JPS63186830A - 鋼管の冷却方法 - Google Patents

鋼管の冷却方法

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JPS63186830A
JPS63186830A JP1851287A JP1851287A JPS63186830A JP S63186830 A JPS63186830 A JP S63186830A JP 1851287 A JP1851287 A JP 1851287A JP 1851287 A JP1851287 A JP 1851287A JP S63186830 A JPS63186830 A JP S63186830A
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steel pipe
cooling
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steel
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Tadashi Tsunoda
角田 忠
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は鋼管の冷却方法に関するものである。
〔従来技術〕
鋼管を高張力化、高靭性化あるいはその他の高級化処理
する一つの方法として、他の鋼材製品と同様に焼入、焼
戻処理が行なわれている。
鋼管の焼戻処理工程において、近年、製造ラインのコン
パクト化、短尺化から焼戻銅管の放冷冷却中に、材質性
状に変化のない温度域(200〜600°C以下)より
水冷却し、常温付近まで冷却する水冷床設備を設置する
ラインが増加している。
その鋼管焼戻工程を図面の簡単な説明すると、第6図に
おいて、焼戻用加熱炉1により所定温度まで加熱された
鋼管2は加熱炉1から搬送ライン6へ払出され、鋼管長
手軸線方向(縦送り)に搬送され、その後、主に鋼管の
真円度及び外径寸法を仕上げることを目的とする定型機
4を経て、次に主に鋼管の曲りを矯正することを目的と
する矯正機5により鋼管を回転搬送しつつ矯正し、冷却
床6へ払出される。
以上のような工程を経て焼戻処理される鋼管は、前記加
熱炉1で概略500〜700°C位の温度に加熱される
ため、処理する鋼管の外径、肉厚及び搬送時間等の諸条
件によって多少の温度の変動はあるが、前記冷却床6の
入口で鋼管温度は約300〜500°C程度あり、次工
程となる精整あるいは検査工程へ搬送するため、前記冷
却床6上で常温まで冷却される。
水冷却帯7は、冷却床6上において処理する鋼管の外径
肉厚等サイズ及び当該ライン能力より、処理鋼管の材質
変化の生じない温度域(概略200〜30000程度)
から水冷却できるように前記冷却床6上の適当な位置に
設置される。
しかしながら、従来より実施、されている一般的な方法
では以下に示す問題があった。その問題を第4図、第5
図によって説明する。
第4図、第5図は前記水冷却開始時を詳細に示した図で
あって、鋼管の長手方向軸線の任意点に於てその垂直方
向に切断した面を見たもので長手方向では同一構造であ
る。また第4図は、処理する鋼管の搬送方法として、連
続流れ搬送を主旨とするチェンコンベア方式のものを、
第5図は同様に搬送方法としてウオーキングビーム方式
を採用した例を示したものである。初めにこの水冷却帯
での搬送及び処理の手順を図に従って説明する。
まず第4図に於て前段放冷却(大気中)帯20で水冷却
しても品質上差支えない温度まで冷却された鋼管2は、
逆転コンベア12及びドッグ14によって回転支持され
ながら連続的に搬送コンベア16によシ横方向へ送られ
て水冷却帯Z内へ送られる。水冷却帯7内では、上部水
冷ヘッダー8及び下部水冷ヘッダー9によって予め所定
量の冷却水が噴射されており、鋼管2はこの水冷却帯7
内を通過して必要温度まで冷却され連続的に下工程へ払
出される。一方、第5図に於ても、鋼管2が固定ビーム
17に保持され移動ビーム18により固定ビーム17の
鞍部の1ピツチ、あるいは任意数ピッチで搬送され、前
記第4図に示した順序と同様に所定温度まで冷却される
。これらの従来方法での最大の問題点は、第6図に示す
通りであり、第6図は被冷却鋼管が前記水冷却帯7内に
侵入する時点での前記鋼管の曲り挙動を示した図である
すなわち、従来技術では、鋼管2が水冷却帯内に侵入す
る時、上部水冷ヘッダー8及び下部水冷ヘッダー9によ
シ連続して冷却水が噴射されているため、鋼管2の円周
方向に水冷部28及び非水冷部29を発生させ、これに
よって発生する鋼管の円周方向温度差で鋼管2に曲りを
誘発し、搬送トラブルを引起したり、また冷却後に残留
油υを生じせしめ、冷却後に鋼管を再矯正する必要が生
じ、更に材質によっては再熱処理が必要となるなど、鋼
管の品質上重大な問題があった。
この対策として、鋼管の前記水冷却開始時に於る円周方
向温度差を軽減するために、例えば特開昭59−140
330号公報の如く鋼管の冷却中の回転速度を上げる方
法や搬送コンベア13のスピードを上げる方法があるが
、このために搬送に必要な動力が著しく増加したり、ま
た鋼管の回転速度または搬送速度をあまり速くすると、
かえって鋼管のばたつきが発生して搬送状態が不安定に
なるという欠点がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は鋼管を冷却する際に生じる種々の問題点を解消
するもので、特に冷却油り防止に有利な鋼管の冷却方法
を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、従来一般的に行なわれていた冷却方法による
Tmを背景に鑑みてなされたものであって、本発明の要
旨は、鋼管を横送りに搬送し、該鋼管の上部および下部
より冷却水を噴射して鋼管を冷却するに際し、該鋼管の
搬送を連続的又は間欠的に行ない、その搬送に連動して
鋼管の全周を冷却するように冷却水を間欠噴射すること
を特徴とする鋼管の冷却方法にある。
すなわち、本発明は、鋼管の搬送中に冷却水を噴出した
ままにすると、どうしても第6図に示したように、水冷
動帯入口で鋼管の円周方向に温度差を発生させ、これが
清管曲り誘発の原因となるため、鋼管が前記水冷却帯内
に侵入する時、一時的に上部水冷ヘッダー及び下部水冷
ヘッダーの水を止め、鋼管が完全に水冷却帯内に侵入し
た後、水冷を開始する冷却水の間欠噴射を行ない、この
ようにして鋼管の円周方向の温度差発生を回避させるも
のである。
なお第1図に示すように、搬送コンベア15がピッチ搬
送でない場合、すなわち連続搬送であっても、鋼管2が
水冷却帯7内に侵入する直前より、前記の方法と同様に
上部水冷ヘッダー及び下部水冷ヘッダーからの冷却水噴
出起動及び噴出停止動作の反復により間欠噴射を行なえ
ば1本発明の機能効果と何ら変らない結果が得られる。
また冷却中の鋼管を放冷時と同様に回転冷却するのが望
ましい。鋼管を回転させないで冷却すると、第1図に示
した上部水冷ヘッダー8及び下部水冷ヘッダー9の冷却
水が、鋼管のサイズによっては鋼管の側面に到達しない
で冷却が不充分となり、鋼管に円周方向の温度差を発生
させる。この温度差発生を回避させるために鋼管に与え
る必要回転数は、鋼管サイズによって異なるが放冷時と
同様に毎分1〜10回転程回転目る。
〔実施例〕
以下、本発明を図によって詳細に説明する。
第1図は本発明を実施して鋼管を冷却する際の冷却帯を
鋼管長手方向軸線に対し垂直方向に切断した断面より見
た図で、鋼管長手方向には同一構造である。まず処理さ
れる鋼管が間欠的に搬送される時を例にあげその工程を
説明する。加熱炉によって所定温度に加熱され、矯正機
等を通されて前工程よシ搬送(図の紙面に対して垂直方
向縦送υ)されてきた鋼管2ば、冷却床の入側の側方の
搬送ロール21上で一旦停止し、払出キツカ22によシ
冷却床上に払出され、この時、停止して待機する搬送コ
ンベア13及びドッグ14によシ保持される。
搬送コンベヤ16と逆方向に循環される逆転コンベア1
2は、常時運転されて冷却床における搬送コンベア16
上の鋼管2を連続して回転させる。
搬送コンベア13上の鋼管2を回転させないと、放冷中
の鋼管に円周方向温度差(多くは円周方向の上面および
下面の温度差)を発生させたり、また鋼管の端的りの原
因となるので、鋼管2を回転させる必要がある。鋼管2
に与える回転数は鋼管のサイズによシ異なるが毎分1〜
10回転程回転目転を与える。勿論これ以上の回転を与
えても、鋼管に庇を発生させることなく鋼管を安定状態
で搬送できる範囲であれば、鋼管の回転数を増加させて
もよい。
次に一定間隔で配置された多数のドッグ14を備えてい
る搬送コンベヤ13を、ドッグ14の単一ピンチもしく
は任意数ピッチ分だけ起動運転し、順次前工程よυの鋼
管2を冷却床上へ受入れ、水冷却しても材質上差支えな
い温度まで鋼管2を放冷動帯20上で回転冷却する。一
方、水冷直前温度まで放冷された鋼管2人は前記前工程
よシ送られてくる鋼管2に同調してドッグ14の単一ピ
ッチまたは任意数ピッチ搬送され、水冷却帯7内の2B
の位置まで一搬送される。この時、水冷却帯7内の上部
水冷ヘッダー8のノズル15及び下部水冷ヘッダー9の
ノズル15からの冷却水噴射は、鋼管2人の搬送中は停
止され、前記鋼管2Aが水冷却帯7内に完全に送り込ま
れた直後、すなわち鋼管2Aの円周方向全域に冷却水を
噴射できる位置2Bに鋼管が到達したとき、冷却水の噴
射が開始されて、水冷却が開始される。
このようにして、前工程からの鋼管2の冷却床への受入
れに同調して間欠的に連続運転が行なわnる。なお搬送
モータ25及び冷却水開閉パルプ27の起動停止制御は
コントローラ26を介して行なわれる。
水冷却帯7において冷却された鋼管は、払出キツカ24
によ)搬送ロール26上に払出される。
なお第1図において、19は水飛散防止用カーテンであ
る。
次に本発明を実施して鋼管の冷却を行なった具体例につ
いて説、明する。
前記第1図に示した回転横送り方式の水冷却床に於て、
第1表に示す仕様に基づいて前記被冷却鋼管が水冷却帯
に侵入する時に、上部水冷へラダー及び下部水冷ヘラグ
ーよりの冷却水噴射を停止し、前記鋼管が完全に水冷却
帯内に侵入してから、前記上部水冷ヘッダー及び下部水
冷ヘッダーより冷却水が噴出するように、鋼管の搬送と
冷却水噴射起動とをマツチングさせ、一連の焼戻操業を
実施した。その結果、搬送中の鋼管の曲りは全く発生せ
ず、安定した操業を実施することができた。
第  1  表 〔発明の効果〕 本発明によれば、鋼管2の円周方向の水冷開始タイミン
グが全周にわたってほぼ同時に行なわれるので、鋼管全
周の均一な冷却が可能になシ、そのため鋼管の曲りや品
質不良を発生させることなく、安定した冷却操業を行な
うことができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施して鋼管を冷却する場合の冷却帯
の状態を示す縦断正面図、第2図は本発明の方法におけ
る冷却水の間欠噴射状態を示す説明図である。第6図は
鋼管の焼戻処理工程を示す概略側面図、第4図および第
5図は従来の鋼管の冷却方法を説明するための縦断正面
図、第6図は鋼管の冷却時の曲り挙動を示す説明図であ
る。 図において、1は鋼管、7は水冷却帯、8は上部水冷ヘ
ッダー、9は下部水冷ヘッダー、12は逆転コンベア、
13は搬送コンベア、14はドッグ、20は放冷動帯、
21は搬送ロール、22は払出キツカ、25は搬送モー
タ、26はコントローラ、27は開閉パルプである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 鋼管を横送りに搬送し、該鋼管の上部および下部より冷
    却水を噴射して鋼管を冷却するに際し、該鋼管の搬送を
    連続的又は間欠的に行ない、その搬送に連動して鋼管の
    全周を冷却するように冷却水を間欠噴射することを特徴
    とする鋼管の冷却方法。
JP1851287A 1987-01-30 1987-01-30 鋼管の冷却方法 Granted JPS63186830A (ja)

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JP1851287A JPS63186830A (ja) 1987-01-30 1987-01-30 鋼管の冷却方法

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JP1851287A JPS63186830A (ja) 1987-01-30 1987-01-30 鋼管の冷却方法

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JPS63186830A true JPS63186830A (ja) 1988-08-02
JPH0344128B2 JPH0344128B2 (ja) 1991-07-05

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007113189A (ja) * 2005-10-18 2007-05-10 Tajima Roofing Co Ltd アスファルトルーフィング張設装置。
JP2007113179A (ja) * 2005-10-18 2007-05-10 Tajima Roofing Co Ltd アスファルトルーフィング張設装置。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007113189A (ja) * 2005-10-18 2007-05-10 Tajima Roofing Co Ltd アスファルトルーフィング張設装置。
JP2007113179A (ja) * 2005-10-18 2007-05-10 Tajima Roofing Co Ltd アスファルトルーフィング張設装置。

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