JPS63203086A

JPS63203086A - 映像信号処理回路

Info

Publication number: JPS63203086A
Application number: JP3448987A
Authority: JP
Inventors: Yuji Ito; 雄司伊藤
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1987-02-19
Filing date: 1987-02-19
Publication date: 1988-08-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的〕（産業上の利用分野）本発明は映像信号処理回路に関し、詳しくは輝度・色信
号分離用のくし形回路の出力信号処理回路に関する。

（従来の技術）従来の映像信号処理回路の一例を＄２図に示す。例えば
ビデオテープレコーダに入力された複合映像信号（第３
図（ａ）参照）は端子（１）から自動利得制御（ＡＧＣ
）回路（２）に入力され、さらにこの回路（２）を介し
てくし形回路りに入力される。ここでは輝度信号と色信
号が分離され、輝度信号は加算回路（３ａ）から出力さ
れ、色信号は減算回路（３ｂ）から出力される。さらに
分離された輝度信号は１Ｈ遅延線（３Ｃ）がガラス遅延
縁の場合にはそのガラス遅延線の帯域分（約３．５８Ｍ
Ｈｚ　ｔｈｏ、５ＭＨｚ　）のもちあがりを補正する周
波数特性（ｆ特）補正回路（４）及び、ざらにＨ相関の
ない場合の色信号成分のもれ（第３図（ｂ）参照）を除
去するだめの色信号除去回路（通常は３．５３ＭＨｚの
トラップ）（５）に入力される。

色信号除去回路（５）の出力は直流（ＤＣ）補正・Ｙく
し形回路（６）にて直流変動成分が除去されて、エンフ
ァクス回路（７）Ｋ入力される。そして、最後にＦＭ変
調器（８）に入力されてへ変調され、図示せぬ記録用増
幅器に入力される。この増幅器では低域変換された色信
号と合成され、磁気テープ上に記録される。

色信号除去回路（５）の出力はまた１Ｈ遅延線（９）及
びリミッタ０呻にも入力される。リミッタＧＯ）では１
Ｈ前後の輝度信号の差信号が抽出され、これがローパス
フィルタ（ＬＰＦ　）　（ｌυを介して相関検出回路ａ
のに入力される。そしてこの検出回路住りにて輝度信号
のＨ相関が検出される。この検出出力はスイッチＱ３を
切換制御するのに使用され、相関有りのときはスイッチ
（１３１は端子ａ側に接続され、減算回路（３ｂ）から
の出力信号がこのスイッチ崗を介して３．５８ＭＨｚの
バンドパスフィルタ（ＢＰＦ）αもさらに自動色制御（
ＡＣＣ）回路（Ｌ騰に入力される。相関無しのときはス
イッチ（１３は端子す側に接続され、へ〇〇回路（２）
の出力を増幅回路ａｅで増幅（５ｄＢ）　した出力が３
．５３ｈｉｌｌｓＢＰＦ　（１４）に入力されるように
なる。このように相関の有無により信号の切換えを行う
ことをしない場合、くシ形回路（３）の色信号出力は第
３図（Ｃ）のようになり、非相関部分（第３図（ａ）の
イ部分参照）にて正常な色信号が得られなくなる。とこ
ろが、上述したように増幅回路（ＩＱで５ｄＢ増幅した
信号に切換えることにより、色信号出力は第３図（ｄ）
に示すように正常なものとなる。なお、３．５８ＭＨｚ
　ＢＰＦ　Ｑ４）は輝度信号成分を除去するだめのもの
である。また色信号の相関の有無は輝度信号の相関の有
無と略同じということから、この場合、色信号の相関の
有無を輝度信号の相関検出信号（第３図（ｅ）参照）を
用いて検出している。

なお、ＤＣ補正・輝度信号（Ｙ）　＜　Ｌ形回路（６）
は１Ｈ遅延線（９）の出力と現在の出力とを用いて構成
されている。

上述した映像信号処理回路において、輝度信号出力は非
相関時の色信号のもれ込みを除去するため色信号除去回
路（５）（％性を第４図の実線で示した）を通過してお
り、帯域制限を受けている。約２．５ＭＨｚ以上の周波
数ではその周波数特性が減衰しており、再生画質向上の
ために輝度信号の広帯域化を図ろうとするとき問題にな
っていた。

（発明が解決しようとする問題点）従来は輝度信号の広帯域化を行おうとすると、どうして
も色信号除去回路が問題となってしまっていた。

本発明は上述した点にかんがみてなされたもので、非相
関時の色信号のもれ込みを防ぎつつ、相関時の輝度信号
の広帯域化が図れる映像信号処理回路を提供することを
目的とする。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段）本発明では輝度・色信号分離くし形回路の輝度信号出力
を相関検出信号を用いてＨ相関のある場合には色信号除
去回路を通さずに出力し、Ｈ相関のない場合には色信号
除去回路を介して出力するように構成したものである。

（作用）上述の構成によりＨ相関のある場合には記録する輝度信
号の広帯域化がはかれ、かつ非相関時の輝度信号に対す
る色信号のもれ込みも除去される。

（実施例）以下、本発明になる映像信号処理回路の一実施例を第１
図にもとづき説明する。なお、第２図と同一部分には同
一符号を付してその説明は省略する。

本実施例の第２図と異なる部分は色信号除去回路（５）
の次段にこの回路（５）の出力を選択するか、この回路
（５）を介さない信号を選択するかのスイッチｒ２１）
を設け、かつ相関検出回路ａつの検出出力でこのスイッ
チシυの切換えを制御する点である。

次に本実施例回路の動作について説明する。第２図の従
来回路の説明と重複を省くため、異なるところを中心に
説明する。

端子（１）に入力された複合映像信号はくし形回路（３
）により輝度信号と色信号とに分離される。輝度信号出
力は周波数特性補正回路（４）を通った後、色信号除去
回路（５）に入力される。本実施例においては、輝度信
号出力としてこの色信号除去回路（５）の出力、または
この色信号除去回路（５）を通らない信号のいずれかを
選択する。すなわち、相関検出回路ａりにて輝度信号に
Ｈ相関が認められるときはスイッチ（財）は端子ａ側に
接続され、色信号除去回路（５）を通らない信号が直流
レベル補正回路（６）に入力されるようになる。これに
より相関がある場合は、第４図に示したような帯域制限
をなくシ、輝度信号の広帯域化が図れる（第４図に点線
で示す）。

一方、Ｈ相関が認められないときにはスイッチ（２１）
は端子す側に接続され、色信号除去回路（５）を通った
信号が直流レベル補正・Ｙ＜Ｌ形回路（６）に入力され
る。これにより相関のない場合には色信号の輝度信号へ
のもれ込みを防止することができる。

本実施例の回路はＦＭキャリア周波数を高い周波数にシ
フトして輝度信号の広帯域化を図ろうとするとき特に有
用である。

なお、第１図の回路においては色信号除去回路（５）の
前後の信号を切換えているが、単純に色信号トラップ回
路を相関信号でＯＮ、　ＯＦＦすることでも同様の動作
を実行できる。

〔発明の効果〕

以上述べたように本発明によれば、信号に相関のある場
合には記録しようとする輝度信号の広帯域化がはかれ、
非相関の場合には輝度信号に対する色信号のもれ込みも
除去することのできる映像信号処理回路を提供すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明になる映像信号処理回路の一実施例を示
すブロック図、第２図は従来の映像信号処理回路の一例
を示すブロック図、第３図は第２図の回路の各部信号出
力を示す図、第４図は第２図の回路の輝度信号出力の周
波数特性を示す図である。３・・・くし形回路、　　　　５・・・色信号除去回路
、９・・・１Ｈ遅延線、１０・・・リミッタ、１２・・
・相関検出回路、２１・・・スイッチ。代理人　弁理士　　則　近　憲　缶周　　　宇治　弘叩 Δ・・０４

Claims

【特許請求の範囲】

複合映像信号を輝度信号と色信号とに分離するくし形回
路と、この回路の出力輝度信号から色信号成分を除去す
るための色信号除去回路と、くし形回路の出力信号のう
ち色信号除去回路の出力及びこの色信号除去回路を介さ
ない出力のいずれかを選択して出力するスイッチ手段と
、このスイッチ手段の後段に設けられ、１Ｈ（Ｈは水平
走査期間）遅延線を用いて１Ｈ前と現在の輝度信号を比
較し、Ｈ相関性の有無を検出する相関検出回路とを具備
し、この検出回路の検出出力によりＨ相関がある場合に
はスイッチ手段を制御して前記色信号除去回路を介さな
い出力を選択して輝度信号出力として出力させるように
し、Ｈ相関がない場合にはスイッチ手段から色信号除去
回路の出力を出力させるようにしたことを特徴とする映
像信号処理回路。