JPS63200910A - 金属短繊維の製造方法 - Google Patents
金属短繊維の製造方法Info
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- JPS63200910A JPS63200910A JP3183887A JP3183887A JPS63200910A JP S63200910 A JPS63200910 A JP S63200910A JP 3183887 A JP3183887 A JP 3183887A JP 3183887 A JP3183887 A JP 3183887A JP S63200910 A JPS63200910 A JP S63200910A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、例えば繊維強化コンクリートに採用される線
状の金属短繊維の製造方法に関する。
状の金属短繊維の製造方法に関する。
一般に、土木建築材料に使用されるコンクリート材は、
引っ張り1曲げ強度の向上を図る目的から、0.5 φ
×30fi程度の線状の金属短繊維を、例えば容積百分
率で1〜2%程度埋入するようにしている。
引っ張り1曲げ強度の向上を図る目的から、0.5 φ
×30fi程度の線状の金属短繊維を、例えば容積百分
率で1〜2%程度埋入するようにしている。
また、上記金属短繊維は、直線状の状態でコンクリート
内に埋入させると、付着性が悪く、例えばコンクリート
に引つ張り荷重が加わると抜けたりして強度を低下させ
るという問題がある。そこで従来から、上記金属短繊維
の両端部を曲げたり、波形に加工したりして金属短繊維
とコンタリートとの付着性を向上させたものがある(例
えば特公昭53−12278号公報、特公昭55−16
768号公報参照)。
内に埋入させると、付着性が悪く、例えばコンクリート
に引つ張り荷重が加わると抜けたりして強度を低下させ
るという問題がある。そこで従来から、上記金属短繊維
の両端部を曲げたり、波形に加工したりして金属短繊維
とコンタリートとの付着性を向上させたものがある(例
えば特公昭53−12278号公報、特公昭55−16
768号公報参照)。
しかしながら、上記公報に記載された金属短繊維の製造
方法では、薄板に波部を形成するための加工装置を必要
としていることからコスト高になり、また薄板に回転刃
が一様に直角にあたることから剪断荷重が大きくなって
回転刃の寿命が短いという問題点があった。この剪断荷
重を小さくするには一方の刃を傾斜を持たせた形状とす
る方法があるが、この場合、ストロークが長くなって1
回当たりの剪断時間が長くなり、生産性が低下する問題
がある。
方法では、薄板に波部を形成するための加工装置を必要
としていることからコスト高になり、また薄板に回転刃
が一様に直角にあたることから剪断荷重が大きくなって
回転刃の寿命が短いという問題点があった。この剪断荷
重を小さくするには一方の刃を傾斜を持たせた形状とす
る方法があるが、この場合、ストロークが長くなって1
回当たりの剪断時間が長くなり、生産性が低下する問題
がある。
そこで、上記従来の問題点を解決するために、本件発明
者らは、第10図及び第11図に示すような剪断方法を
開発した。この方法は、平坦状の刃面を有する下刃30
と、薄板32の幅方向両端に位置する山部31a及び薄
板32の中央部に位置する谷部31bからなる波形の上
刃31とによって、薄板32をこれの幅方向両端の2箇
所から中央部に向かって剪断し、金属短繊維33を形成
する方法である。
者らは、第10図及び第11図に示すような剪断方法を
開発した。この方法は、平坦状の刃面を有する下刃30
と、薄板32の幅方向両端に位置する山部31a及び薄
板32の中央部に位置する谷部31bからなる波形の上
刃31とによって、薄板32をこれの幅方向両端の2箇
所から中央部に向かって剪断し、金属短繊維33を形成
する方法である。
この金属短繊維33の製造方法では、薄板32の幅方向
両端の2箇所から剪断するので、薄板32にかかる剪断
荷重を軽減でき、それだけ上刃31の寿命を延長できる
。また、傾斜状の刃を用いた場合に比べて剪断時間が短
縮され、生産性を向上でき、さらに波形状にするための
二次加工装置を必要としないから、少ない工程で効率良
く製造でき、その分コストを低減できる。
両端の2箇所から剪断するので、薄板32にかかる剪断
荷重を軽減でき、それだけ上刃31の寿命を延長できる
。また、傾斜状の刃を用いた場合に比べて剪断時間が短
縮され、生産性を向上でき、さらに波形状にするための
二次加工装置を必要としないから、少ない工程で効率良
く製造でき、その分コストを低減できる。
ところで、上記薄板32の両端から剪断する方法では、
上刃31の切り込みの角等の設定によっては、曲率の小
さい湾曲状の、極端な場合はリング状になった金属短繊
維34が形成される場合がある(第11図+d+)、こ
の極端に湾曲した金属短繊維34をコンクリート内に混
入すると、金属短繊維34同志がからまり合って、ボー
ル状の塊(ファイバーボール)ができるという場合があ
る。
上刃31の切り込みの角等の設定によっては、曲率の小
さい湾曲状の、極端な場合はリング状になった金属短繊
維34が形成される場合がある(第11図+d+)、こ
の極端に湾曲した金属短繊維34をコンクリート内に混
入すると、金属短繊維34同志がからまり合って、ボー
ル状の塊(ファイバーボール)ができるという場合があ
る。
本発明の目的は、金属短繊維が極端な湾曲状に成形され
ることがなく、上記ファイバーボールの発生を防止でき
、かつ上刃の寿命を延長でき、生産性を向上できる金属
短繊維の製造方法を提供することにある。
ることがなく、上記ファイバーボールの発生を防止でき
、かつ上刃の寿命を延長でき、生産性を向上できる金属
短繊維の製造方法を提供することにある。
本件発明者らは、上記金属短繊維が極端に湾曲する原因
について検討を重ねた結果、薄板の幅方向両端から内側
に向かって切断した場合、薄板の切り落とされた部分の
両端は、内側下方に大きな曲げ力を受けながら剪断され
ることから湾曲し易(なる点に着目した。このことから
上記方法と逆に薄板の内側から両端方向に向かって切断
すれば、薄板は外方に引張られるだけであり、曲げ力は
ほとんど作用しないから湾曲することはないことを見出
し、本発明をなしたものである。
について検討を重ねた結果、薄板の幅方向両端から内側
に向かって切断した場合、薄板の切り落とされた部分の
両端は、内側下方に大きな曲げ力を受けながら剪断され
ることから湾曲し易(なる点に着目した。このことから
上記方法と逆に薄板の内側から両端方向に向かって切断
すれば、薄板は外方に引張られるだけであり、曲げ力は
ほとんど作用しないから湾曲することはないことを見出
し、本発明をなしたものである。
そこで本発明は、帯状の薄板を、長手方向の所定間隔ご
とに幅方向に剪断して、線状の金属短繊維を製造する方
法において、上記薄板の少なくとも幅方向両端部を幅方
向外側に向かって剪断することを特徴としている。
とに幅方向に剪断して、線状の金属短繊維を製造する方
法において、上記薄板の少なくとも幅方向両端部を幅方
向外側に向かって剪断することを特徴としている。
ここで、本発明方法における上記薄板の少なくとも幅方
向両端部を外側に向かって剪断するとは、幅方向の中央
部1箇所から剪断する場合だけでなく、例えば複数の箇
所から剪断する場合も少なくとも薄板の両端部分につい
ては幅方向外側に向かって剪断されるから、これも含む
という意味である。
向両端部を外側に向かって剪断するとは、幅方向の中央
部1箇所から剪断する場合だけでなく、例えば複数の箇
所から剪断する場合も少なくとも薄板の両端部分につい
ては幅方向外側に向かって剪断されるから、これも含む
という意味である。
本発明に係る金属短繊維の製造方法によれば、薄板の少
なくとも幅方向両端部を外側に向かって剪断するように
したので、薄板に作用する力は内方から外方に引張る方
向のものが大部分であり、上述の端部から内側に剪断す
る場合のような、薄板を湾曲させる方向の力が作用する
ことはほとんどなく、従ってねじれや湾曲を防止するこ
とができ、直線状でかつ剪断開始点を中心に屈曲した金
属短繊維が得られる。従って、上述のような極端に湾曲
した金属短繊維の場合に生じ易いファイバーボールの問
題は解消できる。
なくとも幅方向両端部を外側に向かって剪断するように
したので、薄板に作用する力は内方から外方に引張る方
向のものが大部分であり、上述の端部から内側に剪断す
る場合のような、薄板を湾曲させる方向の力が作用する
ことはほとんどなく、従ってねじれや湾曲を防止するこ
とができ、直線状でかつ剪断開始点を中心に屈曲した金
属短繊維が得られる。従って、上述のような極端に湾曲
した金属短繊維の場合に生じ易いファイバーボールの問
題は解消できる。
また、この場合、ある剪断開始点から外側に向かって剪
断するのであり、刃面が全長にわたって同時に一様に薄
板に当接することはないから剪断荷重を軽減でき、それ
だけ刃先の寿命を延長でき、また二次加工を省略できる
分コストを低減できる。
断するのであり、刃面が全長にわたって同時に一様に薄
板に当接することはないから剪断荷重を軽減でき、それ
だけ刃先の寿命を延長でき、また二次加工を省略できる
分コストを低減できる。
さらに、両端の2箇所に向かって剪断するから傾斜状の
刃を用いた場合に比べて剪断時間を短縮でき、生産性を
向上できる。
刃を用いた場合に比べて剪断時間を短縮でき、生産性を
向上できる。
さらにまた、剪断された金属短繊維は剪断開始点から屈
曲されており、この金属短繊維をコンクリート内に埋入
すると引っ張り荷重がかかっても屈曲部分が引っ掛かり
となって抜は難く、付着性を向上できる。
曲されており、この金属短繊維をコンクリート内に埋入
すると引っ張り荷重がかかっても屈曲部分が引っ掛かり
となって抜は難く、付着性を向上できる。
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第1図ないし第6図は本発明の一実施例による金属短繊
維の製造方法を説明するための図である。
維の製造方法を説明するための図である。
まず上記金属短繊維の製造方法を実現するための装置に
ついて説明する0図において、1は金属短繊維の製造装
置を示し、これはコイル状の薄鋼板3を解きほぐすため
のアンコイラ2と、スリッタ装置5と、プレス装置6と
から構成されている。
ついて説明する0図において、1は金属短繊維の製造装
置を示し、これはコイル状の薄鋼板3を解きほぐすため
のアンコイラ2と、スリッタ装置5と、プレス装置6と
から構成されている。
上記スリッタ装置5は上記薄鋼板3を搬送するピンチロ
ーラ4と、外周面にカンタが形成された一対のスリッタ
ロール11を配設してなり、上記ピンチローラ4により
搬送された薄鋼板3を長手方向に沿って所定幅、例えば
30■ごとに切断し、多数のスリット材13を成形する
。上記プレス装置6は上記スリッタ装置5からの各スリ
ット材13を幅方向に切断して、0.5φ程度の線状の
金属短繊維を成形する。なお、14は金属短繊維を回収
するパケットである。
ーラ4と、外周面にカンタが形成された一対のスリッタ
ロール11を配設してなり、上記ピンチローラ4により
搬送された薄鋼板3を長手方向に沿って所定幅、例えば
30■ごとに切断し、多数のスリット材13を成形する
。上記プレス装置6は上記スリッタ装置5からの各スリ
ット材13を幅方向に切断して、0.5φ程度の線状の
金属短繊維を成形する。なお、14は金属短繊維を回収
するパケットである。
上記プレス装置6には、スリット材13を切断する剪断
装置7が設置されており、該剪断装置7は主として垂直
方向に上、下動する上刃8と、水平に向けて固定された
下刃9とから構成されている。この上刃8は、その先端
部がスリット材13の搬送方向前方を向くように少し傾
斜して、かつ下降したときに、下刃9と所定の隙間をお
いて搬送方向前側に位置するように取り付けられている
。
装置7が設置されており、該剪断装置7は主として垂直
方向に上、下動する上刃8と、水平に向けて固定された
下刃9とから構成されている。この上刃8は、その先端
部がスリット材13の搬送方向前方を向くように少し傾
斜して、かつ下降したときに、下刃9と所定の隙間をお
いて搬送方向前側に位置するように取り付けられている
。
そして、上記下刃9の上部の刃面9aは平坦に形成され
ている。一方、上記上刃8の下部の刃面8aは、上記ス
リット材13を本実施例方法に従って剪断できるように
、該刃面8aの全長にわたヮて、山部10と谷部11と
を交互に有する波形に形成されている。ここで、上記刃
面8aの波形はスリット部材13の幅ごとに同一形状を
繰り返していることから、以下その1ピッチ分を詳細に
説明する。
ている。一方、上記上刃8の下部の刃面8aは、上記ス
リット材13を本実施例方法に従って剪断できるように
、該刃面8aの全長にわたヮて、山部10と谷部11と
を交互に有する波形に形成されている。ここで、上記刃
面8aの波形はスリット部材13の幅ごとに同一形状を
繰り返していることから、以下その1ピッチ分を詳細に
説明する。
上記山部10は、上記スリット材13の剪断開始点、つ
まり幅方向中央部13aを臨むように位置し、かつ水平
状の水平部10aとこれに続いて上記谷部11方向に延
び、水平面に対して傾斜角θをなす傾斜部12とから形
成されている。また、上記谷部11は、スリット材13
の両端部13bを臨むように位置している。
まり幅方向中央部13aを臨むように位置し、かつ水平
状の水平部10aとこれに続いて上記谷部11方向に延
び、水平面に対して傾斜角θをなす傾斜部12とから形
成されている。また、上記谷部11は、スリット材13
の両端部13bを臨むように位置している。
次に、上記金属短繊維の製造装置1により、金属短繊維
を製造する方法について説明する。
を製造する方法について説明する。
まず、上記製造装置1による製造工程の概略を説明する
。上記コイル状に巻回された薄鋼板3は、ピンチロール
4により搬送され、スリフタ装置5によって所定幅ごと
に切断されて多数の帯状のスリット材13が形成される
。そして、各スリット材13は、プレス装置6に搬送さ
れ、剪断装置7によりスリット材13の幅方向に剪断さ
れて線状の金属短繊維15となってパケット14内に収
容されることとなる。
。上記コイル状に巻回された薄鋼板3は、ピンチロール
4により搬送され、スリフタ装置5によって所定幅ごと
に切断されて多数の帯状のスリット材13が形成される
。そして、各スリット材13は、プレス装置6に搬送さ
れ、剪断装置7によりスリット材13の幅方向に剪断さ
れて線状の金属短繊維15となってパケット14内に収
容されることとなる。
次に上記剪断装置7によりスリット材13を剪断する工
程を第5図及び第6図に基づいて説明する。上記剪断装
置7の下刃9上に搬送されたスリット材13の先端が、
前方に所定量突出されると、この搬送速度に同期して上
刃8が下降する。すると、この上刃8の山部10が、上
記スリット材13の中央部13aを押圧し、第6図(a
l〜(dlに示すように、スリット材13はこれの中央
部13aから両端部13bに向かりて剪断される。
程を第5図及び第6図に基づいて説明する。上記剪断装
置7の下刃9上に搬送されたスリット材13の先端が、
前方に所定量突出されると、この搬送速度に同期して上
刃8が下降する。すると、この上刃8の山部10が、上
記スリット材13の中央部13aを押圧し、第6図(a
l〜(dlに示すように、スリット材13はこれの中央
部13aから両端部13bに向かりて剪断される。
この場合、スリット材13には、剪断開始点を下方に押
圧するとともに中央部13aから外方に引張る方向の力
が作用し、その結果第6図1dlに示すような直線状で
、かつ中央の剪断開始点からく字状に屈曲された金属短
繊維15が得られることとなる。
圧するとともに中央部13aから外方に引張る方向の力
が作用し、その結果第6図1dlに示すような直線状で
、かつ中央の剪断開始点からく字状に屈曲された金属短
繊維15が得られることとなる。
このように本実施例による金属短繊維の製造方法によれ
ば、スリット材13の中央部13aから両端部13b外
側に向かうて切断するようにしたので、この剪断により
成形された金属短繊維15は直線状でかつく字状に折り
曲げられており、上述の極端に湾曲した場合に生じるフ
ァイバーボールの問題が生じることはない。
ば、スリット材13の中央部13aから両端部13b外
側に向かうて切断するようにしたので、この剪断により
成形された金属短繊維15は直線状でかつく字状に折り
曲げられており、上述の極端に湾曲した場合に生じるフ
ァイバーボールの問題が生じることはない。
また単に直線状になっているのではなく、屈曲している
から、その分コンクリートとの付着性を向上でき、その
結果コンクリート内に埋入しても抜けることがなく、引
っ張り強度を向上できる。
から、その分コンクリートとの付着性を向上でき、その
結果コンクリート内に埋入しても抜けることがなく、引
っ張り強度を向上できる。
また、上刃8の刃面8aを波形に形成したので、該刃面
8aがスリット材13に一様に同時に当接することはな
いから、それだけ剪断荷重を小さくでき、その分刃面8
aの寿命を延長できる。さらに、切断と同時に屈曲部を
形成できるので、MM曲部を形成するための二次加工装
置を必要としないから、少ない工程で効率良く製造でき
、それだけ製品コストを削減できる。
8aがスリット材13に一様に同時に当接することはな
いから、それだけ剪断荷重を小さくでき、その分刃面8
aの寿命を延長できる。さらに、切断と同時に屈曲部を
形成できるので、MM曲部を形成するための二次加工装
置を必要としないから、少ない工程で効率良く製造でき
、それだけ製品コストを削減できる。
さらにまた、方形状を全長にわたる傾斜状にした場合に
比べ、剪断時間を短縮でき、生産性を向上できる。
比べ、剪断時間を短縮でき、生産性を向上できる。
なお、上記実施例では、スリット材13の中央部131
の1箇所から、両端部13bに向かって切断するように
したが、本発明は、剪断開始点が1箇所の場合に限られ
るものではない。
の1箇所から、両端部13bに向かって切断するように
したが、本発明は、剪断開始点が1箇所の場合に限られ
るものではない。
第7図及び第8図は、上記実施例の変形例を示す図であ
り、図中、第3図ないし第6vlJと同一符号は同−又
は相当部分を示す。
り、図中、第3図ないし第6vlJと同一符号は同−又
は相当部分を示す。
この変形例は、スリット材13の剪断開始点を、幅方向
に2箇所設けた場合である。即ち、上刃8は、スリット
材13の中央部13aと両端部13bとの間zwI所に
山部10が位置するように形成されている。この変形例
では、第8図(a)〜+d+に示すように、スリット材
13の両端部13b近傍の2箇所の剪断開始点から、そ
れぞれ端部13b方向に向かって剪断されるとともに、
該各剪断開始点から中央部13aに向かうて剪断される
。その結果第8図+d+に示すような略W字状の金属短
繊維16が得られることとなる。
に2箇所設けた場合である。即ち、上刃8は、スリット
材13の中央部13aと両端部13bとの間zwI所に
山部10が位置するように形成されている。この変形例
では、第8図(a)〜+d+に示すように、スリット材
13の両端部13b近傍の2箇所の剪断開始点から、そ
れぞれ端部13b方向に向かって剪断されるとともに、
該各剪断開始点から中央部13aに向かうて剪断される
。その結果第8図+d+に示すような略W字状の金属短
繊維16が得られることとなる。
また、上記実施例では、一枚の上刃Bの場合について説
明したが、本発明は勿論他の剪断装置にも適用でき、例
えば第9図は、回転型剪断機の回転刃21に採用した例
である。これは回転体20の外周部に多数の回転刃21
が配設されており、薄板22を固定刃23上に送り出し
、上記回転刃21の回転により切断して金属短繊維を製
造する装置である。この場合も上記実施例と略同様な効
果が得られる。
明したが、本発明は勿論他の剪断装置にも適用でき、例
えば第9図は、回転型剪断機の回転刃21に採用した例
である。これは回転体20の外周部に多数の回転刃21
が配設されており、薄板22を固定刃23上に送り出し
、上記回転刃21の回転により切断して金属短繊維を製
造する装置である。この場合も上記実施例と略同様な効
果が得られる。
以上のように本発明に係る金属短繊維の製造方法によれ
ば、薄板の少なくとも幅方向両端部を外側に向かって剪
断するようにしたので、剪断荷重を軽減でき、それだけ
剪断刃の寿命を延長でき、また、剪断時間を短縮して生
産性を向上できる効果があり、しかも屈曲された付着性
のよい金属短繊維が得られる効果がある。
ば、薄板の少なくとも幅方向両端部を外側に向かって剪
断するようにしたので、剪断荷重を軽減でき、それだけ
剪断刃の寿命を延長でき、また、剪断時間を短縮して生
産性を向上できる効果があり、しかも屈曲された付着性
のよい金属短繊維が得られる効果がある。
第1図ないし第6図は本発明の一実施例による金属短繊
維の製造方法を説明するための図であり、第1図はその
金属短繊維を製造するための装置を示す概略構成図、第
2図はその製造工程を示す斜視図、第3図はその剪断装
置の上刃、下刃を示す正面図、第4図はその側面図、第
5図は上刃がスリット材に当接した状態を示す正面図、
第6図(alないし第6図(0)はスリット材の切断方
法を説明するための平面図、第6図td)はその剪断さ
れて得た金属短繊維を示す正面図、第7図及び第8図は
上記実施例の変形例を示し、第7図はその剪断装置の上
、下刃を示す正面図、第8図(a)ないし第8図(c+
はそのスリット材の剪断方法を説明するための平面図、
第8図fdlはその剪断されて得た金属短繊維を示す正
面図、第9図(alは上記実施例の上刃を回転型剪断機
に適用した場合を示す斜視図、第9図(blばその回転
刃を示す斜視図、第102楼及び第11図は本発明をな
した経過を説明するための参考図であり、第101!I
は上刃と下刃を示す正面図、第11図(al及び第11
図中)は両端がら剪断した状態を示す平面図、第11図
(C1及び第11図(cDはその剪断により得た金属短
繊維を示す平面図である。 図において、3は薄鋼板(薄板)、13はスリット材、
13bはスリット材の両端部、15は金属短繊維である
。 特許出願人 株式会社神戸製鋼所代理人 弁理
士 下布 努 第3図 第4図 第5図 第6図 (d) \δ12.〆 第7図 第8図 第9図 (b)
維の製造方法を説明するための図であり、第1図はその
金属短繊維を製造するための装置を示す概略構成図、第
2図はその製造工程を示す斜視図、第3図はその剪断装
置の上刃、下刃を示す正面図、第4図はその側面図、第
5図は上刃がスリット材に当接した状態を示す正面図、
第6図(alないし第6図(0)はスリット材の切断方
法を説明するための平面図、第6図td)はその剪断さ
れて得た金属短繊維を示す正面図、第7図及び第8図は
上記実施例の変形例を示し、第7図はその剪断装置の上
、下刃を示す正面図、第8図(a)ないし第8図(c+
はそのスリット材の剪断方法を説明するための平面図、
第8図fdlはその剪断されて得た金属短繊維を示す正
面図、第9図(alは上記実施例の上刃を回転型剪断機
に適用した場合を示す斜視図、第9図(blばその回転
刃を示す斜視図、第102楼及び第11図は本発明をな
した経過を説明するための参考図であり、第101!I
は上刃と下刃を示す正面図、第11図(al及び第11
図中)は両端がら剪断した状態を示す平面図、第11図
(C1及び第11図(cDはその剪断により得た金属短
繊維を示す平面図である。 図において、3は薄鋼板(薄板)、13はスリット材、
13bはスリット材の両端部、15は金属短繊維である
。 特許出願人 株式会社神戸製鋼所代理人 弁理
士 下布 努 第3図 第4図 第5図 第6図 (d) \δ12.〆 第7図 第8図 第9図 (b)
Claims (1)
- (1)帯状の薄板を、長手方向の所定間隔ごとに幅方向
に剪断して線状の金属短繊維を製造する方法において、
上記薄板の少なくとも幅方向両端部を幅方向外側に向か
って剪断することを特徴とする金属短繊維の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3183887A JPS63200910A (ja) | 1987-02-14 | 1987-02-14 | 金属短繊維の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3183887A JPS63200910A (ja) | 1987-02-14 | 1987-02-14 | 金属短繊維の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63200910A true JPS63200910A (ja) | 1988-08-19 |
Family
ID=12342198
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3183887A Pending JPS63200910A (ja) | 1987-02-14 | 1987-02-14 | 金属短繊維の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63200910A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS531369A (en) * | 1976-06-28 | 1978-01-09 | Hitachi Ltd | Device for removing magnetic foreign material in cooling water |
JPS5511445A (en) * | 1978-07-07 | 1980-01-26 | Canon Inc | Sheet material feeder |
JPS58155116A (ja) * | 1982-03-09 | 1983-09-14 | Sumitomo Metal Ind Ltd | スチ−ルフアイバ−の製造方法 |
-
1987
- 1987-02-14 JP JP3183887A patent/JPS63200910A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS531369A (en) * | 1976-06-28 | 1978-01-09 | Hitachi Ltd | Device for removing magnetic foreign material in cooling water |
JPS5511445A (en) * | 1978-07-07 | 1980-01-26 | Canon Inc | Sheet material feeder |
JPS58155116A (ja) * | 1982-03-09 | 1983-09-14 | Sumitomo Metal Ind Ltd | スチ−ルフアイバ−の製造方法 |
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