JPS631925B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS631925B2
JPS631925B2 JP54130226A JP13022679A JPS631925B2 JP S631925 B2 JPS631925 B2 JP S631925B2 JP 54130226 A JP54130226 A JP 54130226A JP 13022679 A JP13022679 A JP 13022679A JP S631925 B2 JPS631925 B2 JP S631925B2
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JP
Japan
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reaction
aqueous solution
low
soluble
peptide
Prior art date
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Expired
Application number
JP54130226A
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English (en)
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JPS5653620A (en
Inventor
Tatsuji Nomura
Taneko Suzuki
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Individual
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Publication of JPS631925B2 publication Critical patent/JPS631925B2/ja
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  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は寒冷地、冷蔵室のごとき零度以下の環
境下で作業もしくは運動するヒトの体温の著しい
低下を防止して人体の耐寒性を増強させるための
耐寒性増強剤に関する。
上述したごとき低温な環境下では体温の低下に
よりヒトの運動機能が著しく損われ、特に手足の
運動機能が著しく低下するため、かかる環境下で
作業するときのみならず、登山その他の運動をす
るときも能力が非常に阻害される。
したがつて、上記環境下での作業能力ならびに
運動能力の低下が防止し得れば益するところが大
きい。
本発明者は上述したごとき現状にかんがみ、低
温な環境下で人体の体温の急激な低下を防止し得
る生体活性物質について検討した結果、本発明を
なすに至つた。
以下本発明について詳しく説明する。
本発明の耐寒性増強剤の活性成分は、シカ科動
物骨格筋の蛋白分解酵素による分解生成物から分
別して得られる低分子ペプタイドであつて、下記
の特性により特徴付けられる。
(イ) 水に易溶性、室温下で80%以下のエタノール
水溶液に可溶であるが、80%より高濃度のエタ
ノール水溶液には不溶であり; (ロ) 0.1%濃度の水溶液についての呈色反応がビ
ユーレツト反応、ニンヒドリン反応、バウリー
反応は陽性であり、エールリツヒ反応および坂
口反応は陰性であつて、ビユーレツト反応にお
ける吸収極大が526〜530nmにあり; (ハ) 0.1%濃度の水溶液についての紫外部吸収極
大が275nm附近にみられ; (ニ) 18%濃度の水溶液の粘度が20℃の温度で7.0
〜7.5cps(ブロツクフイールド粘度計による)
を示す。
上掲の各特性を有する低分子ペプタイドはシカ
科動物骨格筋から次のごとくして調製しうる。
シカ科動物骨格筋を常法により脱脂したものに
水を加えて流動性スラリーとなし、これに蛋白分
解酵素を添加して数時間加水分解したのち、加熱
して該酵素を失活させ、ついで得られるスラリー
を遠心分離のごとき手法で固−液分離して得られ
る液状部にエタノール、メタノール、プロパノー
ルのごときアルコールを添加して生成する沈殿物
を除去するか、もしくは上記酵素分解液をそのPH
を6.0以下の酸性域に調整したのち、加熱して酵
素を失活させると共に沈殿物を生成させ、この沈
殿物を除去することにより目的とする低分子ペプ
タイド含有液が得られる。なお、この低分子ペプ
タイド含有液を噴霧乾燥または凍結乾燥すると低
分子ペプタイドの粗製粉末が得られる。また、上
記低分子ペプタイド含有液を必要に応じ中和した
のち例えば分子篩法により精製したのち粉末化す
るか、もしくは上記粗製粉末を水に溶解したもの
を同様にして精製したのち粉末化することにより
精製粉末が得られる。
上述したごとき低分子ペプタイドを耐寒性増強
剤として適用するには、該ペプタイドは生体活性
作用が強いので水溶液又はアルコール溶液の形体
か、もしくはその粉末をデキストリンのごとき粉
末の希釈剤で希釈した粉末形体でチユーインガ
ム、キヤラメル、飴玉のごとき食品に含有させる
ことが好ましい。例えば、3重量%程度の濃度に
希釈した水溶液、アルコール溶液もしくは粉末を
チユーインガムの基材に0.1〜0.03重量%になる
ごとく混和し、常法により練合せ成形して得られ
るチユーインガムの形態で実用に供し得る。
次に、本発明の耐寒性増強剤の活性成分である
低分子ペプタイドの耐寒性増強作用を試験した結
果を示す。
7匹からなる1群のヌードマウスに体重1Kg当
り低分子ペプタイド10〜100mg宛を経口的に投与
し、30分経過後ヌードマウスを−16℃以下の冷凍
室に移しその運動性を観察した。なお、対照とし
て低分子ペプタイドを投与しない群についても同
条件下で運動性を観察した。
その結果、対照群では冷凍室へ移したのち殆ん
ど運動をしなくなつたが、投与群では室温におけ
ると同様な運動を数時間に亘つて行つた。
すなわち、上記試験結果から、低分子ペプタイ
ドの経口投与により−16℃以下の低温下でも体温
の低下が緩慢であり、それ故に運動性が阻害され
ないことが理解される。
なお、本発明による低分子ペプタイドの耐寒性
増強の薬理作用は未だ解明されていないが、該ペ
プタイドはヒトならびに哺乳動物に経口投与する
と消化管から吸収されて低温下での急激な体温低
下を抑制するものと思科される。
また、このペプタイドは吸収が速いように思わ
れるので本発明の耐寒性増強剤は30分毎位に連続
投与することがその効果の持続上好ましく、この
点前述したごとくチユーインガム、キヤラメル、
飴玉のごとき食品に含有させて適用するのが有利
であると言える。
以上述べたごとく、本発明の耐寒性増強剤は上
掲した食品形態で適用し得るので冷凍庫内や寒冷
地で作業する際、又はスキー、スケート、登山の
ごときスポーツをする際携帯に便利であり、かつ
経口投与上何らの支障もないので有益である。
以下に実施例を例示する。
実施例 1 本例は低分子ペプタイド(活性成分)の調製法
を例示したものである。
冷凍保存してあるトナカイ(Rangifer
Tarandus)骨格筋10Kgをアセトン35に投入し
て解凍すると共に一昼夜放置して脱脂を行なつて
アセトンを除去し、ついで肉挽機にて細砕したの
ち再びアセトン30に浸漬し脱脂しアセトンを除
去し4回まで脱脂を行なつた。得られる脱脂肉を
60℃で熱風乾燥して乾燥肉2.5Kgを得た。この乾
燥肉2.5Kgに蒸留水10を加えてよく膨潤させ長
瀬産業(株)販売の蛋白分解酵素ビオプラーゼsp−4
(2万単位)120gを加え40〜45℃で3時間加水分
解を行なつた。得られた酵素分解液を90℃で15分
間加熱して酵素作用を止め、ついでバスケツト型
径40cm遠心脱水機で該分解液を分離して液状部8
を得た。この液状部を40℃乃至80℃に保持し50
〜40mmHgの圧力下に濃縮することによつて濃縮
液2.0を得た。ついでこの濃縮液にエタノール
3を加え一夜2〜3℃に放置し、沈殿物を濾過
して除き濾液を噴霧乾燥したところ乾燥粉末320
gが得られた。このようにして得られた乾燥粉
100gを蒸留水300gに溶解した。径5cm、層長70
cmのカラムにセフアデツクスG−25fineを充テン
し、1回分の分画処理量を上記乾燥粉末溶液30ml
とし、蒸留水で流速100ml/hrで溶出し、予めテ
ストした分画パターンをもとにしてピユーレツト
反応陽性区分を集めた。分画した濃縮液350mlを
−20℃で凍結乾燥したところ、淡黄色鱗片状の乾
燥精製粉末が冷凍肉10Kgから約800g得られた。
実施例 2 実施例1により得られた低分子ペプタイドの乾
燥精粉末の30%(重量)濃度の水溶液を調製し、
該水溶液0.05部(以下部は重量を表わす)を砂糖
40部、ブドウ糖25部および香料1部と撹拌下に均
一に混合する。得られる混合物を、酢酸ビニル樹
脂12部、チクルガム7部、ブチルフタリルブチル
グリコレート2部、カルナバワツクス1部および
炭酸カルシウム2部よりなるガムベースと共に均
質に練合せ、ロールで成形すると耐寒性増強入り
チユーインガムが得られる。
実施例 3 実施例1により得られた低分子ペプタイド乾燥
精製粉末をデキストリンで3倍重量に希釈した粉
末0.1部、砂糖20部、水飴31部、粉乳40部、硬化
油70部、小麦粉20部を混合して約80℃に加熱して
十分撹拌混和する。クリーム状になつたものを煮
詰機に移し120〜127℃で煮詰め、香料を加えた
後、一定の厚さに冷却盤に流し40〜50℃まで冷却
する。圧延ロールに通し一定の厚さにしてさらに
35〜40℃に冷却して切断すると耐寒性増強のキヤ
ラメルが得られる。
実施例 4 砂糖55部、水あめ43部、水少量をボーメ43゜位
にまで煮つめさらに真空煮詰機で低温で煮つめた
後、色素の10%溶液0.03部実施例1により得られ
た乾燥精製粉末0.05部、香料0.4部、クエン酸0.8
部を加えニーダーでよく混練する。この後ロール
に通し成型し冷却すると耐寒性増強のドロツプが
得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 シカ科動物骨格筋の蛋白分解酵素による分解
    生成物から分別して得られる、2〜10個のアミノ
    酸から成る低分子ペプタイドであつて、下記の特
    性 (イ) 水に易溶性、室温下で80%以下のエタノール
    水溶液に可溶であるが、80%より高濃度のエタ
    ノール水溶液には不溶であり; (ロ) 0.1%濃度の水溶液についての呈色反応がビ
    ユーレツト反応、ニンヒドリン反応、バウリー
    反応は陽性であつて、エールリツヒ反応および
    坂口反応は陰性であり、ビユーレツト反応にお
    ける吸収極大が526〜530nmにあり; (ハ) 0.1%濃度の水溶液についての紫外部吸収極
    大が275nm附近にみられ; (ニ) 18%濃度の水溶液の粘度が20℃の温度で7.0
    〜7.5cps(ブロツクフイールド粘度計による)
    を示す、 を有するペプタイドを活性成分とする経口投与に
    よる耐寒性増強剤。
JP13022679A 1979-10-09 1979-10-09 Cold resistance enhancer Granted JPS5653620A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13022679A JPS5653620A (en) 1979-10-09 1979-10-09 Cold resistance enhancer

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13022679A JPS5653620A (en) 1979-10-09 1979-10-09 Cold resistance enhancer

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5653620A JPS5653620A (en) 1981-05-13
JPS631925B2 true JPS631925B2 (ja) 1988-01-14

Family

ID=15029101

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13022679A Granted JPS5653620A (en) 1979-10-09 1979-10-09 Cold resistance enhancer

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JP (1) JPS5653620A (ja)

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JPS5653620A (en) 1981-05-13

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