JPS63182604A - 色分離フイルタ - Google Patents
色分離フイルタInfo
- Publication number
- JPS63182604A JPS63182604A JP62014705A JP1470587A JPS63182604A JP S63182604 A JPS63182604 A JP S63182604A JP 62014705 A JP62014705 A JP 62014705A JP 1470587 A JP1470587 A JP 1470587A JP S63182604 A JPS63182604 A JP S63182604A
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- Japan
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- Pending
Links
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Landscapes
- Optical Filters (AREA)
- Color Television Image Signal Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は単板式固定カラーカメラに用いることができる
色分離フィルタ（以下、色フィルタと略す）に関するも
のである。
色分離フィルタ（以下、色フィルタと略す）に関するも
のである。
従来の技術
近年、固体撮像素子を用いたビデオカメラの画室改善に
はめざましいものがある。特に、マゼンタ要素（Ｍｇ）
、緑要素（Ｇ）、シアン要素（Ｃｙ） 。
はめざましいものがある。特に、マゼンタ要素（Ｍｇ）
、緑要素（Ｇ）、シアン要素（Ｃｙ） 。
黄要素（Ｙｅ）から成る色フィルタを有した固体撮像素
子では、優れた撮像特性が得られ、既に実用化されてい
る。実用化されている色フィルタでは、各色要素がゼラ
チンと有機染料からできているため、それら色要素の分
光特性が理想的な特性になりに＜＜、特にシアンの分光
特性では理想から大きくはずれ、たとえば、第３図の分
光透過率特性図でわかるように、波長６００ｎｍ以上の
赤色領域でも透過率が約２０〜３０％もある。また、波
長５５０〜６００ｎｍにおけるシアン分光の透過率変動
が大きくない（１ΔＴｒ／Δλ１を大きくすることがで
きない。ΔＴｒ：透過率変動、Δλ：波長変動）。
子では、優れた撮像特性が得られ、既に実用化されてい
る。実用化されている色フィルタでは、各色要素がゼラ
チンと有機染料からできているため、それら色要素の分
光特性が理想的な特性になりに＜＜、特にシアンの分光
特性では理想から大きくはずれ、たとえば、第３図の分
光透過率特性図でわかるように、波長６００ｎｍ以上の
赤色領域でも透過率が約２０〜３０％もある。また、波
長５５０〜６００ｎｍにおけるシアン分光の透過率変動
が大きくない（１ΔＴｒ／Δλ１を大きくすることがで
きない。ΔＴｒ：透過率変動、Δλ：波長変動）。
発明が解決しようとする問題点
従来の色フィルタでは、上記のようにシアン分光特性が
理想から大きくはずれているため、従来の色フィルタを
用いた固体カラーカメラでは、色信号が大きくとれず、
シアン分光特性が色再現性へ悪影響を及ぼしていた。
理想から大きくはずれているため、従来の色フィルタを
用いた固体カラーカメラでは、色信号が大きくとれず、
シアン分光特性が色再現性へ悪影響を及ぼしていた。
本発明は上記問題点を解消し、色再現性を向上させる色
フィルタを提供するものである。
フィルタを提供するものである。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するために、本発明の色フィルタは、
第１行と第３行がマゼンタ要素と緑要素の組合せで、第
２行と第４行が黄要素とシアン要素の組合せでなる４行
を１単位とし、この単位の繰り返しから構成され、前記
シアン要素が多層膜干渉フィルタから成っている。
第１行と第３行がマゼンタ要素と緑要素の組合せで、第
２行と第４行が黄要素とシアン要素の組合せでなる４行
を１単位とし、この単位の繰り返しから構成され、前記
シアン要素が多層膜干渉フィルタから成っている。
作用
この構成によって、シアン分光特性の赤色域（波長６０
０ｎｍ以上）では、透過率がほとんど零になる上、波長
５５０〜６００ｎｍにおける透過率変動も大きくなり、
その結果、色信号量を大きく確保でき、色再現性を向上
させることができる。
０ｎｍ以上）では、透過率がほとんど零になる上、波長
５５０〜６００ｎｍにおける透過率変動も大きくなり、
その結果、色信号量を大きく確保でき、色再現性を向上
させることができる。
実施例
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説
明する。
明する。
第１図は本発明の実施例における色フィルタの１単位の
基本構成と光感知セルとの対応図である。破線で囲む領
域は光感知セル（ＰＤ）である。この色フィルタの各色
要素の構成は従来例と同様に第１行１．第２行２．第３
行３および第４行４の各要素が、マゼンタ（Ｍｇ） 、
緑（Ｇ〉。
基本構成と光感知セルとの対応図である。破線で囲む領
域は光感知セル（ＰＤ）である。この色フィルタの各色
要素の構成は従来例と同様に第１行１．第２行２．第３
行３および第４行４の各要素が、マゼンタ（Ｍｇ） 、
緑（Ｇ〉。
シアン（Ｃｙ）、黄（Ｙｅ）から構成されるが、シアン
要素が多層膜干渉フィルタで、その他の色要素がゼラチ
ンと有機染料から成っている。また、緑は、シアンと黄
の重ね合せでつくられいる。この色フィルタの分光特性
を第２図に示す。この色フィルタでは、シアン要素が多
層膜干渉フィルタであるので、赤色光をほとんど透過し
ない分光特性をつくることが出きる。すなわち、シアン
要素を通して得られる信号Ｓｃｙは、以下で示される。
要素が多層膜干渉フィルタで、その他の色要素がゼラチ
ンと有機染料から成っている。また、緑は、シアンと黄
の重ね合せでつくられいる。この色フィルタの分光特性
を第２図に示す。この色フィルタでは、シアン要素が多
層膜干渉フィルタであるので、赤色光をほとんど透過し
ない分光特性をつくることが出きる。すなわち、シアン
要素を通して得られる信号Ｓｃｙは、以下で示される。
またシアン要素と黄要素の重ね合せで作られる緑要素で
は、得られる信号量ＳＧ’は次の様になる。
は、得られる信号量ＳＧ’は次の様になる。
ＳＧ’＝ＳＧ＋ΔＳＲ＋Δ （Δ：黄要素の分光の理想
からの誤差により発生した信号） ここで、第１図に示される色構成のカラー固体撮像素子
を用いたカメラの色信号について説明する。
からの誤差により発生した信号） ここで、第１図に示される色構成のカラー固体撮像素子
を用いたカメラの色信号について説明する。
信号の読み出しは、第１フイールド、第２フイールドと
も垂直２画素の信号が混合されて取り出される。例えば
、第１フイールドのｎ行では、（ｓＭ、 ＋ ５ａｙ）
＋ （Ｓｏ’ ＋５ｙｅ） 、・・・”・、ｎ＋１行
では、（ｓＭｆ＋ ５ｙｅ） ｒ （Ｓｏ’ 十５ａ
ｙ）・・・・・・とＣ＋＝（Ｓｕｒ”５ｃｙ） （
Ｓｏ’＋Ｓｙｅ）Ｃ２＝（ＳＭｇ＋５ｙｅ） （Ｓ
ｏ’＋５ｃｙ）一方、ＳＭｇ＋ Ｓｏ’＋ ＳＹｅ＋
Ｓｃｙは以下の様に表わされる。
も垂直２画素の信号が混合されて取り出される。例えば
、第１フイールドのｎ行では、（ｓＭ、 ＋ ５ａｙ）
＋ （Ｓｏ’ ＋５ｙｅ） 、・・・”・、ｎ＋１行
では、（ｓＭｆ＋ ５ｙｅ） ｒ （Ｓｏ’ 十５ａ
ｙ）・・・・・・とＣ＋＝（Ｓｕｒ”５ｃｙ） （
Ｓｏ’＋Ｓｙｅ）Ｃ２＝（ＳＭｇ＋５ｙｅ） （Ｓ
ｏ’＋５ｃｙ）一方、ＳＭｇ＋ Ｓｏ’＋ ＳＹｅ＋
Ｓｃｙは以下の様に表わされる。
Ｓ口＝ｓＲ＋ｓＢ＋Δ゛（Δ°：マゼンタ要素の分光の
理想からの誤差により発生した信号）ＳＹ６−８Ｒ＝＋
ＳＧ＋Δ ＳＧ’＝ＳＧ＋ΔＳＲ＋Δ ＳＯ，＝Ｓ（＋＋ＳＢ＋ΔＳＲ 色差信号ＣＩｌ Ｃ２をＳＲ，ＳＧ、ＳＢを使って表わ
すと次のようになる。
理想からの誤差により発生した信号）ＳＹ６−８Ｒ＝＋
ＳＧ＋Δ ＳＧ’＝ＳＧ＋ΔＳＲ＋Δ ＳＯ，＝Ｓ（＋＋ＳＢ＋ΔＳＲ 色差信号ＣＩｌ Ｃ２をＳＲ，ＳＧ、ＳＢを使って表わ
すと次のようになる。
Ｃ＋＝２Ｓａ−８Ｇ＋ （Δ゛−２Δ）Ｃ２＝ ２ Ｓ
Ｒ５（１−ΔｓＲ＋Δ゛従来の色フィルタの場合、色要
素が全て有機色素であり、Δ、Δ′は零に近く無視でき
ていたが、ΔＳＲはＳＲに対して２０％程度と大きく無
視できなかった。ところが、この実施例の色フィルタで
はΔｉ ０ 、Δ′崎０である上、ΔｓＲＬ：ｔｏであ
るので、色差信号Ｃ２が、従来よりも大きくなり、色信
号のＳ／Ｎが改善される。実測では、色差信号Ｃ２が約
２ｄＢ向上し、画像では赤系統、緑及びシアン系統の色
がより鮮かとなり、一層優れた画像が得られた。
Ｒ５（１−ΔｓＲ＋Δ゛従来の色フィルタの場合、色要
素が全て有機色素であり、Δ、Δ′は零に近く無視でき
ていたが、ΔＳＲはＳＲに対して２０％程度と大きく無
視できなかった。ところが、この実施例の色フィルタで
はΔｉ ０ 、Δ′崎０である上、ΔｓＲＬ：ｔｏであ
るので、色差信号Ｃ２が、従来よりも大きくなり、色信
号のＳ／Ｎが改善される。実測では、色差信号Ｃ２が約
２ｄＢ向上し、画像では赤系統、緑及びシアン系統の色
がより鮮かとなり、一層優れた画像が得られた。
また、使用色素の中で最も耐熱性、対光性等の信頼性に
弱い有機染料のシアンを多層膜干渉フィルタに変えるこ
とにより、シアンに関して信頼性は問題なく、色フイル
タ全体として見た場合、信頼性が約２倍程度向上した。
弱い有機染料のシアンを多層膜干渉フィルタに変えるこ
とにより、シアンに関して信頼性は問題なく、色フイル
タ全体として見た場合、信頼性が約２倍程度向上した。
発明の効果
以上のように本発明によれば、４行の繰り返しから成り
、第１行と第３行がマゼンタ要素と緑要素の組合せで、
第２行と第４行が黄要素とシアン要素の組合せでなる４
行を１単位とし、この単位の繰り返しから構成され、前
記シアン要素が多層膜干渉フィルタである色フィルタを
用いることにより、カラー固体カメラの再生画像の色再
現性を大幅に改善することが出来る上、カラー固体撮像
素子としての耐熱性、対光性等の信頼性も向上し、その
実用的効果は大なるものがある。
、第１行と第３行がマゼンタ要素と緑要素の組合せで、
第２行と第４行が黄要素とシアン要素の組合せでなる４
行を１単位とし、この単位の繰り返しから構成され、前
記シアン要素が多層膜干渉フィルタである色フィルタを
用いることにより、カラー固体カメラの再生画像の色再
現性を大幅に改善することが出来る上、カラー固体撮像
素子としての耐熱性、対光性等の信頼性も向上し、その
実用的効果は大なるものがある。
第１図は本発明の実施例における色フィルタの基本構成
図、第２図は本発明の実施例における色フィルタの分光
特性図、第３図は従来の色フィルタの分光特性図である
。 １〜４・・・・・・第１行〜第４行。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 ほか１名！−第１行 ４− 第４行 Ｄ
図、第２図は本発明の実施例における色フィルタの分光
特性図、第３図は従来の色フィルタの分光特性図である
。 １〜４・・・・・・第１行〜第４行。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 ほか１名！−第１行 ４− 第４行 Ｄ
Claims (1)
- 第１行と第３行がマゼンタ要素と緑要素の組合せで、第
２行と第４行が黄要素とシアン要素の組合せでなる４行
を１単位として、この単位の繰り返しから構成され、前
記シアン要素が多層膜干渉フィルタでなる色分離フィル
タ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62014705A JPS63182604A (ja) | 1987-01-23 | 1987-01-23 | 色分離フイルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62014705A JPS63182604A (ja) | 1987-01-23 | 1987-01-23 | 色分離フイルタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63182604A true JPS63182604A (ja) | 1988-07-27 |
Family
ID=11868588
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62014705A Pending JPS63182604A (ja) | 1987-01-23 | 1987-01-23 | 色分離フイルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63182604A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001166291A (ja) * | 1995-07-17 | 2001-06-22 | Seiko Epson Corp | 反射型カラー液晶装置及びこれを用いた電子機器 |
| JP2001166290A (ja) * | 1995-07-17 | 2001-06-22 | Seiko Epson Corp | 反射型カラー液晶装置及びこれを用いた電子機器 |
| JP2001174800A (ja) * | 1995-07-17 | 2001-06-29 | Seiko Epson Corp | 反射型カラー液晶装置及びこれを用いた電子機器 |
| JP3575024B2 (ja) * | 1995-07-17 | 2004-10-06 | セイコーエプソン株式会社 | 反射型カラー液晶装置及びこれを用いた電子機器 |
-
1987
- 1987-01-23 JP JP62014705A patent/JPS63182604A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001166291A (ja) * | 1995-07-17 | 2001-06-22 | Seiko Epson Corp | 反射型カラー液晶装置及びこれを用いた電子機器 |
| JP2001166290A (ja) * | 1995-07-17 | 2001-06-22 | Seiko Epson Corp | 反射型カラー液晶装置及びこれを用いた電子機器 |
| JP2001174800A (ja) * | 1995-07-17 | 2001-06-29 | Seiko Epson Corp | 反射型カラー液晶装置及びこれを用いた電子機器 |
| JP3575024B2 (ja) * | 1995-07-17 | 2004-10-06 | セイコーエプソン株式会社 | 反射型カラー液晶装置及びこれを用いた電子機器 |
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