JPS63184413A - パルス波形整形方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はレーダー装置等で用いられる大電力送信信号の
発生方式に関し、特にパルス信号の波形整形による信号
スプリアスの抑圧方式に関する。

〔従来の技術〕

従来、レーダ装置等の送信機は大電力信号の発生が必要
となるため電子管が多く用いられてきたが、近年半導体
デバイスの技術進歩に伴なφ、固体化送信機が実用化さ
れつつある。第２図は固体化送信機の構成例を示す。信
号発生器ｌから出力された連後波は、パルス変調器３に
より変調ゲート発生器４から出力される変調ゲートのパ
ルス幅でパルス変調され送信励振信号となる。この信号
ｔｒｓ＝力分配器２によってＮ分配され各々電力増幅器
５で増幅された後電力合成器６によって合成される。こ
のように固体化送信機の場合、１ケの半導体デバイスの
出力電力が小さいため多数のデバイスを並列運転し、こ
れらの出力を電力合成することによって所望の出力を得
ている。電力合成器６の出力は次段のヂ波器又はパルス
整形器７によって信号のスプリアス成分が除去される。

矩形波の立ち上がり／立ち下がシを鈍らせたりガウシャ
ン波形等で振幅変調することによって信号のスプリアス
を低減させる方法は良く知られている。電力増幅器が線
形回路である場合は送信励振信号をパルス整形すること
によって信号スプリアスの低減が可能である。しかしな
がら、通常、電力増幅器は効率を上げるためＣ級増幅等
の非線形回路であるため励振信号のパルス波形は変形さ
れ、出力における信号スプリアスは増大してしまう。こ
のため最終段でのパルス整形が必要である。

〔発明が解決しようとする問題点〕

信号スプリアスを低減させるためには上述のように送信
機の終段に戸波器又はパルス整形器が必要となる。しか
し、これらのコンポーネントの損失は送信出力電力の低
下に直接結びつく上に、扱かう電力が非常に高電力なた
め特殊なコンポーネントが必要である。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明のパルス整形方式は、並列運転する電力増幅器各
々の励振信号タイミングを変化させている。このため、
本方式では各電力増幅器に１対１に対応したパルス変調
器と、これらの変調器を駆動するゲート発生器を有して
いる。

〔実施例〕

第１図は本発明の一実施例のプロヅク図である。

信号発生器ｌから出力された連続波は電力分配器２によ
りＮ分配され、各々パルス変調器３に人力される。パル
ス変調器では少しずつタイミングのずれた変調ゲートに
よってパルス変調され、各々の電力増幅器の励振信号と
なる。第３図に各電力増幅器の出力波形（包絡線を示す
。）及び電力合成器出力の波形を示す。図に示されるよ
うに電力合成器出力の波形は、時間的に電力増幅器出力
の合成数が変化するため見掛は上振幅変調がかけられる
ことになる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、タイミングを変えた送信
励振信号を′電力増幅し合成することにより、送信信号
の波形整形を行ない、信号のスプリアスを低減すること
ができるため、大電力Ｆ波器又は大電力信号用の波形整
形器が不要となり、これらのコンポーネントによる電力
損失をなくすことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例のブロック図、第２図は従来の
固体化送信機のプロヴク図を示す。 ｌ・・・・・・信号発生器、２・・・・・・電力分配器
、３・・・・・・パルス変調器、４・・・・・・変調ゲ
ート発生器、５・・・・・・電力増幅器、６・・・・・
・電力合成器、７・・・・・・ろ波器又はパルス整形器
。 第３図は各電力増幅器出力及び電力合成器出力信号のタ
イミング及び波形を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 多数の電力増幅器を並列運転し、これらの出力電力を合
   成することによって大電力信号を発生する送信装置にお
   いて、各電力増幅器で増幅する矩形波パルス信号のタイ
   ミングを変えて電力合成することにより、パルス信号に
   振幅変調をかけることを特徴とするパルス波形整形方式
   。