JPS6319690Y2 - - Google Patents

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JPS6319690Y2
JPS6319690Y2 JP19745883U JP19745883U JPS6319690Y2 JP S6319690 Y2 JPS6319690 Y2 JP S6319690Y2 JP 19745883 U JP19745883 U JP 19745883U JP 19745883 U JP19745883 U JP 19745883U JP S6319690 Y2 JPS6319690 Y2 JP S6319690Y2
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JP
Japan
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atomizer
hole
nozzle
nozzle hole
fuel
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JP19745883U
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JPS59113607U (ja
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  • Nozzles For Spraying Of Liquid Fuel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は主として船舶用ボイラーに適した窒素
酸化物抑制用及び通常の燃焼をも行なえるバーナ
アトマイザに関するものである。
船舶用バーナは一般に経済的運転が要求され、
大洋航行中は設定された能力を得るよう燃料油の
もつ油圧のみで燃料油を噴霧して燃焼し、その経
済性を向上せしめて運転し、停船中の港内低速航
行時には噴霧媒体の噴霧用蒸気の蒸気圧を以て油
の噴霧を補助している。この船舶用ボイラーに於
ける窒素酸化物の排出規準はまだ規定されていな
いが、大気汚染防止が叫ばれている現今に於て近
い将来規制されることを見込んで、又大気汚染防
止の一助として必要に応じて窒素酸化物の発生を
抑制する燃焼運転方式と通常の燃焼方式とに選択
的に切り換えられるバーナ用アトマイザが要望さ
れている。
一般に窒素酸化物の発生は高温火炎中で空気中
の酸素と窒素とが化合することによるものと考え
られている。従つてこのNOXの制御(低減)を
行なうためには燃焼時の火炎温度を低く保つこ
と、高温部に於ける燃焼ガスの滞留時間を短縮し
早期に冷却することが提案されている。これらの
点に鑑みて本考案では通常の燃焼とNOXの低減
される燃焼とを必要に応じて同一のアトマイザに
て切り換えられるようになしたものである。
以下本考案を図示の実施例に基づいて説明す
る。
図において1は所要の径を有する外管で、この
外管1内に内管2を貫通し、外管と内管との間に
水蒸気又は空気等の燃料を噴霧状にするための噴
霧媒体通路3を形成し、又内管2内に燃料通路4
をそれぞれ所要の断面積を有するようにして設け
るとともに、この内管2の先端の外周方向に鍔2
aを一体に設け、この鍔2aにしかも噴霧媒体通
路3と導通するように孔5を1乃至2以上穿設す
る。また外管1の先端には袋ナツト状のキヤツプ
ナツト13を螺合し、このキヤツプナツト13に
て内管先端に具備した鍔2aの端面と該ナツト内
底部間にプレート6とノズル本体9とを挟持する
ようにして支持せしめたるものである。このプレ
ート6には鍔2aに穿設した孔5と合致するよう
に通路7,7……を外周部位に、又内方に外端に
向かつて広がるような通路8,8……をそれぞれ
穿設し、且該通路8を内管内の燃料通路4と導通
するようになす。
又ノズル本体9は内管内の燃料通路より通路8
を経て導かれた旋回溝を経て噴射されるように、
中央に所要径のノズル孔11を穿設するとともに
外周部に通路7,7……と合致するようにして通
路10,10……を穿設し、さらにこの通路1
0,10……の開口端をキヤツプナツトの内底面
と該ノズル本体端面間に形成した室14に開口す
るようになす。そしてこの室14よりキヤツプナ
ツトの端面に設けた噴霧媒体の噴出ノズル12,
12……と導通するようになす。この噴出ノズル
12,12はノズル孔11より噴射される燃料の
火炎が分割されて分割火炎となるようにしてその
形状或はその数を決定するが、その方法として第
2図に示す如くその径を大小異径とし、ノズル孔
11の外周位置に大径のものを90度づつ配設し、
この大径の噴出ノズルの間に小径の噴出ノズルを
1乃至2以上設け、この大小径の噴出ノズルを図
示のように交互に配設するものとする。このよう
に中央の燃料噴射用ノズル孔の外周に配設する噴
霧媒体を噴出せしめるノズル孔を大小異径にした
ものを交互に配設することにより同一のバーナア
トマイザにおいて、油圧低下時には油圧噴霧を補
助することができるとともに、火炎を分割するこ
ともでき、この双方の選択使用が可能となるもの
である。
而して上述の如く構成したるバーナアトマイザ
に於いてはノズル孔より噴射された燃料にて形成
された火炎は噴出ノズルより噴射される水蒸気等
の噴霧媒体にて局所的に空気と燃料の不均一が生
じて火炎が分割され、火炎温度が低下しNOXの
発生が抑制されるものである。
従つて本考案によるバーナアトマイザに於いて
は交換することなく通常の燃焼方式と窒素酸化物
の発生を抑制しうる燃焼方式との切り換えを噴霧
媒体の噴射停止によつて簡易に且確実に行なえる
利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は縦断面図、第2図は側面図、第3図は
本考案バーナアトマイザ使用による運転実施例
図、第4図は公知のアトマイザの側面図である。 1……外管、2……内管、2a……鍔、3……
噴霧媒体通路、4……燃料通路、5……孔、6…
…プレート、9……ノズル本体、7,8,10…
…通路、11……ノズル孔、12……噴出ノズ
ル、13……キヤツプナツト、14……室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中央に燃料油のみを噴射して通常の燃焼を行え
    るようになしたるノズル孔を、又この外周に噴霧
    媒体噴射用の噴出ノズルを設けた単孔式アトマイ
    ザにおいて、ノズル孔より噴霧される燃料油の火
    炎を分割するように前記ノズル孔外周に大小異径
    の噴出ノズルを交互にして多数穿設し、この噴出
    ノズルによる分割火炎にて火炎温度を低下せしめ
    て窒素酸化物の発生を抑制する低NOX燃焼と通
    常の燃焼とを同一のアトマイザを用いて選択的に
    行えるようになしたことを特徴とするバーナアト
    マイザ。
JP19745883U 1983-12-21 1983-12-21 バ−ナアトマイザ Granted JPS59113607U (ja)

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JP19745883U JPS59113607U (ja) 1983-12-21 1983-12-21 バ−ナアトマイザ

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JPS59113607U JPS59113607U (ja) 1984-08-01
JPS6319690Y2 true JPS6319690Y2 (ja) 1988-06-01

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ID=30422833

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JP19745883U Granted JPS59113607U (ja) 1983-12-21 1983-12-21 バ−ナアトマイザ

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JPS59113607U (ja) 1984-08-01

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