JPS63202683A - 厚表紙本の表紙取り付け用ホツトメルト接着剤 - Google Patents

厚表紙本の表紙取り付け用ホツトメルト接着剤

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JPS63202683A
JPS63202683A JP63031994A JP3199488A JPS63202683A JP S63202683 A JPS63202683 A JP S63202683A JP 63031994 A JP63031994 A JP 63031994A JP 3199488 A JP3199488 A JP 3199488A JP S63202683 A JPS63202683 A JP S63202683A
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adhesive
resin
weight
cover
copolymer
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JP63031994A
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English (en)
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トーマス・ピー・フラナガン
チヤールス・ダブリユ・クライン
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Ingredion Inc
Original Assignee
National Starch and Chemical Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B42BOOKBINDING; ALBUMS; FILES; SPECIAL PRINTED MATTER
    • B42CBOOKBINDING
    • B42C9/00Applying glue or adhesive peculiar to bookbinding
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09JADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
    • C09J153/00Adhesives based on block copolymers containing at least one sequence of a polymer obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Adhesives based on derivatives of such polymers
    • C09J153/02Vinyl aromatic monomers and conjugated dienes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L2666/00Composition of polymers characterized by a further compound in the blend, being organic macromolecular compounds, natural resins, waxes or and bituminous materials, non-macromolecular organic substances, inorganic substances or characterized by their function in the composition
    • C08L2666/02Organic macromolecular compounds, natural resins, waxes or and bituminous materials
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L2666/00Composition of polymers characterized by a further compound in the blend, being organic macromolecular compounds, natural resins, waxes or and bituminous materials, non-macromolecular organic substances, inorganic substances or characterized by their function in the composition
    • C08L2666/28Non-macromolecular organic substances

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 厚表紙本の製本およ接合〔“表紙の接合”または“再製
接合(edition bound)”とも称される〕
において最後の操作の一つは、本のブロックを厚表紙ま
たは“表紙”に中に固定する“表紙取り付け”工程であ
る。更に明確には、厚表紙本の為のブックカバーまたは
表紙は“サンドイッチ”の構造であるかまたは表紙材料
、表紙製造用接着剤および表紙用厚紙より成る積層物で
ある。次いで、予備成形された表紙を本のブロックの端
の各紙に接合して、完成された表紙を形成する。
一般に表紙取り付け工程には、以下の四つの基本的な段
階が含まれる: (1)“ウィングと呼ばれる垂直の平版の金属製板に手
でまたは機械的に跨がらせて置かれた本のブロックの最
初の頁と最後の頁〔“末端の紙(endpapers)
”または“末端のシート(endsheets)”の外
側に均一に接着剤を塗布する。
次いでこのウィングは機械的に本のブロックを持ち上げ
、接着剤を外側の末端の頁に塗布する一対のローラーの
間を引っ張られる。
(2)接着剤の塗布された本のブロックを、予備成形体
された表紙の間の、両方の外側面が接着されるべき位置
に挿入する。接着剤の塗布操作および表紙の製造操作は
一般に、本が持ち上げられて接着剤を塗布する一対のロ
ールの間を通る時に、本と表紙がそれぞれの背で合うよ
うに同時に行う。ウィングを連続的に持ち上げると、表
紙の前側と後ろ側が本のブロックの所にやって来る。
(3)本のブロックと表紙は互いに押され、にかわまた
は接着剤が両者を互いに接合する。一般には、この段階
は、表紙取り付けされた本が出される前に機械的に行わ
れるかまたは本のブトツクと表紙の単位をウィングから
除き留め金で留める(clasping)ことによって
手で行う。
(4)表紙取り付けは、乾燥後に本を水平に置くように
熱および圧力を本に負荷する“ビルディング・イン(b
uilding−in)”と呼ばれる全く別の製本操作
に直接的に続いている。本のブロックを包む厚表紙また
は表紙に圧力を負荷しそしてしばしば、本のブロックの
接合部の形状に一致させて表紙の接合部を曲げる一対の
金属製の“形成用アイロン”の間で加熱する。
これらの表紙取り付け法には沢山の問題および欠点があ
る。本のブロックおよび表紙は、加工される間に、継続
的に停止したり、突然のおよび無様な動きで動き出した
りする。これが問題およびむらのある動作、相当な程度
の補修、作業の遅延および頻発する故障をもたらし、こ
れら全てが製本費用を高くしている。
本のブロックをエマルジョン系接着剤で接合する場合の
如(、若干の場合には、接着剤での接合を可能とする為
に表紙取り付けの前に乾燥期間が必要とされ。必要とさ
れる乾燥期間の経過以前に接合から表紙取り付けに直接
的に移行すると、接着剤での接合部に過度の応力が掛か
り、崩壊を引き起こし、ばらばらになるかまたは不整列
な本およびそれ故の製本損じが相当に生じる。これらの
場合には、本のブロックはしばしば表紙取り付けまでの
乾燥期間滑り板の上に積み重ねておきそれによって遅延
が生じ且つ追加的な作業が必要とされる。堆積物の底の
方の本のブロックは、上部の本ブロック自体の重量で圧
縮される傾向がある。しかし表紙取り付け装置において
にかわまたはペーストを塗布するローラーを、許容誤差
に近似する範囲に調整しそして空隙を決めなければなら
ない。
従って、表紙取り付け装置運転者はローラーを再調整す
る為に装置を頻繁に停止しなければならない。このよう
に正確に行う欠点は比較的に厚い本の単位に過剰に接着
剤を塗布することに成ることである(“ずり動き減少(
creepage)”)。
それによって多過ぎる接着剤が本のブロックの辺にすり
動きそして何枚かの外側の頁を一緒に接合するかまたは
積み重ね物の下の方で本の薄いブロックに不適切な接着
剤塗布をもたらす。
表紙に取り付けるべき本のブロックの形に依存して、そ
れ故に三対のローラー全部を連続的に再調整しなければ
ならない。多対ローラーを用いることは、更に、“接着
剤用容器”を運転スケジュールの完了時点で掃除する時
に多量の接着剤を捨てる必要を生ぜしめる。
また、そんな場合、二つが互いに圧縮された後に本のブ
ロックを手で再び合わせる必要が運転者にしばしばある
。装置の始動および停止に関連して生じる段差の為に、
しばしば整列しなくなる。余分な作業が必要とされるの
に加えて、若干の場合にはこの不整列は、本のブロック
と表紙とを手で分離したりまた再加工したりする必要が
ある程に過酷なものである。再生の前にこの本ブロック
は、接着剤で装置の各手段が汚れるのを避ける為に乾燥
しなければならない。
用いる接着剤または各段階に厳しい要求をする上記の複
数の複雑な段階は注意深く監視しなければならないしま
た接着剤の不完全さを補足する為に調節をしなければな
らたい0例えば、一般に用いられる水含有接着剤は、接
合物を成形しなければならない解放時間の限界を有して
いる。必然的に機械的な減速または停止の間に必要とさ
れる積極的な粘着性がしばしば失われ、接合不足および
廃棄紙を生ぜしめる。更に水をベースとする接着剤を用
いることは、充分な乾燥時間を伴う場合でさえ、しばし
ば湿分が末端の紙をとおして本の各員にしみ通り、それ
らの頁に皺を生ぜしめる。
今完成した本をよくあるように乾燥した場合には、それ
らは不都合によじれるであろう。歴史的に用いられてい
る水含有接着剤によって表紙に導入される水は、低い湿
度の場合に特に酷い他の沢山の問題をもたらす。水を含
む接着剤からの水は表紙の厚紙に吸収される。表紙の厚
紙は比較的に厚(且つ水が表紙の内側から表紙の厚紙に
浸透する。表紙の厚紙の外側は表紙のクロスまたは表紙
材料によって一般に位置を保持されそして動きを制限さ
れている。これによって層状態に膨潤するかまたは表紙
を包む厚紙材料の紙繊維の一方の側に膨潤を引き起こす
表紙の包装は不変の問題であり、厚紙材料が一般に乾燥
している冬の時期に過大視される。(水含有接着剤で接
合された)本の表紙取り付けを、表紙取り付け直後に本
を圧縮しそして添加された水の全てが本の到る所で平衡
な分布に達したならば、表紙包装の問題が解消される。
勿論、これは過度に長い時間を必要とし、連続的な製造
ラインにおいて不可能である。
本発明者は、^−B−Aタイプのブロック共重合体およ
び多ブロツク共重合体から製造される感圧ホットメルト
接着剤組成物が特に表紙取り付け操作において特に有用
であることを見出した。
従って本発明は、 (1)20〜35重量%のA−B−Aブロック共重合体
またはA−B−A−B−A−B多重ブロック共重合体、
但しA成分はスチレンでそしてB成分はブタジェンまた
は水素化ブタジェンでありそして該共重合体は100部
の共重合体当たり少なくとも28部のスチレンを含有し
ている、 (2)45〜70重量%の相容性粘着性樹脂、(3)5
〜30重量%の可塑化油、 (4)0〜5重量%のワックスおよび (5) 0.1〜2重量%の安定剤 を含有するホットメルト感圧接着剤を用いて本を表紙に
固定するかまたは貼り付けることによる、厚表紙本の表
紙取り付け法に関する。
更に特に、本発明は、ホットメルト接着剤がブロック共
重合体として100部の該共重合体を基準として少なく
とも35部のスチレンを含有している多重ブロック共重
合体を含有する、上記の方法に特に適合するホットメル
ト接着剤の使用方法に関する。
本発明で用いる接着剤組成物の第一成分は一般式 AmB−AまたはA−B−A−B−A−B〔式中、重合
体のブロックAは非エラストマー性スチレンブロックで
あり、一方エラストマー性ブロックBはブタジェンまた
は部分的にまたは実質的に水素化されたブタジェン□多
米国特許第3.700.633号(Wald等に197
2年10月24日に付与)に開示されている如きもの□
である。〕 選択された条件をブタジェンブロックを水素化するのに
用いることができ、一方スチレン重合体ブロックは変性
しない。他の条件は重合体鎖に沿って実質的に均一に水
素化するのに選択できる、それのエラストマー性ブロッ
クと非エラストマー性ブロックの両方が、部分的にまた
は実質的に完全であるのと殆ど同じ程に水素化される。
更にそれらは線状でもまたは分岐していてもよい。代表
的な分岐構造は、中心から放射状に出ているかまたは他
の所で互いに連結している少なくとも三つの技を持つエ
ラストマ一部分を含有している。
本発明で有用な代表的なゴム様共重合体にはポリスチレ
ンーポリブタジエンーポリスチレンおよび例えばポリス
チレン−ポリ(エチレンブチレン)−ポリスチレンがあ
る。これらの共重合体は、例えば米国特許第3.239
.478号()larlanに1966年3月8日に付
与);同第3,427,269号(Davisに196
9年2月11日に付与);同第3.700゜633号(
Walds等に1972年10月24日に付与);同第
3,753,936号(Marrs等に1973年8月
21日に付与);および同第3.932.327号(N
aylorに1976年1月13日に付与)に開示され
ている方法を用いて製造できる。また若干のものは5e
ll Chemical Co、社からクレートン(K
raton) 1101.1102.1650および1
657なる商品名でおよびPh1llips Chem
ical Co、社からツルプレン(Solprene
)418および423なる商品名で市販されている。
本発明で用いるのに最も適するもには、エラストマー性
ブロックがブタジェンでありそして非エラストマー性ブ
ロックがスチレンでありそしてスチレンが比較的に高濃
度−即ち35%以上の濃度で□存在している線状のA−
B−A−B−A多重ブロック共重合体がある。上記の要
求に適合する現時点で市販されているブロック共重合体
はFirestone社からステレオン(Stereo
n)840^−57部がブタジェンで43部がスチレン
−およびステレオンSR7092−50部がブタジェン
で50部がスチレン−の商標名で市販されている。これ
らの高スチレン含有共重合体と他の相容性のあるブロッ
ク共重合体の混合物も用いることができる。
接着剤組成物において有用な粘着性樹脂には、炭化水素
樹脂、合成ポリテルペン類、ロジンエステル類、天然テ
ルペン類およびこれらの類似物がある。特に、有用な粘
着性樹脂には相容性樹脂またはそれらの混合物、例えば
(1)天然−および変性ロジン類、例えばガムロジン、
ウッドロジン、トール油、ロジン、蒸留ロジン、水素化
ロジン、二量体化ロジンおよび重合したロジン;(2)
天然−および変性ロジン類のグリコール−およびペンタ
エリスリトール−エステル、例えばベール、ウッドロジ
ンのグリセロールエステル、水素化ロジンのグリセロー
ルエステル、ロジンのフェノール変性したペンタエリス
リトールのグリセロールエステル;(3)天然のテルペ
ン類の共重合体および三元共重合体、例えばスチレン/
テルペンおよびαメチル−スチレン/テルペン; (4
) ASTMの828−58Tの方法で測定される軟化
点が約80〜150℃であるポリテルペン樹脂、このポ
リテルペン樹脂は一般にテルペン炭化水素、例えばピネ
ンとして知られている二環式モノテルペンの如き樹脂を
フリーデルタラフト触媒の存在下に穏やかな低温で重合
することで得られ、水素化ポリテルペン樹脂も包含され
る;(5)フェノール変性テルペン樹脂はその水素化誘
導体、例えば酸性媒体中で二環式テルペンとフェノール
とを縮合することで得られる樹脂生成物;(6)約70
’C〜135℃の球環法軟化点を持つ石油系脂肪族炭化
水素樹脂、この樹脂は第一にオレフィンとジオレフィン
より成る単量体を重合することで得られ、水素化された
石油系脂肪族炭化水素樹脂が包含される;(7)石油系
芳香族炭化水素樹脂およびそれの水素化誘導体;および
(8)石油系脂環式炭化水素樹脂およびそれの水素化誘
導体がある。上記粘着性樹脂の二種類以上の混合物も若
干の調製物に必要とされ得る。
特別な粘着性付与剤の選択は大部分が用いられる特別な
ブロック共重合体に依存している。
本発明で用いる為の特に有利な接着剤調製物は、約10
0〜120℃の球環法軟化点を持つ変性テルペン樹脂、
例えばシナタック(Zonatac) 105を粘着性
付与に用いる場合には、線状の多重ブロックのステレオ
ン(Stereon)タイプのテルペン共重合体が最適
な性質をもたらす。
本発明で利用する適切な安定剤または酸価防止剤には、
高分子量の立体障害フェノールおよび多官能性ファノー
ル、例えば硫黄含有およびリン含有フェノールがある。
立体障害フェノール類は当業者に良く知られており、こ
のものはこのもののフェノール水酸基に極めて接近した
ところに嵩のある基を有している。特に第三ブチル基が
、フェノール水酸基に対してオルト位の少なくとも一つ
においてベンゼン環に結合している。水酸基の付近に立
体的に嵩張ったこの置換基が存在することが、該水酸基
の伸縮頻度およびこれに相応してその反応性を阻害する
役割を果たす。それ故にこの立体障害は安定な性質を持
つフェノール化合物を提供する。立体障害フェノールの
代表的なものには以下のものがある: 1.3.5−トリメチル−2,4,6−)リス(3,5
−ジ第三ブチルー4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、
ペンタエリスリチル−テトラキス−3(3,5−ジ第三
ブチルー4−ヒドロキシフェニル)−プロピオナート、
n−オクタデシル−3(3,5−ジ第三ブチルー4−ヒ
ドロキシフェニル)−プロピオナート、4.4’−メチ
レンビス(2,6−第三ブチル−フェノール)、4,4
°−チオビス(6−第三ブチル−0−クレゾール) 、
2.6−ジ第三ブチル−フェノール、6−(4−ヒドロ
キシフェノキシ)−2,4−ビス(n−オクチルチオ)
−1,3,5−)リアジン、ジ−n−オクタデシル−3
,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシベンジルホスホナ
ート、2−(n−オクチルチオ)エチル−3,5−ジ第
三ブチルー4−ヒドロキシベンゾエートおよびソルビト
ール−ヘキサ−(3−(3,5−ジ第三ブチルー4−ヒ
ドロキシフェニル)プロピオナート〕がある。
更にこれらの酸化防止剤の性能は、これらと−緒に公知
の相乗剤、例えばチオジプロピオナートエステル類およ
びホスフィツト類を用いることによって更に高めること
ができる。特にジステアリルチオジプロビオナートが有
利である。
これらの安定剤は□使用する場合には□一般式0.1〜
1.5重量%、殊に0.25〜1.0重量%の量で存在
している。
種々の可塑化油または増量油も湿潤作用および/または
粘度調整す・る為に組成物中に5〜約30重量%、殊に
5〜25重量%の量で存在している。上記組成物は通例
の可塑化油だけを広い範囲で含有しているだけではなく
、オレフィン系オリゴマーおよび低分子量重合体並びに
植物性および動物性油およびそれれの誘導体を用いるこ
とも考えられる。石油から誘導される用いられる油は、
僅かな割合(殊に30重量%より少ない量、特に15重
量%より少ない量の油)でしか芳香族系炭化水素を含有
していない比較的に高沸点の原料である。また、か\る
油は全体的に非芳香族であってもよい、オリゴマーには
ポリプロピレン、ポリブタジェン、水素化ポリイソプレ
ン、水素化ポリブタジェン、または約350〜約10,
000の間の平均分子量を有している類似物である。植
物性−および動物性油は通例の脂肪酸のグリセリルエス
テル類およびその重合生成物を含有している。
種々の誘導されたワックスは、接着剤の溶融条件におい
て流動性をおよび接合する為に可撓性を付与しそして接
合するセルロース繊維の為の湿潤剤として役立てる為に
組成物に15重量%より少ない量で使用する。このワッ
クスは石油または、ガス、石炭および炭化水素を含めた
他の原材料から誘導できる。“石油から誘導されるワッ
クス”という言葉は、130〜225°Fの範囲内の融
点を持つパラフィンおよびミクロクリスタリン・ワック
スの両方、並びに低分子量のポリエチレンまたはフィッ
シャー・トロプシュ(Fisher−Tropsch)
ワックスを包含する。
更にホットメルト接着剤組成物には、補強剤としておよ
び/またはある種の基体への接合性を促進する為に、1
7〜42χのビニルアセテートを含有するエチレンビニ
ルアセテート共重合体を約10重量2まで添加してもよ
い。接着剤組成物は、均一な混合物が得られるまで、約
2時間にわたって約130〜200℃の温度で溶融状態
で各成分を混合することによって製造される。混合の色
々な方法は従来公知であり、均一な混合物を製造するあ
らゆる方法が満足される。
次いで、得られた接着剤を本を表紙に据えつける表紙取
り付け法で使用する。この方法は接着剤での、縫い付け
または他の機械的な方法での本のブロックの結合に用い
るのに適している。
本の背張り部分は角背または丸みを帯びた背でもよい。
x岱脳 10部のホワイトUSP鉱油および0.2部のイルガノ
ックス(Irganox) 1010−酸化防止剤−を
325@F(165℃)で21部のステレオン840A
と混合する。混合物が均一に成った時に、9部の油を添
加し、次いで60部のエスコレッツ(Escorez)
 2393−Exxon社の脂肪族芳香族炭化水素系粘
着剤□を添加する。
得られる感圧接着剤は325°F(165℃)で測定す
ると2100cpsの初期粘度(ブルックフィールド粘
度計)および350 @F(175℃)で72時間貯蔵
した後に670cpsの粘度を示す。
離型紙をマッカイン(McCain)とじした本のブロ
ックの一方の端の紙の下に挿入する。次いでこの端の紙
に、熱いガラス製棒を用いて上記のホットメルト接着剤
を引き下ろして塗布する。
過剰のホットメルト接着剤を端の紙と離型紙との接点か
ら挟み取る。次いで、端の紙に塗布された接着剤は、予
備成形された本の表紙の内側に貼り付けられそしてこの
操作を本のブロックのもう一つの面に対して繰り返す。
本のブロックに皺は生じず、表紙の歪みも認められなか
った。
同様な結果が、スチレンが100部の共重合体当たり少
なくとも約28部の量で存在するという条件を持つスチ
レン−ブタジェン−ブロック共重合体を基礎とする他の
感圧ホットメルト接着剤組成物を用いても得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)(a)ホットメルト感圧接着剤を本のブロックの最
    初と最後の頁の外側に塗布し、 (b)接着剤を塗布した本のブロックを、上記二つの頁
    が接合されるべき位置において、予備成形された表紙中
    に挿入し、 (c)本のブロックと表紙とを互いに圧縮して両者を接
    合する 各段階より成る厚表紙本の表紙取り付け法において、ホ
    ットメルト感圧接着剤が (1)20〜35重量%のA−B−Aブロック共重合体
    またはA−B−A−B−A−B多重ブロック共重合体、
    但しA成分はスチレンでそしてB成分はブタジエンまた
    は水素化ブタジエンでありそして該共重合体は100部
    の共重合体当たり少なくとも28部のスチレンを含有し
    ている、 (2)45〜70重量%の相容性粘着性樹脂、(3)5
    〜30重量%の可塑化油、 (4)0〜5重量%のワックスおよび (5)0.1〜2重量%の安定剤 を含有することを特徴とする、上記方法。 2)ホットメルト接着剤組成物中の粘着性樹脂が(1)
    天然−および変性ロジン類、(2)天然の変性ロジン類
    のグリコール−およびペンタエリスリトール−エステル
    、(3)天然−およびテルペン類の共重合体および三元
    共重合体、(4)ASTMのE28−58Tの方法で測
    定される軟化点が約80〜150℃であるポリテルペン
    樹脂、(5)フェノール変性テルペン樹脂およびそれの
    水素化誘導体、(6)約70℃〜135℃の球環法軟化
    点を持つ石油系脂肪族炭化水素樹脂、(7)石油系芳香
    族炭化水素樹脂およびそれの水素化誘導体および(8)
    石油系脂環式炭化水素樹脂およびそれの水素化誘導体よ
    り成る群から選択されるあらゆる相容性樹脂またはその
    混合物である請求項1に記載の方法。 3)ホットメルト接着剤中に17〜42%のビニルアセ
    テートを含有している10%までのエチレン−ビニルア
    セテート共重合体が追加的に存在している請求項1に記
    載の方法。 4)(a)ホットメルト感圧接着剤を本のブロックの最
    初と最後の頁の外側に塗布し、 (b)接着剤を塗布した本のブロックを、上記二つの頁
    が接合されるべき位置において、予備成形された表紙中
    に挿入し、 (c)本のブロックと表紙とを互いに圧縮して両者を接
    合する 各段階より成る厚表紙本の表紙取り付け法において、ホ
    ットメルト感圧接着剤が (1)20〜35重量%のA−B−A−B−A−B多重
    ブロック共重合体、但しA成分はスチレンでそしてB成
    分はブタジエンでありそしてシトレン成分が100部の
    共重合体当たり少なくとも35部の量で存在し、 (2)45〜70重量%の相容性粘着性樹脂、(3)5
    〜30重量%の可塑化油、 (4)0〜5重量%のワックスおよび (5)0.1〜2重量%の安定剤 を含有することを特徴とする、上記方法。 5)ホットメルト接着剤組成物中の粘着性樹脂が(1)
    天然−および変性ロジン類、(2)天然−および変性ロ
    ジン類のグリコール−およびペンタエリスリトール−エ
    ステル、(3)天然のテルペン類の共重合体および三元
    共重合体、(4)ASTMのE28−58Tの方法で測
    定される軟化点が約80〜150℃であるポリテルペン
    樹脂、(5)フェノール変性テルペン樹脂およびそれの
    水素化誘導体、(6)約70℃〜135℃の球環法軟化
    点を持つ石油系脂肪族炭化水素樹脂、(7)石油系芳香
    族炭化水素樹脂およびそれの水素化誘導体および(8)
    石油系脂環式炭化水素樹脂およびそれの水素化誘導体よ
    り成る群から選択されるあらゆる相容性樹脂またはその
    混合物である請求項4に記載の方法。 6)ホットメルト接着剤中に17〜42%のビニルアセ
    テートを含有している10%までのエチレン−ビニルア
    セテート共重合体が追加的に存在している請求項4に記
    載の方法。 7)ホットメルト接着剤中のブロック共重合体が57部
    のブタジエンと43部のスチレンとより成る請求項4に
    記載の方法。 8)ホットメルト接着剤中のブロック共重合体が50部
    のブタジエンと50部のスチレンとより成る請求項4に
    記載の方法。 9)接着剤中の粘着性樹脂が約100℃〜120℃の球
    環法軟化点を持つ変性テルペン樹脂または石油系芳香族
    炭化水素樹脂またはそれの水素化誘導体である請求項4
    に記載の方法。 10)(a)ホットメルト感圧接着剤を本のブロックの
    最初と最後の頁の外側に塗布し、 (b)接着剤を塗布した本のブロックを、上記二つの頁
    が接合されるべき位置において、予備成形された表紙中
    に挿入し、 (c)本のブロックと表紙とを互いに圧縮して両者を接
    合する 各段階より成る厚表紙本の表紙取り付け法であって、ホ
    ットメルト感圧接着剤が (1)20〜35重量%のA−B−Aブロック共重合体
    またはA−B−A−B−A−B多重ブロック共重合体、
    但しA成分はスチレンでそしてB成分はブタジエンまた
    は水素化ブタジエンでありそして該共重合体は100部
    の共重合体当たり少なくとも28部のスチレンを含有し
    ている、 (2)45〜70重量%の相容性粘着性樹脂、(3)5
    〜30重量%の可塑化油、 (4)0〜5重量%のワックスおよび (5)0.1〜2重量%の安定剤 を含有する、上記方法を利用して表紙取り付けした厚表
    紙本。
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