JPS63194033A - パワ−シヨベルの作業機制御装置 - Google Patents

パワ−シヨベルの作業機制御装置

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JPS63194033A
JPS63194033A JP2395587A JP2395587A JPS63194033A JP S63194033 A JPS63194033 A JP S63194033A JP 2395587 A JP2395587 A JP 2395587A JP 2395587 A JP2395587 A JP 2395587A JP S63194033 A JPS63194033 A JP S63194033A
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bucket
pump
flow rate
excavation
command
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Tadayuki Hanamoto
忠幸 花本
Shinji Takasugi
高杉 信爾
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Komatsu Ltd
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    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/28Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
    • E02F3/36Component parts
    • E02F3/42Drives for dippers, buckets, dipper-arms or bucket-arms
    • E02F3/43Control of dipper or bucket position; Control of sequence of drive operations
    • E02F3/435Control of dipper or bucket position; Control of sequence of drive operations for dipper-arms, backhoes or the like
    • E02F3/437Control of dipper or bucket position; Control of sequence of drive operations for dipper-arms, backhoes or the like providing automatic sequences of movements, e.g. linear excavation, keeping dipper angle constant

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  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はパワーショベルの作業機制御装置に関し、特
に自動掘削についての技術に関する。
〔従来の技術〕
周知のように、パワーショベルは作業機としてバケット
、アーム、ブームを白°シ、これら作業機はバケットシ
リンダ、アームシリンダ、ブームシリンダによって各別
に駆動される。このため、バケットを所望の軌跡と姿勢
で移動させるには各シリンダの伸縮を同時制御すること
が不可欠である。
このパワーショベルに関し、予めバケット刃先の移動軌
跡(例えば、直線、円弧等)およびこれら軌跡に対する
バケット姿勢を設定しておき、この軌跡に沿ってバケッ
ト刃先が移動するようにバケット、アーム、ブームを自
動制御するようにしたパワーショベルの制御装置が種々
提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、これら従来装置にあってはポンプ出力の
有効利用という面で今一つ不満足ものであった。すなわ
ち従来装置にあっては、各作業機についての所要回動角
に基づき各作業機に対するポンプ流量の配分比を求め、
実ポンプ圧から決定されるポンプ流量をこれら配分比を
もって配分することにより各作業機に対する流量指令を
求めるようにしている。ところで、一般にポンプから供
給される油は負荷が軽い作業機に対して流れやすいとい
う傾向があるが、従来装置に於いては前記配分比から算
出された流量指令値をそのまま各作業機に対して人力す
るようにしていた。このため負荷が軽い作業機に対して
は、流量指令に対応した瓜以上の油が流れ、又負荷が重
い作業機には流量指令に対応した量より少ない油しか流
れず、この結果分配比通りに油が分配されないことにな
る。
また、ポンプと作業機バルブとの相対動作によって各作
業機に対する油の実流量が決まるわけであるが、浦はポ
ンプから各作業機に対して指令値に対応した量だけ正確
に流れるというわけにはいかず、実際の流量値は各作業
機に対する流量指令の和より小さくなるのが実情である
。そして、この結果、リリーフロス、ポンプエネルギー
のロスが発生し、ひいては掘削時間の増大をももたらす
ことになる。
この発明は1−記実情に鑑みてなされるもので、ポンプ
出力を有効に利用して作業機を駆動することにより掘削
効率を向−1−させるようにしたパワーショベルの作業
機制御装置を提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
そこでこの発明は、複数の地点によって近似したバケッ
ト刃先の基準移動軌跡とこれら複数の地点にバケット刃
先が位置するときの各バケット姿勢とを予め設定し、自
動モードが選択されると指定された掘削開始位置からこ
れらN数の地点に沿ってバケット刃先が移動し、かつこ
れら複数の地点においてバケットが前記設定された姿勢
をとるようバケット、アーム、およびブームを駆動する
構成において 作業機ポンプのポンプ圧を検出するポンプ圧検出手段と
、指定された掘削開始時点におけるバケット角、アーム
角およびブーム角の検出値を取込み、これら検出値に基
づき車両に対するバケット刃先位置を求め、該求めたバ
ケット刃先に関する掘削開始位置に基づき前記設定した
複数の地点の車両に対する位置を算出し、該算出した位
置、にバケット刃先を移動させかつバケットを当該地点
毎に前記設定したバケット姿勢をするに要する各掘削区
間毎のバケット回動角、アーム回動角およびブーム回動
角を求め、これら各掘削区間毎の回動角に基づき各作業
機に供給する圧油のam配分比を求めるT51の制御手
段と、所定馬力を得るボンプ圧とポンプ流量との関係が
設定され、これら設定関係とポンプ圧検出手段の検出ポ
ンプ圧とから決定したポンプ流はを前記求めた配分比を
もって配分することにより各作業機の流は指令を求め、
史に負荷が最も大きい作業機に対しては前記求めた流量
指令より大きな指令を出力し、他の2つの作業機に対し
ては前記求めた流量指令を出力する第2の制御手段と、
第2の制御手段から出力される流m指令に基づきバケッ
ト、アームおよびブームを駆動する駆動系とを具えるよ
うにする。
〔作用〕
前記第2の演算手段によって負荷が最も大きい作業機(
通常アーム)に対しては分配比およびポンプ圧とポンプ
流量との関係から算出した流量指令より大きな値の指令
を出力し、他の2つの作業機に対しては算出した流量指
令値どおりの指令を出力することにより、流量指令値の
和をポンプ圧より決まるポンプ流量より大きな値とする
。この結果、各作業機へは算出した分配比どおりの流量
で油が流れることになり、リリーフによるパワー損失も
押さえることができる。
〔実施例〕
以下、本発明を添付図面を参照して詳細に説明する。
第2図はパワーショベルの概略構成を示すものであり、
走行体1上には上部旋回体2が旋回自在に支持され、旋
回体2にはブーム3の一端が軸支され、ブーム3の他端
にはアーム4が軸支され、さらにこのアーム4の他端に
はバケット5が軸支されており、これらブーム3、アー
ム4およびバケット5はブームシリンダ6、アームシリ
ンダ7およびバケットシリンダ8によって各別に回転駆
動される。
ここで、作業機各部の長さ、角度等を第3図に示すよう
定義する。すなわち、点Aをブーム回動点、点Bをアー
ム回動点、点Cをバケット回動点、点りをバケット刃先
点とし、 ノ1 :点A、B間の長さ 12 ;点B、C間の長さ ノ3 :点CSD間の長さ a ;線分ABと垂直軸とのなす角(ブーム角)β ;
線分BCと線分ABの延長線とのなす角(アーム角) γ ;線分CDと線分BCの延長線とのなす′角(バケ
ット角) δ ;掘削方向Uとバケットの底板のなす角(掘削角) ε ;掘削方向Uと線分CDのなす角 とする。尚、バケット姿勢は角度ε等で定義するように
する。
まず、自動掘削の際の掘削軌跡の設定の仕方について説
明する。この実施例では、第4図に示すようなバケット
刃先についての掘削軌跡を設定する。この軌跡は所定点
0を中心とした半径Rの円弧軌跡であり、この円弧軌跡
をn個の点P、 、 P2、・・・、P で近似するよ
うにする。軌跡設定の際、1回の掘削上量V(図示ハツ
チング部)はバケットの満杯量に所定数k(−1〜3)
を掛けたものとし、掘削深さdは線分CDの長さく一ノ
コ)に所定数e(−0,1〜1.5)を掛けた値とし、
更に角度ψは10″〜180°の間の適宜の値とする。
これらの値k s e %ψと円弧の半径Rは土質、バ
ケット形状、作業内容等に応じて決められる値であり、
それらの値を特定することにより基準掘削軌跡を決定す
る。また、このようにして決定した掘削軌跡に対し、前
述したようにn個の点P1〜P を近似し、これら各点
P1〜P、を単独掘削区間毎のバケット刃先の目標位置
とする。
点P2〜P の位置は掘削開始点P1の位置を基準にし
て設定する。そして、これら各目標位置P、 −P  
毎にバケット姿勢すなわち前記角度ε1〜ε を予め決
めておく。このバケット姿勢εの決定に際しては、掘削
開始時に掘削角δが小さくなるようにするとともに、掘
削中にバケット背部がなるべく−1−と干渉しない範囲
で61削角δが小さくなるようにすることにより掘削抵
抗をできるだけ小さくするようにする。すなわち、この
掘削では、ブーム、アームおよびバケットを同時に駆動
することにより、バケットが姿勢と1〜ε をもって目
標位置P1〜P に追従するように仮想線ODをllj
位角Δψ(−ψ/ n )ずつ回動させるようにする。
この実施例における自動掘削は第5図に示した手順にし
たがって実行され、以下その概略を説明する。この装置
では、ブーム、バケット、アー゛ムの回動指令および旋
回指令を与える2本の操作レバー11.12の他に、自
動掘削モードを指示する操作ペダル10を設けており、
該操作ペダル10の操作(ペダルを踏み続ける)により
前記円弧軌跡に沿った自動掘削が行なわれる。
まず、オペレータは操作レバー11.12の操作により
バケットの刃先を所望の掘削開始位置に移動させた後(
第5図(a)) 、操作ペダル1゜を踏むことにより、
自動掘削モードを選択するとともに掘削開始位置を指定
する(第5図(b))。
すなわち、操作ペダル1oが踏まれたときには、該時点
におけるバケット刃先位置が求められ、該求めた位置を
今回掘削時の掘削開始位置とするようにしている。
いま、ブーム回動点Aに対する掘削開始位置P1を(X
、 、Y、)とすると、この位置(X、。
Y+)はペダル10が踏まれた時点におけるブーム角α
1、アーム角β1およびバケット角γ1から、次式 %式%) によって求めることができる。
なお、この実施例では前記設定した複数の点P1〜P 
の車両(ブーム回動点A)に対する位置を掘削開始時に
全て求めておくのではなく、各単位区間において次の目
標位置をその都度水めるようにして記憶容量を削減する
ようにしている。
掘削開始が指定されると、掘削開始位置に応じて決定し
た掘削軌跡上で単位角Δψ進んだ次の目標位置P2の座
標が求められる。また、□バケットの姿勢も該目標位置
P2に応じて定まっているので、この目標位置P!にお
けるブーム角α2、アーム角β2およびバケット角γ2
を一義的に決定することができる。これら作業機の目標
角α2、β2、γ2が決定されれば、現在の各作業機の
実角度との偏差をとることにより上記地点P2  まで
バケット刃先を移動させるための各作業機の°目標回動
角Δα、Δβ、Δγを決定することができる。
第6図は、Δα、Δβ、Δγを求める演算を説明するた
めのもので、ψ1は水平線と線分ODとのなす角度、w
lは掘削開始点P!での線分CDと線分ODとのなす角
度、w2は次目標位置P2での線分CDと線分ODとの
なす角度である。
P2の座標を(X2 、Yg )とするとX2館/!1
eos(α1+Δα) +1tcos(α1+β1+Δα+Δβ)十ノ3cos
(α1 +βI +γ1 +Δα+Δβ+ Δγ) =X1  +yl  Δα+ ()2cos(α1+ 
β 1 ) + ノ コ eos   (α 1  +
 β 1  + 71 ) )Δβ+13coscαl
+β1+7りΔγ・・・(2) となり、またX2は X2 −Xl +R・ Δψ 争5ln(ψ1+0.5
Δψ)          ・・・ (3)とも表わす
ことができ、上記(2)式のノ2 Co5Cat +β
1 ) +la cos  (αI +βI +71 
>−) 、13CO8(α1+β1+γl)−Δγ1ノ
、とすると、上記(2)、(3)式からYl 骨Δa+
l  Δβ十lb八へ諺−R−Δψ ・5ln(ψl+
0.5Δψ)・・・ (4) が成立する。
同様に、 Y2 =Y1 +X1  Δα−()tsln(α1+
β1)十ノ3sin(α1 +β1 +71 )) Δ
β−ノ3sin(cz  +β1 十γ1)Δγ   
        ・・・(5)−Yl’−R・Δψ ・cos(ψl+0.5Δψ)−(6)が成立し、上記
(5)式の1tsin(crl +β1)+Ijs  
sin   (tZl   + β +   +71 
 )  −1、ノ s  sin (α1+β1+γl
)八γ−!dとすると、上ニーc  へ )−(Fs)
   〒ぐ hl 久X1Δα+ノ Δβ+ZdΔγ− C RΔψ ・cos (ψ)  +0. 5Δψ)・・・
 (7) が成立する。
また ψ1 +W1−α1 +β1 +γ1−π/2・・・(
8) ψ1 +Δψ+w1−α1 +β1 +γ1 +Δα+
Δβ+Δγ−π/2 ・・・(9) が成立するため、これら(8)、(9)式からW z 
 W +−Δα+Δβ+Δγ−Δψ・・・ (10) が成立する。
前記(4)、(7)、(10)式においてΔα、Δβ、
Δγ以外は全て特定されるためこれら(4)、(7)、
(10)式を解くことにより掘削開始点P1から次の目
標点P、L  までバケット刃先を移動させるための各
作業機の回動角Δα、Δβ、Δγを求めることができる
このようにして求めた回動角Δα、Δβ、Δγに基づき
各作業機が必要とする圧油流量の配分比を決定する。次
に、第7図に破線で示すポンプ流HQとポンプ圧Pとの
馬カ一定関係と検出した実ポンプ圧P、とから最大出力
時のポンプ流Q Q aを求める。このようにして求め
たポンプ流QQ dと前記配分比とから各作業機への流
量指令を決定するのであるが、この際、負荷が最も大き
いと考えられるアームに関する流量指令Q  に関して
 m は、前記ポンプ流= Q aと配分比とから決定される
指令値より大きな値、例えば最大値とする。残りの2つ
の作業機(ブーム、バケット)に対する流は指令Q  
 、Q   に関しては前記ポンプ流bm   bt はと配分比から決定される指令値を出力する。このよう
にして各作業機の流量指令の和Q  (−Qbm+Q 
 十Q  ;Q  、ブームに対するam     b
t      bm 流量指令、Q  、アームに対する流量指令、Q m bt’バケットに対する流量指令)が前記求めたポンプ
流D Q aより大きくするようにする。
また、」−2流ご指令をフィルタを介して出力すること
により、指令値の時間的変動を鈍らせるようにし、機械
が指令値に追従して作動できるようにする 尚、この制御の際、ブーム、アームおよびバケットが同
時に目標角α2、β2、γ2に到達できるよう、各時点
のブーム角、アーム角、バケット角に基づき角作業機に
供給される実流口を求め、該算出した実流量に基づき前
記配分比を随時調整するようにする。このllj位区間
毎の掘削はアームが目標角β2になったときを終了とし
、アーム角が「1標値β2になった時点で次の区間の制
御に移行する。次の区間においても、前記同様の制御が
行われ、アームが目標角β3になった時点でこの区間の
制御は終了し、次の区間の制御に移行する。
このような制御が終点P まで繰り返し実行されること
により、バケット刃先は第8図に示した如く初期位置P
、(α1.β1.γ1)から円弧軌跡上の目標位置・・
・Pδ (α8.βa、γ8)・・・PI3 (α15
.β15.γ+ s ) =“P2O(α2G、β20
.γ20)に沿って移動することになる(第5図(C)
)。
尚、掘削途中において操作ペダル10が戻された場合、
各作業機に対する流量指令を零とし、操作レバー11.
12によって手動操作が行なわれていない限り各作業機
は直ちに停止するようになっている。
また、自動掘削途中に手動レバー11.12による指令
が人力された場合には、安全性のために手動の方を優先
とし、レバー操作が中止された地点から自動掘削を再開
するようにしている。
次に、掘削の終了は油圧ポンプのポンプ圧値に基づき検
出されるようになっており、掘削区間がある程度進んだ
掘削後Iになって油圧ポンプのポンプ圧が所定値を超え
た時点を掘削終了時と認知するようにしている。この掘
削終了後は、バケット傾角を常に水平に保持するバケッ
ト水手保持モードに移行する(第5図(d))。このバ
ケット水串保持モードのときにはブーム操作レバーおよ
びアーム操作レバーからの人力指令に応じてα十β+γ
−3/2πを満たすようにバケット角γを自動制御する
ようにして、バケット−1−面を常に水平に保持する。
また、この水平保持モードのときには前記自動掘削用操
作ペダルの操作は無効とする。このような制御によって
、積荷をこぼさないようにするとともに、植込作業中の
操作を簡単にする(バケット操作を不要にする)。 こ
の自動掘削モードは、前記バケット水平保持モードの際
に、バケットがダンプ側に所定量以上回動されたときに
解除される。すなわち、バケット保持モード中にオペレ
ータが排土のためにバケットをダンプ側に所定;以−1
−回動したとき、自動掘削モードが解除される(第5図
(e))。
尚、この自動掘削において、バケットは掘削開始時最適
な姿勢となっているとは限らないが、このような場合バ
ケット姿勢を次の区間までに急に最適なものに補正する
のではなく、適当数の区間を設け、これら区間の間に徐
々に最適な角度に補正するようにする。
第1図は前述の各機能を実現する制御構成例を示すもの
で、自動掘削モード指定ペダル10が踏まれたか否かは
ペダル操作検出2g17によって検る。また、バケット
ブーム操作レバー11の操作方向および操作量はレバー
位置検出器13および15によって検出され、これら検
出器13および15からバケット回動指令テ およびブ
ーム回動「 指令ル がスイッチ30および32に夫々入力される。
また、アーム操作レバー12の操作方向および操作量は
レバー位置検出器14によって検出され、その検出信号
であるアーム回動指令β はスイッ31に入力される。
これら操作レバー11゜12による指令信号CI  、
〃、7  はコントロ「rr −ラ20に対しても人力されている。
スイッチ30.31および32は夫々コントローラ20
から人力される切替制御信号SL、 、SL2、および
SLaに基づきその切替動作を行なうもので、コントロ
ーラ20から人力される自動掘削時の指令信号テ 、7
9  、Q  とレバー位置CCC 検出313.14.15から入力される手動掘削時の指
令信号テ 、β 、シ とを各別に選択切「     
  r       「 替するものである。
バケット制御系40は、バケット角γを検出する角度セ
ンサ41、このバケット角γを微分して実際のバケット
回動速度9を検出する微分器42、目標値と実際のバケ
ット回動速度iを示す信号の偏差をとる加算点43、お
よび加算点43から′の偏差信号を0にすべくその偏差
信号に応じた流量の圧油をバケットシリンダ4に供給す
る流量制御弁44から構成されている。
同様に、アーム制御系50およびブーム制御系60は、
バケット制御系40と同様にそれぞれ、角度センサ51
.61、微分器52.62、加算点53.63および流
量制御弁54.64を有し、指令値に一致するようにア
ームおよびブームを回動制御する。
尚、これら流口制御系の角度センサ41.51゜61に
よって検出されたバケット角r、アーム角。
β、ブーム角αはコントローラ20にも入力されている
。また、作業機ポンプ(図示せず)のポンプ圧が油圧セ
ンサ70によって検出され、その検出圧がコントローラ
20に人力されている。この場合、コントローラー20
から出力される各信号aCS々C1テCはフィルタ80
を介して各制御系60.50.40に人力されるように
なっており、該フィルタ80により指令信号の急激変動
が抑えられるようになついる。
かかる構成の作用を第9図に示したフローチャートを参
照して説明する。操作ペダル10が踏まれたとすると、
これはペダル操作検出記17によって検出され、この検
出信号はコントローラ20に入力され、コントローラ2
0は自動掘削モードによる制御を開始する(ステップ1
00)。
自動モードが開始されると、コントローラ20は、角度
センサ41.51.61.の出力γ、β。
αに基づき該開始時点におけるバケット刃先位置Plを
求める(第(1)式参照)。続いて、コントローラ20
はこの算出した掘削開始位置P1を前記(4)(7)(
10)式から作成された演算プログラムに代入し、バケ
ットが次目標位置P2においてバケット姿勢ε2をとり
かつバケット刃先をPlからP2まで移動させる各作業
機の所要回動角Δα、Δβ、Δγを計算する(ステップ
110)。次にコントローラ20はこれら回動角Δα、
Δβ、Δγから各作業機に供給する油の配分比を決定し
くステップ120)、更にこのときの油圧センサ70の
出力からポンプ圧Pdを求め′、第7図に示した関係か
らこのポンプ圧Pdに対応する最大出力時のポンプ流Q
 Q dを求める。
このようにして求めたポンプ流bhi Q dと前記配
分比とから各作業機への流量指令を決定するのであるが
、この際前述したように、負荷が最も大きいと考えられ
るアームに関する流は指令Q  に m 関しては、前記ポンプ流HQ dと配分比から決定され
る指令値より大きな値、例えば最大値とする。
残りの2つの作業機(ブーム、バケット)に対する流量
指令Q   、Q   に関しては前記ポンプbm  
 bt 流量と配分比とから決定される指令値を出力する(ステ
ップ130) 〔のようにして、各作業機に対する指令信号みβ  テ
 を求め、該指令信号み 、β 。
C’     C’     CCC 子 をスイッチ32.31.30に夫々出力する(ステ
ップ130)。尚、自動モードが選択されると、スイッ
チ30.31. 32の各接点はコントローラ20の切
替え制御信号SLI、SL2゜SL3によってコントロ
ーラ20側に切替えられており、コントローラ20から
の前記指令信号み、β 、γ はこれらスイッチ32.
31.3CCC Oを介してブーム制御系60.アーム制御系50゜バケ
ット制御系40に人力される。
次のステップ140においては、コントローラ20はペ
ダル操作検出器17の出力に基づきペダル10が踏まれ
ているか否かを判定し、ペダル10の復帰を検出した場
合は名流は制御系に人力する指令信号cz  、/3 
 、  テ を直ちに零にするC       CC (ステップ150)。また、ステップ160においては
操作レバー11.12の操作により手動指令7  73
   ix  が入力されたか否かが判定さr’   
   r’      r れ、人力されていた場合は手動指令を優先する(ステッ
プ170)。すなわち、手動指令が人力された場合は、
スイッチ30.31.32のうち該入力された手動指令
に対応する作業機のスイッチを操作レバー側に切換える
ようにして操作レバー側からの指令信号を対応する流量
制御系に供給するようにする。
このように、操作ペダル10と操作レバー11゜12の
操作態様に応じてコントローラ20からの指令信号cr
   B   7(操作ペダルがオフ′のc’    
  c’      c ときは零)もしくは手動レバー11.12からの指令信
号afi、:! が対応する流量制御系r’     
 r       r 60.40.50に人力され、これによりバケット、ア
ーム、ブームが回動される(ステップ180)。尚、コ
ントローラ20は角度センサ41゜51.61の出力に
基づき各シリンダ8.7.6に供給される浦の実流ごを
求め、これら実流量値に応じて前記配分比を逐次、2!
iI整するようにしている。
次に、コントローラ20は角度センサ51の検出出力β
に基づきアームが目標角度β2に達したか否かを判定し
くステップ190)、目標角β2゛に達していない場合
はステップ120に戻り、前記同様の制御を繰り返す。
アームが目標角β2に達した場合は、掘削終了か否かが
判定され(ステップ200) 、終了でない場合はステ
ップ110に戻り、バケット刃先位置を次の目標位置P
3に移動させる演算制御を前記同様にして行なう。以ド
同様にしてステップ200で掘削終了と判断されるまで
目標位置P 4 、P 5・・・に沿ってバケット刃先
を移動させる。尚、この場合、掘削区間が後半になって
油圧センサ70の出力値が所定値を越えた時点を掘削終
了時として検出するようにしている。また、自動掘削中
に手動指令が入力された場合はコントローラ20は該手
動指令が中止された時点で手順をステップ110に復帰
させ、該手動指令が人力されていた作業機に対応するス
イッチをコントローラ20側に切替え、手動操作が中止
された地点を再スタート点として、全ての作業機をコン
トローラ20からの指令信号によって再駆動するように
する。
ステップ200において掘削終了が判定されると、コン
トローラ20はバケット傾角を水平に制御するバケット
水平保持モードに移行する。この水平保持モードにおい
ては、スイッチ31.32を手動レバー11.12側に
切替え、スイッチ3Oはそのままコントローラ20側に
接続するようにし、ブームおよびアームは手動指令にし
たがって駆動されるようにする。そしてバケットに関し
てはα+β十γ−3/2πを満たすようコントローラ2
0から指令信号テ。を出力するようにして、ブームおよ
びアームが任意に手動操作されてもバケット傾角が常に
水平になるようにする。このバケット水平保持モード中
にバケットが所定角以上ダンプ側に回動されたとすると
、コントローラ2〔〕は自動モードを解除する(ステッ
プ230)。
尚、上記実施例では、掘削後半になってポンプ圧が所定
の設定値を越えた時点、すなわち作業機にかかる負<1
:tが一定値を越えたときを掘削終了とし、手順をバケ
ット水平保持モードに移行させるようにしたが、弔に分
割区間数を計数し、所定区間数の掘削が終了したときを
掘削終了としてもよく、更にバケットの絶対姿勢を判定
し、バケット絶対姿勢がほとんど水平に近づいたときを
掘削終rと判定するようにしてもよい。
このようにこの実施例では、この自動掘削の際、負荷の
大きな作業機に対する流量指令は分配比、ポンプ圧から
求められる流量指令より大きな値例えば最大値とし、負
(’l:iの小さなブームおよびバケットに対しては分
配比、ポンプ圧から求められる流は指令を出力するよう
にしたので、各作業機に対して流れる実際の流;が算出
した分配比どおり分配されるとともに各作業機に対して
流れる油の実際の流;の合計がポンプ圧から求めた最大
出力時のポンプ流量と一致するようになり、リリーフロ
スおよびポンプ出力の損失が低減され、この結果、ポン
プ出力をa効に利用することができ、掘削効率を1.げ
ることかできる。また、流量指令をフィルタ80を介し
て出力するようにしたので、指令値の急激な変動が抑え
られ、この結果ポンプ出力のロスを低減することができ
る。
[発明の効果] 以」二説明したように、本発明によれば、簡単な操作で
自動掘削をなし得るとともに、この自動掘削の際、負荷
の大きな作業機に対する流量指令は分配比、ポンプ圧か
ら求められる流量指令より大きな値とし、負荷の小さな
作業機に対しては分配比、ポンプ圧から求められる流量
指令を出力するようにしたので、リリーフロスおよびポ
ンプ出力の損失が低減され、この結果、ポンプ出力を前
動にIII用することができ、掘削効率を上げることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
パワーショベルの外観図、第3図は作業機の長さ、角度
等を定義するために用いた図、第4図は自動掘削軌跡の
設定法を説明するための図、第5図は自動掘削の手順を
説明するための工程図、第6図はΔα、Δβ、Δγを求
める手法を説明するために用いた図、第7図は本発明の
主要部の動作を説明するに用いた図、第8図は自動掘削
時の各作業機の移動例を示す図、第9図は第1図のコン
トローラの動作を説明するために用いたフローチャート
である。 1・・・履帯、2・・・−1一部旋回体、3・・・ブー
ム、4・・・アーム、5・・・バケット、6・・・ブー
ムシリンダ、7・・・アームシリンダ、8・・・バケッ
トシリンダ、10・・・自動掘削用操作ペダル、11・
・・バケットブーム操作レバー、12・・・アーム旋回
操作レバー、13゜14.15・・・レバー位置検出器
、17・・・ペダル操作検出器、20・・・コントロー
ラ、30.31.32・・・スイッチ、40・・・バケ
ット制御系、41.51.61・・・角度センサ、42
.52.62・・・微分器、43.53.63・・・加
算点、44.54.64・・・流量制御弁、50・・・
アーム制御系、60・・・ブーム制御系、70・・・油
圧センサ、80・・・フィルタ。 O 第2図 第4図 第5図 第7図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の地点によって近似したバケット刃先の基準
    移動軌跡とこれら複数の地点にバケット刃先が位置する
    ときの各バケット姿勢とを予め設定し、自動モードが選
    択されると、指定された掘削開始位置から複数の地点に
    沿ってバケット刃先が移動し、かつこれら複数の地点に
    おいてバケットが前記設定された姿勢をとるようバケッ
    ト、アームおよびブームを駆動するパワーショベルの作
    業機制御装置において、 作業機ポンプのポンプ圧を検出するポンプ圧検出手段と
    、 指定された掘削開始時点におけるバケット角、アーム角
    およびブーム角の検出値を取込み、これら検出値に基づ
    き車両に対するバケット刃先位置を求め、該求めたバケ
    ット刃先に関する掘削開始位置に基づき前記設定した複
    数の地点の車両に対する位置を算出し、該算出した位置
    にバケット刃先を移動させかつバケットを当該地点毎に
    前記設定したバケット姿勢をするに要する各掘削区間毎
    のバケット回動角、アーム回動角およびブーム回動角を
    求め、これら各掘削区間毎の回動角に基づき各作業機に
    供給する圧油の流量配分比を求める第1の制御手段と、 所定馬力を得るポンプ圧とポンプ流量との関係が設定さ
    れ、これら設定関係とポンプ圧検出手段の検出ポンプ圧
    とから算出したポンプ流量を前記求めた配分比をもって
    配分することにより各作業機の流量指令を求め、更に負
    荷が最も大きい作業機に対しては前記求めた流量指令よ
    り大きな指令を出力し、他の2つの作業機に対しては前
    記求めた流量指令を出力する第2の制御手段と 該第2の制御手段から出力される流量指令に基づきバケ
    ット、アームおよびブームを駆動する駆動系とを具える
    パワーショベルの作業機制御装置。
  2. (2)前記第2の制御手段は負荷が最も大きい作業機に
    対しては最大値に固定した流量指令を出力する特許請求
    の範囲第(1)項記載のパワーショベルの作業機制御装
    置。
  3. (3)前記第2の制御手段は算出した流量指令の時間的
    変動を小さくして出力する特許請求の範囲第(1)項記
    載のパワーショベルの作業機制御装置。
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