JPS63200371A - 磁気デイスクのトラツキングサ−ボ方式 - Google Patents

磁気デイスクのトラツキングサ−ボ方式

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JPS63200371A
JPS63200371A JP3072787A JP3072787A JPS63200371A JP S63200371 A JPS63200371 A JP S63200371A JP 3072787 A JP3072787 A JP 3072787A JP 3072787 A JP3072787 A JP 3072787A JP S63200371 A JPS63200371 A JP S63200371A
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signal
disk
circuit
signals
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Takayasu Muto
隆保 武藤
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  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、複数の磁気ディスクが同心軸上に配置され
た磁気ディスクのトラッキングサーボ方式に関する。
〔発明の概要〕
この発明は、複数の記録面を有する磁気ディスク装置の
トラッキングサーボ方式において、少なくとも2つの記
録面に、互いに90゛の位相差を有するサーボ信号が得
られるようにサーボトラックを形成しておくことにより
、方向が判別できると共に安定した速度信号が得られる
ようにしたものである。
〔従来の技術〕
磁気ディスク装置のトラッキングサーボ方式としては、
従来より、サーボ面サーボ方式とセクターサーボ方式と
が知られている。サーボ面サーボ方式は、同心軸上に配
置された複数の磁気ディスクのうちの1つの磁気ディス
クの一方のディスク面がサーボ専用とされ、このディス
ク面にサーボ信号を記録しておくものである。サーボ面
サーボ方式では、1つの磁気ディスクの一方のディスク
面がサーボ専用とされるため、データの記録効率は良く
ない。
セクターサーボ方式は、複数の磁気ディスクのうちの1
つの磁気ディスクの一方のディスク面に、サーボ信号を
データ信号と共に記録しておくものである。すなわち、
1つの磁気ディスクの一方のディスク面にはデータがセ
クター毎に記録され、各セクターの間がサーボ信号記録
エリアとされる。
セクターサーボ方式は、サーボ面サーボ方式に比べて、
データの記録効率が改善される。しかしながら、セクタ
ーサーボ方式では、サーボ信号が間欠的にしか得られな
いため、位置決め時間が長く必要になる。
磁気ディスク装置のトラッキングに用いるトラッキング
信号としては、例えばトライビット信号がある。つまり
、サーボ信号記録エリアには、第8図に示すように、サ
ーボトラックT1.T2゜T3・・・が設けられる。サ
ーボトランクTI。
T2.T3・・・の夫々の境界がデータトラックのトラ
ンクセンタTCに対応している。1本おきのサーボトラ
ンクT1.T3.  ・・・にはシンクパルスSYPと
サーボパルス5VPIが記録される。サーボトラックT
2. T4.  ・・・にはシンクパルスSYPとサー
ボパルス5VP2が記録される。サーボトランクTI、
T3.  ・・・のサーボパルス5VPIとサーボトラ
ンクT2.T4゜・・・のサーボパルス5VP2とは、
シンクパルスSYPに対して、そのタイミングが異なっ
ている0例えば磁気ヘッド61がサーボトランクT1と
T2の間の中心(ジャストトラックの位置)をトレース
しているときには、第9図Aに示すように、シンクパル
スSYPを基準として所定のタイミングで再生されるサ
ーボパルスSVP 1及び5VP2のレベルが等しくな
る。磁気ヘッド61がサーボトラックTl側にかたよっ
てトレースしていると、第9図Bに示すように、サーボ
パルス5vP1の再生レベルが大きくなり、サーボパル
ス5VP2の再生レベルが小さくなる。V11気ヘッド
61がサーボトラックT2側にかたよってトレースして
いると、第9図Cに示すように、サーボパルス5VP2
の再生レベルが大きくなり、サーボパルスSVP 1の
再生レベルが小さくなる。このように、サーボパルス5
VP1及びサーボパルス5VP2の再生レベルは、トラ
ックセンタからのずれに応じて変化する。したがって、
サーボパルス5VP1及び5VP2を抜き取り、その再
生レベルを比較することにより、トラッキング制御を行
うことができる。
上述のように、従来の磁気ディスク装置のトラッキング
方式としては、サーボ面サーボ方式やセクターサーボ方
式がある。これらのトラッキング方式は、1つのディス
ク面をサーボ専用として使用するかデータと共にサーボ
信号を記録するかの違いはあるが、複数の磁気ディスク
のうちの1つの磁気ディスクの一方のディスク面だけに
例えばトライビット信号のサーボ信号を記録してお(も
のである。
ところで、ヘッドを目的とするトラックに移動させる際
には、ヘッドが目的とするトラックまで円滑に移動して
停止できるように、速度サーボがかけられる。この速度
サーボをかけるための速度信号を、磁気ディスクに記録
されたトラッキング信号から得るようにすることが考え
られる。
すなわち、ヘッドを半径方向に移動させていくと、第1
0図Aに示すように、トラッキングエラー信号から位置
信号を得ることができる。この位置信号の零クロス点X
O、XI 、 xi  ・・・がデータトラックのトラ
ックセンタに対応する。この位置信号を微分しく第10
図B)、これを第10図Cに示すように絶対値化すれば
、速度サーボをかけるための速度信号として用いること
ができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の磁気ディスク装置のトラッキング方式では、複数
の磁気ディスクのうちの1つの磁気ディスクの一方のデ
ィスク面だけにサーボ信号が記録されている。したがっ
て、上述のようにしてトラッキング信号から得られる位
置信号は、1相である。このため、この位置信号を微分
して速度信号を求めるようにした場合、ヘッドの移動方
向がわからないという問題がある。
また、ヘッドがデータトラックと次のデータトラックと
の間の略々中心に位置する変化点付近では、位置信号の
りニアリティが悪くなる。このため、速度信号にリップ
ルが多く含まれるという問題がある。
したがってこの発明の目的は、トラッキングサーボ信号
を用いて、方向性が判別できると共に安定した速度信号
を得ることができる磁気ディスク装置のトラッキングサ
ーボ方式を提供することにある。
τ問題点を解決するための手段〕 この発明は、複数の記録面を有する磁気ディスク装置の
トラッキングサーボ方式において、複数の記録面のうち
少なくとも2つの記録面にサーボトラックを形成し、2
つの記録面に対応した磁気ヘッドからは90°の位相差
を有するサーボ信号が得られるように夫々のディスク面
のサーボトラックの位置をずらして形成するようにした
ことを特徴とする磁気ディスクのトラッキングサーボ方
式である。
〔作用〕
磁気ディスクlのディスク面IAとディスク面IBとに
サーボ信号が記録される。ディスク面IAのサーボトラ
ックとディスク面IBのサーボトラックとは、互いに1
72ピッチ分ずらされている。このため、磁気ヘッドを
移動させていくと、ディスク面IAのサーボトラックと
ディスク面IBのサーボトラックとから互いに90°の
位相差を有する位置信号が得られる。この位置信号を微
分することにより、速度信号が得られる。ディスク面I
Aとディスク面lBとからは、90°の位相差を有する
2相の位置信号が得られるので、これにより、移動方向
を知ることができる。また、このように2相の位置信号
が得られるので、リニアリティの良好な部分の位置信号
から速度信号を求めることができる。
〔実施例〕
この発明の実施例について以下の順序で説明する。
a、ディスク面に記録される信号の説明す、速度信号を
得るための具体的構成 a、ディスク面に記録される信号の説明この発明は、複
数の磁気ディスクが同軸上に配される磁気ディスク装置
に用いられる。第1yJA及び第1図Bは、複数の磁気
ディスクのうちの1枚の磁気ディスクの2つのディスク
面を示すものである。この磁気ディスクの一方のディス
ク面lAには、第1図Aに示すように、データ記録エリ
アDla、D2’a、D3a、−−−が設けられると共
に、サーボ信号記録エリア31 a 、 S 2 a 
*Saa、  ・・・が設けられる。データ記録エリア
Dla、D2a、D3a、  ・・・にセクター毎にデ
ータが記録され、各セクターの間のサーボ信号記録エリ
アSla、S2a、S3a、−−−にサーボ信号が記録
される。゛ 他方のディスク面IBには、第1図Bに示すように、デ
ータ記録エリアDlb、D2b、D3b。
・・・が設けられると共に、サーボ信号記録エリアSl
b、S2b、S3b、  ・・・が設けられる。
このサーボ信号記録エリアSlb、S2b、33b、・
・・は、ディスクIAのサーボ信号記録エリアSla、
S2’a、S3a、I # Iと位置が対応している。
データ記録エリアDlb、D2b。
D3b、  ・・・にセクター毎にデータが記録され、
各セクターの間のサーボ信号記録エリアSlb。
S2b、S3b、  ・・・にサーボ信号が記録される
ディスク面IA及びIBに記録されるサーボ信号として
は、トライビット信号が用いられる。そして、ディスク
面IAに設けられるサーボトラックとディスク面IBに
設けられるサーボトラックとは、1/2ピッチ分ずらさ
れている。すなわちディスク面IAのサーボ信号記録エ
リアSla。
S2a、S’3a、  ・・・には、第2図Aに示すよ
うに、サーボトラックTla、T2a、T3a。
・・・が設けられる。これらのサーボトラックT1 a
、 T 2 a、 T 3 a、  ・・・にはシンク
パルスSYPとサーボパルス5vP1及び5VP2から
なるトライビット信号が記録される。これに対して、デ
ィスク面IBのサーボ信号記録エリアs1b、S2b、
S3b、  ・・・には、第2図Bに示すように、サー
ボトラックTlb、T2b、T3b、・・・がディスク
面IAのサーボトラックTla、T2a、T3a、・・
・に対しテサーホトラック幅の1/2だけずらして設け
られる。これらのサーボトランクTlb、T2b、T3
b、  ・・・には、シンクパルスSYPとサーボパル
ス5VPI及び5VP2からなるトライビット信号が記
録される。
ジャストトラックの位置にあるとき、磁気ヘッド3は、
第2図A及び第2図Bに示すように、ディスク面IAで
はサーボトラックTla、T2a。
T3a、  ・・・の境界の中心をトレースするのに対
して、ディスク面IBではサーボトランクT1b、T2
b、T3b、  ・・・の中心をトレースする。トラッ
キング制御は、ディスク面IAのサーボトランクTla
、T2a、’raa、+ * lを再生し、隣接したサ
ーボトラックから得られるサーボパルス5VP1及び5
VP2のレベルを検出していくことにより行われる。
このように、この発明が適用された磁気ディスク装置で
は、一枚の磁気ディスクのディスク面IA及びIBに互
いにサーボトランクの1/2分だけずらされてサーボト
ラックが設けられている。
これにより、磁気ヘッドの動きを示す速度信号が2相得
られる。
なお、上述の例では、隣接するサーボトラックの間にガ
ートバンドが設けられていないが、隣接トラックの間に
ガートバンドを設けるようにしても良い。ガートバンド
幅は任意であり、例えば1トラック分のガートバンドを
設けるようにしても良い。
b、速度信号を得るための具体的構成 第3図は、速度信号を得るための具体的構成を示すもの
である。第3図において、磁気ディスク1及び2は、同
心軸上に配置され、磁気ディスク1のディスク面IA及
びIBには、前述したように、データと共にサーボ信号
が記録されている。
磁気ディスク1及び2がスピンドルモータ(図示せず)
により回転される。
磁気ディスク1のディスク面IA及びIBに対して、そ
の記録/再生を行う磁気ヘッド3A及び3Bが夫々設け
られ、磁気ディスク2のディスク面2A及び2Bに対し
て、その記録/再生を行う磁気ヘッド4A及び4Bが夫
々設けられる。磁気ヘッド3A、3B及び4A、4Bは
ジンバル5A。
5B及び6A、6Bを夫々介してスウィングアーム7に
取り付けられる。スウィングアーム7は、アクチュエー
タモータ8により揺動され、これに伴って、磁気ヘッド
3A、3B及び4A、4Bが磁気ディスクlのディスク
面IA、IB及び磁気ディスク2のディスク面2A、2
B上を移動される。磁気ヘッド3A、3B及び4A、4
Bから信号線9A、9B及びIOA、IOBが夫々導出
され、これらの信号線9A、9B及び10A、10Bを
夫々介して記録/再生信号が伝達される。
磁気ヘッド3A及び3Bの再生信号は、信号線9A及び
9Bを介して位置信号形成回路11に供給される0位置
信号形成回路11で、磁気ディスク1のディスク面IA
及びIBからのサーボ信号から2相の位置信号が求めら
れる。これらの位置信号が速度信号形成回路12に供給
される。速度信号形成回路12で、位置信号形成回路1
1で求められた位置信号を微分して2相の速度信号が求
められ、この2相の速度信号を切り換えることにより、
方向性のある、安定した速度信号が得られる。
位置信号形成回路11には、AGC回路13A。
13B、)ライビット検出回路14A、14B、サンプ
ルホールド回路15A、15Bとからなっている。信号
線9A及び9Bを介して送られてきた磁気へラド3A及
び3Bの再生信号がAGC回路13A及び13Bを夫々
介してトライビット検出回路14A及び14Bに夫々供
給される。トライビット検出回路14A及び14Bは、
ディスク面IA及びIBのサーボトラックに記録されて
いるシンクパルスSYPとサーボパルスSVP 1及び
5VP2からなるトライビット信号を検出するもので、
第4図に示すように構成される。すなわち、磁気ヘッド
3A及び3Bからの再生信号が入力端子51からサンプ
ルホールド回路52及び53に供給される。サンプルホ
ールド回路52には、端子54からサーボパルス5vp
iの再生されるタイミングでサンプルホールドパルスが
供給され、サンプルホールド回路53には端子55から
サーボパルス5VP2の再生されるタイミングでサンプ
ルホールドパルスが供給される。サンプルホールド回路
52及び53の出力が比較回路56に供給され、再生さ
れたサーボパルス5VP1のレベルとサーボパルス5V
P2のレベルとが比較される。この比較出力が出力端子
57から取り出される。
トライビット検出回路14A及び14Bの出力がサンプ
ルホールド回路15A及び15Bに夫々供給される。サ
ンプルホールド回路15A及び15Bには、端子16か
らトライビットゲートパルスTCPが供給される。トラ
イビット検出回路14A及び14Bの出力がこのトライ
ビットゲートパルスTCPによりサンプルホールド回路
15A及び15Bにサンプルホールドされる。
前述したように、磁気ディスク1のディスク面IA及び
IBには、各セクターの間にサーボ信号が記録されてい
る。このため、トライビット検出回路14A及び14B
からは、連続した位置信号が得られない、トライビット
ゲートパルスTCPは、第5図に示すように、磁気ディ
スク1及び2を駆動するスピンドルモータ(図示せず)
の回転を示すインデックス信号(第5図A)から形成さ
れ、このトライビットゲートパルスTCPは、ディスク
面IA及びIBのサーボ信号記録エリアSla、S2a
、S3a、−−−及びS1b、szb、S3b、  ・
・・に対応している。サンプルホールド回路15A及び
15Bでサーボ区間のトライビット検出回路14A及び
14Bの出力をサンプルホールドすることにより、連続
した位置信号を得ることができる。
サンプルホールド回路15Aの出力が微分回路1?Aに
供給されると共に、インバータ18Aで反転されて微分
回路ITBに供給される。サンプルホールド回路15B
の出力が画分回路17Gに供給されると共に、インバー
タ18Bで反転されて微分回路17Dに供給される。微
分回路17A〜17Dの出力が選択回路19に供給され
る。
また、サンプルホールド回路15Aの出力が比較回路2
0Aの一方の入力端子に供給される。インバータ18A
で反転されたサンプルホールド回路15Aの出力が比較
回路20Bの一方の入力端子に供給される。サンプルホ
ールド回路15Bの出力が比較回路20A及び20Bの
他方の入力端子に供給される。比較回路20A及び20
Bの出力が選択回路19に供給され、選択回路19が比
較回路20A及び20Bの出力により制御される。
選択回路19により、微分回路17A〜17Bの出力の
うちの1つが選択され、この選択回路19の出力がサン
プルホールド回路21に供給される。サンプルホールド
回路21には、端子22からトライビットゲートパルス
TCPが供給される。
サンプルホールド回路21の出力が出力端子23から取
り出される。この出力端子23から、磁気ヘッド3A及
び3Bの速度と方向に対応した速度信号が取り出される
つまり、磁気ヘッド3A及び3Bをディスク面IA及び
IB上に移動させていくと、サンプルホ−ルド回路15
A及び15Bから第6図A及び第6図Cに示すような位
置信号La及びLCが出力される。ディスク面IAのサ
ーボトラックとディスク面IBのサーボトラックとは、
互いに1/2ピツチずらされているので、ディスク面I
Aのサーボトラックから得られる位置信号Laに対して
、ディスク面IBのサーボトラックから得られる位置信
号Lcは、第6図A及び第6図Cに示すように、90@
位相が相違している。なお、サンプルホールド回路15
Aから構成される装置信号Lc(第6図A)の零りロス
点xo、x、、x意、・・・がデータトラックのトラッ
クセンターの位置に対応する。
サンプルホールド回路15Aから構成される装置信号L
aは、微分回路17Aで微分される。これにより、第6
図りに示すような速度信号Vaが得られる。また、サン
プルホールド回路15Aから構成される装置信号Laは
、インバータ18Aで反転され、この反転された位置信
号Lbが、微分回路17Bで微分される。これにより、
第6図Eに示すような速度信号vbが得られる。サンプ
ルホールド回路15Bから構成される装置信号LCは、
微分回路17C″?!微分される。これにより、第6図
Fに示すような速度信号Vcが得られる。
また、サンプルホールド回路15Bから構成される装置
信号Lcは、インバータ18Bで反転され、この反転さ
れた位置信号Ldは、微分回路17Dで微分される。こ
れにより、第6図Gに示すような速度信号Vdが得られ
る。これらの速度信号Va −V dが選択回路19で
選択される。
選択回N119の制御は、前述したように、比較回路2
0A及び20Bの出力によりなされる。比較回路20A
では位置信号Laと位置信号1.cとが比較される0位
置信号Lcが位置信号Laより大きいときには、比較回
路20Aの出力がハイレベルになり、位置信号Lcが位
置信号Laより小さいときには、比較回路20Aの出力
がローレベルになる。
比較回路20Bでは位置信号Lbと位置信号LCとが比
較される。位置信号1.cが位置信号Lbより大きいと
きには、比較回路20Bの出力がハイレベルになり、位
置信号Lcが位置信号Lbより小さいときには、比較回
路20Bの出力がローレベルになる。
比較回路20A及び20Bの出力が共にハイレベルのと
きには、微分回路17Aから出力される速度信号Vaが
選択される。比較回路20A及び20Bの出力が共にロ
ーレベルのときには、微分回路17Bから出力される速
度信号vbが選択される。比較回路20Aがハイレベル
で比較回路20Bがローレベルのときには、微分回路1
7Cから出力される速度信号Vcが選択される。比較回
路20Aがローレベルで比較回路20Bがハイレベルの
ときには、微分口!17Dから出力される速度信号Vd
が選択される。
選択回路19の出力がサンプルホールド回路21に供給
される。サンプルホールド回路21には、端子22から
トライビットゲートパルスTGPが供給される。
第6図において、位置信号La (第6図A)と位置信
号Lc(第6図C)とを比較すると、時点1、から時点
t3までの間では、位置信号Lcの方が位置信号Laよ
りも大きく、時点t、になると、位置信号LaO方が位
置信号Lcよりも大きくなる。時点t3から時点t、で
は、位置信号Laの方が位置信号Lcよりも大きく、時
点t、になると、位置信号LCO方が位置信号1.aよ
りも大きくなる。したがって、比較回路20Aの出力は
、時点t1〜t、、時点tsxt、てハイレベルになり
、時点、t、〜LS、時点t、〜t、でローレベルにな
る。
一方、位置信号Lb(第6図B)と位?!!信号LC(
第6図C)とを比較すると、時点t!から時点t4まで
の間では、位置信号LbO方が位置信号LCよりも大き
く、時点t4になると、位置信号LCの方が位置信号L
bよりも大きくなる。時点t4から時点t、では、位置
信号LCO方が位置信号Lbよりも大きく、時点t、に
なると、位置信号Lbの方が位置信号Lcよりも大きく
なる。
したがうて、比較回路20Bの出力は、時点t2〜1 
、 、時点1−〜t6でローレベルになり、時点t4〜
t、でハイレベルになる。
時点t+”’itでは、比較回路20Aの出力と比較回
路20Bの出力とが共にハイレベルなので、選択回路1
9で速度信号Vaが選択される。時点t、〜t、では、
比較回路20Aの出力がハイレベルで比較回路20Bの
出力がローレベルなので、選択回路19で速度信号Vc
が選択される0時点t、〜t4では、比較回路20Aの
出力と比較回路20Bの出力とが共にローレベルなので
、選択回路19で速度信号vbが選択される。時点t4
〜1aでは、比較回路20Aの出力がローレベルで比較
回路20Bの出力がハイレベルなので、選択回路19で
速度信号Vdが選択される。以下、選択回路19では、
時点t、xjiでは速度信号Vaが選択され、時点t6
〜t、では速度信号VCが選択され、時点t、〜t、で
は速度信号vbが選択され、時点t・〜t9では速度信
号Vdが選択される。
したがって、出力端子23からは、第6図Jに示すよう
な速度信号が取り出される。この速度信号は、位置信号
の変化点の部分が用いられていないので、非常に安定し
ている。また、この速度信号からヘッドの移動方向がわ
かる。つまり、第6図Jに示す速度信号は、負のレベル
にある。これに対して第7図は、ヘッドの移動方向を反
対にした場合の各部の波形を示すものであり、ヘッドの
移動方向を反対にすると、位置信号Laに対して位置信
号Lbの位相が90°遅れることになる。
この場合には、第7図Jに示すように、速度信号が正の
レベルにくる。
このように、磁気ディスクトのディスク面IAと共に、
ディスク面IBにもサーボ信号が記録されているので、
2相の位置信号を得ることができ、これにより、方向が
わかり、安定した速度信号を求めることができる。
なお、上述の例では、磁気ディスク1のディスク面IA
とディスク面IBにサーボ信号を記録するようにしたが
、同心軸上の磁気ディスクのディスク面のうちの2つの
ディスク面にサーボ信号を記録しておけば、2相の位置
信号を得ることができ、どの2面にサーボ信号を記録す
るかは任意である。
また、この発明は、サーボ面サーボ方式の場合でも同様
に適用できる。
〔発明の効果〕
この発明に依れば、2つのディスク面IA及びIBに、
互いに90°の位相差を有するように、サーボ信号が記
録される。このため、90°の位相差を有する2相の位
、開信号が得られる。この2相の位置信号を用いること
により、方向が判別でき、安定した速度信号を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明が適用された磁気ディスクのディスク
面を示す平面図、第2図はこの発明が適用された磁気デ
ィスクのサーボトラックの説明に用いる路線図、第3図
はこの発明が適用された磁気ディスクを用いて速度信号
を形成する場合の具体構成を示すブロック図、第4図は
トライビット検出回路の一例のブロック図、第5図はト
ライビットゲートパルスの説明に用いる波形図、第6図
及び第7図は速度信号を形成する場合の説明に用いる波
形図、第8図はトライビット信号の説明に用いる路線図
、第9図はトライビット信号の説明に用いる波形図、第
10図は従来の磁気ディスクの説明に用いる波形図であ
る。 図面における主要な符号の説明 1.2:磁気ディスク、 IA、IB、2A、2B:デ
ィスク面、 3A、3B、4A、4B:磁気ヘッド、 
11:位置信号形成回路、  12:速度信号形成回路
、 17A〜17D:微分回路、19:選択回路。 第1図B −tのディスフ面のサーごトラフ2 イf!大のテ1スフ+1Jのサーrトラ7フ第2図8 第6図 オ(tlPL吋Iニル・、t:4t(1’)J舒のJう
19第7図 トライ6トr)鶴明 トライセちトの−>5−311句 第9図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 複数の記録面を有する磁気ディスク装置のトラッキング
    サーボ方式において、 上記複数の記録面のうち少なくとも2つの記録面にサー
    ボトラックを形成し、上記2つの記録面に対応した磁気
    ヘッドからは90°位相差を有するサーボ信号が得られ
    るように上記夫々の記録面の上記サーボトラックの位置
    をずらして形成するようにしたことを特徴とする磁気デ
    ィスクのトラッキングサーボ方式。
JP3072787A 1987-02-13 1987-02-13 磁気デイスクのトラツキングサ−ボ方式 Pending JPS63200371A (ja)

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JP3072787A Pending JPS63200371A (ja) 1987-02-13 1987-02-13 磁気デイスクのトラツキングサ−ボ方式

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JP (1) JPS63200371A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100373448C (zh) * 2004-07-16 2008-03-05 株式会社东芝 磁盘和具有磁盘的磁盘设备

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CN100373448C (zh) * 2004-07-16 2008-03-05 株式会社东芝 磁盘和具有磁盘的磁盘设备

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