JPS63185106A - マイクロ波ミキサ−回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、マイクロ波通信機器に用いられるマイクロ波
ミキサー回路に関するものである。

従来の技術 一般に、マイクロストリップ線路を用いてマイクロ波ミ
キサー回路を構成する際、シングルバランスドミキサー
の場合を例にとると、第１図に示す様に、中間部波信号
を効率良く中間部波数出力ポート３から取り出すために
、中間部波数短絡回路６．６をマイクロ波信号周波数に
対しては影響を与えない様に、開放インピーダンスとす
るために、接地点１１．１２からマイクロ波信号の％波
長の長さの線路で構成する。

発明が解決しようとする問題点 ところが、このような中間部波数短絡回路６゜６を用い
たフィクロ波ミキサーでは、マイクロ波信号の波長が中
間部波数の波長に対して極端に短かくなくては、中間部
波数短絡回路６，６を構成するストリップラインが、中
間部波数の波長に対して、無視できない＃１ど短いもの
でなくなるため、短絡条件を満しにくくなり、ミキサダ
イオード１７の端子ａ側から中間部波数短絡回路６．６
を見た時のインピーダンスは誘導性となり、またこの時
、四端子ａ側からハイブリッド回路４を見た時のインピ
ーダンスが容量性であれば、中間部波数において並列共
振を起こし、開放条件となるため、広帯域ミキサーを構
成する際、変換特性にトラップを生じることがある。

本発明は、この様な、従来の問題点を解消するものであ
り、簡単な工夫により、広帯域に中間部波信号を効率良
く取り出せるマイクロ波ミキサー回路を提供するもので
ある。

問題点を解決するだめの手段 本発明のマイクロ波ミキサー゛回路は、マイクロ波信号
周波数のＡ波長のマイクロストリップ線路を用いた中間
部波数短絡回路に、他の回路との並列共振防止用抵抗、
及び短絡条件を満たすための直列共振用コンデンサを追
加したものである。

作用 本発明のマイクロ波ミキサー回路は、マイクロストリッ
プ線路を用いた中間部波数短絡回路に、中間部波数にお
いてミキサダイオードから見て、中間部波数短絡回路の
インダクタンスと他の回路のキャパシタンスが並列共振
を起こさない様に抵抗を挿入し、かつ線路のインダクタ
ンスと直列共振を起こし短絡条件を満足するが、マイク
ロ波信号に対しては影響を与えない容量のコンデンサを
、上記抵抗と並列に挿入することにより、広帯域にわた
り、平担な変換特性が得られるものである。

実施例 以下、本発明の一実施例のマイクロ波ミキサー回路を図
面を参照して説明する。

第１図に示す様に、マイクロストリップ線路で構成した
シングルバランスドミキサーの中で、中間部波数短絡回
路６，６と、接地回路１１．１２との間にそれぞれ並列
共振防止用抵抗１５．１６及び直列共振用コンデンサ１
３．１４を挿入したものである。この様にすれば、ミキ
サダイオード１７の端子ａ側から中間部波数短絡回路５
，６及びハイブリッド回路４を見た時、中間部波数短絡
回路６，６のインダクタンスはコンデンサ１３゜１４で
打ち消され、ハイブリッド回路４との共振は抵抗１５．
１６で防止できる。

なお、第１図のミキーサーは、マイクロ波信号周波数が
３．７〜４．２　ＧＨｚ　、ローカル信号周波数が５．
１５　ＧＨｚ　、中間部波数が０．９５〜１．４　ｓ　
ＧＨｚの例であるが、この様な周波数のものでは、共振
用コンデンサ１３．１４としては３ＰＦ程度が適当で、
又共振防止用抵抗１５．１６については、あまり大きい
と変換ロスの増加を増すので、１ｏΩ程度が適当である
。

第１図に示すミキサーの一般的な動作としては、マイク
ロ波信号入力ポート１からフィクロ波信号を、ローカル
信号入力ボート２からローカル信号をそれぞれ入力する
と、ハイブリッド回路４により、２個のミキサーダイオ
ード１７に、マイクロ波信号とローカル信号は等分にか
つ、位相は９０’ずれて加えられる。この結′果、２個
のミキサーダイオード１７に発生した種々の成分の中か
ら、ローパスフィルター９により、中間部波数成分のみ
が中間部波数整合回路１ｏを通して、中間部波数出力ボ
ート３から取り出せる。

第２図は本発明の他の実施例を示すもので、シングルエ
ンドミキサーに本発明を適用した例を示す。各部につい
ては、同一番号を付してその詳細な説明は省略するが、
シングルエンドミキサーヤあるため、中間部波数短絡回
路５と接地回路１１との間には１組の抵抗１６とコンデ
ンサ１３の並列回路を接続している。もちろん、第１の
実施例と同様の作用効果を奏するものである。

発明の効果 以上の様に、本発明のマイクロ波ミキサー回路は、マイ
クロストリップ線路を用いた中間部波数短絡回路に、並
列共振防止用抵抗及び、直列共振用コンデンサを挿入し
たものであり、したがって、中間部波数短絡回路が、そ
の波長に対して長くなりインダクタンスをもつ様になっ
ても、他の回路との並列共振を抵抗で防止でき、又コン
デンサによりインダクタンスを打ち消すことができるた
め、広帯域にわたり平担な変換特性を実現しやすく、実
用上非常に有効なものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるマイクロ波ミキサー
回路の平面図、第２図は本発明の他の実施例におけるマ
イクロ波ミキサー回路の平面図である。 ４・・・・・・ハイブリッド回路、６．６・・・・・・
中間部波数短絡回路、７．８・・・・・・フィクロ波短
絡回路、９・・・・・・ローパスフィルター、１０・・
・・・・中間部波数整合回路、１１．１２・・・・・・
接地回路、１３．１４・・・・・・コンデンサ、１５．
１６・・・・・・共振防止用抵抗、１７・・・・・・ミ
キサダイオード。 ！−”−マｆ７ｒＪンンイＥ舌へカご一ト２−−−ｐ−
刀ルイ富テ、八力Ｊ−゛−ト３−−−ＩＰｌ’ｊシＭｉ
惑（と力、１、゛−ト牛−−−へ４丁ソヅド“回Ｊ番 ９−・−ローフＣスフ４ルダー ｊｏ−−−９８６層し交幸文ネ−ＩＦう呂４ＩＩ、　Ｉ
ｔ−二−撞工（！＠路 ｆ３，１牛−−−コンテ゛′ンナ ＩＳ、Ｉｆｆ−−一丼＠　防止ｆｆｉ　ｊｉＴに。 １７−・−ε〒！７ヅ；ｆλ−ド １　＝−７ｆ７Ｄ３濱イＳ号入力ホ“−ト２−１］−力
＋６４ｔ−ｙ入７１　Ｊ％’−ト３−−−１１７開Ｘ９
ｆｉｌＫ’に一／Ｊ７ｆｉ’−トＳ−１ｌＸ１１１８ｒ
艮路 第　　２　　図　　　　　　　　　　　　　　　　　７
−−−７４りＤシ茫情号　　〃９−１１１−ハ１ス刀ル
グー ｉｏ−一一甲ｒ望１周Ａ着≠（１ｇ≦イシ・１臣１ｚマ
ｉＩｆ、Ｉ２〜鐸Ｌ’し給 １３−−−ｒングツブ １５−共偵防ｌ障抗

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 中間部波数短絡回路に、共振防止用抵抗及び短絡条件を
   満たすコンデンサを挿入したマイクロストリップ線路を
   用いたマイクロ波ミキサー回路。