JPS63198678A - 新規化合物、その製造方法及びその用途 - Google Patents

新規化合物、その製造方法及びその用途

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JPS63198678A
JPS63198678A JP62298884A JP29888487A JPS63198678A JP S63198678 A JPS63198678 A JP S63198678A JP 62298884 A JP62298884 A JP 62298884A JP 29888487 A JP29888487 A JP 29888487A JP S63198678 A JPS63198678 A JP S63198678A
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は有用な抗ウィルス活性及び項腫瘍活性を有す
る新規な環式有機化合物に関する。さらに詳細に言うと
、この発明は、海洋生物、すなわち海綿、トプセンチア
属の種(TopsenLia、 sp)から誘導された
新規なビス−インドールアルカロイド抗腫瘍及び抗ウィ
ルス組成物並びにその使用方法に関する。
種々の腫瘍に関する疾病が人類を冒している。かなりの
研究か腫瘍学及び抗!!瘍手段に向けられた。腫瘍は種
々の哺乳動物において共通であり、哺乳動物における腫
瘍の予防、成長の制御及び減退は人類にとって重要であ
る。腫瘍という語は、元の組織又は宿主の身体の秩序に
対して全体として不整合な新しい組織成長の異常な塊を
言う。
腫瘍は、種々の形態のガン及びその結果もたらされるガ
ン性悪態症を包含する種々の疾病によって哺乳動物及び
人類を冒している。ガン性悪態症は、腫瘍によって哺乳
動物が冒された際に伴ねれる徴候性の不快さである。こ
れらの徴候は、例えば体重の減少によって立証される、
冒された哺乳動物の弱体状態である。ガンの重大さはよ
く知られている0例えば、ガンは心臓及び血管系疾病に
次ぐヒトの第2の死因である。
腫瘍学、及び化学治療を包含する抗腫瘍手段に対してか
なりの研究及び投資が行なわれている。腫瘍の成長を阻
害し、緩和し又は制御することを助けるいくつかの方法
及び化学組成物が開発されたけれども、新しい方法及び
抗腫瘍化学組成物か必要である。
ウィルス疾病もまた、人類、植物、昆虫及び動物を冒し
ている。ウィルス疾病の予防及び制御は健康及び経済的
観点から重要である。
ウィルス疾病は、一般的な風邪、ヘルペス及びガンを包
含するヒトの疾病に関与するのて、それを制御すること
が重要であることは朗らかである。また、動物における
ウィルス疾病の予防も。
経済的理由及びヒトに疾病を感染させるキャリアとなる
ことを防止する上ても重要である。植物のウィルス疾患
は、果樹、タバコ及び種々の野菜の栽培に壊滅的影響を
与えるものとして知られている。昆虫のウィルス疾病も
また、昆虫がウィルス疾病をヒトに移す能力を有するの
で重要である。
ウィルス疾病の予防及び制御はこのように人類にとって
最も重要なことであり、かなりの研究か抗腫瘍手段に対
して行なわれている。ウィルスを阻害し、制御し又は破
壊することを助けるいくつかの方法及び化学組成物が開
発されているが、抗ウィルス化学組成物がさらに必要で
ある。
海洋生物、特に海綿は、多様な化学的及び生物学的に興
味のある分子の潜在的な供給源である。海綿から誘導さ
れるいくつかのこのような分子はショイアー・ピー・ジ
ェイ編、MarineNatural Product
s、 Chemical and Biologica
lPerSpectives; Academic P
ress; ニュー Qヨーク、1978−]!18:
l; Vow、 r−V;フォールフナ−・ディΦジェ
イ、Natural Products Report
s 1984゜Vol、 1.551−598;及び1
986、Vol、 3.1−:l:l、つエムラ・ディ
、タカハシ・ケイ、ヤマモト・ティ、カタヤマ・シー、
タナ力・ジェイ、オフムラ・ワイ、ヒラタ・ワイ、J、
 Av、 CI+es+、 Soc。
1985、107.4796−4798に記載されてい
る。
トプセンチア属に属する海綿の種の抽出物から誘導され
たあるビス−インドールアルカロイドか有用な抗腫瘍活
性及び抗ウィルス活性を有することが見出された。
従って、この発明の目的は、抗ウィルス剤及び抗腫瘍剤
として有用な新規物質及びそれを生産する方法を提供す
ることである。
この発明の他の目的及び利点は1部分的には以下の説明
に記載しであるし、部分的にはこの説明から自明である
し、また、この発明を実施することによって理解される
であろう、この発明の目的及び利点は特許請求の範囲に
記載した組成物。
方法及びその組合せによフて達成される。
この発明は下記一般式(1) (たたし、)jl 、 R2、R4及びR5はそれぞれ
同−又は異なって水素、低級アルキル、又は低級アシル
基であり、R3は二重結合酸素、又は2つの単結合水素
、水酸基着しくは同−若しくは異なる低級アルコキシル
基若しくは低級アシロキシ基であり、Xは水素、水酸基
又はハロゲンである) で示される化合物を提供する。
この発明の好ましい具体例においては、組成物は実質的
に純粋である。
この発明の好ましい具体例では、低級アルキル基、アシ
ル基、アルコキシル基及びアシロキシル基は1ないし5
債の炭素原子を有する。
この発明のさらに好ましい具体例では、一般式(I)で
示される化合物のXが水素又は臭素であり、R1、f1
2 、 Rj 、R4及びR5は以下のものを示す。
(1)Rゴ=H1OH,R’ =R” =R’ =R’
 =(2)R’ =H,OAc、R’ =R2=R’ 
=R’ =C0CH。
(3)  Rコ  =C,R’   =R2=R4、H
,R’   =CH:1 (4)  Rコ  = 0 、  Rl   =  R
2=  RJ   =  R’i   =C0CH。
(5)R″″ =0.R’  =R” =R’  =R
’  =CHユ この発明のさらに好ましい具体例の化合物は下記一般式
(II)て表わされる。
II (たたし、Xは水素又は臭素である) この発明はまた、無毒性の薬理的に許容できる担体又は
島駅剤中に、抗腫瘍又は抗ウィルスに効果のある量の上
記一般式(I)又は(H)で示される化合物を含む抗ウ
ィルス及び抗腫瘍組成物を提供する。
さらにまた、この発明は上記式(T)又は(II)で示
される化合物の製造方法を提供する。
この方法は、海綿トプセンチアを回収する工程と、この
海綿を少なくとも1種の適名な重機溶媒と接触させて、
上記式(I)又は(n)で示される化合物を含む抽出物
を得る工程と、該抽出物から式(I)又は(II)て示
される化合物を単離する工程とを含む。
この発明の好ましい具体例ては、適当な有機溶媒はペン
タン、ヘキサン、メタノール、ブタノール、エタノール
、トルエン、アセトン、メチルエチルケトン、酢酸エチ
ル、エタノール及びメチルイソツチルケトンから成る群
より得らればれる。
この発明はまた、式(I)又は(II)で示されるl又
は2以上の抗腫瘍効果量の化合物を腫瘍と接触させるこ
とから成る、宿主中の腫瘍を阻害する方法及びガン性悪
態症の治療方法を提供する。
この発明はまた、式(I)又は(II)て示される1又
は2以上の抗ウィルス効果量の化合物をウィルスと接触
させることから成る、ウィルスを阻害する方法及びガン
性悪態症の治療方法を提供する。
上記した一般的な説明及び下記の詳細な説明は、例示及
び説明のためのみのものであって、クレームされた発明
を限定する意図かないことが理解されるべきである。
以下、この発明の好ましい具体例を詳細に説明する。こ
の発明の実施例は以下の実施例部分に例示されている。
この発明は下記一般式(I) ■ (たたし、Rl 、 R2、R4及びR5はそれぞれ同
−又は異なって水素、低級アルキル、又は低級アシル基
であり、R3は二重結合酸素、又は2つの単結合水素、
水酸基若しくは同−着しくは異なる低級アルコキシル基
若しくは低級アシロキシ基であり、Xは水素、水酸基又
はハロゲンである)て示される化合物を提供する。
この発明の好ましい具体例においては1組成物は実質的
に純粋である。
この発明の好ましい具体例では、低級アルキル基、アシ
ル基、アルコキシル基及びアシロキシル基は工ないし5
個の炭素原子を有する。
この発明のさらに好ましい具体例では、一般式<r)で
示される化合物のXが水素又は臭素であり、R1,R2
,Rコ R4及びR5は以下のものを示す。
(1)FL’ =H,OH,R’ =R’ =R’ =
R’ −(2)R″=H1OAc、R’ =R2−R’
 =R’ =C0CH。
(3)R3=0、R1=R” =R’ =H,R5=C
H5 (4)R”  =Q、R’  =R”  =R4=R’
  =C0CH3 (5)R″ =0、R1=R2=R4=R%  =CH
3 この発明のさらに好ましい具体例の化合物は下記一般式
(II)で表わされる。
■ (ただし、Xは水素又は臭素である) この発明はまた、無毒性の薬理的に許容できる担体又は
希釈剤中に、抗腫瘍又は抗ウィルスに効果のある量の上
記一般式CI)又は(n)で示される化合物を含む抗ウ
ィルス及び抗腫瘍組成物を提供する。抗腫瘍組成物が用
いられる条件が異なるので、効果を発揮する量も異なる
が、105個の腫瘍細胞に対して必要な最少の投与量は
0.5ttgないし1.00ggである。無毒性の薬理
的に許容できる担体又は希釈剤の例として、エタノール
、ジメチルスルフオキシド及びグリセロールを挙げるこ
とができる。
この発明はまた、式(I)又は(II)で示されるl又
は2以上の抗腫瘍効果量の化合物を!1mと接触させる
ことから成る、宿主中の腫瘍を阻害する方法及びガン性
悪態症の治療方法を提供する。この発明の化合物の、腫
瘍及び腫瘍細胞を阻害する有効さは、哺乳動物を包含す
る宿主中の腫瘍を制御し、ガン性悪態症を治療するため
の有用性を示している。
この発明はまた、無毒性の薬理的に許容できる担体又は
希釈剤中に、抗ウィルスに効果のある量の上記一般式(
I)又は(II)で示される化合物を含む抗ウィルス組
成物を提供する。抗ウィルス組成物が用いられる条件が
異なるので効果を発揮する量は変わるが、ウィルスの2
5ないし80プラ一ク形成単位に対する最少の投与量は
一般的に50.gないし20o ggである。無毒性の
薬理的に許容できる担体又は希釈剤の例として、エタノ
ール、ヂメチJレスフフオキシト及びグリセロールを挙
げることができる。
この発明によると、抗ウィルス効果量の式(I)又は(
n )で示される1又は2以上の化合物をウィルスと接
触させることから成る方法によってウィルスが阻害され
又は殺される。最少の効果量は、上述したように、ウィ
ルスの25ないし80プラ一ク形成単位に対して一般的
に50pgないし20oルgである0式(I)又は(T
I)で示される化合物は、多様なウィルスを阻害し又は
殺すことに有効であり、このようなウィルスの例として
、RNAウィルス、水痘性口内炎ウィルス(以下、VS
Vという)、アレナウィルス、コロナウィルス、リノウ
ィルス、インフルエンザウィルス及びDNAウィルス、
単純ヘルペスウィルス−I(以下、H3V−Iという)
、他のヘルペスウィルス、アデノウィルス、コクサラキ
ーウィルス、ポリオウィルス及びバボバウィルスを挙げ
ることができる。
この発明の化合物の、ウィルスを阻害することについて
の有効性は、式(I)又は(II)で示される化合物が
、ウィルスによって引き起こされる動物及び植物宿主に
おけるウィルス感染症を制御するのに有効であることを
示している。この発明の化合物を用いることによって制
御することができるウィルス感染症は、上述したRNA
ウィルス又はDNAウィルスによって引き起こされる感
染症を包含する。この発明は、植物に一般的なウィルス
感染症を制御することにも有用である。
さらにまた、この発明は、海綿トプセンチアを回収する
工程と、この海綿を少なくとも1種の適当な有機溶媒と
接触させて、上記式(I)又は(II)で示される化合
物を含む抽出物を得る工程と、該抽出物から式(I)又
は(II)で示される化合物を単離する工程とを含む、
式(1)又は(II)で示される化合物の製造方法を提
供する。
式(I)又は(n)で示される化合物又はその還元誘導
体若しくは塩を製造する方法の好ましい具体例の詳細は
以下の通りである。バハマのボウルディング・ケイで1
149フイートの深さでスキューバダイビングで潜って
海綿トプセンチアを集める。この海綿を第1の溶媒とし
てメタノール−トルエン(3:1)で抽出して抽出物を
得、これを濃縮して粗残渣を得る。次にこの残渣を、ペ
ンタンと10%メタノール水溶液とをifの分配溶媒と
して用いて分配し、水性メタノール抽出物を得る。この
水性メタノール層を次に水て希釈して30%の濃度とし
、その残渣を30%メタノール水溶液とジクロロメタン
を第2の分配溶媒として用いて分配する。水性メタノー
ル層を次に濃縮し、残渣な、ブタノールと水を第3の分
配溶媒として用いて分配する。式(I)又は(n)て示
される化合物を含むブタノール可溶画分を20%メタノ
ール水溶液に溶解し、種々のクロマトグラフィ一方法に
よって実質的に純粋な式(I)又は(1)の化合物が得
られる。
メタノール−トルエンは第1の抽出溶媒として現在のと
ころ好ましい選択であるが、他の適当な溶媒を用いるこ
ともできる。適当な溶媒は、海綿の他の成分から式(I
)又は(II)て示されるいずれかの化合物を抽出する
ことができるものである。第1、第2及び第3の分配溶
媒は、ペンタン、ジクロロメタン、ブタノール及びメタ
ノールで置き換えることができる0例えば、他のC1−
C+Oのアルカンをペンタンに代えることができ、他の
低級アルカノールをブタノール又はメタノールに代える
ことができる。
この発明の方法において、あらゆる適当な分画及び単離
方法を用いることができる。適当な分画方法は、シリカ
ゲル、セファデックスLl(−20、アンモニア処理シ
リカゲル、及びリクロソープNH2カラムを包含する当
業者によって知られた適当なカラムを用いた逆相液体ク
ロマトグラフィー(RPLC)及び高速液体クロマトグ
ラフィー(HPLC)を包含する。カラムは、当業者に
よって知られているように、ヘプタン、酢酸エチル、塩
化メチレン、メタノール、イソプロパツール及び種々の
混合比を有するこれらの組合せのような適当な溶離液て
溶離される。
[実施例] 次にこの発明を実施例によって例示する。実施例によっ
てこの発明の範囲を限定する意図はない、上述の詳細な
説明及び一般的な説明と組み合わされて、実施例はこの
発明のさらなる理解を与え、この発明の化合物を製造す
る方法を説明する。
以下の実施例は、上述したこの発明の目的を達成するた
めの化合物、製造方法及び使用方法の好ましい具体例を
示すものである。実施例において、製造方法か記載され
ていない出発物質及び試薬は、化学会社のような、この
分野において知られた供給源から市販されているもので
ある。
及胤且土盈lユ ドブセンチン及びポロモトブセンチンの製造化合物1 ドブセンチン 化合物2 ブロモドブセンチン ハハマのボウルディング・ケイで1149フイートの深
さで採集した海綿トプセンチアの凍結試料(264g)
をメタノール−トルエン(3:1)で2回抽出した。抽
出物を1つにまとめ、水浴上で30℃で真空中で濃縮す
ると11.32 gの残液か得られた。この残渣(11
,32g)をペンタンと10%メタノール水溶液との間
で分配した。アルコール相を次に水で30%に希釈し、
CIl、CI□で抽出した。水性メタノール相を儂縮し
、ブタノールと水の間に分配した。単純ヘルペスウィル
ス1型(H3V−1,)活性ブタノール可溶画分の一部
(200mg)を20%メタノール水溶液(1ml)に
溶解し、逆相クロマトグラフィー用充填剤(アミコン・
シリカ−C8,2O−45p m)を充填したカラム上
てクロマトグラフィーを行なった。活性画分(123■
g)を20%メタノール水溶液で溶離し、逆相HPLC
(18M5uC18,10am x 250 mm、 
20%メタノール水溶液)で精製することによって28
mgの純粋なドブセンチン(1)及び67IIgのブロ
モドブセンチン(2)が黄色粉末として得られた。
ドブセンチン(1)、黄色粉末:紫外線吸収、入wax
 (MeOH) 208 un (12,000)、2
46 sh  (5100)、285 (4S[lO)
及び :175 (41100); IR(にBr) 
:1395.3275、1635、1590、1530
、1455、1270、   1165.。
1115.1i95、及び876 c+*−’; ’H
NMR(350Mtlz、DMSO−da ”  1%
 TFA−)り 6.841 (01,ddSJ −8
,6,1,8Hz)、7.997 (IH,d、 J 
−1,8Hz)、7.201 (2H,、m)、7.5
23 (18,d、 J l−7,9Hz)、7.99
0  (III、 d、  J  −7,61(z、 
8.041  (IH,d、   J  −8,6Hz
)、8.155、(IH,d J =2.8 Hz)、
8.159(1(1、S)、  8.487  (IN
、   d、   J  =  3.2  Hz)、 
 11.762(111、S)、  12.355  
(IH,d、 J  −2,2Hz)、   ”コCN
MR(90N)lz、DMSO−1% TFA−)1)
98.11  (d)、102.72 (s)、112
.38 (d)、11:1.12 (d)、113.9
5(s)、116.QO(d)、118.67 (s)
、119.46 (d)、120.50 (d)、12
2.02 (d)、122.44 (d)、124.2
7(s)、125.74 (d)、131.11 C=
、)、1:+6.53 (s)、137.78 (d)
、138.33 C5)、141.23 (S)、15
5.25(S)、171.5 (s);  HREfM
S 342 (100%、(:2o11+J40z、M
”)、209 (:+9、C+2HyN30)、183
(28、C15L  N*)、 171  (17、C
l0117N20  )、 160(145、C911
6N O□) 133 (55、C,H?NO)及び1
05(15)。
ブロモドブセンチン (2)、黄色結晶、融点296−
7℃:紫外線吸収、入wax (MetlO) 209
 nm(13,000)、2:16 (9,700)、
287 (50口0)及び374(58(10); I
R(KBr) 34(10−3100,2255,21
20,1635,1590,1520,1445,12
65,1230,1165,1028,1005、及び
875cII−凰;’HNMR(350Mllz。
CDCl3:l;F3COOH1:1) 7.098 
(IH,dd、 J −8,6,2,4Hz)、7.1
93 (18,d、 J −2,4Hz)、7.227
(IH,dd、 J −8,6,1,8Hz)、7.5
58 (LHld、J−8,6Hz)、7.668 (
IH,d、 J ==1.8 Hz)、7.812(1
、S)、7.927 (IHld、、 J l=3 )
+z)、8.202 (18、d、 J −8,611
z)、8.371 (IH,d、 J −3Hz)、9
.272 (IH,brs)、10.409 (IH,
brs); ”CNMR(90MHz、 CDC15:
CFs: C0OH]+1) 101.6 (d)、1
017 (s)、116.7 (d)、117.0 (
s)、117.5 (d)、118.2 (d)、11
9.6 (s)、121.5 (d)、122.6 (
s)、125.2  (s)、12.5.5  (d)
、127.7  (d)、128.0  (d)、13
5.0  (S)、 139.7  (s)、 140
.5  (S)、 140.8  (d)、141.7
 (s)、155.0 (s)、172.4 (S);
高分解能質量スペクトル(徐REIMS) 422/4
20 (40%、C2oH1:+BrN402、 M”
)、 394/392  (1,3、C+J++BrN
302)、 342  (13、M”−Br)、289
/287  (6%、C+211drNJ)、263/
261  (100、C9H6BrN2)、223/2
21  (+3、 C9H6BrN2)、 209/2
07  (9,5、CgHaBrNO)、182 (1
5,261−Or)及び133 (94、C,H,No
)。
この発明の化合物の抗腫瘍活 実施例で得られた化合物l(ドブセンチン)及び2(ポ
ロモトプセンチン)に対応する式(I)及び(n)の化
合物の抗腫瘍効果を示すために以下の分析方法を用いた
P388388マウス白血病細 胞細胞の維持 10%ウマ血清、4mMグルタミン及び10gg/il
ゲンタマイシン(バイオログス・インコーボレーテット
)を含むダルベツコMEM@地中てP388マウス白血
病細胞を培養した。
操作 1.24穴プレート又はチューブのそれぞれのウェルに
化合物を加え、溶媒を蒸発乾固させる。
2、それぞれのウェル又はチューブに2 ml(1,2
xlO″個)の細胞を加え、かきまぜる。
3.10%CO,中で37℃で48時間インキュベート
する。
4、倒立顕微鏡でプレートを読み、l+から4千まで以
下のようにして活性に点数をつける。
ND:検出できず、生育制御 〉9021十:生育制御
75%−90% 2+:生育制御50%−74% 3+、生育制御25%−49% 4+−生育制御く25% 細胞係数はそれぞれのチューブについて行ない、結果は
制御の百分率で示されている。
陽性対照:ビンブラスチン又はビンクリスチン水溶液 ヒト腫瘍株細胞分析 株細胞の維持 HCT−8ヒト結腸腫瘍細胞をRPMI l[i40培
地(ギブコ社)中で生育した。 A349ヒト肺ガン細
胞及びT47Dヒト乳ガン細胞をダルベツコの培地(バ
イオログ・インコーホレーテッド)中で培養した。全て
の培地は10%ウシ胎児血清及び50pg/mlのゲン
タマイシンを含んでいた。全てのヒト腫瘍株細胞は5%
CO,中で37℃でインキュベートし、1週間に1@継
代培養した。
1.24穴ブレートのそれぞれのウェルに1厘1の種細
胞(5000個の)ICT−8細胞、8000個のA3
49細胞、12000個の747D細胞)を植える。
2、Co2インキュベーター中で48時間インキュベー
トする。
3、それぞれのウェルに化合物を加え、さらに120時
間インキュベートする。
4、培地を捨て、メチレンブルー(HCT−8)又はク
リスタルバイオレット(A549及びT47D)て染色
する。
5、薬剤で処理したウェルと対照(薬剤を加えていない
)のウェルにおける細胞密度を比較し、以下のように点
数をつける。
ND:検出せず、対照の生育の〉90%1+:対照の生
育の75%−90% 2+:対照の生育の50%−74% 3+:対照の生育の25%−49% 4+:対照の生育のく25% ビンブラスチン又はビンクリスチン対照(2gl/分析
を用いる)の最終濃度 溶液濃度  添加量 試験に3ける最終濃度50 mg
/■l   2pl      50  戸g/璽12
0  mg/ml      2p、]       
     20   pg/m15.0mg/ml  
2g!      5.0 7zg/m10.5 mg
/■l  2JLI      O,5戸g/ml備考 1、水以外の溶媒については、溶媒をチューブ又はウェ
ルからフードをかぶせて蒸発させた。
2、クロロホルム及びブタノールはプラスチック24穴
プレートでは用いることができない、ガラス管を用いる
それぞれのプレートの最後の2つのウェルでは溶媒対照
を2つ行ない、又はそれぞれのラックの72以下のチュ
ーブの最後の4本で溶媒対照を常に行なう。また、各プ
レート又はチューブにおいて、4つのウェル又はチュー
ブは培地及び細胞のみを入れる。200p+を超える体
積の水溶液を用いる場合には、試料を乾燥し培地中で所
望の濃度とする。
上記分析の結果が第1表にまとめられている。
第1表は、化合物l及び2が少なくとも20fig/m
lの濃度において良好な抗腫瘍活性を有することを示し
ている。
P388生体内実験の手順 DBA/2マウスから得たP388白血病細胞をBDP
Iマウスに腹腔内接軸した。接種物の濃度は0.1■l
中に106個細胞であった。腫瘍の細菌学的チェックか
陰性であったので、第1日(m種24時間後)にマウス
を6匹の群に無作為抽出した。
被検物質を、絶対エタノール及びTween 80の助
けを借りて0.9$  NaCl中に溶解又は懸濁し、
0,51/マウスの投与量でマウスに腹腔内投与した(
 gDl−5)。毒性の証拠を与えるために第1日及び
第5日にマウスの体重を測定し、死亡は毎日記録した。
それぞれの実験は適当な数の未処理対照マウス、1投与
量の5−フルオロウラシルから成る陽性対照及び4投与
量の被検物質を含む。被検物質は第1日に新鮮なものを
調製し、5日間毎日投与した。量か十分て被検物質か変
化しないのて、毎日新鮮な投与物を調製する必要はなか
った。治療評価の最終時点で平均生存時間及びメジアン
生存時間並びに第30日における長期間生存個体数を調
べた。寿命の増加百分率($ ILS)が25あれば有
意な活性を有する証拠である。
第1表及び第2表に示す生体外及び生体内試験の結果か
ら明らかなように、この発明の物質は腫瘍を阻害し又は
破壊するのに有効てあり、従って、ガン性悪態症のよう
な、腫瘍によって引き起こされる又は腫瘍に関連する疾
病を制御するのに有効であり、この発明の目的を達成す
る。
この 明の物 の打つィルス活 実施例で得られた化合物l及び2(ドブセンチン及びブ
ロモドブセンチン)に対応する式(I)又は(n)で示
される化合物の生体内抗ウィルス効果を示すために以下
の分析方法を採用した。
A、細胞培養物の維持 1、ウィルス a、単純ヘルペスウィルス1 塁(H3V−1)はCV
−1株細胞中で複製する。 CV−1は一次アルリカミ
ドリザル細胞から誘導されるフィブロブラスト様細胞培
養物である。
2 、 CV−IIII胞の生育 a、150c■2の組織培養フラスコ中で、10%ウシ
胎児血清を含む4011のEMEM (生育培地)中ニ
10 x ID’4f4ノCV−1mPMを植エル。
b、フラスコでの植えつけ7日後に細胞数は約40−5
0 x 10’個であるべきである。これらの、数字に
基づき、CV〜1の倍増時間は72時間である。
3、トリプシン処理 a、培地を無菌的に除去する。
b、Ca”及びMg2+を含まないダルベツコのリン酸
緩衝食塩水101で細胞シートを2回すすぐ。
c、 1.s mlないし2.01のトリプシン−ED
TA混合物を加える。
d、フラスコを室温で10分間インキュベートする。
e、クラスを振盪する。
f、10m1のEMEM生育培地を加え、細胞塊をピペ
ッティングにより破壊する。
g、細胞を計数する。
B、ウィルス分析のためのプレートの調製l、細胞濃度 a、細胞をEMEMで4 x 1G’細胞/mlニ希釈
スる。
b、24穴のトレーに、各ウェルに0.51づつ植える
。各ウェルの細胞濃度は2 x 10’細胞である。
c、5% CO2中で37℃でインキュベートする。
d、ウェルは植えつけ後数日(好ましくは2.3又は4
日)後まで使用できる。
c、cv−i細胞中(7)H3V−1(7)分析1、プ
レート中のGV−1のウィルスによる感染a、培地をウ
ェルから除去する。
b、少なくとも25プラ一ク形成単位(PFLI)で8
0 PFU以下のウィルスをウェルに感染させる。
C0感染細胞を37°Cで1.5時間培養する。
d、インキュベーション期間の最終時点て上清を注ぎ出
す。
e 、 0.5 Lllのメチルセルロース被覆培地(
Mco)を加える。
1)MCOは、1%の4000センチボイズのメチルセ
ルロースから成る、フェノールレッドを含まない維持培
地である。ウシ胎児血清を5%の濃度で用いる。
2、薬剤評価 a、薬剤評価のために1円形のろ紙(直径6■)を0.
02 mlの海綿抽出物又は被検化合物で濡らす。
l)溶媒を室温で20分ないし30分で蒸発させる。
2 ) CV−1細胞、ウィルス及びMCOを含むウェ
ル中にろ紙を置く。
b0組織培養プレートを37℃て48時間インキュベー
トする。
C948時間後、0.51のNRMCOを各ウェル上に
置く。
1 ) NR鱈COは、0.1飄g/■lのニュートラ
ルレット染料と2%の15センチボイスのメチルセルロ
ースを含み、フェノールレッドを含まない維持被覆培地
である。
d、プレートを37°Cで培養し、次の日に読む。
1)抗ウィルス活性は2つのパラメー ターから観察されるべきである。1つはプラーク数の現
実の減少であり、もう1つはプラークの直径の縮小であ
る。
3、薬剤活性の点数付け a、抗ウィルス活性(AVA)は0から+++までの間
で点数付けする。
+++:ブラーク形成の完全な阻害 ++:部分的阻害 +  :部分的阻害 0  :防御なし す、細胞毒性(Cyt) 0:可視的又は顕微鏡的細胞毒性がない16:完全な細
胞破壊 8.1O112,14:部分的細胞毒性上記分析の結果
が第3表にまとめられている。
第3表 化合物l及び2の抗ウィルス活性 第3表は、化合物l及び2が100 mg/電【及び/
又は200 mg/mlの濃度で抗ウィルス活性を有す
ることを示している。
上記生体外試験から明らかなように、この発明の化合物
はウィルスの生育阻害に有効であり。
従って、ヘルペス及び一般的な風邪のようなウィルスに
関連する疾病の制御に有効てあり、この発明の目的を達
成する。
この発明の範囲は、上記説明、実施例及び示唆された用
途によって限定されず、この発明の精神から逸脱するこ
となく修飾することが可使である。例えば、実施例1及
び2で得られた化合物の、アシル又はフッ素化誘導体の
ような誘導体も、上記好ましい具体例と同様な抗m瘍及
び抗ウィルス活性を有し得る。さらに、ここで記載した
化合物は、例えば鎮痛剤のような他の有用な用途を宥す
るかもしれない、この発明の化合物の投与は、当業者に
よって現在知られ又は予想されるあらゆる適当な方法及
び技術によって行なうことができる。従って、この発明
は、特許請求の範囲及びその均等の範囲に入るこの発明
の修飾及び変形をカバーすることを意図する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)下記一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ ( I ) (ただし、R^1、R^2、R^4及びR^5はそれぞ
    れ同一又は異なって水素、低級アルキル、又は低級アシ
    ル基であり、R^3は二重結合酸素、又は2つの単結合
    水素、水酸基若しくは同一若しくは異なる低級アルコキ
    シル基若しくは低級アシロキシ基であり、Xは水素、水
    酸基又はハロゲンである)で示される化合物。 (2)式( I )中のXが水素又は臭素であり、R^1
    、R^2、R^3、R^4及びR^5は以下のものを示
    す特許請求の範囲第1項記載の化合物。 (i)R^3=H、OH、R^1=R^2=R^4=R
    ^5=(ii)R^3=H、OAc、R^1=R^2=
    R^4=R^5=(iii)R^3=O、R^1=R^
    2=R^4=H、R^5=(iv)R^3=O、R^1
    =R^2=R^4=R^5=(v)R^3=O、R^1
    =R^2=R^4=R^5=(3)下記一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (ただし、Xは水素又は臭素である)で示される特許請
    求の範囲第1項記載の化合物。 (4)実質的に純粋である特許請求の範囲第1項記載の
    化合物。 (5)実質的に純粋である特許請求の範囲第3項記載の
    化合物。 (6)無毒性の薬理的に許容できる担体又は希釈剤中に
    、抗腫瘍又は杭ウィルスに効果のある量の1又は2以上
    の特許請求の範囲第1項記載の化合物を活性成分として
    含む抗腫瘍組成物。 (7)無毒性の薬理的に許容できる担体又は希釈剤中に
    、抗腫瘍又は抗ウィルスに効果のある量の1又は2以上
    の特許請求の範囲第2項記載の化合物を活性成分として
    含む抗腫瘍組成物。 (8)無毒性の薬理的に許容できる担体又は希釈剤中に
    、抗腫瘍に効果のある量の1又は2以上の特許請求の範
    囲第2項記載の化合物を活性成分として含む抗腫瘍組成
    物。 (9)抗腫瘍効果量の1又は2以上の特許請求の範囲第
    1項記載の化合物を腫瘍と接触させることから成る宿主
    中の腫瘍の阻害方法。 (10)抗腫瘍効果量の1又は2以上の特許請求の範囲
    第3項記載の化合物を腫瘍と接触させることから成る宿
    主中の腫瘍の阻害方法。 (11)宿主は哺乳動物である特許請求の範囲第9項記
    載の方法。 (12)宿主は哺乳動物である特許請求の範囲第9項記
    載の方法。 (13)無毒性の薬理的に許容できる担体又は希釈剤中
    に、抗ウィルスに効果のある量の1又は2以上の特許請
    求の範囲第1項記載の化合物を活性成分として含む抗ウ
    ィルス組成物。 (14)無毒性の薬理的に許容できる担体又は希釈剤中
    に、抗ウィルスに効果のある量の1又は2以上の特許請
    求の範囲第2項記載の化合物を活性成分として含む抗ウ
    ィルス組成物。 (15)無毒性の薬理的に許容できる担体又は希釈剤中
    に、抗ウィルスに効果のある量の1又は2以上の特許請
    求の範囲第3項記載の化合物を活性成分として含む抗ウ
    ィルス組成物。 (16)抗ウィルス効果量の1又は2以上の特許請求の
    範囲第1項記載の化合物をウィルスと接触させることか
    ら成るウィルスの阻害方法。 (17)抗ウィルス効果量の1又は2以上の特許請求の
    範囲第2項記載の化合物をウィルスと接触させることか
    ら成るウィルスの阻害方法。 (18)抗ウィルス効果量の1又は2以上の特許請求の
    範囲第3項記載の化合物をウィルスと接触させることか
    ら成るウィルスの阻害方法。 (19)海綿トプセンチアを回収する工程と、この海綿
    を少なくとも1種の適当な有機溶媒と接触させる工程と
    、 該海綿の抽出物と溶媒の混合物を得る工程 と、 該抽出物から特許請求の範囲第1項記載の化合物を単離
    する工程とを含む特許請求の範囲第1項記載の化合物の
    製造方法。 (20)海綿トプセンチアを回収する工程と、この海綿
    を少なくとも1種の適当な有機溶媒と接触させる工程と
    、 該海綿の抽出物と溶媒の混合物を得る工程 と、 該抽出物から特許請求の範囲第3項記載の化合物を単離
    する工程とを含む特許請求の範囲第3項記載の化合物の
    製造方法。 (21)抗腫瘍効果量の特許請求の範囲第1項記載の化
    合物を腫瘍と接触させることから成る、宿主中の腫瘍の
    存在によって引き起こされるガン性悪態症の治療方法。 (22)抗腫瘍効果量の特許請求の範囲第2項記載の化
    合物を腫瘍と接触させることから成る、宿主中の腫瘍の
    存在によって引き起こされるガン性悪態度の治療方法。 (23)抗腫瘍効果量の特許請求の範囲第3項記載の化
    合物を腫瘍と接触させることから成る、宿主中の腫瘍の
    存在によって引き起こされるガン性悪態度の治療方法。
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