JPS6320216Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6320216Y2 JPS6320216Y2 JP1980157797U JP15779780U JPS6320216Y2 JP S6320216 Y2 JPS6320216 Y2 JP S6320216Y2 JP 1980157797 U JP1980157797 U JP 1980157797U JP 15779780 U JP15779780 U JP 15779780U JP S6320216 Y2 JPS6320216 Y2 JP S6320216Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aperture
- motor
- sensitive element
- magnetically sensitive
- display
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 7
- 230000004907 flux Effects 0.000 claims description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000008094 contradictory effect Effects 0.000 description 1
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 1
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Diaphragms For Cameras (AREA)
- Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
例えば、自動絞り装置のついたビデオカメラで
その絞り量を電気的なビユーフアインダー上に表
示する場合には、絞り装置を駆動するモータ(ア
イリスモータ)に加える制御電圧を利用し、これ
をバー表示信号形成回路に供給して、制御電圧に
応じたバー表示信号を形成し、これをビユーフア
インダー上に供給して行つている。
その絞り量を電気的なビユーフアインダー上に表
示する場合には、絞り装置を駆動するモータ(ア
イリスモータ)に加える制御電圧を利用し、これ
をバー表示信号形成回路に供給して、制御電圧に
応じたバー表示信号を形成し、これをビユーフア
インダー上に供給して行つている。
ところが、アイリスモータは周知のようにヒス
テリシスが大きく、イナーシヤもあり、なおかつ
アイリス羽根の摩擦等の影響によつて制御電圧と
実際の絞り量との対応関係が悪く、従つて絞り量
の表示精度が悪い欠点がある。
テリシスが大きく、イナーシヤもあり、なおかつ
アイリス羽根の摩擦等の影響によつて制御電圧と
実際の絞り量との対応関係が悪く、従つて絞り量
の表示精度が悪い欠点がある。
そこで、この考案ではテレビカメラの光学系を
制御するモータの磁束通路に感磁性素子を配し、
この感磁性素子でモータの回転角を間接的に検出
すると共に、その出力に関連した表示信号をビユ
ーフアインダーに供給することにより、絞り量に
完全に対応した表示を行なえるようにしたもので
ある。
制御するモータの磁束通路に感磁性素子を配し、
この感磁性素子でモータの回転角を間接的に検出
すると共に、その出力に関連した表示信号をビユ
ーフアインダーに供給することにより、絞り量に
完全に対応した表示を行なえるようにしたもので
ある。
以下この考案の一例を上述した自動絞り装置の
絞り量を表示する光学系に適用した場合につき、
第1図以下を参照して説明する。
絞り量を表示する光学系に適用した場合につき、
第1図以下を参照して説明する。
この考案は、原理的には第1図で示すようにア
イリスモータMのローターマグネツトの磁束通路
上に感磁性素子1を配してモータの回転角を間接
的に検出して、回転角に比例した絞り量を検出し
ようとするものである。
イリスモータMのローターマグネツトの磁束通路
上に感磁性素子1を配してモータの回転角を間接
的に検出して、回転角に比例した絞り量を検出し
ようとするものである。
感磁性素子1は外部磁場の方向に感応してその
出力が変化するような性質をもつた素子を使用す
ることができ、例えば第1図Bに示すタイプの感
磁性素子(DME)1は、磁気抵抗効果が同一な
一対の抵抗素子R1,R2が互に直交して配置され
たものである。そして、第1図Cで示すように一
方の抵抗素子R2の折線部と並行な外部磁場の方
向を基準0゜にして、反時計方向に磁場の方向を変
化させると、一対の抵抗素子R1,R2の抵抗値は
第2図Aに示すように相反する変化を示す。
出力が変化するような性質をもつた素子を使用す
ることができ、例えば第1図Bに示すタイプの感
磁性素子(DME)1は、磁気抵抗効果が同一な
一対の抵抗素子R1,R2が互に直交して配置され
たものである。そして、第1図Cで示すように一
方の抵抗素子R2の折線部と並行な外部磁場の方
向を基準0゜にして、反時計方向に磁場の方向を変
化させると、一対の抵抗素子R1,R2の抵抗値は
第2図Aに示すように相反する変化を示す。
従つて、第3図に示すように感磁性素子1の出
力電圧と基準電圧とを差動アンプ2に供給すれ
ば、出力端子3には第2図Bのような正弦波状の
検出電圧Vが得られる。この検出電圧Vはアイリ
スモータMの回転角θに対応した出力であるか
ら、この検出電圧Vを利用すれば絞り量を正確に
表示できるものである。
力電圧と基準電圧とを差動アンプ2に供給すれ
ば、出力端子3には第2図Bのような正弦波状の
検出電圧Vが得られる。この検出電圧Vはアイリ
スモータMの回転角θに対応した出力であるか
ら、この検出電圧Vを利用すれば絞り量を正確に
表示できるものである。
第4図は絞り量表示回路の一例であつて、第3
図に示した検出回路10より出力された検出信号
Vは表示信号Bの形成回路20に供給されて、検
出信号Vの電圧値に対応した表示信号Bが形成さ
れる。図はバー表示の一例であつて、従つて表示
信号Bはパルス信号である。この表示信号Bは合
成器30にて映像信号Sと合成されたのちビユー
フアインダー40に供給される。従つて、ビユー
フアインダー40の画面の一部に絞り量を指示す
るバー50が表示される。
図に示した検出回路10より出力された検出信号
Vは表示信号Bの形成回路20に供給されて、検
出信号Vの電圧値に対応した表示信号Bが形成さ
れる。図はバー表示の一例であつて、従つて表示
信号Bはパルス信号である。この表示信号Bは合
成器30にて映像信号Sと合成されたのちビユー
フアインダー40に供給される。従つて、ビユー
フアインダー40の画面の一部に絞り量を指示す
るバー50が表示される。
なお、この例では画面上に図のような絞りマー
ク(全絞り、全開等を示すマーク)が付され、絞
りの状態が一目で判るようになつている。
ク(全絞り、全開等を示すマーク)が付され、絞
りの状態が一目で判るようになつている。
さて、上述の表示信号Bは次のようにして形成
できる。
できる。
絞り装置を完全に絞つてから全開させるに必要
なアイリスモータMの回転角範囲はあまりなく、
一般に40゜〜50゜程度であるから、検出電圧Vとし
ては直線性のよい角範囲の出力が利用される。こ
の例では45゜を中心として±25゜の角範囲Wθが利
用され、そして、完全に絞られているときの外部
磁場の方向、従つてモータMの回転角をθ1とし、
全開のときの回転角をθ2とすれば、夫々の検出電
圧V1,V2は、V1>V2の関係になる。
なアイリスモータMの回転角範囲はあまりなく、
一般に40゜〜50゜程度であるから、検出電圧Vとし
ては直線性のよい角範囲の出力が利用される。こ
の例では45゜を中心として±25゜の角範囲Wθが利
用され、そして、完全に絞られているときの外部
磁場の方向、従つてモータMの回転角をθ1とし、
全開のときの回転角をθ2とすれば、夫々の検出電
圧V1,V2は、V1>V2の関係になる。
そのため、第5図Aのように水平周期ののこぎ
り波信号(電圧)SHと検出電圧Vとを比較すれ
ば、検出電圧V1のときには表示信号B1(同図B)
が得られ、検出電圧V2のときには表示信号B2(同
図C)が得られるから、映像信号Sに同期させて
これら表示信号Bを重畳すれば、ビユーフアイン
ダー40の画面に表示されるバー50は、表示信
号B1のときは画面の左側に、表示信号B2のとき
は右側に夫々位置を変えて表示される。これによ
つて、第4図のようなバー表示がなされる。
り波信号(電圧)SHと検出電圧Vとを比較すれ
ば、検出電圧V1のときには表示信号B1(同図B)
が得られ、検出電圧V2のときには表示信号B2(同
図C)が得られるから、映像信号Sに同期させて
これら表示信号Bを重畳すれば、ビユーフアイン
ダー40の画面に表示されるバー50は、表示信
号B1のときは画面の左側に、表示信号B2のとき
は右側に夫々位置を変えて表示される。これによ
つて、第4図のようなバー表示がなされる。
さて、第6図はこの考案を適用した光学系60
の一例であつて、61はレンズフード、62はフ
オーカス環、63は保護環、64はズーム環、6
4Aは手動の操作レバー、65は自動絞り装置等
を内蔵した筒体、66はマスターレンズ取付用の
鏡筒である。また、67は保護環63に設けられ
た取付板で、ここにズーム環64等をモータで駆
動するための駆動装置(図示せず)が取付けられ
る。
の一例であつて、61はレンズフード、62はフ
オーカス環、63は保護環、64はズーム環、6
4Aは手動の操作レバー、65は自動絞り装置等
を内蔵した筒体、66はマスターレンズ取付用の
鏡筒である。また、67は保護環63に設けられ
た取付板で、ここにズーム環64等をモータで駆
動するための駆動装置(図示せず)が取付けられ
る。
第7図は要部の断面図であつて、70はズーム
レンズZLの取付用鏡筒で、またマスターレンズ
MLの取付用鏡筒66の後部には撮像管71が取
付けられる。そして鏡筒66と70との間に自動
絞り装置80が取付けられる。
レンズZLの取付用鏡筒で、またマスターレンズ
MLの取付用鏡筒66の後部には撮像管71が取
付けられる。そして鏡筒66と70との間に自動
絞り装置80が取付けられる。
この自動絞り装置80は周知の絞り装置81と
その取付板82を有し、取付板82は第8図のよ
うな環状板として構成され、その周面の一部に
は、鏡筒70にこの取付板82を取付け固定する
ためのネジ止め用に供する複数の突片83A〜8
3Cが形成される。そして、この取付板82に対
し、絞り装置81が取付け固定される。また、取
付板82の上部にはモータ取付片83Dが一体に
形成され、ここにおいて、アイリスモータMが第
7図のように取付けられる。
その取付板82を有し、取付板82は第8図のよ
うな環状板として構成され、その周面の一部に
は、鏡筒70にこの取付板82を取付け固定する
ためのネジ止め用に供する複数の突片83A〜8
3Cが形成される。そして、この取付板82に対
し、絞り装置81が取付け固定される。また、取
付板82の上部にはモータ取付片83Dが一体に
形成され、ここにおいて、アイリスモータMが第
7図のように取付けられる。
絞り装置81は周知のように絞り羽根84を有
するが、この絞り羽根84は連結子85によつて
アイリスモータMの回転軸に取付けられた舌片8
6と連結される。そのため、取付板82には連結
子85を挿通するための透孔87(第8図参照)
が設けられている。
するが、この絞り羽根84は連結子85によつて
アイリスモータMの回転軸に取付けられた舌片8
6と連結される。そのため、取付板82には連結
子85を挿通するための透孔87(第8図参照)
が設けられている。
なお、この連結子85は絞り羽根84に設けら
れた長孔に対して貫通するようにして取付けら
れ、また透孔87は図のように扇形である。
れた長孔に対して貫通するようにして取付けら
れ、また透孔87は図のように扇形である。
アイリスモータMの取付けられた取付片83D
にはこのモータMと対向する位置に感磁性素子1
が取付けられる。図では、アイリスモータMの取
付面とは反対側の面に感磁性素子1を貼着して取
付けた場合である。
にはこのモータMと対向する位置に感磁性素子1
が取付けられる。図では、アイリスモータMの取
付面とは反対側の面に感磁性素子1を貼着して取
付けた場合である。
なお、筒体65に設けられた窓孔90は絞りの
目盛表示用であつて、目盛はアイリスモータMの
周面に描かれており、91はモータ回転軸に取付
けられた指針である。
目盛表示用であつて、目盛はアイリスモータMの
周面に描かれており、91はモータ回転軸に取付
けられた指針である。
以上説明したように、この考案によれば感磁性
素子1を利用してアイリスモータMの回転角に関
連した信号を検出し、この検出出力に基づいて絞
り装置をビユーフアインダー40上に表示するよ
うにしたから、アイリスモータMによつて制御さ
れる絞りの量と、絞り表示とが正しく対応するの
で絞り表示精度が著しく向上する。
素子1を利用してアイリスモータMの回転角に関
連した信号を検出し、この検出出力に基づいて絞
り装置をビユーフアインダー40上に表示するよ
うにしたから、アイリスモータMによつて制御さ
れる絞りの量と、絞り表示とが正しく対応するの
で絞り表示精度が著しく向上する。
なお、感磁性素子1の取付位置はアイリスモー
タMの磁束通路上であればどのようなところでも
よい。従つて、例えばアイリスモータMの裏面に
この感磁性素子1を取付けても同様の効果を奏し
うる。
タMの磁束通路上であればどのようなところでも
よい。従つて、例えばアイリスモータMの裏面に
この感磁性素子1を取付けても同様の効果を奏し
うる。
ところで、上述の実施例では絞り制御量を表示
するものに、この考案を適用したが、モータ回転
角が制御量に比例するようになされた光学系60
のその他の制御系、例えばモータを利用した自動
焦点装置などにもこの考案を適用することができ
る。
するものに、この考案を適用したが、モータ回転
角が制御量に比例するようになされた光学系60
のその他の制御系、例えばモータを利用した自動
焦点装置などにもこの考案を適用することができ
る。
第1図は感磁性素子を利用したこの考案の基本
原理の説明図、第2図はその動作説明図、第3図
はモータ回転角を検出する回路の接続図、第4図
は絞り表示の一例を示す系統図、第5図はその動
作説明図、第6図はこの考案を適用した光学系の
外観図、第7図はその要部の断面図、第8図は取
付板の平面図である。 Mはアイリスモータ、1は感磁性素子、10は
回転角検出回路、20は表示信号形成回路、40
はビユーフアインダー、80は自動絞り装置、8
1は絞り装置、82は取付板、84は絞り羽根、
70,66は鏡筒である。
原理の説明図、第2図はその動作説明図、第3図
はモータ回転角を検出する回路の接続図、第4図
は絞り表示の一例を示す系統図、第5図はその動
作説明図、第6図はこの考案を適用した光学系の
外観図、第7図はその要部の断面図、第8図は取
付板の平面図である。 Mはアイリスモータ、1は感磁性素子、10は
回転角検出回路、20は表示信号形成回路、40
はビユーフアインダー、80は自動絞り装置、8
1は絞り装置、82は取付板、84は絞り羽根、
70,66は鏡筒である。
Claims (1)
- ビデオカメラの光学系を制御するモータの磁束
通路に感磁性素子を配し、該感磁性素子の出力を
表示信号形成回路に供給すると共に、該表示信号
形成回路の出力をビユーフアインダー上に表示し
て光学系の制御状態を表示するようにしたビデオ
カメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980157797U JPS6320216Y2 (ja) | 1980-11-04 | 1980-11-04 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980157797U JPS6320216Y2 (ja) | 1980-11-04 | 1980-11-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5779835U JPS5779835U (ja) | 1982-05-17 |
JPS6320216Y2 true JPS6320216Y2 (ja) | 1988-06-06 |
Family
ID=29516895
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980157797U Expired JPS6320216Y2 (ja) | 1980-11-04 | 1980-11-04 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6320216Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-11-04 JP JP1980157797U patent/JPS6320216Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5779835U (ja) | 1982-05-17 |
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