JPS6318312Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6318312Y2 JPS6318312Y2 JP1983028013U JP2801383U JPS6318312Y2 JP S6318312 Y2 JPS6318312 Y2 JP S6318312Y2 JP 1983028013 U JP1983028013 U JP 1983028013U JP 2801383 U JP2801383 U JP 2801383U JP S6318312 Y2 JPS6318312 Y2 JP S6318312Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat post
- yagura
- core
- tightening
- cores
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 6
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 4
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 4
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は自転車用サドルの矢倉に関する。
従来、矢倉において舟線とシートポストを固着
する締付部には金属板をプレス成形した中子が固
着されており、矢倉の締付部の剛性が強いから、
サドル固定のために矢倉でシートポストを締付け
ると、シートポストを第４図のように変形させ、
また矢倉の締付け不良を起す欠点があつた。
する締付部には金属板をプレス成形した中子が固
着されており、矢倉の締付部の剛性が強いから、
サドル固定のために矢倉でシートポストを締付け
ると、シートポストを第４図のように変形させ、
また矢倉の締付け不良を起す欠点があつた。
この考案は前記のような点に鑑みてなされたも
ので、中子をシートポストの構成部材より低い剛
性の資材の合成樹脂材で形成し、矢倉の締付時に
中子を第１図のようにシートポストに馴染ませて
変形させ、シートポストの変形防止を図ると共に
締付面積を増大し、締付力を高めることを目的と
してなされたものである。
ので、中子をシートポストの構成部材より低い剛
性の資材の合成樹脂材で形成し、矢倉の締付時に
中子を第１図のようにシートポストに馴染ませて
変形させ、シートポストの変形防止を図ると共に
締付面積を増大し、締付力を高めることを目的と
してなされたものである。
以下、この考案を実施例により説明すると、１
はこの考案自転車用サドルの矢倉の一部分である
矢倉本体で、鋼板をプレスして形成され、その両
端部２，２の周端縁を内側へ起立させて起立縁
３，３が形成され、この起立縁３，３の内側に中
子４，４が固着され、中子４，４は矢倉本体１の
両端部２，２の内面に一体に配設される。
はこの考案自転車用サドルの矢倉の一部分である
矢倉本体で、鋼板をプレスして形成され、その両
端部２，２の周端縁を内側へ起立させて起立縁
３，３が形成され、この起立縁３，３の内側に中
子４，４が固着され、中子４，４は矢倉本体１の
両端部２，２の内面に一体に配設される。
前記中子４，４は鋼板製の矢倉本体の剛性より
低い資材である合成樹脂材で形成し、実施例では
ナイロン樹脂を金型にて射出成形し、矢倉本体の
両端部起立縁内側に夫々囲繞固着させ、中子の締
付面４ａ，４ａ以外の変形を防止する。また、中
子４，４は締付面４ａ，４ａをスチール製のシー
トポストの外周に適合する円弧に形成される。
低い資材である合成樹脂材で形成し、実施例では
ナイロン樹脂を金型にて射出成形し、矢倉本体の
両端部起立縁内側に夫々囲繞固着させ、中子の締
付面４ａ，４ａ以外の変形を防止する。また、中
子４，４は締付面４ａ，４ａをスチール製のシー
トポストの外周に適合する円弧に形成される。
前記矢倉本体１の両端部２，２の起立縁３，３
におけるシートポスト５との対応縁３ａ，３ａは
中子４，４の締付面４ａ，４ａより低く形成し、
矢倉をシートポスト５に締付けたとき、起立縁
３，３の一部がシートポスト５の外周面に圧接し
ないようになつている。
におけるシートポスト５との対応縁３ａ，３ａは
中子４，４の締付面４ａ，４ａより低く形成し、
矢倉をシートポスト５に締付けたとき、起立縁
３，３の一部がシートポスト５の外周面に圧接し
ないようになつている。
第４図に示す従来の矢倉１０は締付部３０，３
０に鋼板をプレス成形した中子４０，４０が装着
されるから、シートポストを締付けると、その部
分の剛性が高く、シートポスト５０を変形させ、
また当り面が部分的で締付不良を起すことがあつ
た。ところがこの考案によると、矢倉本体１の両
端部２，２には、シートポスト５より剛性の低い
合成樹脂材により設けられた中子４，４がその締
付面を除く三方から囲繞して装着されているの
で、締付面をシートポスト５の形状に馴染み変形
するのでシートポストを変形させない。すなわ
ち、中子４，４は全体的に変形し、接触面が部分
的とならず全面的になり、広い面積で均一の力で
固定するものである。よつて中子の締付面が一点
に集中することがなく接触面全体に均等な力が加
わり堅固に固定できる。
０に鋼板をプレス成形した中子４０，４０が装着
されるから、シートポストを締付けると、その部
分の剛性が高く、シートポスト５０を変形させ、
また当り面が部分的で締付不良を起すことがあつ
た。ところがこの考案によると、矢倉本体１の両
端部２，２には、シートポスト５より剛性の低い
合成樹脂材により設けられた中子４，４がその締
付面を除く三方から囲繞して装着されているの
で、締付面をシートポスト５の形状に馴染み変形
するのでシートポストを変形させない。すなわ
ち、中子４，４は全体的に変形し、接触面が部分
的とならず全面的になり、広い面積で均一の力で
固定するものである。よつて中子の締付面が一点
に集中することがなく接触面全体に均等な力が加
わり堅固に固定できる。
以上、この考案矢倉は、シートポストに馴染
み、シートポストを変形させることなく、強力に
締付けることができ、よつてサドルが走行中に回
動若しくは降下する事故は絶無となる。
み、シートポストを変形させることなく、強力に
締付けることができ、よつてサドルが走行中に回
動若しくは降下する事故は絶無となる。
第１図はこの考案矢倉の平面図、第２図は中子
単体の斜視図、第３図は同じくその横断面図、第
４図は従来の矢倉の締付時の一例を示す平面図で
ある。 １……矢倉本体、２……両端部、３……起立
縁、３ａ……対応縁、４……中子、４ａ……締付
面、５……シートポスト、６……締付ボルト。
単体の斜視図、第３図は同じくその横断面図、第
４図は従来の矢倉の締付時の一例を示す平面図で
ある。 １……矢倉本体、２……両端部、３……起立
縁、３ａ……対応縁、４……中子、４ａ……締付
面、５……シートポスト、６……締付ボルト。
Claims (1)
- スチール製シートポストの外周面と適合する締
付面をもつ中子を、シートポストより剛性の低い
合成樹脂材で形成し、その中子を鋼板製矢倉本体
の両端周縁に形成される起立縁により囲繞して内
側に圧接固着すると共に、起立縁のシートポスト
と対応する対応縁を当接しないように中子の締付
面より適宜低く形成してなる自転車用サドルの矢
倉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2801383U JPS59133381U (ja) | 1983-02-26 | 1983-02-26 | 自転車用サドルの矢倉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2801383U JPS59133381U (ja) | 1983-02-26 | 1983-02-26 | 自転車用サドルの矢倉 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59133381U JPS59133381U (ja) | 1984-09-06 |
| JPS6318312Y2 true JPS6318312Y2 (ja) | 1988-05-23 |
Family
ID=30158888
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2801383U Granted JPS59133381U (ja) | 1983-02-26 | 1983-02-26 | 自転車用サドルの矢倉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59133381U (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4714337U (ja) * | 1971-03-20 | 1972-10-19 | ||
| JPS5587673A (en) * | 1978-12-22 | 1980-07-02 | Aida Eng Ltd | Saddle fitting metal for bicycle |
-
1983
- 1983-02-26 JP JP2801383U patent/JPS59133381U/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4714337U (ja) * | 1971-03-20 | 1972-10-19 | ||
| JPS5587673A (en) * | 1978-12-22 | 1980-07-02 | Aida Eng Ltd | Saddle fitting metal for bicycle |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59133381U (ja) | 1984-09-06 |
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