JPS63189243A - インクジエツト記録装置 - Google Patents
インクジエツト記録装置Info
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- JPS63189243A JPS63189243A JP2200887A JP2200887A JPS63189243A JP S63189243 A JPS63189243 A JP S63189243A JP 2200887 A JP2200887 A JP 2200887A JP 2200887 A JP2200887 A JP 2200887A JP S63189243 A JPS63189243 A JP S63189243A
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- heating element
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Links
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Classifications
-
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- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/135—Nozzles
- B41J2/14—Structure thereof only for on-demand ink jet heads
- B41J2/14016—Structure of bubble jet print heads
- B41J2/14088—Structure of heating means
- B41J2/14112—Resistive element
- B41J2/14129—Layer structure
-
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- B41J2/1412—Shape
Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は記録液の加熱、状態変化により記録液滴を吐出
させるインクジェット記録装置のヘッド構造に関する。
させるインクジェット記録装置のヘッド構造に関する。
記録液の加熱、状態変化により記録液滴を吐出させるイ
ンクジェット記録装置の従来例として、米国H1!1W
LK’rT−PAOKARD社ジャーナル1985年5
月号に記録装置および記録ヘッドの構造が詳細に紹介さ
れており、簡便な構造で高速・高密度記録が可能なイン
クジェット記録装置を実現するのに有効な手段である。
ンクジェット記録装置の従来例として、米国H1!1W
LK’rT−PAOKARD社ジャーナル1985年5
月号に記録装置および記録ヘッドの構造が詳細に紹介さ
れており、簡便な構造で高速・高密度記録が可能なイン
クジェット記録装置を実現するのに有効な手段である。
しかし、前述の技術では、記録液吐出のために発生させ
る気泡が消滅する際に近傍の固体表面に対して高速流を
生じ前記固体表面に衝撃による破壊C以下、キャピテー
シlン破壊と呼ぶ。)を起こす事により、発熱体中央部
が破壊される。さらに発熱体の一部にキャビテーシ曹ン
破壊によ6 tjt出を受けると、該損傷部の周辺部に
発熱の片寄りが生じ急速に酸化等の変質が起こり発熱体
全体が破断し記録ヘッドが機能を失うという問題点を有
する。
る気泡が消滅する際に近傍の固体表面に対して高速流を
生じ前記固体表面に衝撃による破壊C以下、キャピテー
シlン破壊と呼ぶ。)を起こす事により、発熱体中央部
が破壊される。さらに発熱体の一部にキャビテーシ曹ン
破壊によ6 tjt出を受けると、該損傷部の周辺部に
発熱の片寄りが生じ急速に酸化等の変質が起こり発熱体
全体が破断し記録ヘッドが機能を失うという問題点を有
する。
そこで本発明はこのような問題点を解決するもので、そ
の目的とするところは耐久性の高いインクジェット記録
装置を提供するところにある。
の目的とするところは耐久性の高いインクジェット記録
装置を提供するところにある。
本発明のインクジェット記録装置は、状態変化を起こす
発熱体以外の位置で該状態変化で発生した気泡が消滅す
る事を特徴とする。
発熱体以外の位置で該状態変化で発生した気泡が消滅す
る事を特徴とする。
本発明を実施例に基づき詳細に説明する。
第1図は本発明のインクジェット記録装置の実施例を示
す略全体構成図である。
す略全体構成図である。
第1図において記録ヘッド1は記録液タンク5から記録
液供給バイブ12を通じて記録液の供給を受けながらキ
ャリッジガイド6にガイドされて”□ 矢印工の方向に
移動し、プラテン2およびガイドローラー4によって記
録ヘッド1と同期した間欠改行送りされる記録紙3にイ
ンクジェット記録をおこなう。なお、9は紙送りモータ
で、8は紙送リギア、11はキャリッジモーター、1o
はキャリッジベルト、7は装置のフレームである。
液供給バイブ12を通じて記録液の供給を受けながらキ
ャリッジガイド6にガイドされて”□ 矢印工の方向に
移動し、プラテン2およびガイドローラー4によって記
録ヘッド1と同期した間欠改行送りされる記録紙3にイ
ンクジェット記録をおこなう。なお、9は紙送りモータ
で、8は紙送リギア、11はキャリッジモーター、1o
はキャリッジベルト、7は装置のフレームである。
第2図は本発明のインクジェット記録装置の記録ヘッド
1の構造を示す模式的分解図である。
1の構造を示す模式的分解図である。
第2図において、発熱体14を形成した基板15には、
発熱体14と吐出口18が対向する様にギャップ板16
をはさんで吐出口板17が接合され、ギャップ板16に
よる基板15と吐出口板170間隙に記録液が供給され
る様に底板13と記録液供給パイプ12が取付けられて
いる。発熱体14は電極19を通じてスイッチング素子
SWに接続されている。
発熱体14と吐出口18が対向する様にギャップ板16
をはさんで吐出口板17が接合され、ギャップ板16に
よる基板15と吐出口板170間隙に記録液が供給され
る様に底板13と記録液供給パイプ12が取付けられて
いる。発熱体14は電極19を通じてスイッチング素子
SWに接続されている。
第3図は第2図の記録ヘッドの記録液吐出部の構造を示
す断面図である。
す断面図である。
第5図において、基板15上には蓄熱層20゜発熱抵抗
層21.電極1層22.1uml1層23が積層され、
発熱抵抗層21と尤極工層22.電極■層25は第2図
に示したパターンにエツチングされ、さらに電極■層を
おおう様に電極1層が積層されエツチングされている。
層21.電極1層22.1uml1層23が積層され、
発熱抵抗層21と尤極工層22.電極■層25は第2図
に示したパターンにエツチングされ、さらに電極■層を
おおう様に電極1層が積層されエツチングされている。
本発明のインクジェット記録装置は1発熱体14に第2
図に示したスイッチング素子SWにより間欠的に電力を
供給しジュール熱を生じさせ、発熱体14に接する記録
液が急激な膜沸騰を起こし気泡25が発生・成長するこ
とによる圧力変化で吐出口17より記録液滴26を吐出
するものである。
図に示したスイッチング素子SWにより間欠的に電力を
供給しジュール熱を生じさせ、発熱体14に接する記録
液が急激な膜沸騰を起こし気泡25が発生・成長するこ
とによる圧力変化で吐出口17より記録液滴26を吐出
するものである。
第4図(α)は本発明の1実施例におけるインクジェッ
ト記録装置の発熱体形状を示す図である。第4図(α)
に示す発熱体形状のインクジェット記録装置を下記の如
く製作した。
ト記録装置の発熱体形状を示す図である。第4図(α)
に示す発熱体形状のインクジェット記録装置を下記の如
く製作した。
81基板上に蓄熱層20として5102を3μm1発熱
抵抗層21としてTa−3in2をQ、7μ扉、電極I
f’fz 22としてで1をα05μm、電極n1v
J2sとしてAuを1.5μmをスパッタにより積層し
、フォトリソグラフィ一工程により第4図(α)に示す
発熱体形状を形成した。次に電極I[JΔ25のAuの
記録液による電気的腐食を防ぐために、電極II層24
としてT1を05μ島をスパッタにより積層し電極■層
24と同じ形状にパターニングした。上記による基板1
5と、直径60μmの吐出口17を形成した板厚50μ
mの吐出口板1Bと50μ島厚のギャップ板16とを用
いて記録ヘッド1を形成した。発熱体の抵抗値は50Ω
であり20Vで6μθの電圧パルスの印加で安定した記
録液吐出ができ、駆動周波数3KHzで5千万回の記録
液吐出実験を行なったが、吐出状態に変化は見られなか
った。記録液は水50%、トリエチレングリコール47
%、水溶性染料3%のものを用いている。
抵抗層21としてTa−3in2をQ、7μ扉、電極I
f’fz 22としてで1をα05μm、電極n1v
J2sとしてAuを1.5μmをスパッタにより積層し
、フォトリソグラフィ一工程により第4図(α)に示す
発熱体形状を形成した。次に電極I[JΔ25のAuの
記録液による電気的腐食を防ぐために、電極II層24
としてT1を05μ島をスパッタにより積層し電極■層
24と同じ形状にパターニングした。上記による基板1
5と、直径60μmの吐出口17を形成した板厚50μ
mの吐出口板1Bと50μ島厚のギャップ板16とを用
いて記録ヘッド1を形成した。発熱体の抵抗値は50Ω
であり20Vで6μθの電圧パルスの印加で安定した記
録液吐出ができ、駆動周波数3KHzで5千万回の記録
液吐出実験を行なったが、吐出状態に変化は見られなか
った。記録液は水50%、トリエチレングリコール47
%、水溶性染料3%のものを用いている。
第4図(b)は記録液吐出実験後の発熱体14の状態を
示す平面図であり、第5図(α)は比較例として同時に
製作し同じ実験を行なった従来の発熱体形状を示す図で
あり、第5図(b)は第5図(α)の発熱体形状のイン
クジェット記録装置の記録液吐出実験後の発熱体14の
状態を示す平面図である。また、第6図(α)〜(f)
及び、8g7図(α)〜(1)は第4図(α)、第5図
(α)におけるx−x断面についての気泡250発生お
よび消滅の状態を示す模式図である。第6図および第7
図は、基板15を水50%、トリエチレングリコール5
0%の溶液中に入れて駆動し、発熱体14に印加する電
圧パルスに同期してストロボの発光を行ない、5方向か
ら顕微鏡で観察し作成した。第6図および第7図の図中
の矢印は溶液と気泡25の境界面の移動した方向を表わ
している。
示す平面図であり、第5図(α)は比較例として同時に
製作し同じ実験を行なった従来の発熱体形状を示す図で
あり、第5図(b)は第5図(α)の発熱体形状のイン
クジェット記録装置の記録液吐出実験後の発熱体14の
状態を示す平面図である。また、第6図(α)〜(f)
及び、8g7図(α)〜(1)は第4図(α)、第5図
(α)におけるx−x断面についての気泡250発生お
よび消滅の状態を示す模式図である。第6図および第7
図は、基板15を水50%、トリエチレングリコール5
0%の溶液中に入れて駆動し、発熱体14に印加する電
圧パルスに同期してストロボの発光を行ない、5方向か
ら顕微鏡で観察し作成した。第6図および第7図の図中
の矢印は溶液と気泡25の境界面の移動した方向を表わ
している。
第5図(b)に示すように従来の発熱体形状のものでは
、発熱体中央付近にキャビテーション破壊による損傷部
27があり、該損傷部を含んで破断しており、第4図(
b)に示すように本発明の発熱体形状では、同様の位置
に損四部27が確認されたが、損傷部27が発熱体14
上でないため発熱体14には破断等の現象は全く見られ
がい。
、発熱体中央付近にキャビテーション破壊による損傷部
27があり、該損傷部を含んで破断しており、第4図(
b)に示すように本発明の発熱体形状では、同様の位置
に損四部27が確認されたが、損傷部27が発熱体14
上でないため発熱体14には破断等の現象は全く見られ
がい。
キャビテーション破壊による損lは、第4図、第5図の
どちらの発熱体形状であっても発熱体中央7 部に集
中しており、損tM部27は中央から直径5〜20μm
以内に収まっている。第4図に示した本発明の発熱体形
状では、発熱体14の中央に幅が60μmの穴があるた
め損傷の影響がない。
どちらの発熱体形状であっても発熱体中央7 部に集
中しており、損tM部27は中央から直径5〜20μm
以内に収まっている。第4図に示した本発明の発熱体形
状では、発熱体14の中央に幅が60μmの穴があるた
め損傷の影響がない。
第6図、第7図に示した気泡250発生・消滅において
、(α)〜(C)は気泡25の発生゛成長過程であるが
、従来の形状である第7図の場合と本発明の形状である
第6図の場合では、本発明の形状では中央から気泡25
0発生がないため状況が異なるが、(>)から(c)に
進む過程で左右の気泡25が合体し、(d)〜(f)の
消滅過闘では、従来の形状との差は全く見られない。気
泡25は記録液との界面から一様に収縮し、発熱体中央
に消滅して損傷を与える。気泡25の消滅位置は、体積
が岐大となった時の重心に当たる位置とほぼ一致し、第
6図に示すように発熱体中央に穴があっても気泡25の
成長過程で1つに合体する事により消滅位置が発熱体1
4のない中央となり、発熱体14はキャビテーション破
壊から解放される。第5図および第6図は発熱体14が
水平に置かれている場合を示すものであるが、発熱体1
4が垂直あるいは傾きを持つて置かhた場合には気泡2
5に浮力が勧くために消滅する位置、即ち損傷部27は
上方へ移動する。このため移動した損傷部27の位置に
発熱体14がないように発熱体形状を変える事が心安で
ある。あるいはまた気泡25の収縮する際に起こる記録
液の流れを変化させる壁などがある場合にも気泡25の
消滅する位置が変化するが、その消滅位置に発熱体14
がないように発熱体形状を変える事により、キャビテー
ラ1ン破壊の影響をなくす小ができる。しかしながら気
泡25の収縮、消滅過程が急激であるため浮力や記録液
の流れによる消滅位置の移動は小さく、第4図(α)に
示した実施例のように中央に穴のあいた形状でも穴が十
分に大きければ浮力や記録液の流れの影響があってもキ
ャビテーション破壊の影響が発熱体14に及ぶのを防ぐ
事ができる。前述のように気泡25が成長過程で1つに
合体する小が心安である事から、発熱体14の中央の直
径5〜200μmの範囲に発熱体14がない事が望まし
く、さらには直径10〜100μmの範囲に発熱体14
がない事が好適である。
、(α)〜(C)は気泡25の発生゛成長過程であるが
、従来の形状である第7図の場合と本発明の形状である
第6図の場合では、本発明の形状では中央から気泡25
0発生がないため状況が異なるが、(>)から(c)に
進む過程で左右の気泡25が合体し、(d)〜(f)の
消滅過闘では、従来の形状との差は全く見られない。気
泡25は記録液との界面から一様に収縮し、発熱体中央
に消滅して損傷を与える。気泡25の消滅位置は、体積
が岐大となった時の重心に当たる位置とほぼ一致し、第
6図に示すように発熱体中央に穴があっても気泡25の
成長過程で1つに合体する事により消滅位置が発熱体1
4のない中央となり、発熱体14はキャビテーション破
壊から解放される。第5図および第6図は発熱体14が
水平に置かれている場合を示すものであるが、発熱体1
4が垂直あるいは傾きを持つて置かhた場合には気泡2
5に浮力が勧くために消滅する位置、即ち損傷部27は
上方へ移動する。このため移動した損傷部27の位置に
発熱体14がないように発熱体形状を変える事が心安で
ある。あるいはまた気泡25の収縮する際に起こる記録
液の流れを変化させる壁などがある場合にも気泡25の
消滅する位置が変化するが、その消滅位置に発熱体14
がないように発熱体形状を変える事により、キャビテー
ラ1ン破壊の影響をなくす小ができる。しかしながら気
泡25の収縮、消滅過程が急激であるため浮力や記録液
の流れによる消滅位置の移動は小さく、第4図(α)に
示した実施例のように中央に穴のあいた形状でも穴が十
分に大きければ浮力や記録液の流れの影響があってもキ
ャビテーション破壊の影響が発熱体14に及ぶのを防ぐ
事ができる。前述のように気泡25が成長過程で1つに
合体する小が心安である事から、発熱体14の中央の直
径5〜200μmの範囲に発熱体14がない事が望まし
く、さらには直径10〜100μmの範囲に発熱体14
がない事が好適である。
第8図、第9図、第10図、第11図は本発明のインク
ジェット記録装置の他の実施例における発熱体形状を示
す平面図である。
ジェット記録装置の他の実施例における発熱体形状を示
す平面図である。
第8図に示すようにキャビテーション破壊を受ける発熱
体中央部分には補強部材28があってもよく、これによ
り蓄熱層20が損勃な受ける事を防ぐ事ができる。補強
部材28としては発熱抵抗層21や、あるいはさらに電
極を構成する層の一部または全部を発熱体14と切り離
して残す事が簡単であり、フォトリソグラフィ一工程で
のマスクのパターンを変えるだけで可能であり製造上有
効な手段である。また第8図、8g9図に示すように発
熱体中央に穴があるのではなく、発熱体14を蛇行させ
るかまたは円状に曲げた形状でもよい、また、第11図
に示すように、発熱体14をt極19で円形に凹む小に
より、安定して中央に気泡25の消滅を行なわせる事が
できる。即ち、電極19を形成する事により段差ができ
、さらに電極19の熱伝導率が高く気泡25から急速に
熱を奪うために気泡25の平面的な広がりの限界が発熱
体14を囲んだ電極19の内側に制限されて安定した円
形となり、気泡25の消滅位置は正確に発熱体中央とな
るため、気泡25の消滅位置がずれて発熱体14に損傷
な与える事がない。
体中央部分には補強部材28があってもよく、これによ
り蓄熱層20が損勃な受ける事を防ぐ事ができる。補強
部材28としては発熱抵抗層21や、あるいはさらに電
極を構成する層の一部または全部を発熱体14と切り離
して残す事が簡単であり、フォトリソグラフィ一工程で
のマスクのパターンを変えるだけで可能であり製造上有
効な手段である。また第8図、8g9図に示すように発
熱体中央に穴があるのではなく、発熱体14を蛇行させ
るかまたは円状に曲げた形状でもよい、また、第11図
に示すように、発熱体14をt極19で円形に凹む小に
より、安定して中央に気泡25の消滅を行なわせる事が
できる。即ち、電極19を形成する事により段差ができ
、さらに電極19の熱伝導率が高く気泡25から急速に
熱を奪うために気泡25の平面的な広がりの限界が発熱
体14を囲んだ電極19の内側に制限されて安定した円
形となり、気泡25の消滅位置は正確に発熱体中央とな
るため、気泡25の消滅位置がずれて発熱体14に損傷
な与える事がない。
第12図(α)は本発明のインクジェット記録装置の他
の実施例の発熱体の断面図であり、第12図Cb’)は
第12図(α)の発熱体の平面図である。
の実施例の発熱体の断面図であり、第12図Cb’)は
第12図(α)の発熱体の平面図である。
発熱抵抗層21および電極を構成する層の一部または全
部について記録液による電気的腐食を防ぐために電゛気
絶縁物の保護層29で発熱体14および電極19をおお
う場合においても、保護層29がキャビテーション破壊
による損傷を受は該損膓は保護層29の下地の層にまで
達し、そこに発熱体14がある場合には発熱体14はキ
ャビテーション破壊の損傷と記録液による電気的腐食を
受は破断する。第12図(α)および第12図(・、b
)に示すように保護層29を設けた場合でも気泡25の
消滅位置に発熱体14がない事により、発熱体14をキ
ャビテーション破壊の損傷から防ぐ事ができ、発熱体が
破断するのを防止する事ができる。
部について記録液による電気的腐食を防ぐために電゛気
絶縁物の保護層29で発熱体14および電極19をおお
う場合においても、保護層29がキャビテーション破壊
による損傷を受は該損膓は保護層29の下地の層にまで
達し、そこに発熱体14がある場合には発熱体14はキ
ャビテーション破壊の損傷と記録液による電気的腐食を
受は破断する。第12図(α)および第12図(・、b
)に示すように保護層29を設けた場合でも気泡25の
消滅位置に発熱体14がない事により、発熱体14をキ
ャビテーション破壊の損傷から防ぐ事ができ、発熱体が
破断するのを防止する事ができる。
以上述べたように本発明によれば、状態変化を起こす発
熱体以外の位置で該状態変化で発生した気泡が消滅する
事により、気泡の消滅時に起こるキャビテーション破壊
の影響が発熱体に及ぶのを防ぐ事ができ、これにより記
録液吐出が安定で信頼性の高いインクジェット記録装置
が製造できるという効果を有する。
熱体以外の位置で該状態変化で発生した気泡が消滅する
事により、気泡の消滅時に起こるキャビテーション破壊
の影響が発熱体に及ぶのを防ぐ事ができ、これにより記
録液吐出が安定で信頼性の高いインクジェット記録装置
が製造できるという効果を有する。
第1図は本発明のインクジェット記録装置の略全体構成
を示す斜視図。第2図は本発明のインクジェット記録装
置の記録ヘッドの構造を示す模式的分解図、第3図は第
2図の記録ヘッドの記録液吐出部の構造を示す断面図、
第4図(α)は本発明の、第5図(α)は従来のインク
ジェット記録装置の発熱体形状を示す平面図。第4図(
α)は本発明の、第5図(b)は従来のインクジェット
第8図、第9図、第10図、第11図は本発明のインク
ジェット記録装置の他の実施例における発熱体形状を示
す平面図。第12図(α)は本発明のインクジェット記
録装置の他の実施例における発熱体の断面図、第12図
Cb)は第12図(α)の平面図。 以 上 出願人 セイコーエプソン株式会社 第2図 第3図 ((]) (b)第4図 第5図 第8図 第9図 第10図 第11図 29へ:、1層 第12図 手続補正ml(方式) %式% 1、 賽件の表示 昭和62年 特許願 第 22008 号2、発明の
名称 インクジェット記録装置 3、補正する者 水性との関係 出願人 東京都新宿区西新宿2丁目4番1号 (236)セイコーエプソン株式会社 代表取締役 服 部 −部 4、代理人 〒104 東京都中央区京橋2丁目6番21号株式会
社服部セイコー内 最上特許本務所(4664) 弁
理士 最 上 務(他1名) 一連絡先 56
3−2111 内線631〜640 担当 林5、
補正命令の日付 手 続 補 正 書 l、明細書中温12頁下がら2〜1行目「第4図(a)
は本発明の、」とあるのを「第4図(b)は本発明のイ
ンクジェット記録装置の発熱体の駆動後の状態を示す平
面図で、」と訂正する。 以上
を示す斜視図。第2図は本発明のインクジェット記録装
置の記録ヘッドの構造を示す模式的分解図、第3図は第
2図の記録ヘッドの記録液吐出部の構造を示す断面図、
第4図(α)は本発明の、第5図(α)は従来のインク
ジェット記録装置の発熱体形状を示す平面図。第4図(
α)は本発明の、第5図(b)は従来のインクジェット
第8図、第9図、第10図、第11図は本発明のインク
ジェット記録装置の他の実施例における発熱体形状を示
す平面図。第12図(α)は本発明のインクジェット記
録装置の他の実施例における発熱体の断面図、第12図
Cb)は第12図(α)の平面図。 以 上 出願人 セイコーエプソン株式会社 第2図 第3図 ((]) (b)第4図 第5図 第8図 第9図 第10図 第11図 29へ:、1層 第12図 手続補正ml(方式) %式% 1、 賽件の表示 昭和62年 特許願 第 22008 号2、発明の
名称 インクジェット記録装置 3、補正する者 水性との関係 出願人 東京都新宿区西新宿2丁目4番1号 (236)セイコーエプソン株式会社 代表取締役 服 部 −部 4、代理人 〒104 東京都中央区京橋2丁目6番21号株式会
社服部セイコー内 最上特許本務所(4664) 弁
理士 最 上 務(他1名) 一連絡先 56
3−2111 内線631〜640 担当 林5、
補正命令の日付 手 続 補 正 書 l、明細書中温12頁下がら2〜1行目「第4図(a)
は本発明の、」とあるのを「第4図(b)は本発明のイ
ンクジェット記録装置の発熱体の駆動後の状態を示す平
面図で、」と訂正する。 以上
Claims (1)
- 記録液を発熱体により加熱し、該加熱による記録液の状
態変化により前記発熱体に対応する吐出口より記録液滴
を吐出させて記録を行なうインクジェット記録装置にお
いて、状態変化を起こす前記発熱体以外の位置で該状態
変化で発生した気泡が消滅する事を特徴とするインクジ
ェット記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2200887A JPS63189243A (ja) | 1987-02-02 | 1987-02-02 | インクジエツト記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2200887A JPS63189243A (ja) | 1987-02-02 | 1987-02-02 | インクジエツト記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63189243A true JPS63189243A (ja) | 1988-08-04 |
Family
ID=12070974
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2200887A Pending JPS63189243A (ja) | 1987-02-02 | 1987-02-02 | インクジエツト記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63189243A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0280253A (ja) * | 1988-07-28 | 1990-03-20 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | バブル・インク・ジエツト印刷装置 |
JPH03193352A (ja) * | 1989-12-22 | 1991-08-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | インクジェットヘッド |
JPH03251474A (ja) * | 1990-02-28 | 1991-11-08 | Canon Inc | インクジェット記録装置 |
EP0638424A2 (en) * | 1993-08-09 | 1995-02-15 | Hewlett-Packard Company | Thermal ink jet printhead and method of manufacture |
US6761433B2 (en) | 2000-07-11 | 2004-07-13 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Bubble-jet type ink-jet printhead |
EP1565317A1 (en) * | 2002-11-23 | 2005-08-24 | Silverbrook Research Pty. Limited | High efficiency thermal ink jet printhead |
EP1567353A1 (en) * | 2002-11-23 | 2005-08-31 | Silverbrook Research Pty. Limited | Thermal ink jet printhead with cavitation gap |
US7533963B2 (en) | 2002-11-23 | 2009-05-19 | Silverbrook Research Pty Ltd | High nozzle density printhead |
US7669980B2 (en) | 2002-11-23 | 2010-03-02 | Silverbrook Research Pty Ltd | Printhead having low energy heater elements |
-
1987
- 1987-02-02 JP JP2200887A patent/JPS63189243A/ja active Pending
Cited By (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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EP1567353A4 (en) * | 2002-11-23 | 2008-03-12 | Silverbrook Res Pty Ltd | THERMOTINE HEAD PRESSURE HEAD WITH CAVITATION SLIP |
EP1565317A4 (en) * | 2002-11-23 | 2008-03-19 | Silverbrook Res Pty Ltd | HIGH-PERFORMANCE THERMAL INK JET PRINT HEAD |
US7465034B2 (en) | 2002-11-23 | 2008-12-16 | Silverbrook Research Pty Ltd | Thermal ink jet printhead with cavitation gap |
US7513607B2 (en) | 2002-11-23 | 2009-04-07 | Silverbrook Research Pty Ltd | Inkjet nozzle arrangement with annular heater element |
US7533963B2 (en) | 2002-11-23 | 2009-05-19 | Silverbrook Research Pty Ltd | High nozzle density printhead |
US7669980B2 (en) | 2002-11-23 | 2010-03-02 | Silverbrook Research Pty Ltd | Printhead having low energy heater elements |
US7695106B2 (en) | 2002-11-23 | 2010-04-13 | Silverbrook Research Pty Ltd | Thin nozzle layer printhead |
US7744191B2 (en) | 2002-11-23 | 2010-06-29 | Silverbrook Research Pty Ltd | Flexible printhead module incorporating staggered rows of ink ejection nozzles |
US7771027B2 (en) | 2002-11-23 | 2010-08-10 | Silverbrook Research Pty Ltd | Self-cooling high nozzle density ink jet nozzle arrangement |
US7976125B2 (en) | 2002-11-23 | 2011-07-12 | Silverbrook Research Pty Ltd | Printhead with low drag nozzles apertures |
US8376514B2 (en) | 2002-11-23 | 2013-02-19 | Zamtec Ltd | Flexible printhead module incorporating staggered rows of ink ejection nozzles |
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