JPS63188016A - 射出成形機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は水平な型締装置に対し射出装置を垂直に設け
た合成樹脂成形用の射出装置に関するものである。

〔従来の技術〕

この種の射出成形機は、実公昭５９−４０１９０号公報
に記載されているように、型締装置の型受側固定盤かま
たはを受側固定盤と機台とにわたり設けた支持フレーム
に射出装置を取付けている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

一般に型締側固定盤と型受側固定盤とをタイバーにより
連結し、そのタイバーを案内部材として移動する型締盤
を、型締側固定盤の型締シリンダにより押圧して、型締
盤と型受側固定盤とに取付けた金型を型締する装置では
、型受側固定盤を型締方向に対して可動自在にベット上
に取付け、型開閉シリンダによる押圧力をタイバーで受
けて型締力を発生させている。

このような型締装置の型受側固定盤に射出装置を取付け
ると、射出装置のｍｍにより型受側固定盤に曲げ応力が
作用し、その曲げ応力はタイバーや金型にも影響を与え
て型締精度を損うと云う問題があった。

そこで射出装置を型締装置より独立させて機台上に設置
し、型受側固定盤に不要な応力を掛けないようにすれば
、上記問題は解決されるが、型締力の発生時に生ずるタ
イバーの伸びによって、型締側固定盤も金型と共にその
伸び吊に等しく移動し、金型のノズルタッチ部にもずれ
が生ずることから、射出装置のノズルを金型に常時タッ
チさせた状態で成形を行うと、型締ごとに生ずるノズル
タッチ部のずれによって射出装置に曲げ応力が作用し、
射出加熱筒とその内部のスクリュとの軸心がずれて、噛
りゃ摩耗が起るなどの新たな問題が生ずる。

この発明は上記問題点を解決するために考えられたもの
であって、その目的は射出装置を型締装置より独立させ
て機台上に設置した構成でありながら、射出装置を型受
側固定盤と共に可動させることができる新たな射出成形
機を提供することにある。

Ｃ問題点を解決するための手段〕 上記目的によりこの発明は、型受側固定盤の上方に、一
対のガイドレール部材を機台上に佇設した支持フレーム
に取付けて固定盤内外にわたり水平に設け、そのガイド
レール部材に上記射出装置の移動板を摺動自在に跨設す
るとともに、移動板と上記型受側固定盤とを連結し、射
出装置を独立にかつ型受側固定盤と共に外方へ移動自在
に設けて、上記従来の問題点を解決してなる。

〔作　用〕

上記構成では、型受側固定盤が型締時の押圧力によって
外方へ押圧され、その押圧力をタイバーが受けてそこに
伸びが生ずると、その伸び母だけ型受側固定盤が金型と
共に移動する。また型受側固定盤の上方に位置する射出
装置の移動板が、型受側固定盤に連結されているために
、射出装置も金型にノズルタッチしたまま型受側固定盤
と共に外方へ移動する。

〔実施例〕

図中１は機台で、上部に型締装置２が水平に設けである
。この型締装置２は機台上に固着した型締側固定盤３と
、その型締側固定盤３に所要間を空けて対向位置し、か
つ型開閉方向にのみ摺動自在に機台上に固定した型受側
固定盤４と、両回定盤３，４にわたり設けた複数本のタ
イバー５，５と、そのタイバー５．５に可動自在に挿通
され、背部に型締シリンダ６のラム７を連結した型締盤
８とからなり、上記型受側固定盤３と型締盤８との対向
面に金型９が分割して取付けである。

１０は射出装置１１の設置装置で、型受側固定盤３の両
側の機台上に佇段した所要数の支持フレーム１２．１２
と、その支持フレーム１２．１２の上端に取付けて、型
受側固定盤４の両側上方に内外にわたり水平に設けた一
対ガイドレール部材１３．１３とによる固定部と、その
ガイドレール部材１３．１３に摺動自在に跨設した移動
板１４゜１５による可動部とを備え、その一方の移動板
１４に、上記射出装＠１１が両側に設けたノズルタッチ
シリンゲタ１６，１６のピストン１６ａ。

１６ａを連結して垂直かつ昇降自在に取付けである。

また一方のガイドレール部材１３の内端部上及び外端部
の移動板１５の上には、ねじ受部材１７゜１８が取付け
てあり、そのねじ受部材ゴ７，１８にボールねじ軸１９
が回転自在に設けである。このボールねじ軸１９は移動
板１４の上に突設した部材２０のねし穴と螺合し、これ
によりねじ受部材１７と共に移動板１４．１５が一体的
に接続しである。またねじ軸１９の一端部はねじ受部材
１８に取付けた正逆回転が可能でロック機構付きのモー
タ２１の出力軸に接続しである。

２２は連結杆で、上記型受側固定盤４と移動板１５とに
わたり設けられ、これにより型受側固定盤４と共に射出
装置１１が、移動板１４．１５及ヒネじ軸１９を介して
移動するようにしである。

なお２３はスライド部材である。

上記装置では、モータ２１の正回転によりボールねじ軸
１９が回転すると、該ボールねじ＠１１１９と螺合して
いる部材２ｏが、ねじリードによって送り出され、これ
により設置板１４が射出装置１１と共に、型受側固定盤
４の内側へとガイドレール部材１３．１３上を移動する
。

また反対にモータ２１を逆回転した場合には、型受側固
定盤４の外側へと移動する。

したがって、金型９またはスクリュの交換、色替え、材
料替えが必要なときには、ノズルタッチシリンダ１５．
１５により射出装置１１を型受側固定盤４より上方に移
動して、ノズル先端を金型９から離したのち、ボールね
じ軸１９の回転をもって、その射出装置１１を型受側固
定盤４の外側に移動することができる。

また型締時に型受側固定盤４が押圧され、タイバー５．
５の伸びによって外方へ移動すると、移動盤１４．１５
及びねじ軸１９などからなる設置装置１０の可動部も連
結杆２２によって固定部上を外方へ移動する。

このため移動板１４上の射出装置１１が金型９のノズル
タッチ部に常時ノズルタッチされていても、金型９と共
に射出装置１１も型受側固定盤４の移動沿に等しく移動
する。

〔発明の効果〕

この発明は上述のように、射出装置を型締装置とは別の
機台上の装置に取付けて、型受側固定盤の上方に設置し
、また）１出装置の移動板を型受側固定盤に連結して共
に移動するように構成してなることから、型受側固定盤
に射出装置の重ヱが加わらず、長期間にわたり使用して
いても、型受側固定盤に荷重による曲げ応力が作用する
ようなことがなく、型締精度を永く維持することができ
る。

また型締側固定盤と共に射出装置も移動するので、型締
時における金型のノズルタッチ部と射出装置とのずれが
防止され、常時ノズルタッチさせた状態にて成形を行っ
ても射出装置に支障を来すことがない。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明に係る射出成形機の一実施例を示す心の
で、第１図は斜視図、第２図は正面図、第３図は右端面
図である。 １・・・機台 ２・・・型締装置 ４・・・型受側固定盤 ８・・・型締盤 ９・・・金型 １０・・・設置装置 １１・・・射出装置 １２・・・支持フレーム １３・・・ガイドレール部材 １４．１５・・・移動板 １７．１８・・・ねじ受部材 １９・・・ボールねじ軸 ２０・・・部材 ２１・・・モータ ２２・・・連結杆

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 型受側固定盤と型締側固定盤とをタイバーにより連結し
   て機台上に水平に設けた型締装置に対し、射出装置を垂
   直かつ昇降自在に設けた射出成形機において、型受側固
   定盤の上方に、一対のガイドレール部材を機台上に佇設
   した支持フレームに取付けて固定盤内外にわたり水平に
   設け、そのガイドレール部材に上記射出装置の移動板を
   摺動自在に跨設するとともに、移動板と上記型受側固定
   盤とを連結して、型受側固定盤と共に射出装置を外方へ
   移動できるように構成してなることを特徴とする射出成
   形機。