JPS63190897A - 乾癬治療用医薬組成物およびその製法 - Google Patents

乾癬治療用医薬組成物およびその製法

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JPS63190897A
JPS63190897A JP23019186A JP23019186A JPS63190897A JP S63190897 A JPS63190897 A JP S63190897A JP 23019186 A JP23019186 A JP 23019186A JP 23019186 A JP23019186 A JP 23019186A JP S63190897 A JPS63190897 A JP S63190897A
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ペロ ビシュニーツ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、医薬軟膏の形で製造した、皮膚病・乾唐(p
soriasis)の治療用組成物を得ることに関する
本発明の目的は、皮膚から乾廚を有効にそして極めて迅
速に取り除き、しかも健全な器官および皮膚領域の安全
性(i n tegr i ty)を損わず、そして再
発がほとんどない医薬品であって、コルチコステロイド
とサリチレートを抗生物質とに基づくものを、高純度タ
ンパク質系の触媒を用いて製造することにある。周知の
とおり、皮膚病は人類の歴史と共に始まり、それ以来、
皮膚病を治す薬剤を発見する努力が続けられている。植
物抽出物ならびに有機物起源および無機物起源の薬剤が
使用されてきた。現在、乾廚の治療には世界中で約2.
000種の製剤が使用されており、その大部分はコルチ
コステロイド系、コルチコステロイドを含む組合せ系、
または抗生物質とサリチレートとの組合せ系である。こ
れらの製剤の著名なメーカーとしては、Ciba−Ge
igy 、 5yntex 、 Diosynth 、
 Schering 。
Upjohn等がある。これらの製剤の主な欠点は、コ
ルチコステロイドの局所投与後の副作用例えば皮膚壊死
、ステロイド性皮膚炎、そして成る場合には副腎への副
作用〔例えば停止(suppressisn) )があ
ることである。これらの欠点すなわち内分泌系へのステ
ロイドの活性は、本発明の製剤によって克服することが
できる。
本発明による製剤は、皮層壊死を回避しながらあらゆる
種類のかさぶたを脱離し、そして皮下溢血および小融合
(subfuzion)過程の中和により、末梢血液循
環系に血管収縮作用を誘発し、従って回復を促進する。
病気の再発を非常に稀なものにするには、医薬品の適切
な使用、すなわち医薬品の投与と一定の衛生−食事療法
との適切な組合せ並びに気持ちの成る状態(精神的平穏
)の維持が前提となる。
本発明による医薬品の製法は、予じめ滅菌した油分と水
とからなるエマルジョン組成物中に、必要により冷却お
よび一定に攪拌しながら活性成分を加え、特定の温度に
対する成分安全性の秩序原則に従って各相を完成させ、
(成る相を処理する温度が、その特定相に加えて混合す
る成分の安定温度の関数である)、他の成分を添加した
後で、均一化および冷却過程を実施して軟膏を得ること
からなる。
以下、実施例によって本発明を具体的に説明するが、本
発明はこれに限定されるものではない。
奥−土 いわゆるグリース様ベヒクル製剤中に通常使用する秤量
成分を溶融する。その際、150℃において連続的に均
一化する。続いて、攪拌下で85〜90℃に冷却し、全
組成物相を20分間放置する。濾過し、溶融した相を、
連続的に攪拌しながら、10分間予め滅菌した脱イオン
水中に加え、ta、4 ’で、得られたエマルジョンを
85〜90℃で30分間滅菌する。
次に、このエマルジョンを60℃に冷却し、予め調製し
た活性成分溶液を攪拌下に加える。活性成分の溶液は以
下の順序で加える。
(i)9−フルオロ−11、17、21−トリヒドロキ
シ−16−メチルプレグナ−1,4−ジエン−3゜20
−ジオン−17、21−ジプロピオネート、(ii)6
.9−ジフルオロ−11,16,17,21−テトラヒ
ドロキシ−プレグナ−1,4−ジエン−3,20,21
−アセテート−16、17−アセトニド。
前記2種のコルチコステロイドの比は1:lとする。続
いて、連続的な撹拌下で、ゲンタマイシンサルフェート
(軟膏100g当り少なくとも35.0001 Uに等
しい量)、ビタミンAパルミテート(軟膏100g当り
30.0001 Uに等しい量)および2.4−ジヒド
ロキシ−N−(3−ヒドロキシプロピル)−3,3−ジ
メチルブチルアミド0.5gを加える。
攪拌および均一化の後で、サリチル酸(軟膏100 g
当り7%になる量)を加え、エマルジョンを再び均一化
して冷却する。
本発明による製剤を製造する際には、充分なホモジナイ
ザーを用意して、成分とベヒクル製剤との均一化、更に
は滅菌、真空化、微粉砕化を実施するべきであり、すな
わち高度に均質な混合物を得るべきである。
活性成分として使用するコルチコステロイドは、溶解物
質に安定性を与える温度において、無菌法によって適当
な溶媒に溶解する。
適切に投与し、そしてビタミンを添加し、そして一定の
食事療法を加えた本発明の製剤は、乾唐の治療に有効で
あるだけでなく、多数の再発の有意な減少にも有効であ
ることが分かった。
本発明の医薬組成物は、コルチコステロイド2種と抗生
物質とサリチル酸との新規の組合せに係るものである。
本発明の医薬組成物は、水中油形エマルジョンである特
別のグリース様ベヒクルを含有しており、これは6種の
活性成分(前記の4種の成分および2種のビタミン)を
適当に作用させ、混合、溶解および均質化を可能にする
(これは、各成分の物性および化学的性質の差異により
、通常は不可能であった。このグリース様ベヒクルは、
脱イオン化し滅菌(100℃)した水に、90〜100
℃で油相を加えることによって調製する。この油相はア
ルコールセトステリリクム、トウィーン60、スパン6
0、バラフィヌム液体、ワセリンアルブム、アデブスラ
ン、メチリルp−オキンーベンソアスを含有しており、
20〜30分間150℃で均質溶融し、85℃に冷却す
ることによって調製する。
本発明の医薬組成物は患部に1日2回、皮膚上にやさし
くなすりつけることによって適用する。
投与量は目的の治療効果によって異なるが、25日より
長期に通用することは好ましくない。
予め決定した治療計画により、試験に関与する患者の試
験リストによって医薬試験を実施した。
ビプソガル(VIPSOGAL)製剤の臨床試験に関す
る計画は、試験者及び製造業者の合意したものである。
研究指導者は、皮膚病学教授のBranislavLe
kovic氏であった。
医薬の臨床試験計画及び病気の試験リストを報告に添付
する。報告する最終的鑑定は、臨床試験の結果の統計的
分析に基づいて示した。そして、最終的鑑定に必要な資
料に関しては、必要な順序で示す。
n床試l肚血 ビブソガルは、慢性皮膚病(尋常性乾廚)の局所治療用
の複合製剤である。その性質は、下記のとおりであるニ 一基剤は油性であり、閉鎖作用を示す −0,035%の総コルチコステロイド量は、許容しう
る治療量範囲内にある(Martindaleによる許
容しうる上限は、0.050%である)、−製剤は、消
炎作用、土産作用、抗浸出作用、抗アレルギー作用、角
質溶解作用及び表皮形成作用を示す。
呈究旦負 臨床試験は、混合物の治療効果及び可能な副作用を確認
すべきである。
以下余白 研jQf人 自己対照(入院患者)を用いる、管理された二重盲検法
により治療を実施した。
五工色這択 治療のため、年令21〜80才の尋常性乾癬に罹患した
患者50人を選択した。患者を選択する際には、皮膚の
損傷が対称であることを注意しなければならない。各患
者の身体の一方の側にビブソガルを、そして他方の側に
ロカサーレン(Locasalen)を施した。治療の
間、患者に他の局所作用製剤を使用してはならない。ま
た、全身的コルチコステロイド治療も行ってはならない
、すべての患者を入院治療し、それぞれの変化を試験リ
ストに書き込んだ、混合物は目と接触したり、目の付近
に塗布してはならない。
跋駄1広 混合物の試料に1〜50の番号を付けた。各患者に関す
る番号の意味は、試験依頼者には判っている。患者に番
号を付けた試料を与え、試料の番号を患者の記録簿に記
入した。患者には、製剤の試料又は比較するロカサーレ
ン軟膏を与える。して示した試料は、患者の身体の左半
分に塗布し、Dで示したものは、身体の右半分に塗布し
た。医師は、試験開始時の病状(〇−試験)並びに対照
試験(7日、14日、21日)及び最終状態におけるす
べての所見を記録簿に記入した。25日経過前に病気の
悪化が起こったら、それ以上の試験は停止した。
対旦袈剋 ロカサーレン軟膏 投与1 軟膏を罹病した皮膚部分に1日2回塗布し、軽く擦り込
んだ。
臨床所見の評価のため、統計的処理を行った。
下記のデータを処理した: 1、患者に関する一般的データー年令、性別、2、治療
期間及び治療停止 3、病歴−病気の期間、 4、症状の軽快−落屑 一皮膚発赤 一色素沈着 5、副作用 6、医師及び患者による評価 に肚呵方法 パラメータの数値の間の差を統計的存意性に基づいて評
価し、分布における差をX−検定に基づいて評価した。
2種の試料に対する集団と同じ患者であるから、50人
の患者を試験した。その際、同様に試験されたグループ
は必要ではなかった。各患者に、体の一方の側にはビプ
ソガルを、他方の側にはロカサーレンを塗布したので、
結果の表示は実質的である。
、串−に するー ・データ 試験には合計50人の患者を包含した。各患者をビプソ
ガル(以下、試料Aと記す)及びロカサーレン(試料B
)で治療した。
グループの平均年令:48.1±14.7才年令範囲 
    821〜80才 性別による患者の分布:試験したグループでは男性27
人(54%)及び女性23人(46%)であった。
患者の性別に関する頻度分布に基づいて、男性患者の数
が女性患者の数より高い(54%:46%の比)ことを
確認できた。
■妄性 試料A及び試料Bで治療した試験した患者全員のうち、
試料Aで治療したグループの認容性は極めて僅かな優位
性を示したが、その差は統計的に有意ではなかった。
猪−輪 統計的処理をした前記の臨床結果に基づいて、下記の結
論を下すことができる: 1、医薬A(ビブソガル)及び医薬B(ロ力す−レン)
での同時治療の適用に対する処理したデータは、試験の
実施の間、医薬A及びBで治療した皮膚損傷の大きさ及
び数に関して差を示さなかったー 2、試料A(ビブソガル)及び試料B(ロカサーレン)
の試験は、7日後に、試料Aと試料Bとの間に有意差が
ないことを示した。
3、試料の試験14日後にも、両方の医薬の効果に統計
的有意差はなかった。
4、21日治療後のデータも、両方の医薬の効果に統計
的有意差を示さなかった。
5、観察した治療期間の終わりに、同一の統計的処理に
基づいて、試料Aに基づく結果(ビプソガル)がv 料
Bに基づく結果(ロカサーレのに比ヘテ95%の確率水
準に等しいと結論を下すことができた。
6、試験医師によって評価された最終的状態に関するデ
ータは、両方の医薬を肯定的に評価されたが、統計的有
意差は認められなかった。
7、患者によって評価されたデータは、試料Aに基づく
結果が試料Bに基づく結果に比べて統計的有意差を生じ
ないことを示した。
8、医薬認容性に関するデータは、両方の医薬が症例の
92%以上で良好に許容されたので、試料A及び試料B
が同等であることを示した。
9.試験の間、どの被検者においても臨床上又は実験室
で副作用は認められなかった。
員終剪鑑定 前記の結論に基づいて、試験した医薬が軟膏の形で局所
乾磨治療に、統計的に有意ではないが、軟膏の形のロカ
サーレンより良好な治療作用及び同等な局所認容性を示
すことを確認することができた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、いわゆるグリース様ベヒクルの製剤用に通常使用す
    る成分の混合物中に、9−フルオロ−11,17,21
    −トリヒドロキシ−16−メチルプレグナ−1,4−ジ
    エン−3,20−ジオン−17,21−ジプロピオネー
    トおよび(または)6,9−ジフルオロ−11,16,
    17,21−テトラヒドロキシ−プレグナ−1,4−ジ
    エン−3,20,21−アセテート−16,17−アセ
    トニドの活性成分溶液を加えることを特徴とする、皮膚
    病乾癬治療用組成物の製法。 2、2種の活性成分を1:1の比で加える特許請求の範
    囲第1項記載の方法。 3、他の活性成分としてゲンタマイシンスルフェート、
    ビタミンAパルミテート、および2,4−ジヒドロキシ
    −N−(3−ヒドロキシプロピル)−3,3−ジメチル
    ブチルアミドを加える特許請求の範囲第1項または第2
    項記載の方法。 4、ゲンタマイシンスルフェートを軟膏100g当り約
    35000IUに等しい量で加え、ビタミンAパルミテ
    ートを軟膏100g当り約30000IUに等しい量で
    加える特許請求の範囲第3項記載の方法。 5、特許請求の範囲第1項から第4項までのいずれか1
    項に記載の方法によって得た乾癬治療用医薬組成物。 6、皮膚病乾癬の治療に適用する特許請求の範囲第5項
    記載の組成物。 7、いわゆるグリース様ベヒクル製剤に通常使用する化
    合物の混合物を約150℃で均質溶融し、85〜90℃
    に冷却し、全組成物相を約20分間放置し、その後、こ
    うして得られた油相を、定常撹拌下において約10分間
    で、予め滅菌した脱イオン水に加え、得られたエマルジ
    ョンを約30分間滅菌し、約60℃に冷却し、ここで活
    性成分の調製溶液を撹拌下でそれに加える場合には、特
    定の温度に安全な成分の秩序原理に従ってすべての相を
    完成させるものとし、そして最後に軟膏100gの約7
    %にあたる量でサリチル酸を加えた後でエマルジョンを
    均質化しそして冷却することを特徴とする、特許請求の
    範囲第6項記載の組成物中の活性部分の製法。
JP23019186A 1986-02-14 1986-09-30 乾癬治療用医薬組成物およびその製法 Pending JPS63190897A (ja)

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