JPS63188092A - 識別カ−ド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野〕 この発明は、固有のコード信号を外部からの信号に応じ
て発信する識別カードに関するものである。

（従来の技術） 第５図はこの種の従来の識別カードの回路構成を示すブ
ロック図である。これは信号の受信及び発信−を光（赤
外光）を媒体として行うもので、図中１はホトダイオー
ド等の受光センサを備えた受光回路、２は受信信号を増
幅して整形する増幅回路、３は受信信号に応じて該カー
ド固有のコード信号を発振する発振回路、４は発光ダイ
オード等の発光素子を備えた発信回路、５はこれらの多
回路に駆動電力を供給している内蔵の電源電池である。

上記構成において、各回路１〜４は電池５からの電力供
給を常に受けており、常時待機状態となっている。そし
て、受光回路１で外部装置からの光信号が受信されると
、その信号は電気信号に変換された後、増幅回路２によ
り増幅され、発振回路３に送られる。この発振回路３で
は、増幅回路２から入力された信号に基づいて該カード
固有のコード信号が発振され、そのコード信号は発信回
路４から外部に送信される。このようにして外部装置と
識別カードとの間で光信号の送受信が行われ、然るべき
動作が実行される。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、上記のような識別カードにあっては、常
時電池５から各回路ｌ〜４に駆動電力が与えられている
ため、電力消費量が大きいという問題点があり、またカ
ードの形態から電池５の大きさに制限があるので、電池
寿命が短かいという問題点があった。

この発明は、このような問題点に着目してなされたもの
で、電力消費量が小さく、電池寿命の長い識別カードを
提出することを目的としている。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明の識別カードには、外部信号の受信時に作動し
て発信に必要な回路に駆動電力を供給するスイッチが設
けられている。

（作用） この発明の識別カードにおいては、外部信号の受信時に
のみスイッチが作動して発信に必要な回路に駆動電力が
供給される。

〔実施例〕

第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図である。

図中、１は受光回路、２は増幅回路、３は発振回路、４
は発信回路で、これらの回路１〜４は従来と同一の構成
要素である。５は負荷Ａ、即ち回路ｌ〜４に駆動電力を
与える電源電池で、負荷Ａにはスイッチ６を通して駆動
電力が供給される。このスイッチ６は、外部信号の受信
時にのみ作動する。

第２図（ａ）、（ｂ）は上記スイッチ６の詳細を示す回
路図で、それぞれｎ形及びＰ形チャネルのＦＥＴ（電界
効果トランジスタ）７ａ、７ｂを用いた例を示している
。図示のように、抵抗Ｒａ、Ｒｂと直列にホトダイオー
ド８ａ、８ｂが接続されており、このホトダイオード８
ａ。

８ｂが外部光を受光するとＦＥＴ７ａ、７ｂのゲート（
Ｇ）に信号が与えられ、ソース（Ｓ）−ドレイン（Ｄ）
間が導通して電池５から負荷Ａに駆動電力が供給される
。第３図（ａ）、（ｂ）は他のタイプのＦＥＴ９ａ、９
ｂを用いた例を示したものである。

このように構成された識別カードにおいては、上述した
ようにスイッチ６が外部光を受光した時にのみ負荷Ａの
発信に必要な回路に電池５からの駆動電力が供給される
のて、電力消費量が小さく、電池５の寿命が大幅に延び
る。その際、該カードの設置場所や使用時間などが、特
定の変調光、他の変調光、その他の室内灯などからの光
が全て入力される条件である場合でも、その全ての光に
対してもスイッチ６が作動するようになっており、特別
な光フィルタは使用していない。しかし、保管時や夜間
使用時、あるいは収納時などには特定の信号光以外では
スイッチ６を作動させない（ＯＦＦ）ようにするために
は光フィルタが必要であり、この光フィルタを設けるこ
とにより積算消費電力はより小さくなる。

また、第４図（ａ）、（ｂ）に示すように、抵抗Ｒ及び
コンデンサＣから成るフィルタを設けても良く、この場
合、そのフィルタが外部からの光信号の点滅周波数に同
調したときにのみスイッチ６が作動（ＯＮ）する。なお
、このフィルタは、インダクタンス素子と抵抗の組合わ
せであっても良い。

ここで、光が照射されていない時、つまりスイッチ６が
作動していない待機状態の時は、交信動作時に比べて消
費電力が１／１０程度となり、フィルタを設けて特定の
点滅周波数の信号光を受講した時のみスイッチ６を作動
させるようにすると積算消費電力は更に小さなものとな
り、通常の照明灯や太陽光の影響はほとんどなくなる。

従って電池寿命が長くなり、電池変換までの期間は長期
間となる。

常時各回路に電力供給を行う従来の識別カードにおいて
は、例えば待機状態の負荷電流を５０μＡ、電池容量を
２３０ｍＡＨとすると、電池寿命Ｈは、 である。また交信動作時の消費電流は５０ｍＡ、交信時
間は２ｍ５ｅｃ程度で可能であるので、交信教Ｎは、 て、本実施例のように待機時の消費電力が１／１０以下
になれば、電池寿命は略５．３年と大幅に延びる。また
、第４図に示すようにフィルタを設けて信号選択性を持
たせると、更に電池寿命は延びる。

なお、信号の送受信を電波により行う場合についても、
同様の構成で同様の効果を得ることができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、この発明によれば、外部信号の受
信時にのみスイッチを作動させて電源から発信に必要な
回路に駆動電力を供給するようにしたため、積算電力消
費量が小さくなり、電池寿命が長くなるという効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図、Ｔｒ、
２図（ａ）、（ｂ）は第１図のスイッチの詳細を示す回
路図、第３図（ａ）、（ｂ）はスイッチの他の構成例を
余す回路図、第４図（ａ）、（ｂ）はスイッチにフィル
タを設けた例を示す回路図、第５図は従来の識別カード
の回路構成を示すブロック図である。 ｌ・・・・−受光回路 ２−−−−−増幅回路 ３−−−−一発振回路 ４−−−−−−発信回路 ５−−−−一電源電池 ６・−・−スイッチ

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）固有のコードを有し、そのコード信号を外部から
   の信号に応じて発信する識別カードにおいて、外部信号
   の受信時に作動して発信に必要な回路に電源からの駆動
   電力を供給するスイッチを設けたことを特徴とする識別
   カード。
2. （２）外部信号の受信及びコード信号の発信は光信号を
   媒体として行うことを特徴とする特許請求の範囲第１項
   記載の識別カード。
3. （３）スイッチは、変調された信号光の受信時にのみ作
   動することを特徴とする特許請求の範囲第２項記載の識
   別カード。