JPS63189295A - 冊子の表紙 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、ノート、日記帳、メモ帳、アルバム等の冊
子の表紙に、写真や絵などの観賞物を好みに応じて自由
に貼り付けるようにした、冊子の表紙に関するものであ
る。

（従来の技術） 従来のノートや日記帳やアルバム等の冊子の表紙は、通
俗的で一般向の図柄や模様および色彩のものを取り付け
て販売されており、表紙の種類も２〜３種の色度わりが
ある程度で、殆ど単一の表紙が付せられていた。

（発明が解決しようとする問題点） 上記したノートや日記帳などの表紙は、多様化している
消費者の趣向に必ずしも添うものでなく、特に学生など
の若人達にあっては陳腐な表紙に飽きたりないといった
気持があって、自分の好みの絵や写真などをポスター等
の資料からカラーコピーするなどして、自身で製作して
既存の表紙に被せたり、貼り付けたりして持つことが多
くなっている。

このような需要の傾向に対応するために、多数種の表紙
の冊子を製造して販売するとなると、メーカー側、販売
側とも莫大な在庫を抱えることが・ 必要となって、資金面などで経営的に困難を招くことに
なるといった問題点が生じる。

この発明は、上記した問題点を解消して、表紙に好みの
写真や、絵はがきや、押花などを、自分で自由に貼り付
けて、所有感を満足させることのできる冊子の表紙を提
供することを目的とするものである。

（問題点を解決するための手段） 上記の目的を達するためのこの発明は、冊子の表裏の表
紙の、いづれか一方または両方に、写真・絵・押花等の
観賞物を現わすための適宜形状の窓を設け、この窓を有
する表紙の裏側に、裏面粘着紙を、保護紙付粘着面を表
紙裏面に向けて添付した、冊子の表紙である。

また、上記した面子の表紙の表側に、透明な表面粘着紙
を、保護紙付粘着面を表紙表面に向けて添付した冊子の
表紙である。

また、上記した冊子の表紙の窓の周囲に、縁模様を印刷
した冊子の表紙である。

上記した窓の形状は円形、楕円形、長方形、菱形、ハー
ト形その他自由な形とすることができるとともに、窓の
大きさも自由に設定できるものである。

（作　用） 上記のように構成した窓に、表紙の裏側から好みの写真
や絵はがきや、押花などの観賞物を当て、裏面粘着紙を
、保護紙を剥がして上記観賞物を押えるようにして表紙
の裏面に接着すれば、表紙の表に窓から美しい観賞物が
現われて、好みに合ったオリジナルな表紙が得られるも
のである。

さらに透明な表面粘着紙を、保護紙を剥がして表紙の表
面に接着すれば、観賞物を保８便するとともに、窓の周
囲や押花の如き粗な観賞物に手が触れることがなくて手
触りがよくなるものである。

さらに窓の周囲に縁模様が印刷しであると、あたかも額
縁のように窓に現われる観賞物を一層引き立たせて、美
しく見せることができるものである。

尚、観賞物は、美しい風景や、静物、乗り物などを印刷
したものや、゛押花のような実体物を窓の形状に適する
ようにセントしたもの等を、冊子とは別に多種類製作販
売して、購買者が自由に選んで購入して使用する場合と
、自身で撮影した写真とか、カラーコピー等を利用して
製作したものを使用する場合とがある。

また、冊子の表紙を冊子本体と別々にして、窓の大きさ
や形状の異なった表紙を多種類製作し、購買者が自由に
°選択して、冊子本体にホチキス止めまたは接着して使
用する場合もある。

（実施例） 以下この発明を、図面に示す実施例にもとづいて詳細説
明する。

図において（１）は冊子本体、（２）は表表紙、（３）
は裏表紙、表表紙（２）に窓（４）が設けである。

（５）は裏面粘着紙で、冊子本体（１）と表表紙（２）
との間に介在添付して、保護紙（５ａ）を持つ粘着面（
５ｂ）を、　表表紙（２）の裏面に向けである。

この裏面粘着紙（５）は不透明なものを使用することが
多いが、透明なものを使用する場合もある。

（６）は透明な表面粘着紙で、表表紙（２）の外側に添
付して、保護紙（６ａ）を持つ粘着面（６ｂ）を表表紙
（２）の表面に向けである。

（７）は縁模様で、窓（４）の周囲に印刷しである。

尚、図面では窓（４）を表表紙（２）に設けたものを示
したが、裏表紙（３）に設けることもあり、また表表紙
（２）と裏表紙（３）の双方に設ける場合もある。

この冊子の表紙は、写真・絵はがき・押花等の好みの観
賞物（図示せず）を窓（４）に裏側から当て、この観賞
物を裏面粘着紙（５）を表紙の裏面に接着することによ
り固定するもので、さらに第２図に示す透明な表面粘着
紙（６）を表紙の表面に貼って観賞物を保護するととも
に、窓（４）の縁などに手が掛って損傷するのを防止す
るものである。

（発明の効果） 以上説明したこの発明に係る冊子の表紙によれば、各自
の趣味に合った観賞物を自身で表紙に取り付けて、オリ
ジナルな冊子を自由に作ることができて、製作を楽しめ
るとともに所有窓を満足させ得るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す斜視図、第２図は同
じく別の実施例を示す斜視図である。 （１）・・冊子本体　（２）・・表表紙　（３）・・裏
表紙　（４）・・窓　（５）・・裏面粘着紙　（５ａ）
・・保護紙　（５ｂ）・・粘着面（６）・・表面粘着紙
　（６ａ）・・保護紙　（６ｂ）　　・・粘着面　（７
）・・縁模様第１図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）冊子の表裏の表紙の、いづれか一方または両方に
   、写真・絵・押花等の観賞物を現わすための窓を設け、
   この窓を有する表紙の裏側に、裏面粘着紙を、保護紙付
   粘着面を表紙裏面に向けて添付したことを特徴とする、
   冊子の表紙。
2. （２）冊子の表裏の表紙の、いづれか一方または両方に
   、写真・絵・押花等の観賞物を現わすための窓を設け、
   この窓を有する表紙の裏側に、裏面粘着紙を、保護紙付
   粘着面を表紙裏面に向けて添付するとともに、表側に、
   透明な表面粘着紙を、保護紙付粘着面を表紙表面に向け
   て添付したことを特徴とする冊子の表紙。
3. （３）表紙に設けた窓の周囲に、縁模様を印刷した特許
   請求の範囲第１項および第２項記載の冊子の表紙。