JPS631978Y2 - - Google Patents

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JPS631978Y2
JPS631978Y2 JP1983157549U JP15754983U JPS631978Y2 JP S631978 Y2 JPS631978 Y2 JP S631978Y2 JP 1983157549 U JP1983157549 U JP 1983157549U JP 15754983 U JP15754983 U JP 15754983U JP S631978 Y2 JPS631978 Y2 JP S631978Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
circular blade
blade
protective member
handle
cutting edge
Prior art date
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Expired
Application number
JP1983157549U
Other languages
English (en)
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JPS6064773U (ja
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Publication date
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Priority to JP15754983U priority Critical patent/JPS6064773U/ja
Publication of JPS6064773U publication Critical patent/JPS6064773U/ja
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Publication of JPS631978Y2 publication Critical patent/JPS631978Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 この考案は柄に対し円形刃を回転可能に支持し
た円形刃回転式カツターにおいて、不使用時に円
形刃外周の刃先の露出を保護部材により阻止する
ことができる刃先の露出防止構造に関するもので
ある。
従来技術 従来、この種の円形刃回転式カツターとして、
実公昭57−54780号に記載のものがある。同カツ
ターでは、柄に対し、これとは別体で且つ円形刃
外周の刃先と対応する保護部材が円形刃の刃先の
露出を阻止する不使用位置とその刃先の露出を許
容する使用位置とを取り得るように、円形刃の一
側面に沿つて移動可能に支持されてはいるが、使
用者は自らの手動操作でこの保護部材を前記不使
用位置と使用位置とに移動させなければならない
ため、その操作が大変面倒であつた。
目 的 本考案の目的は前記保護部材を不使用位置に弾
性的に保持することにより、この保護部材の不使
用位置への復帰を弾性を利用して自動的に行なわ
せて操作を容易にした円形刃回転式カツターにお
ける刃先の露出防止構造を提供することにある。
考案の構成 本考案はこの目的を達成すべく、柄に対し、こ
れとは別体で且つ円形刃の外周の刃先に対応する
保護部材の刃先対峙部を、柄の上下方向に対して
移動可能に支持して保護部材の上下両側で円形刃
の刃先の露出を阻止する不使用位置とその刃先の
露出を許容する使用位置とを取り得るようにし、
この保護部材の基部の上下両側又は柄の上下両側
には保護部材の刃先対峙部を前記不使用位置に保
持するように付勢する板ばねを一体形成したもの
である。
実施例 以下、本考案の第一実施例と第1図から第4図
に従つて説明すると、柄1は把持部2と、その前
端部に形成された円形状の刃取付部3とからな
り、その刃取付部3の一側面には円筒状の支持部
4が突設されている。この支持部4内の底部及び
円形刃6の中心部にはそれぞれ挿通孔5,7が形
成され、第2図に示すようにこの円形刃6を支持
部4の端面に重ね合わせた状態で、止めねじ8が
これらの挿通孔5,7に挿入され、刃取付部3の
他側面側においてこの止めねじ8に対し締付ナツ
ト9が螺合されるようになつている。このとき、
円形刃6は止めねじ8により前記円筒状支持部4
に圧着され、円形刃6の中心部が支持部4内へ弾
性的に湾曲して円形刃6が支持部4に対し一定の
摩擦抵抗を持つて回転可能になつている。
保護部材10は円板部11と、その後側に突設
された基部12とからなり、その円板部11の外
周を刃先対峙部11aとしている。前記円板部1
1の中心部には長孔13が柄1の上下方向へ延び
るように形成されるとともに、保護部材10の基
部12の上下両側に板ばね18が前方に向けて突
設されている。この保護部材10を第2図に示す
ように円形刃6の内側面と柄1の取付部3の一側
面との間に装着したとき、把持部2の切り込み凹
部14内に突設された軸20に対し保護部材10
の基部12の支持孔19が挿嵌されるとともに、
前記両板ばね18が切り込み凹部14の両側壁1
4aに対し圧接され、保護部材10は前記軸20
を中心に長孔13に沿つて柄1の上下方向へ板ば
ね18の付勢力に抗して回動可能になる。不使用
状態においては、第2図に示すように刃取付部3
の支持部4は両板ばね18の弾性バランスで円板
部11の長孔13の中央に位置し、円形刃6の刃
先6aの露出は円板部11の刃先対峙部11aで
阻止された不使用位置に保持される。
以上のように構成された円形刃回転式カツター
を使用するに際しては、第4図に示すように、円
形刃6を被切断物Pに押し付けながら切断方向に
沿つて移動させて使用する。このとき、保護部材
10は板ばね18の付勢力に抗して上方へ移動
し、その刃先対峙部11aが被切断物P上を摺動
するとともに、円形刃6の刃先6aが刃先対峙部
11aから露出して被切断物Pに食い込み、円形
刃6が被切断物Pとの間でわずかな滑りを生じな
がら転動する。なお、柄1の支持部4に対する円
形刃6の圧接力を止めねじ8及び締付ナツト9で
調節することにより、円形刃6と支持部4との間
の摩擦力を変更し、被切断物Pに対する円形刃6
の滑りが最も適切になるようにすることができ
る。一方、円形刃6を被切断物Pから離すと、保
護部材10は板ばね18の付勢力で第4図に示す
使用位置から第3図に示す不使用位置へ自動的に
復帰する。
この実施例によれば柄1を寝かせて使用できる
ため、力が入り易く非常に使い易い。また、板ば
ね18によつて保護部材10の刃先対峙部11a
が刃先6aの露出を阻止する不使用位置に常に付
勢されているため、操作が大変し易い。
また、前記刃先6aの露出部分を保護部材10
の上下両側の2個所としたため、使用状態におい
て、右利きの人であつても左利きの人であつても
常に円形刃6を直接目視できる位置、すなわち、
右利きの人の場合は一方の刃先6aの露出部分を
使用して円形刃6が左側に見えるようにし、ま
た、左利きの人の場合は他方の刃先6aの露出部
分を使用して円形刃6aが右側に見えるようにす
ることができる。
さらには、同板ばね18を基部12と一体的に
設けたため、部品点数の増加が防止される。
次に他の実施例を説明する。
第5図及び第6図に示す第二実施例は前記板ば
ね18が把持部2の切込み凹部14の上下両側に
形成され、保護部材10の基部12の上下両側に
形成された突部21に対し圧接される。
効 果 以上詳述した本考案によれば、前記保護部材1
0の刃先対峙部11aを円形刃6の刃先6aの露
出を阻止する不使用位置に保持するように、同保
護部材10に板ばね18を一体に設けたため、保
護部材10の刃先対峙部11aの不使用位置への
復帰を弾性を利用して自動的に行うことができ、
操作が大変し易くなるばかりでなく、保護部材1
0が上下方向に移動するため、柄1を寝かして使
用することができ、操作がし易い。また、前記刃
先6aの露出部分を保護部材10の上下両側の2
個所としたため、前記使用状態において、右利き
の人であつても左利きの人であつても常に円形刃
6を直接目視できる位置、すなわち、右利きの人
の場合には一方の刃先6aの露出部分を使用して
円形刃6が左側に見えるようにし、また、左利き
の人の場合には他方の刃先6aの露出部分を使用
して円形刃6が右側に見えるようにすることがで
きる。さらには、板ばね18を保護部材10に一
体形成したため、部品点数の増加を防止できると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図は第一実施例を示し、第1図
は分解斜視図、第2図は組立て斜視図、第3図は
不使用状態を示す正面図、第4図は使用状態を示
す正面図、第5図及び第6図は第二実施例を示
し、第5図は分解斜視図、第6図は組立て斜視図
である。 1……柄、6……刃、6a……刃先、10……
保護部材、11a……刃先対峙部、12……基
部、18……板ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 柄1に対し円形刃6を回転可能に支持した円形
    刃回転式カツターにおいて、柄1に対し、これと
    は別体で且つ円形刃6の外周の刃先6aに対応す
    る保護部材10の刃先対峙部11aを、柄1の上
    下方向に対して移動可能に支持して保護部材10
    の上下両側で円形刃6の刃先6aの露出を阻止す
    る不使用位置とその刃先6aの露出を許容する使
    用位置とを取り得るようにし、この保護部材10
    の基部12の上下両側又は柄1の上下両側には保
    護部材10の刃先対峙部11aを前記不使用位置
    に保持するように付勢する板ばね18を一体形成
    したことを特徴とする円形刃回転式カツターにお
    ける刃先の露出防止構造。
JP15754983U 1983-10-12 1983-10-12 円形刃回転式カツタ−における刃先の露出防止構造 Granted JPS6064773U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15754983U JPS6064773U (ja) 1983-10-12 1983-10-12 円形刃回転式カツタ−における刃先の露出防止構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15754983U JPS6064773U (ja) 1983-10-12 1983-10-12 円形刃回転式カツタ−における刃先の露出防止構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6064773U JPS6064773U (ja) 1985-05-08
JPS631978Y2 true JPS631978Y2 (ja) 1988-01-19

Family

ID=30347322

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15754983U Granted JPS6064773U (ja) 1983-10-12 1983-10-12 円形刃回転式カツタ−における刃先の露出防止構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6064773U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5754780U (ja) * 1980-09-16 1982-03-30

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5754780U (ja) * 1980-09-16 1982-03-30

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6064773U (ja) 1985-05-08

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