JPS6318586Y2 - - Google Patents

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JPS6318586Y2
JPS6318586Y2 JP11563380U JP11563380U JPS6318586Y2 JP S6318586 Y2 JPS6318586 Y2 JP S6318586Y2 JP 11563380 U JP11563380 U JP 11563380U JP 11563380 U JP11563380 U JP 11563380U JP S6318586 Y2 JPS6318586 Y2 JP S6318586Y2
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JP
Japan
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post
pallet
container
deck
duct
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JP11563380U
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JPS5743240U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は生鮮食品すなわち果実例えばサクラ
ンボや野菜類等を、その鮮度を保持しつつ輸送す
るためのコンテナやバン(以下コンテナとする)
に、これら生鮮食品を積んで収容するの用に供さ
れるパレツトを提供しようとするものであつて、
一般に使用されるパレツトに、必要部材を着脱自
在に付設することによつて、目的に適うパレツト
が得られるようにしたものである。
〔従来の技術〕
従来、サクランボ等を輸送する場合、第8図に
示すようにバントラツクa内に、パレツトb上に
段積みした通気用の孔cつき段ボール箱dにサク
ランボ等を入れ、活性炭等の鮮度保持剤eをバン
内に置いていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしこのような輸送方法では、バン内に空気
流が生じにくいため、各段ボールd内の空気まで
前記鮮度保持剤eが作用せず、サクランボのよう
に傷みやすい果物等では、長期間の保存や長距離
輸送をすることは困難であつた。
〔問題点を解決するための手段〕
ここにおいてこの考案は、パレツト体のデツキ
上にポストを装脱自在に立設し、中空体として内
部にダクトを構成したこのポストの前後端部の少
なくとも一方の開口部を装脱自在の盲蓋をもつて
閉塞可能にし、前記ポストの壁面には前記デツキ
上に搭載されるべき容器に形成した通気口に連通
する多数の透孔を設け、これら透孔を前記ダクト
を介して送風機の吸込み口に連通させるようにし
て成る通気用ダクトを備えたパレツトを提案しか
つその実施に当つて前記デツキとポストとの間に
これらを連結するクランプ手段を設けたり、前記
パレツト体がこのパレツト体を収容すべきコンテ
ナ体の底面上を転動する車輪を備えたりすること
によつて、コンテナ内でパレツトに段ボール箱の
ような容器をセツトするのみで、各容器内の空気
を均一に循環させ、鮮度保持剤と確実に接触させ
る差圧循環方式を容易に行なえるパレツトを提供
したものである。すなわち、多数透孔を壁面に有
するポストを中空体として内部にダクトを構成
し、各容器の通気口を貫流する空気をポストの内
部へ均一に吸引可能にし、各容器内の空気が送風
機等による差圧作用により確実に循環可能になる
ようにしたものである。
〔考案の構成〕
次にこの考案を図面にしたがつて説明する。
第1図において、1はパレツト体であつて、そ
のデツキ2はすのこ板状に構成され、左右両側に
脚片としての一対の桁3,4が下向きに突設され
ている。前記デツキ2上には、後述するような手
段により、ポスト5が立設されるのであつて、こ
のポスト5は中空体として構成され、内部にダク
ト6が形成される。前記ポスト5の壁面5′には
多数の透孔7が設けられて、前記ダクト6に連通
されている。これら透孔7が設けられている個所
を避けて、ポスト5の壁面5′には適宜厚さの緩
衝用パツキング層8を張設する。前記ポスト5の
前後端部の開口部5″,5は、必要に応じ、後
述するようにコンテナに装入した際、その一端寄
りのもののみを盲蓋9又は10で閉塞自在になつ
ており、これら盲蓋9,10の取り付けはそれぞ
れポスト5側の内部に突設したピン11,1
1′;12,12′に、盲蓋9,10側のフツク1
3,13′;14,14′を引掛けることによつて
行なわれる。なお前記開口部5″,5には、そ
れぞれ後述するコンテナ側の吸込み口に連通させ
る際の封隙用のパツキング層15,16を張設し
ておく、なお17は前記桁3,4の内側に取り付
けた車輪であつて、コンテナの床面上を転動させ
る用に供するものである。
前記デツキ2とポスト5との連結は、例えば第
2図に示すようなクランプ手段18をもつて行な
われるものとし、ポスト5の下面に支点19を有
するクランプ腕20の自由端にねじ軸21を係合
し、このねじ軸21をデツキ2の下面にねじ込ん
で固定するのである。なお、必要に応じて第3図
に示すようにデツキ2の両側に一対のポスト5,
5を立設する場合には、更にこれらポスト5,5
の上面に突設したピン22,22にステー23の
両端の眼孔部24,25を嵌合して堅固な連結を
行なうものとする。なお前述のクランプ腕20の
支点19はデツキ2の下面側に設けるようにして
もよい。
また、第4図のように前記ポスト5の頂面と前
記桁3,4の外側面とにそれぞれフツク26,2
7を設け、これらフツク26,27に係合する眼
孔部28,29を備えるバンド30を準備するも
のとする。
〔作用〕
上記構成において、サクランボ等の生鮮食品を
収容したダンボール箱のような容器31をデツキ
2上に積み重ねた上で前記バンド30を用いて荷
くずれしないようにサポートし、次いで、第5図
に示すように、コンテナ32内に収容して前記開
口部5″をコンテナ32の内部に形成される仕切
壁33の吸込み口34に合致させ、パレツトとパ
レツトを連結させる場合は、盲蓋9を取り外し、
第6図に示すように、ポスト開口部5″と5を
合致させればよい。かように複数のパレツトを連
結した際は、最終パレツトの後端開口部5に盲
蓋9を取り付ける。このようにして吸込み口34
から送風機35、冷却器36、パレツト装入室3
7、前記容器31の通気口38、透孔7、ダクト
6を循環する気流を形成させることにより、容器
31内の生鮮食品の鮮度を保持させるのである。
なお鮮度保持の機能を高めるために、前記気流の
流路内(例えば前記送風機35の吸込み口34付
近)に活性炭等の鮮度保持剤を均一に保持する膜
体をセツトすることが考慮できる。
なお積荷の安定性を保持させるためには、第7
図に示すように、デツキ2の上面を前記ポスト5
に向かつて下り勾配の傾斜面39とすることも考
慮される。
〔考案の効果〕
上述したように、この考案によれば、コンテナ
内でパレツトに生鮮食品を納めたダンボール箱の
ような容器をセツトするだけで、送風機等により
容器内に均一な空気流を形成する差圧方式の採用
が可能となり、したがつてこの空気流の流路内
(例えば送風機35の吸込み口34付近)に活性
炭等の鮮度保持剤を均一に保持した膜体をセツト
するなどすることによつて、サクランボ等の生鮮
食品の長期間、長距離ほ輸送ができ、またこれら
生鮮食品の貯蔵用にも供しうるものであつて、ま
たパレツトはダクトを接続していくつも連接可能
であるので、品物の量にも容易に対応でき、物流
上極めて有用なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一部断面で示す斜視図、第
2図ないし第4図は各部分の斜視図、第5図はコ
ンテナに収容した状態を示す斜視図、第6図はパ
レツトを連ねる場合の態様を示す説明的平面図、
第7図は他の実施態様の説明図で、第8図は従来
構造の一例を示す説明図である。 なお図において、1……パレツト体、2……デ
ツキ、3,4……桁、5……ポスト、6……ダク
ト、7……透孔、9……盲蓋、18……クランプ
手段、23……ステー、31……容器、34……
吸込み口である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 パレツト体のデツキ上にポストを装脱自在に
    立設し、中空体として内部にダクトを構成した
    このポストの前後端部の少なくとも一方の開口
    部を装脱自在の盲蓋をもつて閉塞可能にし、前
    記ポストの壁面には前記デツキ上に搭載される
    べき容器に形成した通気口に連通する多数の透
    孔を設け、これら透孔を前記ダクトを介して送
    風機の吸込み口に連通させるようにして成る通
    気用ダクトを備えたパレツト。 2 前記デツキとポストとの間にこれらを連結す
    るクランプ手段を設けて成る実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の通気用ダクトを備えたパレ
    ツト。 3 前記パレツト体がこのパレツト体を収容すべ
    きコンテナ体の底面上を転動する車輪を備えて
    成る実用新案登録請求の範囲第1項記載の通気
    用ダクトを備えたパレツト。
JP11563380U 1980-08-16 1980-08-16 Expired JPS6318586Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11563380U JPS6318586Y2 (ja) 1980-08-16 1980-08-16

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JP11563380U JPS6318586Y2 (ja) 1980-08-16 1980-08-16

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Publication Number Publication Date
JPS5743240U JPS5743240U (ja) 1982-03-09
JPS6318586Y2 true JPS6318586Y2 (ja) 1988-05-25

Family

ID=29476543

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