JPS63186150A - 二次元加速度センサ - Google Patents

二次元加速度センサ

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JPS63186150A
JPS63186150A JP62016250A JP1625087A JPS63186150A JP S63186150 A JPS63186150 A JP S63186150A JP 62016250 A JP62016250 A JP 62016250A JP 1625087 A JP1625087 A JP 1625087A JP S63186150 A JPS63186150 A JP S63186150A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
electrode plate
storage space
magnetic bead
space
Prior art date
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Pending
Application number
JP62016250A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobufumi Nakajima
中島 信文
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Original Assignee
Diesel Kiki Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS63186150A publication Critical patent/JPS63186150A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、加速度を検出するセンサに関するものであ
る。
(従来の技術) 加速度を二次元的に検出するセンサとして、例えば特開
昭61−62870号公報に示すものが本出願人により
開発されている。このセンサは、ケーシングの内部に形
成された収納空間を挟むようにして、例えば一つの基準
電極板とこの基準電極板に対向する三つ以上の検出電極
板とが配置されている。各検出電極板は収納空間の中央
からそれぞれ放射状に配置されている。又、収納空間に
は磁性流体が二次元的に移動自在に封入されている。ケ
ーシングの外側には上記磁性流体を収納空間の中央に引
き付けるための永久磁石(磁界発生部材)が配置されて
いる。
上記センサを自動車等の移動体に設置して、加速度を計
測するために使用した場合の原理は以下の通りである。
移動体が加速した際に、磁性流体は慣性により永久磁石
の磁力に抗して加速度方向と逆の方向に移動する。この
磁性流体の移動による各電極板間の誘電率の変化に伴い
、各コンデンサの静電容量が変化する。この静電容量の
変化に基づいて移動体の加速度が検出されるようになっ
ている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記二次元加速度センサの場合には以下
のような欠点があった。
磁性流体中に含有する磁性材の絶i量が少な・・ので、
磁界発生部材による引き付は力が弱く、その結果、検出
領域が狭いという欠点があった。
又、磁性流体がケーシングの内面に付着して付着残りを
生ずる虞があり、この付着残りは検出誤差となって現れ
るため、再現性を低下させていた。
(問題点を解決するための手段) ゛この発明は上記問題点を解決するためになされたもの
で、その要旨は、ケーシングの内部に形成された収納空
間を挟むようにして基準電極板と検出電極板とを対向し
て配置し、少な□くとも上記検□出電極板を上記収納空
間の中央から放射状に三つ以上に分割して、これら検出
電極板と基準電極板とで三つ以上のコンデンサを構成し
、上記収納空間には磁性剛体を二次元的に移動自在に収
納し、この磁性剛体を磁界発生部材により収納空間の中
央に引き付けるようにしたことを特徴とする二次元加速
度センサにある。
(イ乍用) 磁性剛体は含有する磁性材の絶対量が多いので、磁界発
生部材による引き付は力を大きくでき、センサの検出領
域が広がる。
又、付着残りという現象が起こることがない。
したがって、検出精度が向上し、再現性も向上する。・ (実施例) 以下、この発明の一実施例を第1図から第4図までの図
面に基づいて説明する。
第1図において、符号1は二次元加速度センサであり、
このセンサ1は、ケーシング2を有し、このケーシング
2は、台座21と、台座21に固定され筒部22aの上
端が閉塞端部22bとなっているケーシング本体22と
、このケーシング本体22内において閉塞端部22b側
に配置された円盤状のインナコア23と、ケーシング本
体22内において台座21側に配置された円盤状の他の
インナコア24とを有している。
上記インナコア23の上部中央に形成された凹部23a
には永久磁石3a(磁界発生部材)が固定されている。
又、インナコア23の側部には断面コ字形の溝がリング
状に形成されており、この溝にはシール材としての0リ
ング4aがセットされている。
上記インナコア24の内部中央には、上記永久磁石3a
と対をなす他の永久磁石3b(磁界発生部材)が収納さ
れている。又、インナコア24の側部にも断面フ字形の
溝がリング状に形成され、この溝にもシール材としての
Oリング4bがセットされている。インナコア24の上
面には、第2図に示すように、扇形をした四つの凹部2
4aがインナコア24の中央から放射状に配列され、互
いに若干能れて形成されている。
上記インナコア23とインナコア24の間は横断面円形
の収納空間5になっている。
上記インナコア23の下面には一枚の円形の基準電極板
6が密着固定されている。又、インナコア24の各凹部
24aには、この四部24aと同寸法の扇形をした検出
電極板7 at 7 b、 7 c、 7 dが挿入さ
れ、密着固定されている。上記検出電極板7at7c及
び検出電極板? b、 7 dはそれぞれ互いに対向し
ている。
そして、上記収納空間5内には磁性球8a(磁性剛体)
が基準電極板6とほぼ平行に二次元に移動自在に収納さ
れているとともに、ダンパ液としての磁性流体9が隙間
なく満たされている。上記磁性球8は、鉄球8aとこの
鉄球8aの外周面に被覆されたテフロン(商標名)製の
被覆材8bにより構成されている。
上記磁性球8は前記永久磁石3 a、 3 bによって
収納空間5の中央に引き付けられている。
尚、上記磁性流体9は、強磁性体の微粒子を溶媒中に分
散させたコロイド状の液体であり、磁場を作用させても
強磁性体微粒子の沈澱や凝集が起こらず、見掛は上液体
自身が磁性を有するように振舞うものである。
又、上記基準電極板6と各検出電極板7 a、 7 b
7 c、 7 dによって四つのコンデンサ10a、1
0b。
10c、10dが構成されている。各コンデンサ1Oa
、10b、10c、10dは図示しないリード線を介し
て、第4図に示す検出回路に電気的に接続されている。
即ち、各コンデンサ10a、10b、10c、10dの
一方の電極板をなす基準電極板6はアースされ、各コン
デンサ10a、10b、10c、10dの他方の電極板
をなす各検出電極板7 a、 7 b、 7 C,7c
lはそれぞれc−f変換器11a、1 lb、11c’
、11dに接続されている。これにより、コンデンサ1
0a、10b、10c、10dの静電容量c、’、c2
.c、、c4は周波数に変換される。これら周波数は、
各c−r変換器11a、1 lb、11c、11dに接
続されたf−v変換器12a、12b、12e、12c
lによって電圧値に変換される。更に、r−v変換器1
2a、12cの出力電圧信号は差動増幅器13aに入力
されて処理され、X方向の差動出力信号14Xが得られ
る。
又、f−v変換器12b、12dの出力電圧信号は差動
増幅器13bに入力されて処理され、Y方向の差動出力
信号14.が得られる。これら差動出力信号14x+1
4yに基づいて表示器(図示しない)においで加速度が
デジタル表示されるようになっている。
上述構成の二次元加速度センサ1を移動体に取り付けて
、移動体の加速度を検出する場合について説明する。
移動体が停止又は等速度運動をしている場合には、磁性
球8は永久磁石3 a、 3 bの磁力により引き付け
られて、第2図に示すように収納空間5の中央に位置す
る。即ち、磁性球8は各検出電極板7 at 7 b+
 7−c、 7 dのいずれに対しても偏ることなく位
置する。したがって、各コンデンサ10a、10b、1
0c、10dの静電容量c、、c2.c、、c、は等し
く、その結果、各差動増幅器13a、13bからの差動
出力信号14x、14yはゼロとなって、表示器におい
てゼロ値をデジタル表示する。
移動体が上記状態から第3図において矢印A方向に加速
度運動をすると、磁性球8がその加速方向と逆の方向へ
慣性力を受け、永久磁石3 a、 3 bに抗して収納
空間5内を転勤あるいは滑動し、第3図に示すように、
上記慣性力と永久磁石3a、3bによる引き付は力とが
平衡する位置で静止する。
尚、上記磁性球8の移動において、磁性球8の表面は摩
擦抵抗の極めて小さいテフロン製の被覆材8bによって
形成されているので、磁性球8とインナコア24や各検
出電極板7 a、 7 b+ 7 at 7 dとの接
触点における摩擦抵抗が小さくなり、その結果、摩耗が
少なく、耐久性が向上する。
上記磁性球8の位置の変化によって、基準電極板6と各
検出電極板7 a、 7 b、 7 e、 7 d間の
誘電率が変化し、その結果、各コンデンサ10a、10
b。
10c、10dの静電容量c、、c2.c、、c、が変
化する。このうち、コンデンサ10a、10cの静電容
量C,,C3の変化は差動増幅器13aにおいて差動出
力として検出され、X方向の差動出力信号14×が得ら
れる。又、コンデンサ10b、10dの静電容量C2,
C4の変化は差動増幅器13bにおいて差動出力として
検出され、Y方向の差動出力信号14yが得られる。こ
れらX方向、Y方向の差動出力信号14x、14yに基
づいて、表示器においてX方向、Y方向の加速度をプラ
ス値又はマイナス値でデジタル表示する。このようにし
て、二次元加速度センサ1により二次元的な加速度を検
出することができる。
上記磁性球8の鉄球8aは含有磁性材の絶対量が多いの
で、永久磁石3 a、 3 bによる磁性球8を引き付
ける力が増大する。又、収納空間5に磁性流体9が充満
していて永久磁石3 a、 3 bによる磁力が磁性球
8に有効に働くので、この点からも引き付は力が増大す
る。その結果、センサ1の検出領域が従来よりも広がる
又、磁性球8の廻りを満たしている磁性流体9は磁性球
8に対してグンパとして作用する。したがって、例えば
移動体が加速度運動をするだけでなく高周波振動を伴っ
ている場合に、高周波振動は磁性流体9に吸収されるの
で、磁性球8は加速度による慣性力のみに支配されて移
動し、振動に起因する検出誤差は生じなくなる。そして
、この磁性流体9の粘度を変えることによって、セ、ン
サ1の応答性を所望に設定することができる。
上記二次元加速度センサ1は通常の加速度検出用に限ら
ず、傾斜度即ち重力加速度検出用としても使用可能であ
り、その場合には、センサ1が傾斜した時に磁性球8が
傾斜方向に移動する。
この発明は上記実施例に制約されず種々の態様が可能で
ある。
例えば、ダンパ液は磁性流体に限るものでなく、オイル
でもよい。
又、上記実施例においては、磁界発生部材として一対の
永久磁石を用いているが、一つの永久磁石で構成しても
よい。
更に、磁界発生部材として可変の電磁コイルを用い、静
電容量の変化に基づく出力信号をこの電磁コイルにフィ
ードバックさせて、磁性剛体が常に収納空間の中央に位
置するように上記電磁コイルの供給電圧を制御し、この
供給電圧を検出することによって傾斜度や加速度を検出
するようにしてもよい。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明によれば、収納空間内に
、磁性剛体が移動自在に収納されていることにより、検
出領域が広がり、検出精度及び再現性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図までの図面はこの発明の一実施例を示
すものであり、第1図は二次元加速度センサの縦断面図
、第2図は第1図■−■断面図、第3図は任意の方向に
加速した際の要部概略平面図、第4図は検出回路のブロ
ック図である。 1・・・センサ、  2・・・ケーシング、3 at 
3 b・・・磁界発生部材(永久磁石)、5・・・収納
空間、 6・・・基準電極板、7a、7b、7c、7d
−=検出電極板、8・・・磁性剛体、 10a、10b、10c、10d−・・コンデンサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  ケーシングの内部に形成された収納空間を挟むように
    して基準電極板と検出電極板とを対向して配置し、少な
    くとも上記検出電極板を上記収納空間の中央から放射状
    に三つ以上に分割して、これら検出電極板と基準電極板
    とで三つ以上のコンデンサを構成し、上記収納空間には
    磁性剛体を二次元的に移動自在に収納し、この磁性剛体
    を磁界発生部材により収納空間の中央に引き付けるよう
    にしたことを特徴とする二次元加速度センサ。
JP62016250A 1987-01-28 1987-01-28 二次元加速度センサ Pending JPS63186150A (ja)

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JP62016250A JPS63186150A (ja) 1987-01-28 1987-01-28 二次元加速度センサ

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JP62016250A JPS63186150A (ja) 1987-01-28 1987-01-28 二次元加速度センサ

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ID=11911316

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JP62016250A Pending JPS63186150A (ja) 1987-01-28 1987-01-28 二次元加速度センサ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04198810A (ja) * 1990-11-29 1992-07-20 Tech Res & Dev Inst Of Japan Def Agency 全方向性傾斜角センサー
JP2009509160A (ja) * 2005-09-22 2009-03-05 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 誘電泳動に基づく2次元アダプティブ加速度計
JP2009150861A (ja) * 2007-11-30 2009-07-09 Seiko Instruments Inc 液封センサ

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JPH04198810A (ja) * 1990-11-29 1992-07-20 Tech Res & Dev Inst Of Japan Def Agency 全方向性傾斜角センサー
JP2009509160A (ja) * 2005-09-22 2009-03-05 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 誘電泳動に基づく2次元アダプティブ加速度計
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