JPS63189492A - 結露水防止材の製造方法 - Google Patents

結露水防止材の製造方法

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JPS63189492A
JPS63189492A JP2119087A JP2119087A JPS63189492A JP S63189492 A JPS63189492 A JP S63189492A JP 2119087 A JP2119087 A JP 2119087A JP 2119087 A JP2119087 A JP 2119087A JP S63189492 A JPS63189492 A JP S63189492A
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JP
Japan
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charcoal
wood
room
crushed
air
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JP2119087A
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English (en)
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Inventor
Tazuko Shimizu
清水 多津子
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SHIRATORI MOKUZAI KAKO KYODO KUMIAI
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SHIRATORI MOKUZAI KAKO KYODO KUMIAI
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  • Building Environments (AREA)
  • Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は、主として建築物内の結露水を防止する粉末
木炭を利用した結露水防止材に関する。
(従来技術) 従来結露水防止材には種々のものが採用され、また開発
されていることは知られているが、木炭を利用した結露
水防止材を発明者は知らない。
(発明が解決しようとする問題点) 最近の我国では従来の木造家屋の建築に代えて鉄筋コン
クリート類のいわゆるマンションの建築が増加するに従
ってこれらの鉄筋コンクリート類のマンションは密室性
が高〈従来の日本建築物の特徴である適宜の湿潤性を図
ることができないため室内に結露水が発生するという問
題点が発生してきた。
このためかびが発生したり、害虫が発生したり、壁面が
変色したりあるいは健康上にも問題点のあることが少な
くなく、新たな問題を発生している。
しかしながら結露水防止材として手軽に利用できるもの
が少なく、また施工上コストが安価でなかったり、未だ
確実性のあるものが少ない。
他方我国では、産業の構造上木材の消費が低減化してお
り、とりわけいわゆる間伐材や多量に発生する木材皮、
木材くず等の廃棄処分については公害規制と相俟ってそ
の処分に困難性を来しており、これらの問題点について
は、近時農林水産省においても苦慮しているのが実情で
ある。
そこでこの発明者は従来廃棄処分されていた木材皮や木
材くず等を利用して結露水防止材を手軽に得ること、そ
の上無害、無臭であることはもとより湿気の吸収と併せ
湿潤機能を有する結露水防止材を提供することを目的と
するものである。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) この発明の基本的構成は、木材皮、木材(ず等を蒸焼さ
せて木炭を製造し、この木炭を粉砕機等により粉砕させ
て比較的湿潤化しないうちに微細な粉末炭に処理させ、
この比較的湿潤化していない粉末炭の所定量を通気性を
備えた紙製、布製の包装容器に収納させる方法である。
(発明の作用) 通気性を備えた包装容器内に収納された粉末炭をその包
装容器と共に鉄筋コンクリート製のマンション等の床下
等に敷設する。
敷設する方法については何ら特別の施工は必要なく、単
にその容器を敷設することにより足りる。
かくして室内等の湿度が高い場合は、空気中の水分が徐
々に粉末炭によって吸収され、他方空気が乾燥して湿度
が低い場合は粉末炭の水分が空気中に発散され室内の過
度の乾燥雰囲気に湿気を与える。
(実施例) この発明の詳細を以下に添付図面を参照して説明する。
木炭を製造する工程について特に制限されないが、木材
産業における産業廃棄物としての木材皮や木材くず等を
採用することは、材料が実質上無償であるから、コスト
の低減化に寄与でき適切である。また産業廃棄物の処分
も併せて実施できるから一層有利である。
もっともこの発明においてその原料を産業廃棄物を利用
することを発明の本質とするものではないから、必要に
より正規の木材チップ等を採用することは自由である。
また特に燃料用の木炭を得ることを目的とするものでは
ないから、何ら木材の種類を問わないことはいうまでも
ない。
従って必要なことは木材皮等の木材質を蒸焼等の手段に
より炭化させることにより木炭を得ることであるから、
その製造方法については制限されない。
木炭の種類についても黒炭、白炭の何れでも有効である
ことはいうまでもない。
蒸焼温度についても特に制限されないが、木材皮等の処
理状態や大きさによって若干の温度差を生ずるであろう
が一般的には約350℃程度が適当である。
次に前工程で生産された木炭の大きさ、粒径には大小の
バラツキが大きいから、それを解消するため適宜の粉砕
機により、例えば2mm程度の粒径になるように粉砕す
る。
もっともこの木炭の粒径は微細なものであるほど効果的
であるから、2mm以下の大きさに粉砕することが望ま
しい。
微細な粉末炭素を得る手段については粉砕機が手軽に利
用できるが、粉砕機に制限されるものではない。
この微細な粉末炭を得る場合木材皮等を蒸焼した後比較
的短時間の間は外気中の湿気を吸収することが少ないか
ら、蒸焼後速やかに粉砕処理することが望ましい。
また我国の天候では梅雨時では一般的に湿度が高いから
一層速やかに粉砕処理することが望まれる。従って必要
により乾燥室内等の乾燥雰囲気中で処理することの必要
もあるであろう。
そして粉砕された粉末炭が大気中の湿度を吸収しない間
つまり比較的湿潤化しない間に粉末炭を通気性を備えた
紙製、布製の袋等の包装容器内に収納させる。
この場合容器の通気孔の大きさは特に制限されるもので
はないが、せいぜい粉末炭が容器外に露出しない程度の
粉末炭素の粒径より若干小さいものを採用すれば足りる
更にいえば梅雨時には特に保管が重要な問題であるから
、上記の工程によって得られた結露水防止材を湿気の少
ない乾燥室で管理することにより吸湿しないように配慮
する必要があるであろう。
また包装容器内に粉末炭を収容させた後更に望むらくは
、プラスチックスシート等の袋によりこの結露水防止材
を密封状態に包装し使用時にその密封状態を解放するこ
とも発明者は試験的に試みている。
この発明は実験の結果図面に示される通りの成果が得ら
れた。
粉炭重量当り約10〜14%の水分吸着力を有している
ことが判明した。
例えば梅雨時期気!S28℃、湿度80%の8畳間の部
屋で約0.88〜1.2Kgの水分を含有していること
が判明した。
そこで密閉した室内の床下にこの粉末炭3Kg入りの容
器83個を敷設することにより、室内の水分の約20倍
の約18〜24Kgの水分を吸収することが明らかにな
った。
他方乾燥時には適度に水分の発散があり、快適な湿潤状
態の雰囲気が得られ、健康上にも勝れた居住空間のある
部屋の得られることが判明した。
(発明の効果) この発明は、上記の構成であるから以下の作用効果を奏
する。
(1)この発明による結露水防止材は手軽に利用でき、
例えば室内の床下に適宜敷設するだけで室内の湿度の高
い場合は容器の通気孔を介して粉末炭内に空気中の水分
が吸収され、室内を適度に乾燥できる。この場合機械的
処理と異なり粉末炭の備える限界以上には水分を吸収し
ないから、過度な室内乾燥の問題を発生しない。
また室内が過度に乾燥している場合は粉末炭に吸収され
た水分が逆に室内に発散されるから、室内を適度の湿潤
状態に保持できる。従って健康上にも勝れた快適な居住
空間が得られる。
(2)この発明による結露水防止材は、二次的効果とし
て室内にかびや害虫を発生させることが少なく、壁面等
が変色することも少ない。
(3)木材産業廃棄物の処理や最近問題の多い間伐材の
利用についてこの発明の粉末炭として利用できるから、
木材産業の産業振興に寄与できるし、併せて木材産業廃
棄物の有効利用を図ることができるから、公害防止にも
寄与できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の水分吸収と相対圧との関係を示すグラ
フ図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 木材皮、木材片等の木質材を蒸焼させて木炭を製造する
    工程、 この木炭を比較的湿潤化しないうちに微細な粉末炭に処
    理する工程、 比較的湿潤化していない粉末炭の所定量を通気性を備え
    た紙製、布製等の包装容器に収納させる工程からなるこ
    とを特徴とする結露水防止材の製造方法。
JP2119087A 1987-01-30 1987-01-30 結露水防止材の製造方法 Granted JPS63189492A (ja)

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JPS63189492A true JPS63189492A (ja) 1988-08-05
JPH0470347B2 JPH0470347B2 (ja) 1992-11-10

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5061839A (en) * 1990-03-06 1991-10-29 Mitsubishi Denki K.K. Laser beam machining apparatus
JPH05125775A (ja) * 1991-01-18 1993-05-21 Nara Tanka Kogyo Kk 乾燥剤

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