実施例］ 第１図は本発明の一実施例の構成を示す図であり、１は
コントローラ、２はＣＲＴ付操作盤、２ａはＣＲＴ、２
ｂはスイッチ、３はハンディ−タイプ操作ボックス、３
ａは表示装置、３ｂはスイッチ、４はプリンタ、５は誘
導モータ、６はエンコーダ、７はケーブルを示す。

第１図において、ＣＲＴ２ａ又はハンディ−タイプ操作
ボックス３から各軸分毎、多品種骨の設定値をスイッチ
２ｂ、３ｂからデータ入力することが出来るとともに、
ティーチング入力することも出来る。このデータをコン
トローラ１のメモリへ記憶させておき、ある品種のサイ
ズへ切換えたい時、その品種のスイッチ２ｂ、３ｂを入
れることにより、その品種における各軸の設定値へ各軸
の誘導モータ５は自動的に移動し、位置決めを行なう。

ＣＲＴ２ａ及びハンディ−タイプ操作ボックス３の両方
で、各品種各軸の設定値現在値をリアルタイムにＣＲＴ
２ａと表示装置３ａに表示出来る。誘導モータ５による
位置決めは、軸に取付けられたエンコーダ６によって回
転位置、回転数を検出しコントローラ１へ信号をフィー
ドバックする。コントローラ１において演算し、現在の
絶対位置を検出記憶し、その品種の設定値と現在値との
差があらかじめ設定した精度範囲内に納まる迄モータを
正逆転させ位置決めを行なう。精度範囲に納まらない場
合は位置決め異常として警報を出すことによって異常処
理を行なうことが出来る。

ハンディ−タイプ操作ボックス３は、コントローラ１か
ら移動ケーブル７で接続され手持ちで操作し易い場所へ
簡単に持ち運ぶことが出来る。このハンディ−タイプ操
作ボックス３から次のことが行なえる。

（１）品種、軸ナンバーの選択 （２）各軸の設定値及び現在値の数字表示による読取り （３）各軸の設定値のスイッチからの設定（４）各軸の
手動による駆動操作 （５）ティーチング入力による各軸の設定値の設定 （６）位置決め中の停止 各軸のモータの運転順序はプログラマブルに変えること
が出来る。

ある品種からある品種への切換えは、誘導モータ５を０
位置迄戻す必要はなく、品種の設定値間を直接移動する
ことが出来短時間に切替えることが出来る。

上記本発明の一実施例によれば、例えば２４軸分制御出
来、又３軸間時駆動が可能である為、８軸分の切替え時
間で２４軸を切替えることが出来、多量のサイズチェン
ジ個所を短時間でサイズチェンジすることが出来る。

［発明の効果］ 本発明によれば、例えば、０点復帰不要で２地点間の最
短距離移動可能な制御及び同時３軸駆動可能な制御で短
時間にしかも高精度で再現性の良いサイズチェンジが出
来る。また、誘導モータを使うことにより、大きな負荷
でも適用出来しかも安価で構成出来る。さらに、ハンデ
ィ−タイプ操作ボックスからスイッチ入力または、ティ
ーチングで簡単に設定出来、あらゆる品種に素早く対応
出来るので生産性を向上させることができる。さらにま
た誘導モータの駆動順序をプログラマブルに設定可能と
することにより、無駄のない動作順序により、短時間に
サイズチェンジ出来る等の優れた効果が奏せられる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成を示す図、第２図は従
来の包装機械での手動によるサイズチェンジ個所の例を
説明するための図である。 １・・・コントローラ、２・・・ＣＲＴ付操作盤、３・
・・ハンディ−タイプ操作ボックス、５・・・誘導モー
タ、６・・・エンコーダ。 出願人代理人　弁理士　鈴　江　武　５第１図 （Ａ） 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 各部品の移動および位置決めを行なう誘導モータと、前
   記各部品の移動量を検知しフィードバックする回路と、
   前記各部品の移動量設定値を記憶する手段を有し、同設
   定値に応じ前記誘導モータを駆動する制御装置と、前記
   制御装置に前記各部品の移動量を入力する手段とを具備
   してなることを特徴とする包装機械における自動サイズ
   チェンジ装置。