JPS63196327A - 被加工用歯付部材の電解加工法 - Google Patents

被加工用歯付部材の電解加工法

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JPS63196327A
JPS63196327A JP2510187A JP2510187A JPS63196327A JP S63196327 A JPS63196327 A JP S63196327A JP 2510187 A JP2510187 A JP 2510187A JP 2510187 A JP2510187 A JP 2510187A JP S63196327 A JPS63196327 A JP S63196327A
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JP
Japan
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tooth
recess
toothed
external gear
electrode
Prior art date
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Pending
Application number
JP2510187A
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English (en)
Inventor
Shigehiro Yonemura
米村 茂宏
Fumio Haga
芳賀 文雄
Yuichi Tazaki
田崎 裕一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A0発明の目的 (1)  産業上の利用分野 本発明は被加工用歯付部材の電解加工法、特に、被加工
用歯付部材の複数の歯部を、該歯付部材と噛合関係にあ
る歯付電極の複数の凹部にそれぞれ遊嵌し、前記歯付部
材と前記歯付電極との間に電解液を流通させると共に直
流電流を流すといった手法を用いる電解加工法の改良に
関する。
(2)  従来の技術 従来、この種電解加工法においては、各歯部の両外側面
と各回部の真白側面との間の間隙を一定に保持している
(特公昭49−10575号公報参照)。
(3)  発明が解決しようとする問題点この種電解加
工法において、その電解効率を向上させるためには、各
歯部と各凹部との間に多量の電流を流すことが必要であ
る。
したがって、各歯部の両外側面と各凹部の真白側面との
間の間隙が電気抵抗とみなされることから、前記間隙を
狭め、またその間隙に電気的に活性な電解液を存在させ
なければならない。
しかしながら前記従来法では、前記間隙を一定に保持し
ているので、その間隙を単に狭めた場合には、そこに電
解加工中、電気的に活性な電解液を流通させることが難
しく、したがって電解液の供給面から電解効率の向上が
妨げられるという問題がある。
本発明は前記問題を解決し得る前記電解加工法を提供す
ることを目的とする。
B8発明の構成 (1)  問題点を解決するための手段本発明は、各歯
部の一方の外側面を、該外側面と対向する各凹部の一方
の内側面に近接させると同時に各歯部の他方の外側面を
各凹部の他方の内側面より離間させ、この近接および離
間操作を各歯部の両外側面について交互に繰返すことを
特徴とする。
(2)作 用 前記手法によれば、各歯部の各外側面と、それと対向す
る各凹部の各内側面との間の間隙をできる限り狭め、ま
たその間隙には電気的に活性な電解液を存在させること
が可能となり、これにより電解効率を向上させることが
できる。
(3)実施例 第1〜第3図は、被加工用歯付部材としての外歯車1に
おける各歯部2の両外側面aI+aZに、仕上げ加工を
施すための電解加工装置を示し、その装置は下記のよう
に構成される。
基台3はその上面に開口する環状凹部4を有し、その凹
部4に電極位置決め用短円筒体5が嵌合され、その短円
筒体5下端面と凹部4底面との間に薄い環状スペーサ6
が介装される。短円筒体5の上端面外周部に環状押え板
7が被着され、その押え板7を貫通する複数のボルト8
を基台3に螺着することによって短円筒体5が基台3に
固定される。
短円筒体5の内周面に、外歯車lと噛合関係にある歯付
電極としての内歯電極9が絶縁部材lOを介して嵌着さ
れ、その内歯電極9の下端面外周部は前記スペーサ6の
上面内周部に当接する。内歯電極9は、各歯部11およ
び各凹部12の円周方向中間位置より放射方向に延びる
絶縁部材13+、13xにより複数の導電部141.1
4.に分割されている。
基台3の中心部に、上下方向に延びる段付孔15が形成
され、その段付孔15は上部の中径部15b、中間部の
小径部15aおよび下部の大径部15cよりなる。小径
部15aに、内周面にベアリング16を有するフランジ
付スリーブ17が嵌合され、そのスリーブ17のフラン
ジ17aは大径部15Cの天井面に当接する。フランジ
17aの下面に、中心部にねじ孔18を有する押え[1
9が重合され、その押え板19およびフランジ17aを
貫通するボルト20を基台3に螺着することによりスリ
ーブ17および押え板19が基台3に固定される。
押え板19のねし孔18に、心出しボルト21が螺合さ
れ、その円錐状に形成された先端部は中径部15bに突
入し、また押え板19から突出する心出しポル)21の
下端部にロックナツト22が螺着される。
基台3の上方に、図示しない固定ブラケットより垂下す
る心出しピン23が配設され、その心出しピン23の下
端部は円錐状に形成されている。
心出しボルト21と心出しピン23とにより外歯車1を
保持する保持軸24が往復回動し得るように直立状態に
挟持され、その保持軸24の上部は可動アーム25のク
ランプ部材26に把持される。
保持軸24に外歯車1の軸挿通孔27が嵌合され、保持
軸24下端の抜止めフランジ28と外歯車1の下部リム
面との間に、前記スペーサ6と略同−厚さのスラストワ
ッシャ29が介装される。
スラストワッシャ29の下面外周部は基台3の凹部4底
面に載置されている。
外歯車1の各歯部2は内歯電極9の各凹部12に遊嵌さ
れ、また上部リム面より上方に延びるボス部30の端面
に、保持軸24に嵌合した環状導電体31が当接する。
保持軸24の雄ねじ部32に締付ナフト33が蝶着され
、これにより締付ナフト33と抜止めフランジ28との
間に外歯車lおよび導電体31が挟着され、両者1.3
1は電気的に接続される。
内歯電極9の上端面および外歯車lの上部リム面に、環
状の外側および内側絶縁部材341.34tを介して環
状固定板35が重合され、その固定板35、絶縁部材3
4および内歯電極9を貫通する複数のボルト36を基台
3に螺着することにより、内歯電極9が基台3に固定さ
れ、また外歯車1は、内歯電極9内において所定角度だ
け往復回動じ得るようにその内歯電極9内に保持される
基台3および固定板35に、外歯車1と内歯電極9との
間に電解液eを流通するための手段が設けられる。その
手段は、外歯車1の歯部2と内歯電極9の凹部12との
噛合部において基台3の凹部4底面に開口する環状溝3
7と、一端を環状溝37の内周面に、また他端を基台3
の外周面にそれぞれ開口させた複数の供給孔38(図に
は一個のみ示す)と、固定板35の下面に開口して両絶
縁部材341,34.間の空間Sを介し前記噛合部に連
通ずる環状溜り部52と、その溜り部52を形成すべく
固定板35の上面に突設された環状突出部353周壁に
存する複数の排出孔39(図には一個のみ示す)とを有
する。各供給孔38と環状溝37との連通部において、
環状溝37底面には凹部37aが設けられる。
前記スペーサ6およびスラストベアリング29により、
外歯車1および内歯電極9と、基台3の凹部4底面との
間に、外歯車1および内歯電極9間と環状溝37とを連
通ずる環状流路40が画成される。したがって前記スペ
ーサ6およびスラストワッシャ29はシール部材として
も機能し、また環状絶縁部材34も同様の機能を有する
供給孔38と電解液タンク41との間の配管にポンプ4
2が介装され、また排出孔39は電解液タンク41に接
続される。
導電体31、したがって外歯車1は、電流計43を介し
て電源44の(+)側に接続され、また内歯電極9の各
導電部14+、14gは電源44の(−)側に接続され
る。導電体31および内歯電極9の再接続路間に電圧計
45が介装される。電源44は、その電流および電圧を
制御する電源制御部46に接続される。
可動アーム25は、サーボモータ47により水平面内に
おいて所定角度往復回動するもので、そのサーボモータ
47はモータ制御部48により制御される。
前記電源制御部46およびモータ制御部48は主制御部
49により制御される。
内歯電極9において、それを絶縁部材13.。
13諺により複数の導電部14+、14tに分割すると
、外歯車1における各歯部2の各外側面a8.a2と、
それと対向する内歯電極9における各凹部12の各内側
面す、、b−との間に流れる電流量を的確に制御するこ
とができる。
次に前記装置による電解加工作業について説明する。
先ず、第1.第2図に示すように外歯車1における各歯
部2の真盛側面al+  alと、内歯電極9における
各凹部12の胃内側面す、、b、との間の間隙d+、d
tを略等しくした状態で、ポンプ42を駆動して電解液
eを前記間隙d、、dオに流通させ、また外歯車lおよ
び内歯電極9間に直流電流を流す。
そして、サーボモータ47により可動アーム25を介し
て外歯車lを第2図反時計方向に所定角度回動させ、第
4図(a)に示すように各歯部2の一方の外側面a1を
、それと対向する各凹部12の一方の内側面す、に近接
させると同時に各歯部2の他方の外側面a2を各凹部1
2の他方の内側面す、より離間させ、第1回の電解加工
を行う。
この電解加工工程では、各歯部2の一方の外側面a、と
各凹部12の一方の内側面す、との間の間隙d、が狭め
られ、両面al+  b1間の電気抵抗が最も低(なる
ので、それらal+  b1間に第5図(alにおいて
線X、で示すように最大電流1 sexが流れて各歯部
2の一方の外側面a1に効率良く電解加工が施される。
この間、各歯部2の他方の外側面amと各凹部12の他
方の内側面b2との間隙dtが広げられて、それらat
rbZ間の電気抵抗が高くなっているので、両面atr
  bZ間には第5図(alにおいて線xtで示すよう
に最小電流1 mk、、が流れるだけであり、したがっ
て各歯部2の他方の外側面a2に対する電解加工量は僅
かとなる。
各歯部2の真盛側面a1ga!と、各凹部12の胃内側
面す、、b□との間の間隙d、、d、における電解液e
Φ電流量、狭い間隙d、では第5図中)において線y1
で示すように最小流量F1゜となり、また広い間隙d8
では線y8で示すように最大流量F @a!となる。
その結果、狭い間隙d、においては電解液eの流量が少
ない上に電流量が多いので、その電解液eの電気的な活
性が減退し、経時的に電流量の減少、したがって電解加
工効率が低下する。
このような状況下において、サーボモータ47を駆動し
て可動アーム25を介し外歯車lを時計方向に所定角度
回動させ、第4図中)に示すように各歯部2の他方の外
側面atを、各凹部12の他方の内側面btに近接させ
ると同時に各歯部2の一方の外側面a1を各凹部12の
一方の内側面b2より離間させ、第2回の電解加工を行
う。
これにより、今度は各歯部2の他方の外側面a8と各凹
部12の他方の内側面b2との間の間隙d8が狭められ
、またその間隙d、には電気的に活性のある電解液eが
存在することもあって、各歯部2の他方の外側面a2に
効率良く電解加工が施される。
この間、各歯部2の一方の外側面a1と各凹部12の一
方の内側面す、との間の間隙d1が広げられるので、そ
の間隙d1に電気的に活性のある電解液eが多量に流通
し、第3回の電解加工の準備がなされる。
以後、前記近接および離間操作を各歯部2の真盛側面a
l+  alについて交互に繰返して、各外側面alo
azに効率の良い電解加工を施し、真盛側面aI+  
alの仕上げ加工を行う。
第6図は、被加工用歯付部材としての内歯車50に仕上
げ加工を施すための電解加工装置を示し、前記内歯電極
9と略同−形状の内歯車50の内側に、前記外歯車lと
略同−形状の歯付電極としての外歯電極51が配設され
、前記外歯車1と同様に外歯電極51を所定角度往復回
動させるようになっている。第6図において、前記例と
同一機能を持つ部分には同一符号を付しである。
なお、本発明は外歯車1および内歯車50の仕上げ加工
に限らず、ランク等その他の歯付部材の電解加工に適用
される。
C0発明の効果 本発明によれば、被加工用歯付部材における各歯部の各
外側面と、それと対向する歯付電極における各凹部の各
内側面との間の間隙をできる限り狭めて両者間の電気抵
抗を低くし、またその間隙には電気的に活性な電解液を
存在させることが可T        能であり、これ
により電解効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1ないし第3図は電解加工装置を示し、第1図は全体
の斜視図、第2図は全体の縦断正面図、第3図は第2図
m−m線断面図、第4図は電解加工工程の説明図、第5
図は電解加工回数と、電流量および電解液の流量との関
係を示すグラフ、第6図は他の電解加工装置を示す、第
3図と同様の断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 被加工用歯付部材の複数の歯部を、該歯付部材と噛合関
    係にある歯付電極の複数の凹部にそれぞれ遊嵌し、前記
    歯付部材と前記歯付電極との間に電解液を流通させると
    共に直流電流を流す被加工用歯付部材の電解加工法にお
    いて、各歯部の一方の外側面を、該外側面と対向する各
    凹部の一方の内側面に近接させると同時に各歯部の他方
    の外側面を各凹部の他方の内側面より離間させ、この近
    接および離間操作を各歯部の両外側面について交互に繰
    返すことを特徴とする被加工用歯付部材の電解加工法。
JP2510187A 1987-02-05 1987-02-05 被加工用歯付部材の電解加工法 Pending JPS63196327A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1992000825A1 (fr) * 1990-07-04 1992-01-23 Shizuoka Seiki Co., Ltd. Procede de finissage de pieces d'engrenages par usinage electrolytique et procede d'usinage d'electrodes utilise dans une telle operation de finissage
CN104259606A (zh) * 2014-09-26 2015-01-07 成都市翻鑫家科技有限公司 一种用于齿轮加工的线切割机
CN105358280A (zh) * 2013-06-17 2016-02-24 斯奈克玛 用于制造涡轮机盘的腔体的方法
CN110394515A (zh) * 2019-07-25 2019-11-01 合肥工业大学 一种用于齿轮齿槽面微结构电解加工工装

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