JPS63185727A - 粉粒状物の貯蔵分配装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、例えば石炭および石油コークス焚ボイラプラ
ントへの燃料移送設備などに適用され、石炭、その他各
種の固定燃料等の粉状、粒状、塊状物、それらの混合か
らなる粉粒状物の貯蔵分配装置に関するものである。

（従来の技術） 石炭の貯蔵分配装置の従来例を第２図によって説明する
と、トラックまたはトレーラ（図示省略）により搬送さ
れた石炭が受入ホッパ（、）内に受は入れられ、受入ホ
ッパ（ａ）から繰り出さね、る石炭は、受入コンベヤ（
１））により上昇用コンベヤ（Ｃ）　Ｋ転移され上昇さ
れたのちサイロ（ｄ）内に貯蔵されるとともに、サイロ
（ｄ）内の貯蔵炭は、所望時に払出コンベヤ（ｅ）に払
い出されて上昇用コンベヤ（ｆ）に転移され上昇される
とともに、振分コンベヤ（ｇ）により複数のバンカー（
ｈ）に撮り分けられて分配される構造になっており、前
記各バンカーは石炭の使用先となるボイラなどの近くに
配置されている。

（発明が解決しようとする問題点） 従来の前記貯蔵分配装置は、粉粒状物（石炭）を受入コ
ンベヤにより上昇コンイヤを介してサイロに貯蔵したの
ち、サイロから払出コンベヤにより上昇コンベヤ、振分
コンベヤを介して７４ンカーに振り分けて分配する構造
になっているため、複雑な構造の大型設備となり配置ス
ペース、設備費の負担が大きく、また、異なる粉粒状物
にするためにはサイロに貯蔵中の粉粒状物を全て払い出
す必要があり、さらに、石炭のように混合（外国炭と国
内炭、異なるカロリーの石炭の混炭）する必要がある場
合には、受入れ後に混合することが実際上困難であるた
め受入れ前に予め混合することが必要である。複数のサ
イロおよび払出コンベヤを配設することにより、異なる
粉粒状物の払い出し、混合が可能になるが、さらに構造
が著しく複雑となり大型設備になるなどの問題点がある
。

（問題点の解決手段） 本発明は、前記のような問題点に対処するために開発さ
れた粉粒状物の貯蔵分配装置であって、粉粒状物の受入
コンベヤの先端側に連設されている上昇用コンベヤの上
部に振分はコンベヤを連設して、前記振分コンにヤの一
方側にサイロを配設するとともに、前記サイロと前記受
入コンベヤ間に払出コンベヤを配設し、前記振分コンベ
ヤの他方側にバンカーを配設したことＫより、比較的に
簡単な構造の小型装置とし、粉粒状物の受入れ貯蔵、撮
り分は分配とともに、異なる粉粒状物の受入れ、撮り分
は分配、さらに混合、振り分は分配を容易にして前記の
ような問題点を解消している。

（作　用） 粉粒状物を、受入コンベヤ、上昇用コンベヤおよび振分
コンベヤの経路でバンカーに振り分ける分配と、受入コ
ンベヤ、上昇用コンベヤおよび振分コンイヤの経路でサ
イロに貯蔵したのち、同サイロから払出コンベヤ、受入
コンベヤ、上昇用コンベヤおよび振分コンベヤの経路で
バンカーに振り分ける分配と、サイロに粉粒状物を貯蔵
中に、異なる粉粒状物を、受はコンベヤ、上昇用コンベ
ヤおよび振分コンはヤの経路でバンカーに撮り分ける分
配、および受入コンイヤで受入れて搬送中の粉粒状物に
サイロに貯蔵中の粉粒状物を払出コンベヤで払い出して
混合したのち、上昇用コン（ヤおよび振分コンベヤの経
路でバンカーに撮り分け、循環したのち貯蔵しさらに振
り分ける混合分配の使い分けがなされる。

（実施例） 第１図に本発明の一実施例を示し、図中（１）はトラッ
クまたはトレーラ（図示省略）等から粉粒状物を受は入
れ受入コンベヤ（２）上に供給する受入ホラ、Ｊであっ
て、粉粒状物受入コンベヤ（２）の先端側に下部受入口
（３ａ）を配置して上昇用コンベヤ（３）を連設し、上
昇用コンベヤ（３）の上部受渡口（３ｂ）に振分コンベ
ヤ（４）を連設して、振分コンベヤ（４）の一方ＩＩ　
、（４ａ　）にサイ帽５）を配設するとともに、サイロ
（５）の下部払出口（５ａ）と受入コンベヤ（２）の中
間部間に払出コンベヤ（６）を配設し、振分コンベヤ（
４）の他方側（４ｂ）に複数のバンカー（７）を配設し
た構成になっている。

受入ホッパ（１）の下部払出口（ｌａ）　、サイロ（５
）の下部払出口（５ａ）および各バンカー（力の下部払
出口（７ａ）は、開閉および払出を調整機構が設けられ
、受入コンベヤ（２）、上昇用コンベヤ（３）および振
分コンベヤ（４）は、それぞれ可変速式の駆動制御装置
が設けられているとともに、振分コンベヤ（４）は、一
方体（４ａ）と他方側（４ｂ）への逆転駆動制御が可能
になっており、前記開閉および払出量調整機構および前
記各駆動制御装置には公知の各種機構が用いられ、また
、遠隔制御が可能になっている。

本発明の実施例は、前記のような構成になっているので
、トラックまたはトレーラ等により受入ホッパ（１）内
に受は入れられた粉粒状物は、受入コンベヤ（２）に受
は取られて搬送され下部受入口（３ａ）から上昇用コン
ベヤ（３）内に転移ｇｈ、上昇用コンベヤ（３）で上昇
されて上部受渡口（３ｂ）から振分コンベヤ（４）上へ
受渡しされたのち、振分コンベヤ（４）を他方側（４ｂ
）に作動すると各バンカー（カへ振りれる。

サイロ（５）に貯蔵された粉粒状物は、下部払出口（５
ａ）から払出コンベヤ（６）により搬送されて受入コン
ベヤ（２）上に転移されたのち、さらに上昇用コンベヤ
（３）、振分コンベヤ（４）の他方側（４ｂ）の経路で
各バンカー（７）内へ振り分けられて分配される。

異なる粉粒状物を分配する必要が生じた場合は、サイロ
（５）に貯蔵中の粉粒状物の払い出しを停止し。

異なる粉粒状物を受入コンベヤ（２）、上昇用コンペヤ
（３）および振分コンベヤ（４）の他方側（４ｂ）の経
路でバンカー（７）へ儂り分けて分配でき、サイロ（５
）に貯蔵中の粉粒状物と異なる粉粒状物のバンカーへの
搬送を随時に使い分けできる。

粉粒状物を混合して振り分は分配する場合は、受入コン
ベヤ（２）で搬送されている異なる粉粒状物にサイロ（
５）中に貯蔵している他種の粉粒状物を払出コンベヤ（
６）により所定の割合で供給すると受入コンはヤ（２）
上で混合され、上昇用コンベヤ（３）への転移、振分コ
ンベヤ（４）への転移さらにバンカー（力への振り分は
供給で混合が良好となり、バンカー（７）へ混傘粉粒状
物が分配される。また、異なる粉粒状物の供給量を比較
的に少なくして振分コンベヤ（４）の一方側（４ａ）か
らサイロ（５）に循環せしめ、混合と循環を繰り返すと
、異なる粉粒状物の混合比率が次第に高まり所望の混合
率になるとともに、混合状態が良好となりサイ帽５）内
に所望の混合粉粒状物を貯蔵でき、バンカーへの振り分
は分配用として供給できる。また、各コンベヤの速度調
整、粉粒状物の払出移送量の調整によって、粉粒状物お
よび混合粉粒状物の貯蔵、撮り分は分配が自在に制御さ
れる。

前記各バンカー（７）は、石炭および石油コークス焚ボ
イラなどの近くに配設され、粉粒状物即ち石炭を燃料と
して各下部払出口（７ａ）から直接的に払い出し【供給
し、供給量に対応させて前記のような振り分配がなされ
る。

実施例の前記貯蔵分配性能は、１個の上昇用コンベヤ（
３）を設けてサイロ（５）への粉粒状物供給とバンカー
（力への粉粒状物の橿り分は分配用を兼ねているととも
に、振分コンイヤ（４）の一方側にサイロ（５）を配設
し他方側（４ｂ）にバンカー（７）を配設しているため
、著しく構造が簡素化されコンパクトな本発明は、前述
のような構成になっており、粉粒状物の受入れとともに
バンカーへの撮り分は分配、サイロ貯蔵後の撮り分は分
配、サイロ貯蔵中における異なる粉粒状物の受は入れと
振り分は分配、粉粒状物の混合貯蔵、混合粉粒状物の撮
り分は分配などが可能であって、粉粒状物の貯蔵分配性
能が著しく多様化され向上されている。

さらに、構造が著しく簡素化されコンパクトに小型化さ
れて配置スペースの縮少とともに設備費、保守経費が大
幅に節減されるなどの効果を有している。

以上本発明な実施例について説明したが、勿論本発明は
このような実施例にだけ局限されるものではなく、本発
明の精神を逸脱しない範囲内で種々の設計の改変を施し
うるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す側視機構図、第２図は
従来例を示す側視機構図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 粉粒状物の受入コンベヤの先端側に連設されている上昇
   用コンベヤの上部に振分けコンベヤを連設して、前記振
   分コンベヤの一方側にサイロを配設するとともに、前記
   サイロと前記受入コンベヤ間に払出コンベヤを配設し、
   前記振分コンベヤの他方側にバンカーを配設したことを
   特徴とする粉粒状物の貯蔵分配装置。