JPS63197639A - 積層グレイジングユニツトおよびその製造法 - Google Patents

積層グレイジングユニツトおよびその製造法

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JPS63197639A
JPS63197639A JP2650187A JP2650187A JPS63197639A JP S63197639 A JPS63197639 A JP S63197639A JP 2650187 A JP2650187 A JP 2650187A JP 2650187 A JP2650187 A JP 2650187A JP S63197639 A JPS63197639 A JP S63197639A
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glazing
panels
lead
panel
resin material
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ジェームズ アーサー アルバート ヒックマン
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 °本発明は、第1のグレイジング(glazing)パ
ネルを第2の鉛入り(leaded) 、ステンドまた
は装飾グレイジングパネルに積層または樹脂接着する方
法およびこの方法で製造された積層または樹脂接着され
た釦付、ステンドまたは装飾グレイジングユニットに関
する。本発明は、また、そのパネルの一つが積層または
樹脂接着された鉛枠付、ステンドまたは装飾グレイジン
グユニットにより与えられる鉛枠付、ステンドまたは装
飾、多重、例えば二重グレイジングユニットに関する。
〔従来の技術〕
ステンドグレイジングまたはステンドガラスパネルは、
一般に、所望のデザインまたは絵を作り出し、時には、
模倣または模造鉛枠付型窓デザインにするために、大き
な透明または着色ガラスパネルを着色剤でスティンまた
は塗装することによって作られる。成るステンドガラス
パネルは所定の温度に燃焼または加熱されることもでき
、ガラスの中に溶融された着色剤または塗料によって永
久スティンが得られる。成るステンド、着色または塗装
パネルは燃焼されないかまたは着色剤は熔融せず、これ
らはさらに一般的に模造ステンドガラスパネルと見られ
る。模造ステンドガラスを製造するその他の技術には、
スクリーン印刷、フォトスタット印刷およびカラートラ
ンスファー印刷が含まれる。
装飾ステンドパネルは、一般に、サンドブラスト、酸エ
ツチング、スクリーン印刷、トランスファー印刷または
他の方法でその上にトランスファーされた画材のパター
ンまたはデザインを有するグレイジングパネルであると
考えられている。かかる装飾グレイジングパネルは、片
面または両面に、例えばサンドブラストまたは印刷され
て形成されたパターン、例えば繰返しパターンをもって
製造され得る0両面に装飾された装飾パネルは最初は一
般的にイタリア起源のものであったが、現在は他の所で
もさらに広く製造されるようになっている。本明細書で
使用される「装飾グレイジングパネル」の語は、ガラス
または非ガラスセラミツ°り型パネルも包含する0例え
ば、ガラスセラミックパネルは、普通、所定の温度で着
色または塗装ガラスを透明、曇りまたは着色平板パネル
上に溶融し、デザイン付きまたは装飾グレイジングパネ
ルを形成して製作される。非ガラス装飾セラミックパネ
ルは同様な方法で形成できる。
釦付グレイジングパネルは、普通、個々のガラス小片を
全体の絵画シーンまたはデザインを形成する位置に保持
する鉛のケイム(came) (注:格子窓やステンド
グラスの窓ガラスを支えるのに用いる細長い溝のある鉛
の桟)の中に組み込まれた着色または透明ガラスの小さ
なペインから構築されるグレイジングパネルであると考
えられている。
〔発明が解決せんとする問題点〕
公知の釦付、ステンドまたは装飾ガラスまたはグレイジ
ングパネルの欠点は、大気に露出された時、気候要素お
よび大気條件のためまたは汚れてきて清浄にすることが
困難であるために品質が悪くなることである。さらに、
かかるグレイジングパネルはしばしば構造的に丈夫でな
く、例えば、鉛枠付ガラスは、ガラスの分離した小片を
鉛のケイムの中にはめ込むその構築法そのもののために
元来弱いものである。また、少なくとも鉛枠付グレイジ
ングパネルでは、従来のグレイジングパネルは気密にな
っていないので、多重の、例えば二重のグレイジングユ
ニットを製造することは困難であった。
本発明は、公知の鉛枠付、ステンドまたは装飾グレイジ
ングパネルに伴なう上記の欠点の1個またはそれ以上を
克服しようとしている。
〔問題点を解決する手段及びその作用〕本発明の一つの
態様に従えば、積層グレイジングユニットの製造法は、
対面関係に配置し、それらの外周の少なくとも一部を液
密状態に共にシールした第1のグレイジングパネルと第
2の鉛枠付、ステンドまたは装飾グレイジングパネルと
の間に、(発熱的に)硬化する液状樹脂材料を導入し、
該液状樹脂材料を硬化させることからなる。
本°発明は、か(して積層鉛枠付、ステンドまたは装飾
グレイジングパネルの製造を可能にする。
このようなグレイジングパネルは多くの理由で望ましい
ものである。先ず、第2の鉛枠付、ステンドまたは装飾
パネルに積層された第1のグレイジングパネルは、第2
のパネルを保護するのに役立つ。例えば、第1のグレイ
ジングパネルが窓の外側にある時、これは第2の鉛枠付
、ステンドまたは装飾パネルを気候条件および大気汚染
から保護する。更に、ある種の樹脂材料は紫外線の透過
に対する完全なバリヤーを与え、このことは紫外線に影
響され次いで退色するステンドまたは鉛枠付パネルに使
用されている材料にとって極めて重要なことである。。
更に、このようなグレイジングユニットの外部のクリー
ニングは、鉛のケイム、ステンドガラスまたは装飾デザ
インが外部または内部のいずれかに露出している積層さ
れていないパネルの場合よりも、もっと容易になる。例
えば、積層されていない鉛枠付ガラスでは、鉛枠付パネ
ルを十分に清浄に維持することは困難であり、その結果
としてこのパネルは色および透明性が次第に退化する損
害を受ける。同様の影響は、その場所により度合が大き
くなったり小さくなったりするが、積層されていないス
テンドおよび装飾ガラスについても経験される。しかし
ながら、若しパネルが片面にのみ装飾またはスティンさ
れているなら積層体の内面に装飾またはステンドガラス
を有し、若しグレイジングパネルがその両面でスティン
または装飾されているなら両面に積層されている積層体
または樹脂結合されたステンドまたは装飾グレイジング
パネルは、普通確実な退化に対して全体のバリヤーを与
える。同様に積層された鉛枠付グレイジングパネルにつ
いては、第2のグレイジングパネルは、ダレイジングユ
ニットを保護するのに望ましいように、鉛枠付パネルの
片面または各面を積層し得る。最後に、グレイジングパ
ネルの構造上の強度は、積層することによって大きく改
良することができる0例えば、積層された鉛枠付ダレイ
ジングユニットは、ガラスの分離した小片を鉛のケイム
の中にはめ込むその構築法そのもののために元来弱い積
層されていないユニットよりもはるかに大きい構造上の
強度を有している。かくして、本発明の積層法は、通常
のものよりも大きな鉛枠付パネルの製造および取り付け
を可能にし、時間と共に退化する鉛ケイムが次第にたれ
下がることを防止し、そのために高価な鉛枠付パネル再
築コストを排除する。同様に、ステンドおよび装飾パネ
ルは該積層法によって実質的に強化され、安全規則に適
合し物理的濫用に対して保護を与えるより大きなサイズ
で使用されることを可能にする。
(発熱)硬化性液状樹脂材料の代表的なものは、要求に
応じて低または高粘度のメタクリレート樹脂であるが、
他の型の樹脂または樹脂ベース生成物もこれらの適用の
ために適当である0例えば、高粘度樹脂は積層された、
または樹脂結合された鉛枠付パネルにとってより適して
いる。メタクリレート樹脂は、低および高粘度メタクリ
レート樹脂は特に透明に、ガラス自身より大きい透明度
で作ることができるので特に適当であり、手または機械
で、触媒と樹脂を混合し、次いで、重力充填のために傾
斜位置で好ましくは、ガラス小片と共に、2つの面の間
に手注入または加圧射出によって分配することによって
得られる。
好ましくは、第2のグレイジングパネルが鉛枠付グレイ
ジングパネルであるとき、ダレイジングユニットは液状
樹脂材料が硬化する間冷却される。
このような冷却は、一般に、周りの室温が高い時、例え
ば暑い夏の月の間は必要であるが、他の時期、例えば寒
い冬の月の間は必要ではない。好ましくは、グレイジン
グパネルの冷却は、各グレイジングパネルの温度が27
℃を超えないように調節される。グレイジングパネルの
典型的冷却は、液状樹脂材料をグレイジングパネルの間
に導入した後、少なくとも2時間、例えば4時間続ける
。グレイジングパネルの冷却は、液体、例えば水冷却も
可能であるけれども、好ましくは、ガス、例えば空気冷
却の手段による。′使用されるグレイジングパネルのデ
ザインおよび大きさによっては、パネルに対する損傷の
危険の要素は含まれるけれども、“冷却しないでパネル
を硬化することも可能である。
若し、第2のグレイジングパネルが鉛枠月グレイジング
パネルであると、それは鉛ケイムで一緒に保持された多
数のグレイジングペインからなる。
この場合に、グレイジングペインを、好ましくは、グレ
イジングパネルを対面関係に配置する前に樹脂漏洩に対
して、例えば透明シリコン材料によってシールする。釦
付ガラスパネルが積層される時、ガラスを保持する鉛ケ
イムの溝中に使用される特殊なセメントまたはシーラン
トのために空気または樹脂漏洩を防止することが可能で
ある。第2のグレイジングパネルの鉛ケイムは、グレイ
ジングパネルを対面関係に配置する前に、適に清浄にさ
れ、適当なプライマーまたは接着剤で下塗りされる。こ
れは外周シール(例えばシリコンの)および樹脂材料を
鉛ケイムに接着することを確実にする目的に役立つ。こ
れは特に、樹脂材料が硬化する間に生ずる膨張および収
縮の間、鉛に対する樹脂材料の優れた接着を確実にする
ために重要である。外周のシールは固体接着テープ、シ
リコンシーラントまたは両者の組合せによって適当に形
成できるが、しかしながら、外周の圧力でまたは圧力な
しに漏洩を防止するに十分な他の適当なシーラントまた
は材料が外周のシールのために供給され得る。
本発明の他の態様に従えば、本発明の上記第一の態様の
方法によって製造された積層ダレイジングユニットが提
供される。
本発明のさらに他の態様に従って、多重例えば二重のダ
レイジングユニットは、その間に密閉シールしたキャビ
ティを規定する2個の間隔をあけたグレイジングパネル
からなり、該間隔をあけたグレイジングパネルの1つは
、本発明の該一つの面の方法によって製造された積層ダ
レイジングユニットからなる。これまで、公知の鉛枠付
または着色ガラスパネルは気密でなかったという性質の
ために密閉シールした間隙は得られなかったために、釦
枠付二重グレイジングユニットを製造することは不可能
であった。
(実施態様〕 本発明の実施態様を、添付図面を参照して実施例により
次に記載する。
第1図は、本発明による積層された鉛枠付ダレイジング
ユニットの部分断面図であり、第2図は、第1図に示す
グレイジングユニットの製造における1段階の図解図で
あり、第3図は、別のダレイジングユニットの製造にお
ける1段階の図解図である。
積層されたダレイジングユニット1(第1図参照)は、
第1のグレイジングパネル2−典型的には透明フロート
ガラス−1鉛枠付第2のグレイジングパネル3およびパ
ネル2と3の間の硬化、好ましくは透明樹脂材料4から
なる。釦付第2のグレイジングパネル3は、より細い鉛
ケイムロaの格子6を支持する鉛ケイム5aの枠5から
なり、鉛ケイム5aと63とは枠組みを作り、その中に
複数のグレイジングペイン7、例えば透明または着色さ
れたステンドダイヤモンド形または四角形のガラスペイ
ンが固着されている。
積層されたグレイジングユニット1は、最初にグレイジ
ングパネル2および3を洗浄することによって作られる
。鉛枠付第2のダレイジングバネル3のために、洗浄操
作には、ダレイジング材料の洗浄に加えて、鉛ケイム5
aおよび6aからの汚れおよび沈着物の除去も含まれる
0次いで、ダレイジングバネル3の全ての鉛ジヨイント
を、密着性について目視で検査し、若しゆるやかなジヨ
イントが見付かったらこれらをシリコン材料または類似
物で下塗りする。
製造のこの工程で、各グレイジングペイン7がケイム枠
組みに少なくとも液密に、好ましくは気密にも、次の積
層工程の間の可能性のある樹脂および空気漏洩に対して
保護する方法で固着されていることを確認することも得
策である。この漏洩は、高価な鉛枠付パネルを完全に使
用不能にする。
若し、少なくともいくつかのまたは全てのグレイジング
ペイン7について液密なジ冒インドを与えることが必要
と思われたら、ジヨイントをシリコンシーラーまたは類
似物で注意深く下塗りし、その後グレイジングペインの
外周を削ることが効果的である。
洗浄された鉛ケイム5a(およびできれば鉛ケイムロa
も)を次いでシーラーで下塗りする0次いで、両面接着
テープ9を、実質的に水平に置かれたグレイジングパネ
ル3のフレーム5の上側表面に全周に亘って貼る。テー
プ9はフレーム5の外周エツジかられずかに、例えば2
fl内側に貼る。
次いで、グレイジングパネル2をグレイジングパネル3
の上方に対面関係に位置させ、テープ9の上におろし、
接着を確実にするためにそれに圧力を加える。テープ9
は、グレイジングパネル2と3とが互に接触しないよう
に間隔がおいていることを確実にするに十分な厚さのも
のである。若し望むなら、グレイジングパネル2を直接
、テープ9の露出接着面上におろしてもよい。しかしな
がら、若しパネル2をテープの接着面に既にある非接着
性剥離紙またはカバー紙の上におろし、グレイジングパ
ネル3がダレイジングバネル2に関し正確に位置した後
に剥離紙を接着テープ9からはがし、グレイジングパネ
ル2と3とを一緒にしっかり押しつけると、グレイジン
グパネルの位置窓めは容易になる。ダレイジングバネル
2と3との間のテープ9は、パネル2と3の外周に液密
バリヤーを作る。その代わりに、パネルをそれらの外周
において小さなくさびによって所望の間隔ではなして保
持する方法により対面関係に組立て、次いで得られた間
隙をシリコンまたは1illr(Illのシーラントで
シールし、シーラントが硬化した後にくさびを取り除き
、くさびによってあいた間隙をシリコンまたは類似のシ
ーリング材で充填し、この材料を樹脂充填の前に硬化さ
せることも可能である。
外周シールのために、ポリサルファイド、ブチル、ポリ
イソブチレン、ホントメルト材料および二重グレイジン
グユニットの構築に使用される多くの材料の如き他の接
着性材料を使用することも可能である、さらに、高い接
着性表面を有する固体および半固体材料を使用すること
も可能である。
しかしながら、外周シールに間隙または開口を残し、積
層樹脂材料を導入するための充填口10を設けることも
重要である。充填口10は、積層材料の導入の間および
後で空気の通路のための孔として役立ち得る。しかしな
がら、少なくとも1個の追加または交代の空気孔がこの
目的のために作られる。若しテープ9がガス透過性であ
るならば、空気通路孔は省略できる。
テープ9はフレームの外周エツジのわずかに内側に貼ら
れているので、グレイジングパネル2と3との間のテー
プ9の外側に、溝形状の外周凹所が存在する。ここで、
この外周凹所を強い接着性シーラント、例えばシリコン
シーラントまたは類似物で、充填口10(および、若し
あれば空気孔)をカバーし、ないように注意しながら充
填する。
次いで、間隔をあけたグレイジングパネル2および3の
組立体を、充填口10を一番上にして傾斜位置(第2図
参照)に支持する。典型的には、パネルは水平に対して
15@〜65°、好ましくは20@〜40°、例えば3
0°の角度で傾斜させる0次いで、漏斗16の広いが薄
い口15を充填口1oに差し込み、予め調製しておいた
発熱硬化性液状樹脂材料(予め計算した量)を、パネル
2と3との間の間隙14の中に漏斗から注入または射出
する。
漏斗または注入真向は受容できるどんな形状または大き
さであってもよい。
発熱硬化性液状樹脂材料は、積層安全ガラスの製造に使
用される公知の液状バインダーのどんなものでもよい。
しかしながら、特に好ましい樹脂材料は、メタクリレー
ト樹脂(選定される樹脂および触媒はDegussa 
AGおよびRohmn %西独によって製造されている
)を混合、例えば手混合または機械混合することによっ
て得られる。樹脂材料は、選定された樹脂の所定量を計
量ビーカーにゆっくり注ぐことによって計り分け、ベー
ス樹脂中に微小気泡がないことを確実にするまで十分に
脱気させることによって調製される。脱気の実際の速度
は、操作環境の温度に依存する0選定された樹脂が完全
に透明でありその中に空気を取り込んでいない時、触媒
を樹脂中にゆっくり注ぎ、空気の微小気泡が発生しない
ような適当な混合を確保するよう注意しながら、ゆっく
りではあるが全体を攪拌す°る。若し、混合の間に気泡
が発生したら、それを分散させるために十分な時間経過
させねばならない、触媒を選定された樹脂に、適当には
100:1〜100 : 0.5の容量比で添加する。
しかしながら、この比は大略の指針に過ぎず、樹脂材料
の透明性、強度および硬化速度に影響されて実質的に変
えることができる。また、樹脂と触媒は、上記比率で特
別の混合機で混合し、入口漏斗または開口に分配または
注入することができる。注入時の液状樹脂材料の典型的
な粘度は、20℃で5cStよりも小さい例えば3.1
cStであるが、効果的な注入はより高い粘度、例えば
20℃で25cStまでの粘度で得られる。
パネル2と3との間の間隙14の中に調製した樹脂材料
を実際に注入することは、間隙の中の気泡の発生を最小
にするように十分注意を払って行わなくてはならない。
しかしながら、鉛枠付グレイジングパネル13の構造と
充填間隙14の内側の不規則な形状のために普通多数の
気泡が鉛ケイムの裏側に付く。これらの気泡を移動させ
るために、グレイジングパネル組立体を垂直位置に立て
て、全ての気泡が樹脂材料の頂部に移動するまで、パネ
ル組立体を振動させ、各気泡がある場所のグレイジング
パネル2.3を軽くたたくことによって、各気泡を注意
深く移動させる。次いでパネル組立体を水平位置に下げ
、気泡からの空気を空気孔または充填口10から排出さ
せる。全ての気泡を排除した時、空気孔と充填口10を
マスチックで注意深くシールする。若し、シーリングの
後で気泡が残っているならば、これらを真空ポンプ、注
射器または他の公知の型の空気抽出器によってテープを
通して除くことができる。
パネル組立体は、今や、硬化のために水平位置に準備さ
れている。パネル間隙14中の樹脂材料の種々の厚みの
結果として、グレイジングパネル2を鉛ケイム5aおよ
び6aからはなすことを確保するために必要である、一
般に透明フロートガラスおよび/または型板ガラスの樹
脂積層体に使用されるものを越えた樹脂材料の増大した
厚みのために、発熱硬化性樹脂材料中で生じる化学熱の
問題が生起する。さらに、若し硬化を急速に行ない過ぎ
ると、樹脂材料は収縮する。ある種の高価で特別に作ら
れたガラスを、過大な樹脂熱または樹脂収縮の結果起き
る割れや破砕から防止するために、パネル組立体を加熱
から防ぐことが必要である。硬化工程時間は、パネル組
立体が硬化のために貯蔵されている室内の周囲温度によ
って調節されるので、硬化時間は決定できる。パネル組
立体のグレイジングパネル2および3の温度を空冷また
は水冷によって約4時間27℃以下に維持するーパネル
組立体温度を約30分毎にチェックする−ことを確保す
ることによって、成功した樹脂硬化が鉛枠付パネル3に
対する結果としての破砕または引裂または損傷なしに行
なわれることが、実験的に確立されている。
硬化工程が完結した後、充填口10および空気排出孔を
シリコンで再シールして最終的に積層を完結する。
必要な場合に鉛枠付パネルのいずれかの面への多重積層
体が、ここに記載した方法を使用してできることに注目
すべきである。
上記の方法において、記載された全ての操作を行うこと
なしに、例えば、鉛ケイムを洗浄せず、または気密性の
ためジツイントをチェックせず、異なった外周シーリー
ングマスチックを使用して鉛枠付パネルを積層すること
が可能であるが、完成品の品質は不安定であり、受容で
きない基準のものである。記載された好ましい方法では
、首尾一貫した品質の結果が得られる。樹脂を結合すべ
きパネルの間に導入する前に、所望のように樹脂を着色
することによって、透明な鉛枠付パネルを着色すること
も可能である。
代わりの実施態様において、特別の樹脂充填漏斗20(
第3図参照)は、樹脂材料の硬化の間充填口10に置い
たままになっている。このような漏斗20は、樹脂のサ
イズおよび計算のために、受容できない大きな力が鉛枠
付ガラスパネルに作用していると思われる時に使用され
る。この場合に、樹脂材料は漏斗20を通して間隙14
を充填し、漏斗20も部分的に充填するために注入され
、パネル組立体は樹脂硬化位置に置かれている。これは
、硬化の開始時に膨張が始まる時に、導入された樹脂材
料が残った樹脂材料を漏斗20までまたはその外に押し
、特に鉛枠付ガラスパネル上の応力を除くことができる
。同様に、樹脂硬化が進んだ時、収縮が始まり、次いで
樹脂の必要量は充填器を経て漏斗中に戻され、再び応力
を最小にする。この段階が完結した時、漏斗20を取り
除き、充填口10をシールする。樹脂材料が自由に膨張
および収縮することを許すこの方法は、ここに記載した
メタクリレート樹脂の如き、空気に露出した時硬化せず
、従って伸張充填器または漏斗内で自由に上昇および落
下することが許される樹脂材料についてのみ可能である
鉛枠付ガラスパネルの積層によって、初めて、鉛枠付ガ
ラス二重ダレイジングユニットを受容できる基準で成功
裡に製造することが今や可能である。二重ダレイジング
ユニットの構築および利益は、特にCB (英国) −
B −2077834号公報に開示されているように良
く知られている。しかしながら、二重ダレイジングユニ
ット中のラミネートされた鉛枠付パネルの曲げ、膨張お
よび収縮のために、極端な温度に露出した時、二重ダレ
イジングユニットの構築は、例えばCB −B −20
77834号公報に開示されたような非常に高い基準で
なくてはならない、積層されたまたは鉛枠付パネルを有
する二重ダレイジングユニットの構築は、2つの方法で
行うことができる。第1に、平滑またはフロートガラス
表面を有する積層パネルの面は、二重ダレイジングユニ
ットの通常の製造におけるように、フロートガラス面を
最も内側にして構築できる。これは、釦枠付面が建物の
内側に存在するという利点を有している。これは多くの
場合に望ましい、しかしながら、釦枠付面がユニットの
空洞内に面している場合、洗浄などのために容易に近づ
くことができないという理由によって、鉛枠付面は二重
グレイジングユニットの最も内側に成功裡にシールでき
る。しかしながら、これは、CB −B −20778
34号公報に記載されているように、シーラントの構築
および施工の非常に高い基準が必要となる0例えば、ポ
リイソブチレンの最初のシールが、好ましくは、積層さ
れた鉛枠付またはステンドガラスパネルの最大の曲げを
許すシーラントと共に構築に使用されることが好ましく
、それによって、鉛枠付パネルまたは透明な積層された
ベイン中のベインが割れる可能性を最小にする二 多くの製造され積層された鉛枠付ガラスパネルは、CB
 −B −2077834号公報に従って組立てられた
二重ダレイジング試験ユニットの中に、釦枠付面を外側
にして組込まれている。これらの試験ユニットは西ドイ
ツではドイツDIN標準規格魚52.344により試験
され、全ての試験ユニットは、全ての気候條件に対する
適合性を確認する試験を成功裡にバスした。
これまで、本発明を鉛枠付グレイジングユニットについ
て説明して来た。しかしながら、これは積層または樹脂
結合したステンドまたは装飾ガラスにも適用可能である
ステンドガラスは一般に、ガラスの上に塗装、スティン
または移動され、続いてガラスの内部または上に燃され
または溶融された絵またはデザインを有する透明または
着色ガラスからなる。このようなステンドガラスは、常
にではないが鉛枠付パネルに取り込まれる。ある模造ス
テンドパネルは、その表面に塗装されるのみで、さらに
加熱または露光処理されることなく耐久性が与えられる
ステンドガラスまたは模造ステンドガラスパネルは、ま
た接着性模造鉛ケイムをステンドまたは模造ステンドパ
ネルの片面または両面に、画素に適合するデザインまた
はパターンで適用することにより模造鉛枠付パネルとし
て構築または製造され得る。釦枠効果は、透明または曇
りガラスの上に適当な材料を溶融するかまたはガラスを
鉛のデザインの効果を出すよう簡単に印刷することによ
って達成できる。同様に、透明ガラスに模造鉛の接着性
ケイムをその片面または両面に適用させて模造透明鉛枠
付パネルが得られる。これらの型のパネルの全ては、上
記と同様の方法で積層または樹脂接着できる。
装飾ガラスは一般にその上に、例えば、サンドブラスト
、酸エツチングまたはエンボッシング、スクリーン印刷
または印刷物または絵画トランスファーによって形成さ
せたデザインまたは絵画シーンを有する。この方法で、
花または他のパターン、絵画シーンまたは繰返しデザイ
ンの如きデザインがガラスの上に形成される。サンドブ
ラストされた、酸エツチングされたまたはその上に移さ
れた種々の型の印刷または絵画を有する全てのガラスは
、上記方法で積層または樹脂接着する前に処理しなくて
はならない。ステンドおよび多くの模造ステンドガラス
パネルの積層においては樹脂はパネルの色の部分に影響
を有さないが、上記のような装飾パネル上では、樹脂は
半透明または透明なデザインまたはパターンを作る受容
されない視覚上の影響を有する。塗装、例えば手塗りさ
れたレタリングの如きデザインまたはフェスまたは速乾
性定着剤で裏打ちされている塗装されたまたは充填され
た金箔は影響を受けない。しかしながら、例えば、サン
ドブラスト、酸エツチングまたはトランスファー印刷に
よって形成された白色または半透明のデザインは、樹脂
が白色または処理されたガラスと接触するのを防ぐため
にバリヤーを作ることによって処理される必要がある。
これは粉状の軽石またはホワイトパウダーで摩擦または
研摩し、ラミネートまたはプライマーまたはバリヤー被
覆する前に速乾性定着剤を適用することによって達成で
き、樹脂が硬化するまで、酸エンボスまたはサンドブラ
スト装飾の所望のデザイン透明性を保護し維持する。
本発明の実施に使用される硬化性液状樹脂材料は、好ま
しくは、硬化している時発熱性であり硬化した時透明で
ある。このような樹脂材料の例は、メタクリレート樹脂
およびポリエステル樹脂である。しかしながら、いかな
る適当な硬化性液状接着剤材料、例えば、シリコン(典
型的にはエポキシおよびポリエステルの如き化学結合を
促進する添加剤を含む)、ポリウレタン、不飽和ポリエ
ステルおよびホルムアルデヒド−尿素樹脂も使用できる
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による積層された鉛枠付ダレイジング
ユニットの部分断面図であり、第2図は、第1図に示す
グレイジングユニットの製造における1段階の図解図で
あり、第3図は、異なるダレイジングユニットの製造に
おける1段階の図解図である。 図において1は積層グレイジングユニット、2は第1の
グレイジングパネル、3は第2のグレイジングパネル、
4は樹脂材料、5はフレーム、5aは鉛ケイム、6は組
み格子、6aは鉛ケイム、7はグレイジングペイン、9
は両面接着テープ、10は充填口、14は間隙、15は
口、16および20は漏斗である。 以下余白 旦囚」

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、対面関係に配置し、それらの外周の少なくとも一部
    を液密状態に共にシールした、第1のグレイジングパネ
    ル(2)と第2のグレイジングパネル(3)との間に液
    状樹脂材料を導入し、該液状樹脂材料を硬化させること
    から成り、第2のグレイジングパネル(3)がグレイジ
    ングペインと鉛のまたは模造のグレイジングケイムを有
    する鉛枠付またはステンドグレイジングパネルであるこ
    とを特徴とする積層グレイジングユニットの製造法。 2、該液状樹脂材料がメタクリレート樹脂材料のような
    発熱硬化性液状樹脂材料、であることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の方法。 3、第1および第2のグレイジングパネル(2、3)を
    、該グレイジングパネルの外周のシールしていない上方
    部分(10)を通して該パネルの間に液状樹脂材料を導
    入する間、水平に対してある角度をもって配置し、次い
    で該ガラス入りパネル(2、3)を角度のある位置から
    該パネルの間から空気を追い出すことができるように動
    かし、そして導入された液状樹脂材料を実質的に水平の
    位置に動かして硬化せしめることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の方法。 4、第1および第2のグレイジングパネル(2、3)を
    、それらの外周の間にサンドイッチされたストリップ材
    (9)によって外周でシールし、そして該シールしてい
    ない上方外周部(10)を、液状樹脂材料を導入した後
    にシールすることを特徴とする特許請求の範囲第3項記
    載の方法。 5、該ストリップ材(9)が、グレイジングパネルの間
    にサンドイッチされた両面接着性ストリップ材からなる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の方法。 6、第2のグレイジングパネル(3)がグレイジングペ
    イン(7)を共に保持する鉛ケイム(5a、6a)を有
    し、該鉛ケイム(5a、6a)が該第1および第2のグ
    レイジングパネル(2、3)を対面関係に配置する前に
    、洗浄および/またはプライマーもしくは接着剤で下塗
    りされていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の方法。 7、鉛のケイムによって保持されたグレイジングペイン
    (7)を、例えばシリコン材によってシールして、積層
    工程の間樹脂材料の漏洩を防止することを特徴とする特
    許請求の範囲第6項記載の方法。 8、第1のグレイジングパネル(2)、第2のグレイジ
    ングパネル(3)並びに第1および第2のグレイジング
    パネルの間に液状の樹脂材料を導入することによって形
    成された第1と第2のグレイジングパネルとの間の樹脂
    中間層からなり、樹脂材料をグレイジングパネルの間で
    硬化させ、第2のグレイジングパネル(3)がグレイジ
    ングペインおよび鉛または模造鉛のケイムを有する鉛入
    りまたはステンドグレイジングパネルからなることを特
    徴とするラミネートグレイジングユニット。 9、その間に密閉シールしたキャビティを規定する少な
    くとも2個の間隔をあけたグレイジングパネルからなり
    、該間隔をあけたグレイジングパネルの1つは特許請求
    の範囲第8項記載のラミネートグレイジングユニットか
    らなることを特徴とする多重グレイジングユニット。 10、対面関係に配置し、それらの外周の少なくとも一
    部を液密状態に共にシールした第1のグレイジングパネ
    ル(2)と第2のグレイジングパネルとの間に液状樹脂
    材料を導入して該液状樹脂材料を硬化せしめることから
    なり、第2のグレイジングパネル(3)が、装飾表面を
    有し、第1のグレイジングパネルに対面し、樹脂材料が
    装飾表面と接触しないように積層に先立って処理されて
    いる装飾グレイジングパネルであることを特徴とする、
    ラミネートグレイジングユニットの製造法。 11、該装飾表面が第2のグレイジングパネル上の表面
    変化からなり、該処理が装飾表面に微粒子材料を適用し
    、次いで装飾表面を定着剤で被覆することからなること
    を特徴とする特許請求の範囲第10項記載の方法。
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