JPS63195300A - ジルコニウムおよびジルコニウム合金の電解研摩用電解液 - Google Patents

ジルコニウムおよびジルコニウム合金の電解研摩用電解液

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JPS63195300A
JPS63195300A JP62027695A JP2769587A JPS63195300A JP S63195300 A JPS63195300 A JP S63195300A JP 62027695 A JP62027695 A JP 62027695A JP 2769587 A JP2769587 A JP 2769587A JP S63195300 A JPS63195300 A JP S63195300A
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JP
Japan
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zirconium
acid
electrolytic solution
fluoride
electrolytic
Prior art date
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Pending
Application number
JP62027695A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomokazu Kikukawa
菊川 朋一
Yutaka Matsuo
裕 松尾
Tsutomu Takahashi
務 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Metal Corp
Original Assignee
Mitsubishi Metal Corp
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25FPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC REMOVAL OF MATERIALS FROM OBJECTS; APPARATUS THEREFOR
    • C25F3/00Electrolytic etching or polishing
    • C25F3/16Polishing
    • C25F3/22Polishing of heavy metals
    • C25F3/26Polishing of heavy metals of refractory metals

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ジルコニウムおよびジルコニウム合金の電
解研摩に使用される電解液に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、ジルコニウムまたはジルコニウム合金からなる種
々の部材の表面を電解研摩で研摩する場合に使用される
電解液として、過塩素酸=10%−酢酸:90%からな
る電解液(以上、容量%)のような過塩素酸−酢酸系電
解液が知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記の過塩素酸−酢酸系の電解液は、そ
の取扱い中に爆発を起こす危険性がある上に、研摩面に
ピッティングを生じやすいという欠点があった。
〔研究に基づく知見事項〕
そこで1本発明者等は、このような状況に鑑みて池々研
究を重ねた結果、 (1)適度の濃度、すなわち0.2〜5 mot/ L
の弗化物を含む電解液では、ジルコニウムおよびジルコ
ニウム合金の研摩が程好く進行して比較的平滑な研摩面
が得られる一方、この弗化物だけでは。
被研摩部材表面に被膜が形成されて金属色の表面光沢を
有す不研摩面が得られないが、前記弗化物を含む電解液
に、硫酸および硫酸塩のうちの1樵またば2.?!l!
を加えると、研摩面の表面光沢が改善され、このような
電解液は、ピッティングを起こさずにジルコニウムおよ
びジルコニウム合金を電解研摩することができる上に、
酸化作用の激しい不安定な過塩素酸を含まないので、取
扱上爆発を起こすおそれがないこと、 (2)上記の弗化物に硫酸および硫酸塩のうちの1株ま
たは2種を加えた電解液にさらに、しゆう酸、しゆう酸
塩、くえん酸、くえん酸塩、グルコン酸、およびグルコ
ン酸塩のうちの1株または2種以上(以下、これらをま
とめて、有機酸およびそれらの塩という)を加えると、
研摩面の表面状態はさらに改善されて、一層平滑な研摩
面が得られること。
を見出した。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、上記知見に基づいて発明されたもので、取
扱いが容易で、しかもジルコニウムおよびジルコニウム
合金の電解研摩において、表面光沢が改善され、かつ平
滑でピンティングを生じない研摩面を形成できる電解液
を提供することを目的とし、この電解液が、 弗化物:0.2〜5mol/lと、 硫酸および硫酸塩のうちの1種または2種以上とを含有
するか、あるいは必要に応じて、さらにしゆう酸、しゆ
う酸塩、くえん酸、くえん酸塩。
グルコン酸、およびグルコン酸塩のうちの1種または2
種以上を 含有することを特徴とするものである。
〔発明の詳細な説明〕
1、弗化物 弗化物は、ジルコニウムおよびジルコニウム合金部材表
面における電解研摩を進めて、その表面を平滑に仕上げ
る作用を有し、例えば1種々の水溶性金属塩またはこれ
に相当する弗化物、好ましくはこれらのアルカリ金属塩
およびアンモニウム塩、特に弗化ナトリウム、弗化カリ
ウムおよび弗化アンモニウムとして、この発明の電解液
中に含有されるが、それの電解液中に含まれる濃度がm
o L / tを越えると研摩面に凹凸を生じ、平滑な
研摩面が得られ難くなることから、弗化物の濃度を0.
2〜5moL/1と定めた。
2、硫酸および硫酸塩 硫酸および硫酸塩は、研摩面に光沢を与えるために電解
液中に添加されるが、これらの成分の電解液中における
濃度が0.01〜3 mot/l、特に0.02〜1.
5 mot/ Lであると、研摩面は特に金属色の光沢
を呈するようになるので、このような研摩面を得ること
を望む場合には、硫酸および硫酸塩は上記の濃度範囲で
使用される。
3、有機酸およびその塩 有機酸およびその塩は、弗化物と、硫酸および硫酸塩の
うちの1種または2種とを含む電解液に添加されると、
研摩面を一層平滑にする作用を有するので、必要に応じ
てこの発明の電解液に添加されるが、これらの成分の電
解液中における濃度が0.01〜3mot/4.特に0
.02〜1.5mol/Lであると、研摩面は特に平滑
となるので、このような研摩面を得ることを望む場合に
は、有機酸およびその塩は上記の濃度範囲で使用される
なお、硫酸および硫酸塩のうちの1種または2種以上と
、有機酸およびその塩との合計濃度が0−01〜3 m
ol/ t s  特に0.02〜1.5 mot/l
であると、研摩面の表面光沢と平滑性において特にすぐ
れた効果が得られる。
4、任意成分 この発明の電解液は、以上の弗化物と、硫酸および硫酸
塩のうちの1種または・2種以上を必須成分として含有
するか、あるいは必要に応じてさらに有機酸およびその
塩を含有すれば、この発明の目的を達成するのに十分で
あるが、この発明の電解液は、それの作用が害われない
範囲で、従来の電解液において慣用されていた、上記成
分以外の成分、例えば粘性を高めて溶出イオンの移動を
抑制し、研摩効果を高めるためのゼラチン、寒天、グリ
セリン等を、必要に応じて随意に添加することができる
4、#媒 以上の成分を溶解して電解液を形成させるための溶媒と
しては一般に水が専ら使用されるが、各成分の溶解およ
び電解液の導電性や研屋特性が害わない範囲で、水と相
溶性のある溶媒、例えばアルコール等を溶媒の一部とし
て使用することができる。
〔実施例〕
ついで、この発明を比較例と対比しながら、実施例によ
って説明する。
実施例1〜18 被研摩部材として、いずれも幅:201+uI×長さ:
5C1wX厚さ:51mの寸法を有するジルカロイ−4
(Sn: 1.5%−Fe: 0.2 % −Cr: 
0.1%−0:0.1チーzr:残シ)(第1表および
第2表中、無印のもの)1.ジルカロイ−2(Sn:1
.5%−Fe: 0.15% −Cr: 0.1%−N
i:0.05%−〇二0.1To−Zr:残り)(第1
表中、☆印で示したもの)(以上重量%)、および純ジ
ルコニウム(第1表中、■印で示したもの)製の板材を
用意した。
ついで、脱イオン水に穐々の弗化物と、硫酸および硫酸
塩、あるいはさらに有機酸およびその塩を溶解して調製
した。第1表に示される組成を有する本発明電解液1〜
1日、およびこの発明の範囲から外れた組成を有する比
較電解液1〜7(外れた条件を第1表中、※印で示す)
を、いずれも液温:20℃、電流密度: 20 A/d
m2 (ただし、比較例3においては、電解液中に弗化
物が含まれていないことから被研摩物表面に抵抗性の不
動態化被膜が瞬時に形成され、このため電流が殆ど流れ
ず、したがって電流密度は0である)、および研摩時間
:5分の条件下で使用して、前記各被研摩部材を電解研
摩する実施例1〜1日および比較例1〜7をそれぞれ遂
行し、それによって得られた研摩量(μm)をマイクロ
メータによって測定するとともに、上記板材の研摩面を
観察して、その研摩面が非常に平滑で金属光沢があシ、
かつピッティングを生じていない場合なo1平滑で光沢
を有し、かつピッティングを生じていないものを0゜平
滑に研摩されていても、被膜に被われて光沢がないか、
あるいは光沢はあっても凹凸を生じて平滑でないものを
Δ、そして研摩作用自体を受けていないものをXとして
評価し、これらの結果を合わせて第1表に示した。
また実施例2,6,9、および17については、研摩さ
れた研摩面の表面粗さくRa:平均粗さμm)を触針式
の表面粗さ計によシ測定して、その結果を第2表に示し
た。
〔発明の効果〕
第1表中に示される結果から、この発明による電解液を
使用した実施例1〜18においては、いずれも、平滑で
表面光沢にすぐれ、かつピッティングを生じていない研
摩面が得られたのに対し、比較例1.3〜6においては
研摩面に凹凸が生じたか、あるいは表面光沢がなく、ま
た比較例2では、電解液中に弗化物が含まれていないと
ころから電流が殆ど流れず、その結果研摩が全く進行し
なかったことがわかる。
また第2表に示される結果から、弗化物と、硫酸および
硫酸塩のうちの1&または2@以上のほかに、さらにく
えん酸、″!たはしゆう酸とグルコン酸を加えることに
よシ、研摩面の表面粗さくRa)が改善され、一層平滑
な研雄面が得られることがわかる。
以上述べた説明から明らかなように、この発明によると
、ジルコニウムおよびジルコニウム合金の電解研摩にお
いて、平滑で表面光沢にすぐれ、かつピッティングを生
じない研摩面を形成できるとともに、化学的に安定であ
るところから取扱いも容易である、すぐれた電解研摩用
電解液が提供される。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)弗化物:0.2〜5mol/lと、 硫酸および硫酸塩のうちの1種または2種 以上とを 含有することを特徴とする、ジルコニウムおよびジルコ
    ニウム合金の電解研摩用電解液。
  2. (2)硫酸および硫酸塩のうちの1種または2種以上を
    0.01〜3mol/l 含有することを特徴とする、特許請求の範囲第(1)項
    記載の電解液。
  3. (3)しゆう酸、しゆう酸塩、くえん酸、くえん酸塩、
    グルコン酸、およびグルコン酸塩の うちの1種または2種以上を、 さらに含有することを特徴とする、特許請求の範囲第(
    1)項または第(2)項記載の電解液。
  4. (4)しゆう酸、しゆう酸塩、くえん酸、くえん酸塩、
    グルコン酸、およびグルコン酸塩の うちの1種または2種以上を、0.01〜3mol/l 含有することを特徴とする、特許請求の範囲第(3)項
    記載の電解液。
JP62027695A 1987-02-09 1987-02-09 ジルコニウムおよびジルコニウム合金の電解研摩用電解液 Pending JPS63195300A (ja)

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