JPS6320090B2 - - Google Patents

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JPS6320090B2
JPS6320090B2 JP850979A JP850979A JPS6320090B2 JP S6320090 B2 JPS6320090 B2 JP S6320090B2 JP 850979 A JP850979 A JP 850979A JP 850979 A JP850979 A JP 850979A JP S6320090 B2 JPS6320090 B2 JP S6320090B2
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JP
Japan
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current
circuit
drive
abnormal
comparator
Prior art date
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Expired
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JP850979A
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English (en)
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JPS55100025A (en
Inventor
Kunyasu Tanaka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、データ端末機器およびコンピユータ
周辺機器等の機構部にて使用されるソレノイドド
ライバの異常電流検出方式に関し、ソレノイド駆
動の異常電流検出による障害発生防止に関するも
のである。
従来、この種のデータ端末機器およびコンピユ
ータ周辺機器等にて使用されるソレノイドのスイ
ツチングドライバ回路、即ちトランジスタスイツ
チと直列にソレノイドと電流検出用抵抗と接続し
て電流検出用抵抗に流れるソレノイドドライブ電
流の大きさを検出してトランジスタのオン、オフ
動作を繰り返すドライバ回路において、そのドラ
イブ電流検出回路で得られる検出信号をフリツプ
フロツプ回路で記憶しておき、これとは別回路で
ドライブ開始からドライブ時間内の一定時間経過
後に監視信号を作り、この監視信号で検出信号が
記憶されたフリツプフロツプを調べることによつ
て異常電流検出を行つて来たが、ドライブ時間外
の異常電流は検出できず、ドライバ回路素子、例
えばトランジスタや集積回路の不良、ソレノイド
の短絡等でソレノイドで駆動される機構部が誤動
作し、特にトランジスタが短絡状態に破損した時
などは、過大電流が流れ焼損をも発生する欠点が
あつた。
本発明は、ソレノイド等のスイツチングドライ
バ回路に異常電流検出回路を2種類設けることに
より、ドライブ開始からドライブ時間内で一定時
間経過した後、他の回路で作つた監視信号で異常
電流の有無を検出する以外に、ドライブ時間外で
も異常電流の有無を検出することにより、ドライ
ブ電流を遮断するとともに、他の回路に異常状態
を知らせることにより上記欠点を除去し、安全性
の高いスイツチングドライブができるようにした
異常電流検出方式を提供するものである。
本発明の構成について述べると、本発明は、ソ
レノイド等のスイツチングドライバ回路に流れる
ドライブ電流をドライブ電流検出用コンパレータ
等により検出して、これをフリツプフロツプに記
憶しておき、他方ドライブ開始後ドライブ時間内
の一定時間後に監視信号を作り、この監視信号に
より前記フリツプフロツプに記憶されたドライブ
電流検出信号を検照することにより、異常電流を
検出する異常電流検出方式において、上記諸回路
のほかにさらにドライブ時間外における諸種の故
障に基因して発生する異常電流を検出する異常電
流検出用コンパレータ等を設け、このコンパレー
タ等とドライブ信号によりドライブ時間外の異常
電流を検出し、ドライブ時間内外を問わず異常電
流検出時には故障による異常電流の流通を遮断
し、他に異常事態発生の通報を行なう異常電流検
出方式である。
以下本発明の実施例について、第1図と第2図
を参照して、正常動作と異常動作の場合について
説明する。
まず正常動作の場合については、第2図のタイ
ムチヤートに示すように、ドライブ信号1がロジ
ツクレベルでロウレベル(以下“L”とする)に
なると、インバータ回路22とゲート回路7とゲ
ート回路8を介してトランジスタ回路9とトラン
ジスタ回路10がオン状態となり、ソレノイド1
8に正電源13から負電源14に向つてソレノイ
ドドライブ電流(以下I0とする)が流れる。この
電流I0はソレノイドの持つインダクタンスと内部
抵抗およびドライバ回路や電源の内部インピーダ
ンスの積を時定数としてある立上りで増加して行
くが、この電流I0を電流検出抵抗15で検出し
て、電流I0が上限のレベルIMに達した時、コンパ
レータ11によつて基準電圧発生回路12とコン
パレートされていた出力がハイレベル(以下
“H”とする)から“L”となり、この“L”の
信号がゲート回路7とフリツプフロツプ回路4に
与えられる。これによつてトランジスタ回路9が
オフしてソレノイドに蓄えられたエネルギーで、
電流I0はトランジスタ回路10、電流検出抵抗1
5、ダイオード16、ソレノイド18、トランジ
スタ回路10のループを流れて減小して行く。こ
の電流I0を電流検出抵抗15で検出し、コンパレ
ータ11で基準電圧回路12とコンパレートして
電流I0が下限のレベルISまで減小した時、コンパ
レータ11の出力が“L”から“H”に変化し
て、この信号がゲート回路7に与えられて、トラ
ンジスタ回路9がオンする。以上の動作をドライ
ブ信号1が“L”の間繰り返すことによつて、一
種の定電流ドライブを行なう。一方、フリツプフ
ロツプ回路4に与えられたコンパレータ11の信
号の立上りで、フリツプフロツプ回路4がセツト
され、この出力とドライブ信号1をインバータ回
路22でインバートした信号を一致回路6に与え
ることにより、この出力はインバータ回路24を
介してフリツプフロツプ回路5に与えられるが、
正常動作の場合、監視信号2でフリツプフロツプ
回路5はセツトされず、フオールト信号3は発生
しない。またダイオード17は電流I0がオンから
オフに遮断された時、ソレノイド18で発生する
電圧を除去するために接続される。なおフリツプ
フロツプ回路4は、ドライブ信号1が“L”にな
つている時のみコンパレータ11からセツト可能
で、ドライブ信号1が“H”になつている時は、
常にリセツト状態にある記憶回路である。
またドライブ信号1が“L”の時、ソレノイド
電流I0を電流検出抵抗15で検出して電流I0がIL
に達した時、コンパレータ20によつて基準電圧
発生回路21と比較された出力が“L”から
“H”となり、この信号が2入力ORゲート回路
19に与えられるが、デイレー回路23を通つた
ドライブ信号とのOR出力は“H”で、フリツプ
フロツプ5はセツトされず、フオールト信号3は
発生しない。
次に異常動作の5通りについて説明する。
まず第1に、トランジスタ回路9またはトラン
ジスタ回路10がオープン状態に破損した場合、
またソレノイド18が切断してオープン状態にな
つた場合、また図には示していないがソレノイド
18をコネクタで接続した時コネクタが接触不良
を起した場合などの場合は、コンパレータ11の
出力は常時“H”となり、フリツプフロツプ回路
4はセツトされず、従つて監視信号2によつてフ
リツプフロツプ回路5はセツトされ、フオールト
信号3を発生して他の回路へ異常状態を知らせる
と同時に、ゲート回路7とゲート回路8を介して
トランジスタ回路9とトランジスタ回路10をオ
フにして、電流I0を遮断する。
第2として、トランジスタ回路9が短絡状態に
破損した場合については、ソレノイド18に電流
I0が流れて、コンパレータ11の出力が“H”か
ら“L”になるが、フリツプフロツプ回路4は
“L”から“H”に遷移するときのみ動作するの
でセツトされないことにより、監視信号2によつ
てフリツプフロツプ回路5がセツトされ、フオー
ルト信号3を発生し、この信号によりトランジス
タ回路10をオフにして、電流I0を遮断すると同
時に他の回路に異常状態を知らせる。
第3として、コンパレータ11の出力が“L”
に破損した場合については、ゲート回路7により
トランジスタ回路9がオフして電流I0が流れなく
なり、結局フリツプフロツプ回路5は監視信号2
でセツトされ、フオールト信号3で他の回路に異
常状態を知らせる。
第4として、コンパレータ11の出力が“H”
に破損した場合については、ソレノイド18に電
流I0が流れるが、フリツプフロツプ回路4は入力
が“H”のままなのでセツトされず、従つて監視
信号2によつてフリツプフロツプ回路5はセツト
され、フオールト信号3を発生して、トランジス
タ回路9とトランジスタ回路10をオフして電流
I0を遮断すると同時に、他の回路に異常状態を知
らせる。
第5として、何らかの素子が不良になつてドラ
イブ時間外、即ちドライブ信号1が“H”の時、
電流I0がIL以上流れた場合、電流検出用抵抗15
で検出し、コンパレータ20によつて基準電圧発
生回路21と比較することにより、コンパレータ
20の出力が“H”になると、2入力ORゲート
回路19の出力が“L”になり、フリツプフロツ
プ回路5がセツトされ、フオールト信号3を発生
して、他の回路で異常状態を知らせる。第5の場
合、素子の不良は種々のケースがあり、フリツプ
フロツプ回路5の出力で電流I0を遮断できる場合
もある。なおデイレー回路23は正常時にドライ
ブ信号1の“L”から“H”への立上りを遅らせ
ることにより、コンパレータ20の出力の“H”
から“L”への立下りにおいて、2入力ORゲー
ト回路19の出力が“H”から“L”になつてフ
リツプフロツプ回路5がセツトされることを防止
する回路である。
以上のように第1〜第5のいずれの異常状態に
対しても、異常電流を検出することにより、障害
の防止が可能である。
以上に説明したように、本発明によれば、ソレ
ノイド等のスイツチングドライバ回路において、
従来のドライブ時間内の異常電流検出回路のほか
にさらにドライブ時間内の異常電流検出回路を設
けることにより、ドライブ時間内外を含めた常時
の異常電流を検出してソレノイド等のスイツチン
グドライブを使用した機器の誤動作および焼損を
防止する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロツク回路
図であり、第2図は第1図の実施例が正常な動作
するときのタイムチヤートである。なお図面に使
用した符号はそれぞれ以下のものを示す。 1……ドライブ信号、2……監視信号、3……
フオールト信号、4,5……フリツプフロツプ回
路、6……一致回路、7,8……ゲート回路、
9,10……トランジスタ回路、11,20……
コンパレータ、12,21……基準電圧発生回
路、13……正電源、14……負電源、15……
電流検出抵抗、16,17……ダイオード、18
……ソレノイド、19……2入力ORゲート回
路、23……デイレー回路、22,24……イン
バータ回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ソレノイド等のスイツチングドライバ回路に
    流れるドライブ電流を予め定めた上下限値とコン
    パレータにより比較して該ドライブ電流が上下限
    内に入るように制御する方式であつて、該コンパ
    レータの出力がハイレベル、ロウレベル、ハイレ
    ベルと変化したことを検出し、この変化があつた
    ことをフリツプフロツプに記憶させておき、一
    方、ドライブ開始後、ドライブ時間内の一定時間
    後に監視信号を作り、この監視信号により、前記
    フリツプフロツプに記憶されたドライブ電流を検
    照することにより、異常電流を検出する異常電流
    検出方式において、上記諸回路の他に、更にドラ
    イブ時間外における諸種の故障に基因して発生す
    る異常電流を検出する、異常電流検出用コンパレ
    ータ等を設け、このコンパレータ等の出力と、ド
    ライブ信号により、ドライブ時間外の異常電流を
    検出し、ドライブ時間内外を問わず異常電流検出
    時には、故障による異常電流の流れを遮断し、他
    へ異常事態発生の通報を行なうことを特徴とする
    異常電流検出方式。
JP850979A 1979-01-27 1979-01-27 Abnormal current detecting system Granted JPS55100025A (en)

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JP850979A JPS55100025A (en) 1979-01-27 1979-01-27 Abnormal current detecting system

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JPS55100025A JPS55100025A (en) 1980-07-30
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JPH01155604A (ja) * 1987-12-11 1989-06-19 Stanley Electric Co Ltd ソレノイド制御回路

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JPS55100025A (en) 1980-07-30

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