JPS6319655A - 写真処理廃液の処理装置 - Google Patents

写真処理廃液の処理装置

Info

Publication number
JPS6319655A
JPS6319655A JP16509986A JP16509986A JPS6319655A JP S6319655 A JPS6319655 A JP S6319655A JP 16509986 A JP16509986 A JP 16509986A JP 16509986 A JP16509986 A JP 16509986A JP S6319655 A JPS6319655 A JP S6319655A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waste liquid
photographic processing
processing
concentrated
discharge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16509986A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeharu Koboshi
重治 小星
Tomomichi Shigematsu
重松 友道
Satoru Kuze
哲 久世
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP16509986A priority Critical patent/JPS6319655A/ja
Publication of JPS6319655A publication Critical patent/JPS6319655A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photographic Developing Apparatuses (AREA)
  • Heat Treatment Of Water, Waste Water Or Sewage (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、写真用自動現像機による写真感光材料の現像
処理に伴ない発生する廃液(本明細書において写真処理
廃液ないし廃液と略称)を自動現像機内若しくはその近
傍に配置して処理するのに適した写真処理廃液の処理装
置に関する。
[発明の背景] 一般に、ハロゲン化銀写真感光材料の写真処理は、黒白
感光材料の場合には現像、定着、水洗等カラー感光材料
の場合には発色現像、漂白定着(又は漂白、定着)、水
洗、安定化等の機能の1つ又は2つ以上を有する処理液
を用いた工程を組合せて行なわれている。
そして、多量の感光材料を処理する場合には。
処理によって消費された成分を補充する一方、処理に伴
ない処理液中に溶出したり、或いは蒸発によって濃厚化
する成分(例えば現像液における臭化物イオン、定着液
における銀錯塩のような)を除去することにより、処理
液成分を一定にして処理液の性能を一定に維持する手段
がとられており、このため、補充液が処理液に補充され
ると濃厚化成分の除去のために処理液の一部をオーバー
フローにより廃棄するようにしている。
従来、写真処理廃液又は水洗水を廃棄するには自動現像
機の冷却水等で稀釈した後、下水道等に廃棄する処理方
法か一般に行われていた。
しかし、近年の水質汚濁防止法や各都道府県条例による
公害規制の強化により、水洗水や冷却水以外の写真処理
液〔例えば、現像液、定着液、発色現像液、漂白定着液
(又は漂白液、定着液)、安定液等〕の下水道や河川へ
の廃棄は実質的に不可能となっている。
このため、各写真処理業者は、廃液を専門の廃液処理業
者に回収料金を払って回収してもらったり、公害防止設
備を設置したりする対策を余儀なくされている。
廃液処理業者に依託する方法は、廃液を貯めておくのに
かなりのスペースが必要となるし、またコスト的にも極
めて高価である。
また、公害防止設備を設けることは、初期投資(イニシ
ャルコスト)か極めて大きく、設備にもかなり広大な場
所を必要とする等の欠点を有している。
上記から、写真処理廃液の処理に伴う公害負荷を低減さ
せる公害防止処理方法が1例えば、活性汚泥法(例えば
、特公昭51−12943号及び特公昭51−7952
号等)、蒸発法(特開昭49−89437号及び特公昭
56−33996号等)、電解酸化法(特開昭48−8
4462号、特開昭49−119458号特公昭53−
43478号特開昭49−119457号等)、イオン
交換法(特公昭51−37704号、特開昭53−38
3号、特公昭53−43271号等)、逆浸透法(特開
昭50−22463号等)、化学的処理法(特開昭49
−64257号、特公昭57−37396号、特開昭5
3−12152号、特開昭49−58833号、特開昭
53−6376:1号、特公昭57−37395号等)
等が提案されいるが前記の欠点を有し未だ十分な技術で
はない。
一方、水資源面からの制約、給排水コストの上昇、自動
現像機設備における簡易さと、自動現像機周辺の作業環
境上の点等から、近年、水洗に替わる安定化処理を用い
、自動現像機外に水洗の給排水のための配管を要しない
自動現像機(いわゆる無水洗自動現像機)による写真処
理が普及しつつある。このような処理ては処理液の温度
コントロールのための冷却水も省略されたものが望まれ
ている。このような実質的に水洗水や冷却水を用いない
方式の写真処理では、廃液量・が少ない特徴があり、給
排液用の機外の配管を省略てきるので、配管を設置する
ために設着後は移動が困難て為る、足下スペースが狭い
、設置時の配管工事に多大の費用を要する、温水供給用
のエネルギー費を要する1等の従来の自動現像機の欠点
が全て解消され、オフィスマシンとして使用てきるまて
コンパクト化、簡易化が達成されるという極めてい大き
い利点が発揮されるか、その反面、その廃液は極めて高
い公害負荷を有しており、河川はもとより下水道に廃棄
することさえ公害防止上の観点から規制されている。
無水洗方式の写真処理(実質的に水洗を行わない処理)
の廃液量は少ないとはいえ、比較的小規模な処理でも、
例えばXレイ感光材料の処理で1日に10立程度、印刷
製版用感光材料の処理で1日に30又程度、カラー感光
材料感光材料の処理で1日に50文程度となり、その廃
液の処理を従来の方法のままに放置することは、無水洗
方式の写真処理の利点を失わせしめる結果となる虞があ
る。
このような見地から、写真処理廃液の処理を容易に行う
ことを目的として、写真処理廃液を加熱して水分を蒸発
乾固ないし固化する装置が実開昭60−70841号に
示されている。
上記の装置は、タールの発生による熱効率の低下か大き
いだけでなく、無公害化の要請を十分に満足させるもの
ではなく、殊に、近年の低補充量化、コンパクトラボ化
による低更新率化、及び迅速処理化による処理液の高温
処理化等により蒸発量は更に増加する傾向にあり、この
ため前記欠点は更に拡大されることか予見される。
また、一般に、写真処理廃液を蒸発処理した場合、亜硫
酸ガス、硫化水素、アンモニアガス等の有害ないし極め
て悪臭性のガスが発生する。
これらのガスは、写真処理液の定着液や漂白定着液とし
てよく用いられるチオ硫酸アンモニウムや亜硫酸塩(ア
ンモニウム塩、ナトリウム塩又はカリウム塩)が高温の
ため分解することによって発生すると考えらているが、
蒸発処理する際に。
廃液中の水分等が蒸気となって気体化することにより体
積が膨張し、蒸発釜中の圧力が増大するため、その圧力
によって蒸発処理装置から有害ないし悪臭性のガスが装
置外部へもれ出してしまい、作業環境上極めて好ましく
ない事態が発生する。
そこで、これらを解決するために1例えば実開昭1i0
−70841号の蒸発処理装置では、排気管部に排ガス
処理部を設ける方法を提案している。
しかし、この方法は写真処理廃液中の多量の水分による
水蒸気て排ガス処理部で結露又は凝結しガス吸収処理剤
を水分が覆い、ガス吸収能力を瞬時に失わせてしまう重
大な欠点を有しており、未だ実用には供し得ないもので
あった。
[目的] 本発明は、前記実開昭60−70841号に示されてい
るか如き写真用蒸発処理装量の考えを更に発展させると
共に、その実用化のための様々の改良を明らかにするこ
とを主目的とするものであり、特に単一ないし少数の自
動現像機が配備されている写真処理施設における写真処
理廃液の処理に最適てあり、蒸発処理によって発生する
悪臭ないし有害成分を外部に漏出させることなく、作業
を常に一定条件で、好ましくは自動処理で、効率よく行
うことができるコンパクトで簡便な写真処理廃液の処理
装置、を明らかにすることを目的とするものである。
[問題点を解決する手段] 本発明の上記目的は。
^、蒸発手段の処理室内に写真処理廃液を供給する手段
、 B、供給された写真処理廃液を加熱して、その成分を蒸
発・濃縮する蒸発手段。
C0上記手段より発生した蒸気を凝結する凝結手段。
D、蒸発手段により濃縮された写真処理廃液を処理室を
開放することなく外部に取り出すct縮液液排出手段と
を有することを特徴とする写真処理廃液の処理装置、に
より達成される。
[実施例] 以下1本発明の写真処理廃液の処理装置の概略を第1図
に従って説明する。
廃液の供給 自動現像機の稼動に伴なって発生する廃液は次のように
して本発明の処理装置に供給される。
なお、本発明の写真処理廃液の処理装置か適用される自
動現像機ないし写真処理廃液についてはその型式、処理
槽の構成、処理能力、処理液の組成等の点において本発
明の範囲を限定する要素はなく、広く写真処理に伴なっ
て生じる廃液を処理する場合に適用されるものであるか
ら、自動現像機や写真処理液の具体的な例示説明は、例
えば特開昭58−14834号、同58−34448号
、同57−1:1214号及び同58−18531号、
特願昭59−119840号、同59−120658号
、特願昭61−27236等に記載かあることを指摘す
るに留め本明細書での説明を省略する。
廃液の供給方式を分類すると、 A、処理槽からオーバーフローする廃液を直接に廃液処
理装置に供給する方式と、自動現像機に用意されている
廃液タンクに溜められた廃液を供給する方式、 B、廃液処理装置側に処理するべき廃液を一時貯蔵する
ストックタンクか用意されているものと、用意されてい
ないもの。
C,蒸発・e18室への廃液の供給か、ポンプ等の機械
力によるものと、自然落下によるもの、とに大別される
好ましい実施態様としては、処理液毎に別々に若しくは
2以上の写真処理廃液を区分して廃液タンクに集め、該
廃液タンクからポンプにより直接扉発・濃縮室に、若し
くは別個用意されているストックタンクに移設したもの
をポンプにより蒸発室に供給するか、自動現像機の廃液
タンク、若しくは専用の可搬タンクを用意して、廃液を
収納したものを廃液処理装置にセットして電磁バルブ等
により規制された自然落下により蒸発・濃縮室に供給す
る。
なお、処理すべき廃液を蒸発・ei縮室に供給するに先
立ち、熱交換手段を配置して写真処理廃液の保有してい
る熱エネルギーを採取したり、或いは、自動現像機若し
くは処理装置の熱エネルギーを利用して予備加熱、若し
くは水分な蒸発させる手段を設けてもよい。
蒸発・濃縮 投入された廃液を加熱し、その一部を蒸発させることに
より廃液を濃縮して廃棄すべき廃液の最少量化する装置
てあり、投入された廃液を溜める容器部分と、廃液を加
熱する手段、液量・温度・圧力等の制御手段、等が包含
される。
この明細書において、濃縮とは、廃液体積を写真処理槽
から出た時の体積の2分の1以下にすることてあり、廃
棄の点からは4分の1以下が好ましく、更に好ましくは
5分の1以下てあり、最適には、10分の1にすること
である。
加熱手段としては、熱源と加熱(蒸発)方式が重要であ
るか、本発明の適用にあたっては特定のものに限定され
る理由は存在せず、電気・ガス・太陽熱等の実効性のあ
る熱源を1つ或は2以上組み合せ利用して写真処理廃液
を加熱し、該写真処理廃液を蒸発させて濃縮させるもの
を包含する。
また、蒸発・濃縮室に写真処理廃液を溜めて全体を加熱
するものから、例えば、オーバーヒートさせた金属板等
の発熱体に写真処理廃液を落下ないし投下(散布を含む
)して蒸発させるもの及び定量ずつ熱源に供給して連続
的に処理するものまて様々に構成することか可能である
更に、霧状に噴霧した写真処理廃液に加熱空気をあてて
写真処理廃液を蒸発・濃縮させるものであってもよい、
なお、加熱空気を溜めた写真処理廃液中に投入するもの
てあってもよい。
また、噴霧するものは写真処理廃液を加熱旋回気流に乗
せるのが好ましくスプレードライ装置な用いることがで
きる。
加熱手段がニクロム線等の熱源内蔵石英管や電熱板の如
く写真処理廃液に直接触れるものにおいては、その表面
に写真処理廃液か固着して熱効率が低下するのを防止す
るため、例えばフッ素樹脂(例えば、テフロン)等の保
護膜層を形成しておくようにするのが好ましい。
蒸発・濃縮室内を減圧雰囲気にして、沸点を下げて水の
蒸発を促進するのも好ましい。
更に、メンテナンスの必要からは、蒸発・6m室には、
全屈ないし陶磁器・合成樹脂等により形成された中釜を
配こしておくようにすることも好ましい。
■ 廃液を加熱することにより発生した:i気を凝結させる
手段て、凝結手段は、水その他の冷媒を用いるもの、空
冷によるもの、衝突によるもの等が利用される。凝結の
前後ないし凝結処理中に、紫外線を照射したり、オゾン
を供給することも好ましい。
濾過 上記の凝結手段により凝結した液体成分を、活性炭、逆
侵透膜、紫外線照射、酸化剤等により2次処理して、悪
臭ないし有害成分を除去する手段である。
濾過済みの無害液体(蒸留水)は、下水等に放出するか
、或いは、自動現像機における写真処理液、例えば補充
液の溶解水、或は水洗水として再利用する。
ガス吸着 蒸発させた写真処理廃液中に含まれる硫化水素硫黄酸化
物ないしアンモニアガス(tl、s 、 so、、NH
,等)等の有害なガスをゼオライト吸着剤、活性炭等の
各種の脱硫・吸着技術を利用して分離回収するものであ
る。
ガス吸着は、上記の凝結手段により凝結しない気体成分
の、及び若しくは濾過処理の前後に発生することがある
悪臭ないし有害成分について行われる。
なお、吸着手段は、後述する濃縮廃液の排出に伴って発
生することがある有害ないし悪臭成分を除去するのにも
利用される。
悪臭ないし有害成分の除去された気体は、空気中に放出
される。
濃縮液の排出 一回の、若しくは数回に渡る廃液供給・蒸発濃縮処理に
より蒸発・濃縮室に溜まった濃縮液は。
蒸発・濃縮処理室の底部から電磁バルブ等により規制し
ながら自然落下させて、別途用意されている廃液容器に
収納する。自然落下によらず、ポンプや、濃縮液の粘度
が高い場合にはスクリュウコンベヤ等を利用するように
してもよい。
また、濃縮液を廃液容器に投入する際には、吸液性樹脂
、固化剤、石灰等の乾燥剤を加えて、悪臭ないし有害成
分の飛散防止と取り扱いの便のために固形化処理を行う
のが好ましく、更に、濃縮液を廃液容器に投出する際に
発生する悪臭のために消−臭剤を供給することも好まし
い。
更、廃液容器には、ナイロン等の耐熱性合成樹脂性の廃
液バックを用意しておき、投入された廃液を封入して処
理し得るようにすることが好ましい。
また、廃液容器(廃液パック)に、廃液投入時の空気抜
け(圧力調整バルブ)を設ける必要がある場合において
は、有害ないし悪臭ガスの飛散が生じないようにするた
めにバルブにフィルターを設けるか、或いは、バルブを
上記したガス吸着手段に連結させるようにするのが好ま
しい。
次に、第2図に従って1本発明に係る写真処理廃液の処
理装置の具体例を説明する。
なお、本発明の装置の外形は、自動現像機に組み込む方
式、又は、その近傍に設置して利用する方式をとるか、
後述する各装置ないし手段の具体的構成ないし配置に従
い様々に設計変更されるものである。
処理装置は、第1図に従って説明したように。
廃液供給手段10、蒸発・濃!120、凝結手段30、
凝結水を濾過する濾過手段40ガス吸着手段50、濃縮
液排出手段60、及び、これらに附随する手段で構成さ
れているので以下、W4次詳細に説明する。
廃液供給手段 10は、処理すべき写真処理廃液を蒸発・濃縮手段20
内の処理室210内に供給する手段である。
廃液を供給するには、ポンプ11を利用して自動現像機
の写真処理槽からオーバーフローして排出される廃液、
或いは、自動現像機廃液タンク12、若しくは、本発明
の処理装置が有する貯蔵タンク13に溜められている廃
液を処理室21に供給するか、処理室21よりも上部位
芒に固定若しくは可搬のタンク14を配置して自然落下
を電磁バルブ15等により規制して供給する。
タンク14として可搬のものを利用する場合てあって、
自動現像機の廃液タンクとしても利用するものにおいて
は、タンクの底部に例えばバネによって復帰する可動弁
を取り付けておき、自動現像機に取り付けた場合には、
弁が閉、蒸発処理装着に取り付けた場合には弁が開とな
るように構成すれば、装着することによって自動的に廃
液の供給か開始されるのて好ましい。
また、圧力低下により自動的に廃液の供給か行われるサ
イフオン現象を利用した装置を用いる方式(いわゆる鳥
の水のみ方式)等の採用も可1克である。
更に、蒸発手段を囲む枠体扉、或いは上蓋を開いて、手
操作により処理すべき廃液を供給することもできるし、
これら手操作のものと、全自動供給のものとを併用する
ようにしてもよい、しかしなから1作業の簡便性及び悪
臭が外へ漏れにくい等の理由から自動供給方式が好まし
い。
本発明の装置においては、装aが1回分処理する容量以
下の量の廃液が1回処理毎に供給される方式、つまりバ
ッチ処理方式が好まししく用いられる。これは、装置内
の廃液の量を検出するセンサーが不要のため装置として
安価でシンプルな装置を構成することかできるからであ
る。
蒸発・?3縮手段 20は蒸発・ei手段であり、処理室21の周囲は、や
けど事故等の防止のため、及び、保温・凝結手段30へ
の影響防止等を目的としてガラスウール・発泡スチロー
ル等のl!lIi熱材により被覆されるのか好ましい。
処理室21を形成する圧力容器の内部形状ないし外部形
状は、方形、円筒形等任意に設計することがてきる。
22は、加熱手段であり、その種類、形状、配量位置(
処理室21の内側・外側、廃液中に浸漬・廃液の外等)
、個数は任意である。
更に、加熱手段24としては、板状、棒状、渦巻状等の
発熱体を用い、この発熱体に処理すべき廃液を噴霧ない
し滴下する等して蒸発させる方式のもの(いわゆるスプ
レードライヤ一方式)、この方式による加熱て蒸発しな
かった分の廃液を底部に溜めて、他の加熱手段により蒸
発させるもの、或いは1図示しないが、流路全体ないし
一部を発熱体て形成し、この流路に廃液を流下させて蒸
発させするようにするもの、が包含される。後者の場合
、波路は、螺旋状、階段状、棚状等々様々に構成するこ
とかできる。
なお、発熱体と廃液(蒸発したものを含む)とか直接に
接触する加熱方式の場合1発熱体の表面に廃液が固着す
るのを防止するために、フッ素樹脂加工、つまりテフロ
ン加工等の表面処理を行うのが好ましい。
更に、加熱手段としては、自動現像機における乾燥部か
らの廃風をそのまま、或いは、更に加熱した高温空気を
廃液の液面に吹き付けたり、廃液中に吹き込むような構
成にすることもできる。
上記の如き構成の場合、自動現像機の乾燥部の廃風を利
用せず、独立して設けられる加熱空気発生手段を利用し
てもよい。更に、これらの場合、加熱空気は除湿された
乾燥高温空気であることか好ましい。
凝結手段 次に、凝結手段30を説明する。
この手段は、蒸発・e縮手段20で発生させた蒸気を凝
結させるものである。
凝結方式としては、水その他の冷媒を利用する外、外表
面に放熱フィンが設けられている管に蒸気を案内しファ
ンによって空冷する方式、二重管を利用して、蒸気と冷
媒とを流通させる方式、或いは、次回処理の為にタンク
に溜められている廃液を冷媒として利用して予備加熱を
兼用してもよい。
なお、蒸気が流通するパイプの内壁はテフロン等により
表面加工し、写真処理廃液の固着又はパイプの腐食を防
止するようにするのが好ましい。
蒸気を凝結するには、蒸気流路の一部に衝突板を31を
配するか、流路の断面積に広狭を設ける等して行なって
もよく、上記した凝結手段30と併用することも好まし
く、併用の場合、第2図に示す如く、バイパスを設けて
、得られた凝結水な直接に濾化手段40に送り込むよう
にすることか好ましく、更に、バイパスには逆止弁ない
し電磁バルブ等を配りして、溜まった凝結水を排出する
ようにするのが好ましい。
濾過手段 次に、濾過手段40を説明する。
濾過手段40は、上記した凝結手段3oにより液状化さ
れた凝結水な、交換可能なフィルターユニットで濾過す
るものである。ユニット化されたフィルターを利用する
ことは、凝結水中には有害ガス成分が溶解していたり、
或いは、公害負荷の大きい成分が混合しているため、i
!!過手段内の充填物の交換ないしメンテナンスの際に
有益である。
濾過手段40内の充填物としては砂、活性炭ガラスピー
ズ、イオン交換樹脂、吸着樹脂、カイノールM&維、ア
ラシド糸m!i等が挙げられるが。
とりわけ活性炭が好ましく用いられる。活性炭の中でも
粒状のものが好ましく用いられ、特に、粒子径が0.5
■會〜10■冒の範囲のものが好ましく、とりわけl■
■〜5■lの範囲の粒子径を有する活性炭がとりわけ特
に好ましく1本発明の目的の効果の点から用いられる。
本発明において、別なる好ましい実施態様として、凝結
水を癌化する濾過手段内にオゾンを供給することが挙げ
られる。前記した如く癌化手段内には充填物入っており
、オゾンが癌化手段内に供給されると該充填物を賦活な
いし再生さす効果を有しており、充填物のライフタイム
が著しく延びる効果を有している。
ガス吸着 次に、凝結手段30を通過しても凝結しないか、或いは
凝結水中に溶解せず気体の状態にある悪臭ないし有害成
分を除去して外部に排出する排気手段50を説明する。
従来の濃縮ないし乾固による廃液処理装置を写真処理廃
液の処理装置として利用しようとすると、蒸発手段での
加熱により悪臭ないし有害成分の発生が促進され、その
まま外部に放出すると近隣に不快感を与える虞があるの
で、自動現像機に組み込んだり、近傍に設置して利用す
るのは好ましくない。
更に、蒸気を熱交換手段によって凝結させ、凝結水とし
て廃棄する方式の場合にあっても、凝結手段によっても
凝結しないか、凝結水中に溶解しない悪臭ないし有害成
分が気体のまま残留するので、これを何も処理しないで
放出させると、上記と同様に、近隣に不快感を与える虞
がある。またベンジルアルコール等の公害負荷値の大き
いものも、含有されるため、下水道ないし河川に放出す
ることは実質的は不可である。
本発明の装置においては、上記に鑑み、凝結手段30を
通過しても凝結しないか、凝結水中に溶解しない悪臭な
いし有害成分を除去するガス吸着手段50が用意されて
いる。
ガス吸着手段50としては、活性炭やゼオライトその他
の吸着剤で構成されるフィルターによるガス吸着手段が
好ましく用いられる。
これら吸着剤は、気体の流通性が必要とされるため、粒
状のものが好ましく用いられ、特に1粒子径が0.5m
m〜10IIIIの範囲のものが好ましく、と゛  り
わけ1mm〜5■■の範囲の粒子径を有する吸着剤がと
りわけ特に好ましく、本発明の目的の効果の点から用い
られる。
ガス吸着手段50の配置位置は、熱交換手段30と濾過
手段40との中間、或いは、濾過手段40におけるフィ
ルターユニットの上部であることが好ましい。
本発明のガス吸着手段50は、圧力装Hにおける非密閉
型の要求と、悪臭ないし有害成分の漏出防止の要求とを
満足させるものであって装置ないの圧力が異常に上昇し
た場合にはガス吸着手段50が圧力逃げの機能を果たす
ものであり、逆に装置内の圧力が大気圧よりも低下した
ような場合にあっては、外部から空気がガス吸着手段5
0を介して流入することになる。
なお、装置内の圧力の上昇が急激であり、ガス吸着手段
50によっては圧力逃げを行い得ないような事態を想定
して別個に安全機構を設けておくのも好ましい。
オゾン供給 次に1図示しないが、好ましい実施態様として利用され
るオゾン供給手段を説明する。
この手段は1例えば紫外線ランプや、高電圧の放電を利
用したオゾン発生装置により発生させたオゾンを含む空
気なポンプにより、例えば蒸発・e縮手段20内、凝結
手段30の内部ないしその前段及び又は後段、泣過手段
40における凝結水中に供給し、悪臭ないし有害成分を
含むガス又は有機溶媒等の酸化分解を促進させるもので
ある。
なお、火花を発生することがなく、着火爆発の危険かな
いオゾン発生装置てあれば、本発明の装置における配管
中に設置してオゾン供給用のポンプを省略することがで
きる。
濃縮廃液の排出手段 次に、濃縮液の排出手段60を説明する。
本願発明者等が先に提案した特許願61−272:16
号の写真処理廃液の処理装置においては、濃縮させた廃
液を、処理室21の扉を開いて取り出すものを主眼とし
ていたが、該濃縮廃液を、とり出す際に強烈な悪臭がた
ちこめ、さらに作業を行う人に該濃縮廃液か付着する等
の危険性があり、作業性、自動化の面から見ると改良の
余地のあるものてあった。
そこで、本発明の装置においては、濃縮処理された廃液
を処理室21から排出(取出)するのに図示の如く、電
磁バルブ61等を利用して弁ないし栓の制御を行なって
、下方に用意している排出容器62に自然落下させるか
、又は、ポンプを利用して、或いは、濃縮液の粘性が高
いような場合においては、スクリュウコンベア等の搬送
手段を利用して外部に強制排出するようにしている。ハ
ルプロ1の作動は、場合によっては人がマニュアルによ
って行ってもよい。
なお、排出しようとする廃液の温度が高く、処理室21
内の圧力が規定以上に高い場合には、排出手段60が作
動しないような安全機構を設けることが好ましい。
なお、排出容器62中には、例えばナイロン、ポリアミ
ドその他の合成樹脂製袋、アルミ箔等のパックを用意し
ておけば、ei廃液を収納・密封した後、そのま\処分
することが可能となる。
排出用パックは100〜400°C程度の高温に耐性を
有するもので、6−ナイロン6.5−ナイロン、ポリア
ミド系のパックが好ましく用いられる。これらは家庭の
料理用のオーブン又は電子レンジ等に用いられる袋が代
用して使われてもよい。
63は脱臭剤供給手段、64は固化剤供給手段であり、
例えば、電磁バルブ61の開閉操作に連動して開閉する
流出制御弁を用意しておき、濃縮廃液゛が排出される際
に、脱臭剤、固化剤を廃液中に混入させ、悪臭が外部に
飛散するのを防止すると共に、廃液を固化して悪臭を封
じ込み、同時に廃液の廃棄などの取り扱いの容易化を計
るものである。
なお、濃縮廃液と、供給される脱臭剤、固化剤との混和
を良好にするために、第2図において、電磁バルブ61
の下方に攪拌室を用意して攪拌してから廃液パックに排
出するか、或いは、電磁バルブ61の下方のパイプの内
部に1例えば、螺旋状その他の邪魔板を配にして、混和
を計るか、更には、廃液容器62に攪拌手段を配置する
ようにする。廃液容器62中に設ける攪拌手段としては
単に電動の撹拌棒であってよい。
スクリュウコンベアの如き強制排出機構を用いる場合に
おいては、コンベアの途中に脱臭剤・固化剤を供給する
ように構成すれば、排出時には十分に混和された状態に
することができる利点がある。このような構成の場合、
混和の為の要素を有するスクリュウを用いれば更に最適
である。
脱臭剤・固化剤としては、粒状、粉状、液状、気体状の
ものはもとより、 alifA廃液の温度で容易に溶解
して反応する固形のものを利用することができ、次のよ
うな脱臭剤・固化剤が好ましく利用される。
及泉濁 脱臭剤としては、活性炭が好ましく用いられ、活性炭と
しては写真処理廃液の?3縮液に対する脱臭効果を示す
ものであればいかなる活性炭てもよい、活性炭の原料に
は木材、ノコギリクズ、やし殻、リグニン、牛の骨、血
液、亜炭、カッ炭、泥炭、石炭等、いずれのものが使用
されてもよい。
形態上粉末活性炭と粒状活性炭があるが1本発明はいず
れであってもよい、粉末活性炭を製造するには、原料を
粉砕した後、高熱下で炭化させて活性化を行う、場合に
より高熱下で水蒸気を通して活性化したり、塩化亜鉛、
リン酸、硫酸、アルカリ等の溶液に浸してから焼成し、
炭化して活性化を行うこともある。その他派圧下で強熱
したり、空気、二酸化炭素、塩素ガス中で加熱し、木炭
の一部を酸化し活性化する方法もある。活性化を行った
ものは通常灰分や薬品を除去するため洗浄し、粉砕し、
乾燥させて粉末活性炭を製造する。
粒状活性炭は粉砕した木炭粉をタール、ピッチ等を粘結
剤として一定粒度に成形し、乾燥し焼結し、活性化を行
う、またやし殻や石炭類を使用するときは粉砕し、篩分
けを行ってから高熱下で炭化させ活性化し1粒状活性炭
を得ることができる。
本発明においては、原料及び活性化の方法の如何を問わ
ず、また粉末、粒状いずれの活性炭でも使用でき、好ま
しくは粒状活性炭であり、特に好ましくはやし殻活性炭
と分子篩能な持つ活性炭である。ここで分子篩能な持つ
活性炭とはスリット状の細孔を持つものであり、その細
孔の大きさは6Å以上、巾15Å以下が望ましい、かか
る分子篩能を持つ活性炭については、特開昭58−14
831号公報の記載内容を参照することかてきる。
本発明において好ましく用いられる脱臭剤としては前記
活性炭の他に脱臭剤として市販されている種々のものが
用いられる0例えば活性炭素!a雄(東邦レーヨン社製
、フィンガード)、ビートを使う微生物脱臭技術、硫酸
鉄を用いる脱臭技術(ジャード製)、脱臭剤「ニスワン
」 (カンキョー製)、脱臭剤「エボリオン」(アイノ
ー昧製)、脱臭剤「アニコ」、脱臭剤「ダイムシュー」
(大日精化工業輛製)、鉄(III)−フタロシアニン
を含む多孔質繊維等が挙げられる。
これらの中でも特に1本発明において好ましく用いられ
るものは、活性炭及びエボリオンである。
匡囮週 本発明に用いられる固化剤は、写真処理廃液の濃縮液を
固化剤できものであればよく、その際化学反応を伴なっ
てもよいし、伴なわなくてもよい0本発明の固化剤とし
ては1例えばCaO1Ca(O)l)a 、 CaCO
3等が好ましく用いられる。
本発明に用いられる固化剤は、写真処理廃液のcili
i液を乾燥固化できものを含み、その際化学反応を伴な
ってもよいし、伴なわなくてもよい、これらの例として
は1例えばシリカゲル、塩化カルシウム、酸化アルミニ
ム、Vl、酸カルシウム、酸化マグネシウム、酸化バリ
ウム、粒状ソーダ石灰。
五酸化ニリン等が好ましく用いられる。
更に、固化剤としては、高吸収性樹脂が好ましく用いら
れる。
高吸液性樹脂としては、例えば以下に挙げるものを使用
することができる。
種子多糖類として、グアーガム、ローカストビーンガム
、クインスシードガム、タラガム等。
海藻多糖類として、カラギーナン、アルギン酸、ファー
セラン、寒天等。
樹脂多糖類として、アラビノガラクタンガム、アラビア
ガム、トラガカントガム、カラヤガム等。
果実多糖類として、ペクチン等。
根茎多糖類として、澱粉、コンニャク、トロロアオイ等
更にまた、ザンサンガム、ザンフロー、ガードラン、サ
クシノグルカン、シゾフィラン、プルラン、ゼラチン、
カゼイン、アルブミン、シェラツク等。
澱粉誘導体、グアーガム、ローカストビーンガムの誘導
体、セルロース誘導体として、酸化、カルボキシメチル
化、ヒドロキシエチル化、ヒドロキシプロピル化、カル
ボキンメチルヒドロキシプロピル化及びアミン化された
もの。
アルギン酸誘導体として、アルギン酸アンモニウム、ア
ルギン酸プロピレングリコールエステル等。
ビニル系として、ポバール、ポリビニルピロリドン、ポ
リビニルメタクリレート等。
アクリル系として、ポリアクリル酸ソーダ、ポリアクリ
ルアマイド等。
その他、ポリエチレンオキサイド等。
次に、本発明に用いられる高吸液性樹脂の好ましい例を
挙げる。
(A)  グラフト化でんぷん系 (A−1)  でんぷん−アクリロニトリルグラフト重
合体 (A−2)  でんぷん−アクリル酸グラフト重合体上
記(A−1)は特開昭49−43395合及び米国特許
第4,134.863号に記載の方法によって製造する
ことができ、上記(A−2)は特公昭53−46199
号に記載の方法によって製造することができる。
(B)  アクリル酸系 CB−1)  ポリアクリル酸ソーダ系(B−2)  
ビニルアルコール−アクリル酸共重合系 上記(B−2)は自然乾燥及び/または強制乾燥で繰り
返し使用することもできる。
(C)  下記(1)又は(II)で示される構造式を
もった繰り返し単位を有する重合体、更に好ましくは(
1)及び/又は(II)を10〜70重量%有し、他の
エチレン系不飽和単量体と共重合してなる重合体。
(1)    R 1′ (n)   R 上式において、Rは水素原子、メチル基又はノ10ゲン
原子であり、Zはオキシ基又はイミノ基であり、nは0
又は1であり、R1は、1〜6個の炭素原子を有するア
ルキレン基(置換アルキレン基も含む)、5〜6個の炭
素原子を有するシクロアルキレン基又はアリーレン基、
アリーレンアルキレン基もしくはアリーレンビスアルキ
レン基であり、ここで、前記アルキレン部分は1〜6個
の炭素原子を有しかつ前記アリーレン部分(置換されて
いてもよい)は6〜IO個の炭素原子を有し、ONR’ そして例えば−!!HCR’、−OH,−CミN、−C
=0.又は−C−(1−M  、(式中のR5は1〜4
個の炭素原子;1 を有するアルキル基である)のような現水性極性基で置
換されたアリーレンを含み、R″、 R″及びR4は各
々水素原子もしくは1〜6個の炭素原子を有するアルキ
ル基であり、又はNと一緒になりて、任意に硫黄又は酸
素原子を含有することもできる複素環基を形成し、Mは
水素原子、可溶性カチオン又は6個以下の炭素原子をも
ったアルキル基を有する第4アンモニウムカチオンを包
含するアンモニウム基であり、モしてXは、酸アニオン
である。
R上のハロゲン置換基は臭素又は塩素であることができ
、R1の1〜6個の炭素原子を有するアルキレン基はヒ
ドロキシル基で置換されていてもよ<、R″のアリーレ
ンアルキレン基はフェニレンメチレン基、フェニレンエ
チレン基、フェニレンボロピレン基及びフェニレンブチ
レン基を包含し、モしてR1のアリーレンビスアルキレ
基はフェニレンジメチレン基を包含する。
Mの可溶性カチオンにはナトリウム汝びカリウムがある
R1,R3及び月6、そしてこれらが結合したN原子か
ら形成される複素環基にはピリジニウム、イミダゾリウ
ム、オキサシリウム、チアゾリウム及びモルホリウムが
ある。
Xの酸アニオンには、塩化物、臭化物、酢酸塩、p−ト
ルエンスルホン酸塩、メタンスルホン酸塩、エタンスル
ホン酸塩、メチル硫酸塩、エチル硫酸塩及び過塩素酸塩
がある。
繰り返し単位(I)及び(Il)が導かれる単量体の例
には次のようなものがある: N−(2−アクリロイルオキシエチル)−N、N、N−
トリメチルアンモニウムクロリド、 N−(2−ヒドロキシ−3−メタクリロイルオキシプロ
ピル)−N、N、N−トリメチルアンモニウムクロリド
、 N−(3−アクリルアミドプロピル)ピリジニウムクロ
リド、 N−(2−ヒドロキシ−3−メタクリロイルオキシエチ
ル)−N、N、N−トリメチルアンモニウムクロリド、 N−(2−メタクリロイルオキシエタン)−N、N。
N−トリメチルアンモニウムヨーシト、N−(2〜メタ
クロリロイルオキシエチル)−N 、 N 。
N−)リメチルアンモニウムI)−)ルエンスルホネー
ト、 N−(2−メタクリロイルオキシエチル)−N 、N 
N−トリメチルアンモニウムメトサルフェート、N−(
2−メタクリロイルオキシエチル)−N、N。
N−トリメチルアンモニウムアセテート、N−(2−メ
タクリロイルオキシエチル)−N 、N 。
N−トリメチルアンモニウムプロミド、N−(2−メタ
クリロイルオキシエチル)−N 、N 。
N−トリメチルアンモニウムクロリド、N−(2−メタ
クリロイルオキシエチル)−N 、N 。
N−)リメチルアンモニウムエチルスルホネート、 N−(2−メタクリロイルオキシエチル)−N 、N 
N−トリメチルアンモニウムニトレート、N−(2−メ
タクリロイルオキシエチル)−N 、N 。
N−)リメチルアンモニウムホスフェート、N−(3−
アクリルアミド−3,3−ジメチルプロピル)−N、N
、N−トリメチルアンモニウムメトサルフェート、 N−ビニルベンジル−N、N、N−)リメチルアンモニ
ウムクロリド、 N−ベンジル−N、N−ジメチル−N−ビニルベンジル
アンモニウムクロリド、 N、N、N−トリへキシル−N−ビニルベンジルアンモ
ニウムクロリド、 N−(2−アミノエチル)メタクリルアミドヒドロクロ
リド、 2−アミノエチルメタクリレートヒドロクロリド、 N−(3−アミノプロピル)メタクリルアミドヒトスル
ホネート、 ナトリウム3−アクリロイルオキシブタン−1−スルホ
ネート、 ナトリウム3−アクリロイルオキシプロパン−1−スル
ホネート、 ナトリウム2−アクリルアミド−2−メチルプロパンス
ルホネート、 ナトリウム3−アクリルアミドプロパン−1−スルホネ
ート、 ナトリウム2−メタクリロイルオキシエチル−1−スル
ホネート、 ナトリウムアクリロイルオキシメチルスルホネート、 ナトリウム4−メタクリロイルオキシブタン−1−スル
ホネート、 ナトリウム2−メタクリロイルオキシエタン−l−スル
ホネート、 ナトリウム3−メタクリロイルオキシプロパン−1−ス
ルホネート、 ナトリウム2−アクリルアミドプロパン−1−スルホネ
ート、 ナトリウム2−メタクリルアミド−2−メチルプロクロ
リド、 4−(N、N−ジエチルアミノ)−1−メチルブチルア
クリレートヒドロクロリド、 2−(N、N−ジエチルアミノ)エチルアクリレートヒ
ドロクロリド、 2−(N、N−ジエチルアミノ)エチルメタクリレート
ヒドロクロリド、 3−(N、N−ジエチルアミノ)プロピルアクリレ ・
−トヒドロクロリド、 N−(1,1,3−)リメチルアミノプロピル)アクリ
ルアミドヒドロクロリド、 2−(N、N−ジメチルアミノ)エチルアクリレートヒ
ドロクロリド、 2−(N、N−ジメチルアミノ)エチルメタクリレート
ヒドロクロリド、 N−(2−ジメチルアミノエチル)アクリルアミドヒド
ロクロリド、 N−(2−ジメチルアミノエチル)メタクリルアミドヒ
ドロクロリド、 3−(N、N−ジメチルアミノ)プロピルアクリルアミ
ドヒドロクロリド、 ナトリウム4−アクリロイルオキシブタン−1−ロパン
ー1−スルホネート、 及び ナトリウム3−アクリルアミド−3−メチルブタン−1
−スルホネート。
前9己一般式(1)の単量体及び/又は匍記一般式GI
)の単量体と共重合させるエチレン系不飽和単量体は、
好ましくは架橋結合可能な基を有する1種類もしくはそ
れ以上の単m体、例えば2−ヒドロキンエチルメタクリ
レート、2−ヒドロキンエチルアクリレート及び活性メ
チレン基含有単量体からなる。このタイプの重合された
共重合性エチレン系不飽和単量体は、例えば、米国特許
第3.459.790号、同第3.488,708号、
同第3,554,987号、同第3,658.878号
、同第3.929.482号及び同第3,939、!3
(1号に記載されている。
上記において使用するのに好ましい重合体は、10〜7
0重量%の、以下に列挙する1種類もしくはそれ以上の
単量体から誘導されたり繰り返し単位を有する: 2−アミノエチルメタクリレートヒドロクロリド、 N−(2−メタクリロイルオキシエチル)−N、、N。
N −トリメチルアンモニウムクロリド、N−(2−メ
タクリロイルオキシエチル)−N、N。
N−トリメチルアンモニウムメトサルフェート、ナトリ
ウム2−メタクリロイルオキシエチル−1スルホネート
、 及び 2−(N 、N−ジメチルアミノ)エチルメタクリレー
トヒドロクロリド。
前記構造式(1)に一致する酸不加塩は、それを塩基で
中和した場合、遊離アミンに転化することができる。
上記重合体は、常法に従って、適当な単量体を水溶液中
で重合反応させることによって調製することができる。
前記構造式(1)の単量体は、R,!(、Yocum及
びE、B、+1yquistl、Funotionai
 Monomers、Marcel Dekker。
Inc、、 New York(1974)及び米国特
許第2,780,604号に記載の手法によって調製す
ることができろ。
前記構造式(n)の単量体は、米国特許第3,024,
22j号及び同第3,506,707号に記載の手法に
よって調製することができる。
場合(こよって、この重合体は、(a)アミン基を有す
る重合体をアルキル化剤で4級化するか、さもなければ
、(b)アミンをそのアミンとの反応性をもった基、例
えば活性ハロゲン基を有する重合体と反応させることに
よって調製することができる。このような技法はこの技
術分野において公知であり、そして米国特許第3,48
8,706号及び同第3゜709.690号及びカナダ
特許第601.95111号に記載されている。
以上に挙げた樹脂は市販品としても人手できる。
該市販品としては、例えばスミカゲルN−100、スミ
カゲル5P−520、スミカゲル5−50、スミカゲル
NP−1020、スミカゲルF−03、スミカゲルF−
51、スミカゲルF−75、スミカゲルR−30(以上
、住友化学工業社製)、サンウェットIM−300、サ
ンウェットIM−1000(以上、三洋化成社製)、ア
クアキープ10SH−P(製鉄化学社製)、ランシール
F(日本エクスラン社製)等があげられる。
本発明に好ましく用いる高吸液性樹脂は、その形状が液
を吸収し易いものが好ましく、粉末状ないし直径001
〜3■程度の粒状のものか取扱いのうえて有利に用いる
ことかできる。
濃縮廃液が排出された状態ては、排出容器62は、密閉
されていることが好ましい。これは、排出された濃縮廃
液の温度が比較的に高く、悪臭ないし有害成分の飛散が
問題となるためである。
従って、前記した電磁バルブ61の開閉動作に連動させ
て、排出容器62の蓋の全部ないし一部を開閉操作する
ようにするか、或いは、排出容器62を密閉型に構成す
る。後者の場合、排出容器62の一部には圧力逃げのた
めのバルブを用意する必要があり、そのバルブにも悪臭
ないし有害ガス吸着のためのフィルターを用意するか、
若しくは、該バルブにバイブを連結して、ガスを上述し
たガス吸着手段50に案内するようにする。
更に、排出容器62に蓋を設けて、濃縮廃液を投下させ
る実施態様の場合においては、蓋の上方位置にガス補集
手段を配置して、フィルターにより処理するか、或いは
、上述したガス吸着手段50に案内するようにするのか
好ましい。
[発明の効果コ 本発明の写真処理廃液の芹発処理装着によれば処理室か
ら処理済み廃液を排出する段階で外部に悪臭を放散する
ことがなく、操作性ないし作業性か良好てあり、コンパ
クトな装置することが可能であるから、単一ないし少数
の自動現像機が配備されている写真処理施設において、
自動現像機に組み込むか、或いは、その近傍に配置して
、悪臭ないし有害成分を飛散させることなく写真処理廃
液を処理することが可能であり、更に、自動化すること
ができるので、自動現像機が作動していない夜間にも廃
液を処理することができる利点がある。
更に、処理済み廃液の排出手段に消臭剤、固化剤供給手
段を組み込んだ実施態様によれば、悪臭の放散は更に防
止され、処理済み廃液を流動性が失わない濃縮液の状態
で、悪臭を放散させずに処理室から取り出すことが可能
であるから、廃液が固化するまで蒸発処理するものと比
較して、無駄な熱エネルギーの利用なせずに、高い熱効
率で廃液を蒸発処理てきる利益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の写真処理廃液の処理装置による廃液
処理を説明するブロック図、 第2図は1本発明の写真処理廃液の処理装置を示す概略
図、 である。 図中において各符号は下記を指示する。 10:廃液供給手段 11:ポンプ 12:廃液タンク 13:タンク 14:タンク 15:バルブ 20:蒸発・濃縮手段 21:処理室 22:加熱手段 30 :@結手段 40:濾過手段 50;ガス吸着手段 60:排出手段 61:1を磁バルブ 62:排出容器 63:脱臭剤供給手段 64:固化剤供給手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)A、蒸発手段の処理室内に写真処理廃液を供給す
    る手段 B、供給された写真処理廃液を加熱して、 その成分を蒸発・濃縮する蒸発手段、 C、上記手段より発生した蒸気を凝結する 凝結手段、 D、蒸発手段により濃縮された写真処理廃 液を処理室を開放することなく外部に取 り出す濃縮液排出手段、 とを有することを特徴とする写真処理廃液の処理装置。
  2. (2)凝結手段には、凝結水を濾過する濾過手段が用意
    されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の写真処理廃液の処理装置。
  3. (3)凝結手段には、凝結しない成分をガス吸着した後
    外部の放出するガス吸着手段が用意されていることを特
    徴とする特許請求の範囲第1、2項記載の写真処理廃液
    の処理装置。
  4. (4)処理室からの処理済み廃液の排出がバルブの開閉
    制御により規制された自然落下により行われるものであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1、2、3項記載
    の写真処理廃液の処理装置。
  5. (5)処理室からの処理済み廃液の排出が強制排出機構
    により行われるものであることを特徴とする特許請求の
    範囲第1、2、3項記載の写真処理廃液の処理装置。
  6. (6)強制排出機構がポンプであることを特徴とする特
    許請求の範囲第5項記載の写真処理廃液の処理装置。
  7. (7)強制排出機構がスクリュウコンベアであることを
    特徴とする特許請求の範囲第5項記載の写真処理廃液の
    処理装置。
  8. (8)処理済み廃液の排出が排出パックが用意されてい
    る排出容器に行なわれることを特徴とする特許請求の範
    囲第1、2、3、4、5、6、7項記載の写真処理廃液
    の処理装置。
  9. (9)処理済み廃液の排出手段には消臭剤供給手段が用
    意されていることを特徴とする特許請求の範囲第1、2
    、3、4、5、6、7、8項記載の写真処理廃液の処理
    装置。
  10. (10)処理済み廃液の排出手段には廃液を個化する固
    化剤供給手段が用意されていることを特徴とする特許請
    求の範囲第1、2、3、4、5、67、8、9項記載の
    写真処理廃液の処理装置。
JP16509986A 1986-07-14 1986-07-14 写真処理廃液の処理装置 Pending JPS6319655A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16509986A JPS6319655A (ja) 1986-07-14 1986-07-14 写真処理廃液の処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16509986A JPS6319655A (ja) 1986-07-14 1986-07-14 写真処理廃液の処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6319655A true JPS6319655A (ja) 1988-01-27

Family

ID=15805870

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16509986A Pending JPS6319655A (ja) 1986-07-14 1986-07-14 写真処理廃液の処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6319655A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4874530A (en) * 1986-12-05 1989-10-17 Knica Corporation Method for treating photographic processing waste solution

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5079166A (ja) * 1973-11-07 1975-06-27
JPS5312153A (en) * 1976-07-20 1978-02-03 Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd Process for treating waste water
JPS55128552A (en) * 1979-03-28 1980-10-04 Dainichi Nippon Cables Ltd Treatment of liquid containing cyano gold compound
JPS55157389A (en) * 1979-05-28 1980-12-08 Kurita Water Ind Ltd Treatment of waste water from refuse combustion facility

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5079166A (ja) * 1973-11-07 1975-06-27
JPS5312153A (en) * 1976-07-20 1978-02-03 Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd Process for treating waste water
JPS55128552A (en) * 1979-03-28 1980-10-04 Dainichi Nippon Cables Ltd Treatment of liquid containing cyano gold compound
JPS55157389A (en) * 1979-05-28 1980-12-08 Kurita Water Ind Ltd Treatment of waste water from refuse combustion facility

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4874530A (en) * 1986-12-05 1989-10-17 Knica Corporation Method for treating photographic processing waste solution

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU603400B2 (en) Method of treating photographic process waste liquor through concentration by evaporation and apparatus therefor
US5004522A (en) Method of treating photographic process waste liquor through concentration by evaporation
EP0457303B1 (en) Apparatus for concentrating waste liquor from photographic process
JPS6319655A (ja) 写真処理廃液の処理装置
JP2006308162A (ja) 過熱蒸気循環型乾燥システム
AU606451B2 (en) Apparatus for treating photographic process waste liquor
JPS6319656A (ja) 誘電加熱による写真処理廃液の処理装置
JPS62201442A (ja) 写真処理廃液の処理方法及び処理装置
JPS6377586A (ja) 複数の加熱手段を制御して行う写真処理廃液の蒸発処理方法
JPS63100994A (ja) 蒸気の一部を処理室内で凝結する写真処理廃液の蒸発処理方法
CN212222465U (zh) 一种危废焚烧炉专用脱盐单效蒸发器
JPH044085A (ja) 写真処理廃液の蒸発濃縮装置
TWI699784B (zh) 放射性有機廢液處理方法以及放射性有機廢液處理系統
JPH0623347A (ja) 脱硫排水の処理方法
JPS62184459A (ja) 写真処理廃液の処理方法及び装置
JPH03238079A (ja) 写真処理廃液の減圧蒸発濃縮装置
JP2956940B2 (ja) 写真処理廃液の減圧蒸発濃縮装置
KR102401066B1 (ko) 오폐수 슬러지 건조장치
JPS62184457A (ja) 写真処理廃液の処理方法及び処理装置
JP2014085330A (ja) 焼却灰中の放射性セシウムの削減方法及び放射性セシウムを含む水の保管方法。
JPH0732904B2 (ja) 写真処理廃液の蒸発濃縮処理装置
JP3111256B2 (ja) 写真処理廃液用蒸発濃縮処理装置
JPS63318559A (ja) 廃液処理装置を有する写真用自動現像機
JPH0156801B2 (ja)
JPH03267189A (ja) 写真処理廃液の蒸発濃縮装置