JPS63194527A - 保安器 - Google Patents

保安器

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JPS63194527A
JPS63194527A JP2255787A JP2255787A JPS63194527A JP S63194527 A JPS63194527 A JP S63194527A JP 2255787 A JP2255787 A JP 2255787A JP 2255787 A JP2255787 A JP 2255787A JP S63194527 A JPS63194527 A JP S63194527A
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JP
Japan
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coaxial
capacitor
connector
outer conductor
input connector
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JP2255787A
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JPH0546172B2 (ja
Inventor
洋一 金子
森藤 素良
章 高橋
磯谷 正治
野口 泰一郎
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Yagi Antenna Co Ltd
Original Assignee
Yagi Antenna Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、共同受信設備等において、同軸ケーブルと
テレビジ1ン受信機器の間に取り付けられて、ケーブル
に重畳される誘導雷や漏洩などの障害を防止する保安器
に関する。
〔従来技術とその欠点〕
従来このような保安器に関しては、第4図に示す回路構
成のものが使用されてきた。即ち、テレビ信号伝送ケー
ブルは、保安器1の入力接栓2に接続され、入力接栓2
の外部導体3はシールドケースの国体4に接続されてい
る。
また入力接栓2の中心導体2′と国体アース5−5′間
には、ガス放電管よシなる避雷器6とチ茸−クコイル7
が挿入され、誘導雷等による高周波成分を含むサージ電
圧や直流電圧を吸収接地させるものである。次にテレビ
受信機器に接続される側の出力接栓8は、コンデンサC
1によって中心導体9が入力接栓2の中心導体2′に、
コンデンサC2及びC3によって外部導体10が国体4
にそれぞれ接続され、高周波信号は伝送するが、直流は
国体4から絶縁して遮断し、テレビ受信機器を高電圧に
よる破損から保護している。
しかしながら上記従来回路においては、出力接栓の外部
導体10と国体4との間の高周波的短絡が不完全なため
に、しばしば伝送信号が漏洩し、周辺の無線機器等への
電波障害を起こす恐れがあった。
第5図は、上記回路における漏洩の仕組みを説明するた
めの等節回路である。端子aは、舅4図の出力接栓中心
導体9への信号印加点、端子すは、出力接栓の外部導体
1o上の点で、国体アース5′との間に現れる電圧を示
すための端子である。
保安器1を実装したときの電波漏洩量の目安は、端子す
とアース間に特性インピーダンス75〔Ω〕の受信@R
Eを接続して受信電力を測定すればよい。
従って第5図において、Re =75とし、第4図のコ
ンデンサC3のリード線のインダクタンスL3を考慮し
て、端子すに現れる電圧を求めることができる。端子す
の電圧を小さくするには、直列接続されたインダクタン
スL3、コンデンサC3によって決定されるリアクタン
スを最小にしなければならない。しかし実際上、コンデ
ンサとして例えば1000〔PF)のセラミックコンデ
ンサを使用した場合、インダクタンスL3は10nH程
度あシ、高い周波数ではインダクタンスL3のリアクタ
ンスのために端子すが高周波的に短絡されず信号が漏洩
する。また低い周波数でも、コンデンサC3の容量の大
きさが不充分なため、信号の漏洩が発生する。
このように従来の保安器1の回路構成では、出力接栓8
を高周波的た短絡するコンデンサC3の容量を増加して
も、大幅な信号漏洩の改善ができないという欠点があっ
た。
〔発明の目的〕
この発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、
誘導雷による障害を防止すると共に、高周波信号の漏洩
を充分小さくすることのできる保安器を提供することを
目的とする。
〔発明の要点〕
この発明は、入力接栓の中心導体と出力接栓に信号を伝
搬するコンデンサとの間に、同軸線路をトロイダルコア
に巻回した同軸トロイダルを挿入、配設するようにした
ものである。
〔発明の実施例〕
以下図面を参照してこの発明の一実施例を説明する。
第1図はその全体構成を示すもので、基本的な回路は上
記第4図のものと同様であるので、同一部分は同一符号
を付してその説明を省略する。
入力接栓2の中心導体2′と出力接栓9に高周波信号を
伝達するコンデンサCノとの間に、同軸線路11をトロ
イダルコア13に巻回した同軸トロイダル12を挿入配
設する。この同軸トロイダル120入力側の外部導体1
5は、国体のアース5′に接続され、同中心導体14は
入力接栓2の中心導体2′に接続される。また同軸トロ
イダル12の出力側の中心導体16を外部導体17はコ
ンデンサCノ、C4を経て出力接栓8の中心導体9及び
外部導体10IIC,接続される。そして、外部導体1
0は国体アース5′に接続される。上記のコンデンサC
1,C2,C4は、それぞれ直列インダクタンスが極少
の貫通コンデンサを用いている。
次いで上記記1図の回路の作用について第2図の等節回
路で説明する。
端子すでの漏洩電圧は、外部導体15を国体へ(1)7
−ス5′へ短絡する際の小さいインダクタンスL15に
分圧する信号がトロイダル同軸12のインダクタンスL
Tを経て、コンデンサC2及びそのリード線のインダク
タンスL2に加えられるものである。
さらに、端子すには上記漏洩電圧に加え、中心導体16
.外部導体17の間の信号源として内部抵抗R0、電圧
2E0、線路11の整合負荷R0を重畳したときに発生
する電圧が印加される。ここで電圧E0は、同軸線路1
1に整合負荷R1,を接続したときに現れるものである
。端子すには、前記インダクタンスLJ5の両端に生じ
る電圧からインダクタンスLT、l1j)及びコンデン
サC2に分圧した残分も印加されるが、インダクタンス
L15は容易に小さくできるので、この分は無視するこ
とができる。したがって回路設計上は、電圧2E0によ
って分圧する成分のうち、特に重要なインダクタンスL
TとインダクタンスL2及びコンデンサC2との分圧の
制御が重要である。とくにインダクタンスLTを充分大
きくすれば目的とする周波数範囲内で端子すの漏洩電圧
を大幅に低減することができる。高い周波数ではインダ
クタンスL2に比ベインダクタンスLTを充分大きくす
るよう、同軸線路11の長さをインダクタンスL2より
充分大きくとって「L ? ))L 2 J  と最低
の伝送周波数の半分またはそれ以下にすると効果的であ
る。トロイダルコア13の周波数特性は、低域では比透
磁率が100以上となる。このように、コア130周波
数特性が上記回路の設計を容易にし、比較的小型のコア
で目的を達成することができる。また高域では、コンデ
ンサとして貫通コンデンサを使用すると同軸トロイダル
12の巻数及び寸法から、インダクタンスL2より2桁
以上の比透磁率をとることは容易であシ、所望の性能を
得ることができる。
トロイダルコア13は上記実施例の場合、穴が2ケある
眼鏡型のものを使用したが、これに限ることなく、例え
ばリング型のものを使用してその環状部に同軸線路11
を2〜3回巻くようにしてもよい。
いずれの場合でも、同軸トロイダル12は、伝送信号が
殆んど外部に漏れないので、コア13がたとえ高周波で
損失の多いものを使用としても、伝送損失を非常に小さ
くすることができる。
第3図(al (b)は、本発明を適用した保安器の特
性の測定値であって、トロイダルコア13は外寸15X
15X5朋の眼鏡型を使用し、コンデンサC2は100
OPFの貫通コンデンサを使用したときのものである。
第3図(a)は周波数に対する伝送損失を示す。伝送損
失は、l Q M Hz 〜800 M HzでldB
以下と良好である。また、第3図(b)は周波数に対す
る漏洩特性であって、IOMH2以上で一30dB以下
、40 M Hz以上で一5QdB以下が得られている
。これは従来品より1QdB〜30dB改善された良好
な値である。
〔発明の効果〕
以上詳記したように本発明によれば、入力接栓の中心導
体と出力接栓に信号を伝搬するコンデンサとの間に、同
軸線路をトロイダルコアに巻回した同軸トロイダルを挿
入、配設するようにしたので、誘導雷による障害を防止
しながらも、高周波信号の漏洩を充分小さくすることの
可能な保安器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図は全体構成を示す図、第2図は第1図の等価回路を
示す図、第3図fa)は周波数に対する挿入損失の特性
を示す図、第3図(b)は周波数に対する漏洩量の特性
を示す図、第4図は従来の保安器の回路構成を示す図、
第5図は第4図の等価回路を示す図である。 1・・・保安器、2・・・入力接栓、4・・・シールド
ケース、5・・・アース、6・・・避雷器、7・・・チ
ョークコイル、8・・・出力接栓、11・・・同軸線路
、12・・・同軸トロイダル、13・・・トロイダルコ
ア、C1〜C4・・・コンデンサ。 出願人代理人 弁理士  鈴  江  武  彦(a) 第3図 第4図 第S図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)同軸入力接栓と、同軸出力接栓と、シールドケー
    スと、前記同軸入力接栓の中心導体とシールドケースの
    アースあるいは同軸入力接栓の外部導体との間に接続さ
    れる避雷器とを備え、同軸出力接栓の中心導体及び外部
    導体は同軸入力接栓あるいはシールドケースからコンデ
    ンサによって直流的に絶縁されている保安器において、 同軸入力接栓と同軸出力接栓の間に接続される同軸線路
    をトロイダルコアに巻回した同軸トロイダルを備え、こ
    の同軸トロイダルの同軸線路のアース側の線のインダク
    タンスの値と、同軸出力接栓の外部導体をシールドケー
    スに接続するコンデンサの容量とによって決定される直
    列共振周波数を伝送信号周波数以下としたことを特徴と
    する保安器。
  2. (2)上記同軸出力接栓の外部導栓とシールドケースと
    の間に貫通コンデンサを挿入配設したことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の保安器。
JP2255787A 1987-02-04 1987-02-04 保安器 Granted JPS63194527A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2255787A JPS63194527A (ja) 1987-02-04 1987-02-04 保安器

Applications Claiming Priority (1)

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JP2255787A JPS63194527A (ja) 1987-02-04 1987-02-04 保安器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63194527A true JPS63194527A (ja) 1988-08-11
JPH0546172B2 JPH0546172B2 (ja) 1993-07-13

Family

ID=12086155

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JP2255787A Granted JPS63194527A (ja) 1987-02-04 1987-02-04 保安器

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010246350A (ja) * 2009-04-10 2010-10-28 Chugoku Electric Power Co Inc:The 耐雷同軸ケーブル
JP2019221086A (ja) * 2018-06-21 2019-12-26 株式会社昭電 雷保護システム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56166725A (en) * 1980-05-28 1981-12-22 Fujitsu Ltd Surge protecting circuit for carrier repeater

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