JPS63186704A - 安定化金属ドライヤー - Google Patents

安定化金属ドライヤー

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JPS63186704A
JPS63186704A JP62326617A JP32661787A JPS63186704A JP S63186704 A JPS63186704 A JP S63186704A JP 62326617 A JP62326617 A JP 62326617A JP 32661787 A JP32661787 A JP 32661787A JP S63186704 A JPS63186704 A JP S63186704A
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acid
compound
coating composition
metal
group
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JP62326617A
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クリストフアー ジヨン ハーデイマン
ゲーリイ リチヤード ボウアース
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Monsanto Co
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    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09FNATURAL RESINS; FRENCH POLISH; DRYING-OILS; OIL DRYING AGENTS, i.e. SICCATIVES; TURPENTINE
    • C09F9/00Compounds to be used as driers, i.e. siccatives
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F290/00Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers modified by introduction of aliphatic unsaturated end or side groups
    • C08F290/02Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers modified by introduction of aliphatic unsaturated end or side groups on to polymers modified by introduction of unsaturated end groups
    • C08F290/06Polymers provided for in subclass C08G
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D4/00Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, based on organic non-macromolecular compounds having at least one polymerisable carbon-to-carbon unsaturated bond ; Coating compositions, based on monomers of macromolecular compounds of groups C09D183/00 - C09D183/16

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、安定化金属ドライヤに関するものであり、さ
らに詳しくは、一時的な酸で安定化した金属ドライヤー
およびかかる金属ドライヤーを用いたコーティング組成
物ならびに塗布方法に関するものである。
所要成分として脂肪酸が用いられていないにも拘らず金
属石けんとして知られている金属ドライヤーは、例えば
塗料工業において酸化および/または重合反応を促進す
るための触媒として使用されており、塗料成分を低温(
例えば100°C以下)で強じんなタンクフリーの表面
に迅速に(例えば約1時間以内)硬化させるのに使用さ
れている。
通常使用されている金属ドライヤーのうち、コバルトと
マンガン化合物が、硬化速度、色安定性、耐久性例えば
耐引っかき性や耐溶剤性などのような諸物性のバランス
が良いためとくに好まれている。
金属ドライヤーは、塗膜の硬化反応を促進するため、金
属ドライヤーが存在するとコーティング組成物の可使時
間には悪影響を与え、とくにラジカル重合開始剤を含む
コーティング組成物にあってはと(にその影響が大であ
る。場合によっては可使時間が短くても(例えば1/2
ないし4時間)許容されることもある。その他の場合に
おいては、可使時間が短いのを避けるため、塗布時に混
合する例えば2液形スプレーノズルのように2液形にし
て使用したり、あるいは2層塗りにして1層にのみ金属
ドライヤーを含有させたりしている。
本発明は、通常の環境状態で、コーティング組成物にラ
ジカル重合開始剤が含まれている場合においても、可使
時間の長いコーティング組成物が得られるような安定化
金属ドライヤーを提供するものである。かかる金属ドラ
イヤーの安定化は一時的な酸化合物によって得られるも
のである。本発明はさらにかかる安定化金属ドライヤー
を含むコーティング組成物ならびにかかるコーティング
組成物の硬化した塗膜面を有する基材を与えるための方
法を提供するものである。
本発明の好ましい実施態様としては、本発明のコーティ
ング組成物にはポリアリルオキシ化合物および/または
ラジカル重合開始剤を含むものである。
本発明の安定化金属ドライヤーは、不飽和化合物のラジ
カル重合の触媒として有効な金属化合物を含むものであ
る。金属化合物の触媒効果は一時的な酸、例えばトリフ
ルオロ酢酸のような強い一時的な酸、フッ素化ベンタン
ジオールのような弱い一時的な酸、またはほぼ同様な遷
移的性質を有し、かつコーティング組成物成分と混和性
を有するその他の酸により、可逆的に抑制をうける。
金属化合物としては、塗料工業において公知のすべての
金属ドライヤーが含まれる。好ましい金属化合物として
は、コバルトまたはマンガン化合物、例えばかかる金属
の脂肪酸塩が含まれる。好ましい実施態様としてのコバ
ルト化合物としては、酢酸コバルト(■)、クエン酸コ
バルト(TI)、コバルト(ff)アセチルアセトナー
ト、コバルト(■)2−エチルヘキサノエートなどのよ
うな各種の化合物が含まれる。コーティング組成物中の
金属化合物の触媒的な量としては、約0.001ないし
約1.0重量であり、酸は約0.01ないし約10重量
%添加することができる。
本発明の金属ドライヤー、コーティング組成物および塗
布法に使用される酸を特徴づける・「一時的な」なる語
は、塗布条件下で一時的に酸であることを意味するもの
である。例えば望ましい酸は、通常の貯蔵温度、代表的
には0°から40℃の間において、金属化合物の触媒作
用を抑制する金属ドライヤーまたはコーティング組成物
の一般に安定した成分である。しかしコーティング組成
物の塗膜が硬化条件、例えば温度の上昇(代表的には5
0°ないし200℃の範囲)または蒸気圧の低下のよう
な条件に置かれると、酸は塗膜中においてその遷移的な
性質のため、酸の抑制効果がなくなるという利点を有し
ている。一時的な酸の遷移は、例えば低沸点の酸の揮発
、または高温において不安定な酸の分解、あるいは金属
ドライヤーに対する酸の効力を中和する傾向のあるその
他の現象により、起こり得る。本明細書で使用する「酸
」なる語は、pKaが7より低い化合物に対して使用す
るものである。
多くの場合、好ましい酸は、コーティングシステムの硬
化温度より低い沸点、例えば約150℃より低い沸点、
多くの場合より好ましくは約120℃より低い沸点を有
するカルボン酸である。この点において好ましい酸は、
沸点が約72℃のトリフルオロ酢酸である。その他の好
ましい酸としては、沸点が約105℃の1.1.1−ト
リフルオロ−2,4−ペンタンジオン(TFPD)また
は、沸点が約70℃の1.1,1,5,5.5−ヘキサ
フルオロ−2,4−ペンタンジオン(HF P D)の
ようなフッ素化ペンタンジオンが挙げられる。
上記のフッ素化ペンタンジオンならびにその他のフッ素
化ペンタンジオンは、パスケピッチ(Pashkevi
ch)  らのZh、Org、Khim、、13(]、
)p、49−52 (1977)に記載された方法によ
り調製することができる。TFPDのpKaは約6.5
であると報告されており、低酸性のコーティング組成物
、例えばほぼ中性のコーティング組成物の調合が可能と
なる。その他のフッ素化ペンタンジオンはpKaをベー
スにして、例えばパスケビソチらのZh、Org、Kh
im、、49  (1)p、212−215(1979
)の報告に従って選択することができる。
その他の好ましい酸としては、硬化温度より低い温度で
分解して揮発性成分となる傾向を有する酸である。かか
る分解性の酸としては、グリコール酸のようなカルボン
酸または塩酸のような鉱酸が含まれる。
コーティング組成物の貯蔵条件、例えば0°から40℃
の間の温度で、少なくとも金属化合物の触媒効果を著し
く抑制するに要する酸の量は、金属ドライヤーに対し酸
が等モル量であることが多い。一般に多量の酸(例えば
モルベースにして金属量の約10倍まで、または20倍
ということもありうる)の添加が許容され、触媒の抑制
を十分に保証するためにも望ましいことである。多くの
場合、金属ドライヤーのモル量の2ないし15倍の酸を
添加することが好ましい。
本発明の安定化金属ドライヤーは、金属化合物を、例え
ばトリフルオロ酢酸の様な酸中に溶液または分散液とし
て作られる。別の方法としては、安定化金属ドライヤー
は、金属化合物と酸、例えばTFPDとの、通常は水、
メチルイソブチルケトン、メチルエチルケトン、アセト
ンなどおよびこれらの混合物を含む溶剤を用いた溶液も
しくは分散液とすることができる。場合によっては、ラ
ジカル重合開始剤と金属ドライヤーを一緒にすることが
有利な場合がある。かかるラジカル重合開始剤は、t−
ブチルペルオキシド、クメンペルオキシド、メチルエチ
ルケトンペルオキシド、ラウロイルペルオキシド、ベン
ゾイルペルオキシド、アゾ−ビス(イソブチロニトリル
)などおよびこれらの混合物のようなペルオキシドを含
むことができる。
本発明の一時的の酸により金属ドライヤーを効果的に安
定化させる際、一般に酸性のプロトンの水和を促進する
ため少なくとも少量の水を存在させると安定効果が大き
くなる。本発明の金属ドライヤやコーティング組成物に
用いる成分中には、屡々水は少量であるが十分な量存在
しているため、多くの場合特定量の水を故意に添加する
必要はない。
本発明はまた、本発明の酸安定化金属ドライヤーと好気
性もしくは嫌気性で硬化しうるラジカル重合性化合物を
含むコーティング組成物を提供するものである。
本発明のコーティング組成物に有用なラジカル重合性化
合物は、不飽和単量体またはオリゴマーまたは単量体と
オリゴマーの混合物である。化合物の性質自体は、反応
混合物が金属ドライヤーおよび/またはラジカル重合開
始剤によって二重結合によるラジカル重合を起すために
活性化される限り重要ではない。かかる化合物としては
、ヒマシ油、アマニ油、オイチシカ油、サフラワー油、
大豆油、ヒマワリ油、キリ油およびある種の魚油のよう
な乾性油、スチレン性単量体、ビニルエーテル、ビニル
エステル、ビニルイミド、ビニルアミドのようなビニル
単量体、マレイン酸およびフマール酸エステルが挙げら
れる。多くの場合、かかる化合物としては、アクリリル
単量体またはオリゴマーから選ぶことが好ましい。この
ような好ましい化合物としては、望ましくは数平均分子
量が約4,000以下であり、不飽和基が1分子当り1
ないし約10含まれていることが望ましい。アクリリル
単量体でとくに好ましい群は一般式%式% で表わされる化合物である。
(ここで、R,はH,CH3およびCzHsからなる群
から選ばれた基であり、rは1ないし10の整数であり
、Zは、炭化水素、エステル、アミド、エーテルまたは
ウレタン骨格を含む数平均分子量が約4.000以下の
アルコールまたはポリオール、カルボン酸またはポリカ
ルボン酸、アミンまたはポリアミン、エポキシドまたは
ポリエポキシド、もしくはイソシアナートまたはポリイ
ソシアナートの飽和またはエチレン性不飽和残基である
)。かかる単量体は、アクリロイル塩化物、メタクリロ
イル塩化物またはエタクリロイル塩化物と、ポリオール
、アミンまたはポリアミンとの反応、アクリル酸、メタ
クリル酸またはエタクリル酸と、エポキシド、ポリエポ
キシド、イソシアナートまたはポリイソシアナートとの
反応、アクリル酸ヒドロキシアルキル、メタクリル酸ヒ
ドロキシアルキルまたはエタクリル酸ヒドロキシアルキ
ルと、カルボン酸、ポリカルボン酸、エポキシド、ポリ
エポキシド、イソシアナートまたはポリイソシアナート
との反応によって得ることができる。かかる単量体には
、アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、アクリル酸
ブチル、1.3−ブチレングリコールジアクリレート、
1,6−ヘキサンジオールジアクリレート;分子量が1
00ないし4,000のポリエチレングリコールおよび
ポリオールおよびプロピレングリコールとポリオールお
よびポリ(テトラメチレングリコール)およびポリ (
テトラメチレン)ポリオールのポリアクリレート、ポリ
メタクリレート、ポリエタクリレート;ペンタエリトリ
トールテトラアクリレート、トリメチロールプロパント
リアクリレート、ジペンタエリトリトールモノヒドロキ
シペンタクリレート、エトキシ化ビスフェノールAジメ
タクリレート、分子量が200ないし4,000のビス
フェノールAとエピクロルヒドリンから生成したエポキ
シ化合物のジアクリレート、ジメタクリレートおよびジ
アクリレート、ならびに分子量が4,000までのイソ
シアネートキャップドボリエーテルならびにイソシアネ
ートギヤップドポリエステルとアクリル酸ヒドロキシエ
チルとの反応により得られるポリアクリロイル単量体が
含まれる。
本発明のコーティング組成物にはまた架橋剤を含むこと
ができる。
多くの場合に、コーティング組成物は、硬化を活性化す
る傾向があるアリルオキシ化合物を含むことができる。
ある種のアリルオキシ化合物は望ましい硬化塗膜特性を
与えるための架橋剤として有用である。適当なアリルオ
キシ化合物はつぎの−i式で表わされるアリルオキシ基
において少なくとも1個のα−水素原子を有するβ、γ
−不飽和エーテルから選ばれる。
β、γ−不飽和エーテル化合物は、α−水素を有するβ
、γ−不飽和エーテル基の数に基づいた等価が約300
以下であり、分子量が約io、ooo以下で、β、γ−
不飽和エーテル基数が1ないし60のちのである。
アリルオキシ化合物は一般に脂肪族的な特徴を有してい
る。これに代る化合物として、プロパルギルメチルエー
テル、ジプロパルギルエーテル、トリプロパルギルトリ
メチロールプロパンまたはヘキサプロパルギルソルビト
ールのような三重結合を有するβ、γ−不飽和化合物も
本発明において使用することができ、本発明の目的に対
してはアリルオキシ化合物と同価値のものと考えられる
本発明の組成物に有用なアリルオキシ化合物の具体例と
しては、メチルアリルエーテル、メチルメタリルエーテ
ル、ブチルアリルエーテル、ジアリルエーテル、アリル
メタリルエーテル、ジクロチルエーテル、ジー(2−ク
ロロ−2−プロペニル)エーテル、ジー(2−フェニル
−2−プロペニル)エーテル、ジ(1−メチル−2−プ
ロペニル)エーテル、1−フェニル−2−プロペニルエ
ーテル、ジー(3−フェニル−2−プロペニル)エーテ
ル、ジー(2−イソプロピル−2−プロペニル)エーテ
ル、1.4−ジアリルオキシ−2−ブテン、1゜4−ジ
アリルオキシ−2−ブテン、1,6−ジアリルオキシヘ
キサン、1.4−ジメタリルオキシペンタン、2,5−
ジメトキシ2.5−ジヒドロフラン、アリルグリシジル
エーテルが挙げられ、さらにアリルオキシアルキルアク
リレート、アリルオキシメタアクリレート、アリルオキ
シアクリルアミドまたは、ポリ (アリルオキシエチル
メタクリレート)やポリ (了りルビニルエーテル)の
ようなビニルエーテルのアリルオキシ誘導体のイオン重
合で調製されたアリルオキシ化合物、ならびにポリ (
2−ブテン−1,4−ジオール)や2゜5−ポリ (2
,5−ヒドロフラン)のようにアリルオキシ基がオリゴ
マー骨格の一部を形成しているアリルオキシ化合物が挙
げられる。
好ましいアリルオキシ化合物は、一般式%式%:) で表わされる構造式を有するポリエーテルおよびポリエ
ステルの群から選ぶことができる〔ここでR2は水、ア
ルコール、チオール、カルボン酸、カルボン酸アミドお
よびカルボン酸アミンからなる群から選ばれた活性水素
を有する化合物から活性水素を除去して得た分子量が約
10.’000以下の遊離基であり、R2の官能性はn
であり、nは1ないし10の範囲にある整数であり、E
は一般式で表わされる群から選ばれた2価の遊離基であ
り(ここで、X基はH、Cll3、C2H5およびCH
20CH2Yからなる群から他とは無関係に選ばれた基
であり、YはCLC)l 2、t−+、c−c=cH,
およびHsCz−C=CI□からなる群から選ばれた基
であり、aはOまたは1である)、R1は水素原子また
は炭素数が1ないし10の非置換または置換炭化水素遊
離基であり、R4は炭素数2ないし10の2価の非置換
または置換炭化水素遊離基であり、mとnの積は少なく
とも4で約60を超えない〕。エーテル基のα位に結合
した少なくとも1個の水素を除いては、Yにある水素の
いずれもは、本発明に対し実質的な影響を与えることな
く低級アルキル基が置きかえることができ、置きかえら
れた化合物は本発明による化合物と等価値のものである
と予想される。アリルオキシ基を含有するポリエーテル
は、アリルグリシジルエーテルまたはアリルグリシジル
エーテルと適当なアルキレンオキシドとの混合物をイオ
ン重合することにより調製することができ、アリルオキ
シ基を含有するポリエステルは、適当なジカルボン酸と
グリセロールのモノアリルエーテルとを重合することに
より調製することができる。適当なポリエステルは、グ
リセロールのモノアリルエーテルの代りに、トリメチロ
ールエタンのモノアリルエーテル、トリメチロールプロ
パンのモノアリルエーテル、ペンタエリトリトールのモ
ノアリルエーテル、ペンタエリトリトールのジアリルエ
ーテルおよびポリオールの同様のモノアリルエーテルお
よびポリアリルエーテルを使用しても調製することがで
きる。アリルグリシジルエーテルまたはメタリルグリシ
ジルエーテルもまたグリセロールのモノアリルエーテル
の代替として使用することができる。
アリルオキシ化合物の他の好ましい群は一般式%式%) で表わされる構造式を有するものである(ここで、R1
は2ないし12の範囲の整数であるpと等価の炭素数2
ないし12の脂肪族炭化水素またはオキサ炭化水素遊離
基であり、Yは上記の定義と同じ基である。)かかる化
合物としては、テトラアリルペンタエリトリトール、ヘ
キサアリルジペンタエリトリトール、ヘキサリルソルビ
トール、ヘキサ−メタリルマンニトール、テトラアリル
−β−メチルグリコシドおよびデカアリルスクロースが
含まれる。
なおさらに好ましいアリルオキシ化合物の群としては、
アリルアルコールまたはメタリルアルコールとアルデヒ
ドから誘導されたアセタル、ならびに一般式 %式%) で表わされる構造式を有するポリオールとアクロレイン
化合物から誘導される化合物である(ここで、R6は存
在しないか、または炭素数1ないし20の非置換もしく
は置換炭化水素遊離基であり、Yは上記定義と同じであ
り、qは2ないし約30の範囲の整数であり、R?はポ
リオールから少なくとも2個の活性水素を除去して得ら
れた分子量約io、ooo以下の遊離基であり、rは約
1ないし約170の範囲にある整数である)。このよう
な化合物としては、1,1,2.2−テトラキス(アリ
ルオキシ)エタン、1,1,6.6−テトラキス(アリ
ルオキシ)ヘキサン、およびアクロレイン、メタクロレ
インまたはクロトンアルデヒドとポリオールから誘導さ
れた化合物、ならびにポリアクロレインとアクロレイン
共重合体から誘導された化合物が含まれる。具体例とし
てはトリアリリジンソルビトールおよびポリビニルアル
コールのポリアクロレインアセタートが挙げられる。
最終用途および塗装上の諸要求に応じて、溶剤、顔料、
充填剤、強化剤、安定剤、抑制剤および流動調製剤のよ
うな表面コーティング組成物用の通常の添加剤をいずれ
も問題なく添加することができる。
組成物成分の添加比率は、主成分の相溶性および得られ
るコーティングの性質に応じ広範囲に変えうるちのであ
る。主な成分は、コーティングが十分急速に硬化するよ
うに、また硬化したコーティングの光沢や透明性が損わ
れないようにするため、相互に相溶性があるものを選ぶ
のが有利である。相溶性は主成分を混合して、曇った溶
液またはコーティングを形成せず相分離を起さない混合
範囲を決定することにより容易に測定しうる。もし主成
分が適当な相溶性を有しているならば、ラジカル重合化
合物に対するアリルオキシ化合物の添加比率は、例えば
70:30ないし1:99の重量範囲で使用することが
できる。十分な硬化速度と硬化したコーティングに十分
な機械的特性を与えるには上記の添加比率は40 : 
60ないし5:95の範囲が好ましい。
本発明のコーティング組成物に溶剤(またはビヒクル)
を加えるのが望ましい場合、溶剤としては、アセトン、
メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等のよう
なケトン、エチレングリコールモノエチルエーテルアセ
テートのようなエステル、トルエン、キシレンのような
芳香族、またはこれらの混合物のような揮発性の有機化
合物が好ましい。
本発明のコーティング組成物の利点は、基材への薄膜塗
布であるが、最も好適なものはウレタン基材、例えば一
般に塗布が困難とされている反応射出成形(RIM)ウ
レタン基材に対する塗布である。塗膜の硬化は室温では
遅いために、一般に加熱により、例えばエアオーブン中
とか赤外線灯によって硬化させ、強じんで耐溶剤性の塗
膜形成を促進させている。塗膜を少なくとも50℃もし
くはそれ以上、好ましくは少なくとも70℃、あるいは
約80°Cの温度に塗膜を曝露しても、良好な硬化塗膜
が得られる。勿論硬化時間を短縮するため、もっと高い
温度をとくに採用することもできる。
以下に記載する事項は、本発明の特定の実施態様と本発
明の詳細な説明するためのものであり、本発明の範囲に
何等の制限を加えるものではない。
下記の材料について、r (n)jが付けられたものは
、特定溶剤による溶液であることを示し、rnJはその
)容液中の該当する材料の重量%である。
狭」■1粧 UVI(n):モートン゛チオコール社(Morton
−Thiokol Company)からユビサン(u
vithane)  −893として市販されているア
クリル化ウレタンオリゴマー、不飽和性は100g中0
.15〜0、175当量、MEKで希釈し、かっこ内に
示された重量%の溶液とした。例えばU V I (7
5)は、アクリル化ウレタンオリゴマーの75重量%溶
液であることを表わす。
AOC:アリルオキシ化合物で、三フフ化ホウ素/エセ
レート触媒の存在下でエチレングリコールとアリルグリ
シジルエーテル(モル比1:10)との75〜80℃に
おける反応生成物。アリルグリシジルエーテルは5時間
かけて添加する。触媒はNaOH溶液で中和する。有機
生成物の相と水性の相とを分離し、有機生成物を乾燥、
濾過する。液状有機生成物の粘度は25℃でガードナー
粘度Fで、アリルオキシ当量は約120である。
MEK :メチルエチルケトン MAK:メチルアミルケトン BPO(n):ベンゾイルペルオキシドのMEKの溶液 Co(n)  ’:ヌオデックス社(Nuodex、 
Inc、)からヌオキュア(Nuocur)コバルト触
媒のミネラルスピリット10%溶液として市販されてい
るコバルト触媒化合物、MEKでかっこ内に示された重
量%にMEKで希釈する。例えばCo (0,1)はコ
バルト0.1重量%。
HFPD(n): 1,1.1,5,5.5−ヘキサフ
ルオロ−2,4−ペンタンジオンのMEK溶液。
TFPD(n):1.1.1−トリフルオロ−2゜4−
ペンタンジオンのMEK溶液。
TFA(n):)リフルオロ酢酸のMEK溶液。
E T OH(n)  :エタノールの水溶液G A 
A (r+)  :氷酢酸のMEK溶液。
G L Y (n)  ニゲリコール酸のMEK溶液。
OX A (n)  :シュウ酸のMEK溶液。
TCA(n): )リクロロ酢酸のMEK溶液MCA(
n):モノクロロ酢酸のMEK溶液CN A (n) 
 ニジアノ酢酸のMEK溶液。
HCjl!(n)  :塩酸(37%水溶液)のMEK
溶液。
Mo(n)  :モリブデン(Vl)ジオキソビス(2
,4−ペンタンジオン)のMEK?容液、rnJはモリ
ブデンの重量%を表わす。
Mn(n)  :ナフテン酸マンガンのMEK溶液、r
nJはマンガンの重量%を表わす。
BYK :マリンクロット社(Mallinkrodt
 、 Inc、)からBYK−341として市販されて
いるマール(mar)兼スリップ剤。
H2O:水 裏施■上 この実施例は、強い一時的な酸としてトリフルオロ酢酸
を使用して金属ドライヤーを安定化させ、このようにし
て安定化させた金属ドライヤーを使用したコーティング
組成物は可使時間が実質的に延長しく室温で測定して)
、かくして得たコーティング組成物は、通常の硬化条件
によって硬化させることにより、硬いタックフリー(す
なわち触れても粘着性のない)の塗膜となることを説明
するものである。
コーティング組成物AおよびBは第1表に示した成分と
量とを使用して調製した。
第1表中に示された「可使時間」は、組成物の粘度が上
昇し、塗布するのに適さなくなるまでの時間を意味し、
この時間は、組成物を透明なガラス瓶にその容量の半量
を満し、上部空間には窒素を封入して密閉し、室温で貯
蔵して組成物粘度を目視で調べて定性的に決定したもの
である。
組成物Aにはトリフルオロ酢酸を添加していないため可
使時間は24時間以下である。組成物Bにはトリフルオ
ロ酢酸をコバルトに対し約12=1モル過剰に添加して
おり、可使時間は30日以上である。さらに、組成物B
の塗膜(塗膜の厚さ約10μm)は、約82℃で30分
間硬化後タックフリーとなり、安定化のための酸が一時
的な性質のものであることを示した。
第  1  表 この実施例は、ラジカル重合開始剤を含有するコーティ
ング組成物中の金属ドライヤーを安定化させるために、
強い一時的な酸としてトリフルオロ酢酸を使用し、この
組成物の硬化について説明するものである。
第2表に示された成分と量によって、ベンゾイルペルオ
キシドラジカル重合開始剤含有コーティング組成物C,
DおよびEを調製した。組成物Eの可使時間が大巾に延
長している(すなわち48時間以上)のは、トリフルオ
ロ酢酸が存在しているためである。
各組成物について塗膜(厚さ約10μm)を硬化させた
。組成物CとDは82°Cで約30分間でタックフリー
となった。組成物Eは99°Cで約20分間でタックフ
リーとなった。
第2表 ス11生■ この実施例は、一時的な酸の沸点(すなわちトリフルオ
ロ酢酸の沸点は約72℃)と、本発明のコーティング組
成物の塗膜の硬化温度との間の関係を説明するためのも
のである。
第3表に示された成分と量で調製された酸安定コーティ
ング組成物を塗膜形成させ、種々の温度、すなわち室温
(〜約20℃)、60℃および100℃で硬化した。
塗膜は温度が高くなるにつれタックフリーになる速度が
早くなった。例えば室温で硬化させた塗膜は、8時間か
ら24時間でタックフリーとなり、約60℃で硬化した
塗膜は、30分間から1時間でタックフリーとなり、約
100 ’Cで硬化した塗膜は、20分間以内でタック
フリーとなった。
第3表 この実施例は、金属ドライヤーの安定化のために一時的
な酸として酢酸を使用したものについて説明するもので
ある。
第4表に示した成分と量によりコーティング組成物Gお
よびHを調製した。
コーティング組成物Gの塗膜は、82℃で約30分間で
硬化し、タックフリーとなった。組成物Hの可使時間は
6時間と32時間の間にあった。
第4表 この実施例は、強い一時的な酸としてグリコール酸を使
用して金属ドライヤーを安定化させ、このようにして安
定化させた金属ドライヤーを使用したコーティング組成
物は可使時間が延長し、かくして得たコーティング組成
物は硬いタックフリーの塗膜に硬化することについて説
明するものである。
第5表に示した成分と量によりコーティング組成物T、
J、に、LおよびMを調製した。組成物■はシュウ酸で
安定化し、可使時間は10日間以上となった。組成物J
はトリクロロ酢酸を添加したが安定化には効果はなかっ
た。組成物におよびLは、それぞれモノクロロ酢酸およ
びシアノ酢酸を添加したが安定化には効果はなかった。
両者の組成物とも約82℃で30分間硬化してタックフ
リーの塗膜が得られた。組成物Mはグリコール酸で効果
的に安定化し、可使時間は10日以上となった。また組
成物Mは120“Cで30分間硬化させてタックフリー
の塗膜が得られた。
第5表 この実施例は金属ドライヤーの安定化に一時的な無機酸
を使用することについて説明するもである。
第6表に示された成分と量によりコーティング組成Th
Nを調製した。塩酸で安定化した組成物Nの可使時間は
40時間を超え、約82℃で30分間硬化してタックフ
リーの塗膜が得られた。
第6表 この実施例は、モリブデンおよびマンガン化合物を含む
金属ドライヤーにトリフルオロ酢酸を利用したことにつ
いて説明するものである。
第7表に示した成分と量でコーティング組成物○、P、
Q、R,SおよびTを調製した。モリブデンおよびマン
ガン化合物の金属ドライヤーを含む組成物は、トリフル
オロ酢酸によりその可使時間は明らかに延長している。
第7表 この実施例は、TFPDおよびHFPDを使用して金属
ドライヤーを安定化させ、このようにして安定化させた
金属ドライヤーを使用したコーティング組成物は可使時
間が延長し、かくして得られたコーティング組成物は、
通常の硬化条件によって硬いタックフリーの塗膜(すな
わち触れて粘層性のない)に硬化することを説明するも
のである。
第8表に示した成分と量でコーティング組成物Uおよび
Vを8周製した。
組成物U(TFPD5モル/コバルト1モル)の可使時
間は約45日間であった。組成物V(HF P D 2
モル/コバルト1モル)の可使時間は、約15日間であ
った。さらに両者の組成物とも約82℃で30分間硬化
させてタックフリー(触れて)の塗膜が得られ、ペンタ
ンジオン化合物が一時的な性質であることを示した。
第  8  表 この実施例は、HFPDを含む組成物(IIFPD12
゜4モル/コバルト1モル)の可使時間延長に対し水が
明らかに有効であることを説明するものである。
第9表に示した成分と量によりコーティング組成物Wお
よびXを調製した。各組成物の塗膜(厚さ約10μm)
は、82℃、30分間の硬化条件下に置いても粘着性が
残存していた。室温の気流下に一昼夜(約16時間)放
置しても塗膜は僅かに粘着状態が残っていた。可使時間
は、少量の水添加により約10倍延長した。
第9表 この実施例は、金属ドライヤーを含むコーティング組成
物の可使時間がTFPDを使用することにより著しく延
びることを説明するものである。
第10表に示した成分と量と、コバルト1モルに対しT
FAまたはTFPDを約12.4モルの比率で添加して
コーティング組成物YおよびZ及び対照例1,2及び3
を調製した。各組成物の塗膜(厚さ約10μm)を82
℃の空気で30分間硬化させると、対照例2と3は僅か
に粘着性が残るが、それ以外はタックフリーとなった。
組成物YおよびZは104日間貯蔵後でも硬化してタッ
クフリーの塗膜が得られた。
可使時間の延長に対する効果を、TFPDとTFAを等
モル量で比較すると、とくに低い酸性度の安定剤を望む
場合に有利である。
第10表 この実施例は、アクリル化樹脂とアリルオキシ反応開始
剤を含むコーティング組成物での金属ドライヤーの安定
化剤として、アセトキシムの代りにトリフルオロ酢酸を
使用すると有効であること、とくにウレタン基材上に硬
化塗膜を形成する組成物を調製するのに有効であること
を説明するものである。
第11表に示した成分で調製した組成物で、RIMウレ
タン基材上に薄膜(厚さ約10μm)を形成させた。ア
セトキシムで安定化した組成物4は、可使時間は適度に
延びたが、RIMウレタン基村上に塗布した薄膜は約8
2℃で30分間加熱しても硬化しなかった。トリフルオ
ロ酢酸で安定化した組成物5は適度に可使時間が延長し
く通常は少なくとも約2日間)、約82℃で30分間加
熱すると薄膜は硬化してタックフリー(触れると)とな
った。ペルオキシドを添加していない組成物6は例外的
に長い可使時間(例えば数日間)を示したが、薄膜は硬
化しなかった。
第11表 本発明の特定の実施態様を記載したが、当業者にとって
は本発明の真の意図や範囲を逸脱することなく種々の変
更を行ないうろことは明らかである。従って、特許請求
の範囲は、発明の全概念内にあるかかる全変更が包含さ
れることを意図したものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ラジカル重合触媒金属化合物と一時的な酸を含む金
    属ドライヤー。 2、前記金属化合物がコバルトまたはマンガン化合物で
    ある特許請求の範囲第1項記載の金属ドライヤー。 3、前記一時的な酸がトリフルオロ酢酸を含む特許請求
    の範囲第1項記載の金属ドライヤー。 4、前記一時的な酸が1,1,1−トリフルオロ−2,
    4−ペンタンジオンである特許請求の範囲第1項記載の
    金属ドライヤー。 5、(a)ラジカル重合性化合物と、 (b)一時的な酸によってラジカル重合に対する触媒能
    を可逆的に抑制された金属ドライヤー を含むコーティング組成物。 6、前記金属ドライヤーがコバルトまたはマンガン化合
    物である特許請求の範囲第5項記載のコーティング組成
    物。 7、前記一時的な酸がトリフルオロ酢酸を含む特許請求
    の範囲第6項記載のコーティング組成物。 8、前記一時的な酸が1,1,1−トリフルオロ−2,
    4−ペンタンジオンである特許請求の範囲第6項記載の
    コーティング組成物。 9、アリルオキシ化合物をさらに含む特許請求の範囲第
    6項記載のコーティング組成物。 10、(a)一時的な酸によってラジカル重合に対する
    触媒能を可逆的に抑制された金属ドライヤーと、 (b)乾性油、ビニル単量体、アクリル単量体、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされるアクリリル単量体(ここで、RはH、CH
    _3およびC_2H_5からなる群から選ばれた基であ
    り、rは1ないし10の整数であり、Zは炭化水素、ポ
    リエステル、ポリアミド、ポリエーテルまたはポリウレ
    タンの骨格を含む数平均CH_2分子量が約4,000
    以下のポリオール、ポリカルボン酸、ポリアミン、ポリ
    エポキシドまたはポリイソシアナートの飽和もしくはエ
    チレン性不飽和残基である)、上記いずれかの単量体の
    オリゴマーおよびこれらの混合物からなる群から選ばれ
    たラジカル重合性化合物と、 (c)一般式 R_2〔(E)−_mR_3〕_n、R_5(OCH_
    2Y)_p、R_6〔CH(OCH_2Y)〕_2_q およびR_7(O_2CHY)_r で表わされるアリルオキシ化合物〔ここで、R_2は水
    、アルコール、チオール、カルボン酸、カルボン酸アミ
    ドおよびアミンからなる群から選ばれた活性水素化合物
    から活性水素を除去して得られた分子量が約10,00
    0以下の遊離基であり、R_2の官能性はnであり、n
    は1ないし10の範囲の整数であり、Eは一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼および▲数式、化学
    式、表等があります▼ によって表わされる群から選ばれた2価の遊離基{ここ
    で、XはH、CH_3、C_2H_5およびCH_2O
    Y(ただしYはCH=CH_2、CH_3−C=CH_
    2およびC_2H_5−C=CH_2からなる群から選
    ばれた基である)からなる群から選ばれた基であり、a
    は0または1であり、R_4は炭素数が2ないし10の
    2価の非置換または置換炭化水素遊離基である}であり
    、R_3は水素原子または炭素数が1ないし10の非置
    換または置換炭化水素遊離基であり、mとnの積は少な
    くとも4で約60を超すことなく、R_5は4ないし1
    2の範囲にあるpと等価である炭素数4ないし12の脂
    肪族炭化水素または脂肪族オキサ炭化水素遊離基であり
    、R_6は存在しないかもしくは炭素数1ないし10の
    非置換または置換炭化水素基であり、qは2ないし約3
    0の範囲にある整数であり、R_7はポリオールから少
    なくとも2個の活性水素を除去して得た分子量が約10
    ,000以下の遊離基であり、rは約1ないし約170
    の範囲にある整数である。〕とを含み、かつα,β−エ
    チレン性不飽和化合物とアリルオキシ活性化化合物との
    重量比が約30:70ないし約99:1の範囲にあり、
    該アリルオキシ化合物には1分子当りに4ないし60の
    アリルオキシ基が含まれているコーティング組成物。 11、t−ブチルヒドロペルオキシド、クメンヒドロペ
    ルオキシド、メチルエチルケトンペルオキシド、ラウロ
    イルペルオキシド、ベンゾイルペルオキシド、アゾビス
    (イソブチロニトリル)またはこれらの混合物からなる
    群から選ばれたラジカル重合開始剤をさらに含む特許請
    求の範囲第10項記載のコーティング組成物。 12、ラジカル重合性化合物と、一時的な酸によってラ
    ジカル重合に対する触媒能を可逆的に抑制された金属ド
    ライヤーを含んでいるコーティング組成物を含む未硬化
    フィルムを基材に塗布することを含む硬化重合体膜によ
    る基材のコーティング法。 13、前記コーティング組成物に一時的な酸を添加して
    、金属ドライヤーを含むコーティング組成物の可使時間
    を少くとも2倍に延長する方法。
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