JPS63181714A - ジユ−サ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明はジューサーに係り、切削された被調理材料を回
転する搾り体の螺旋溝状の搾り部にて圧搾して液分を搾
るジューサーに関する。

（従来の技術） 従来のこの種ジューサーは、例えば特開昭５９−１９４
７１０号公報に記載されているように、フィルタを有す
るジュース導出部とかす排出部とを形成した搾りケース
に、この搾りケースの内周と対向する外周に螺旋溝状の
搾り部を形成した略円筒状の搾り体を回転自在に嵌合し
、前記搾りケースの上面開口部を覆う蓋体に前記搾り体
の」−面に設けたカッターに下面開口部を臨ませた被調
理材料投入筒部を突出し、この蓋体の投入筒部の上面開
口部から投入された被調理材料を回転されている搾り体
の上面に設けたカッターにて粉砕し、この粉砕された被
調理材料をこの搾り体の外周側に送り込み、搾りケース
の内周と対向する搾り体の外周に形成した螺旋溝状の搾
り部にて圧縮粉砕してジュース分を搾り、このジュース
分をフィルタを有するジュース導出部から導出し、ジュ
ース分を搾ったかすをかす排出部から排出するようにし
、この導出されたジュース分とかす分とを前記搾りケー
スの一側に形成したジュース受部とかす受部とにそれぞ
れ受けるようにした調理器体を構成し、この調理器体を
本体の電動機収納部の一側に着脱自在に取付ける構造が
採られていた。

（発明が解決しようとする問題点） 上記従来のジューサーでは、調理器体の絞りケース内に
回転自在に収納される絞り体に設けた回転軸部を電動機
により回転される駆動軸にカップリング結合するととも
に絞り体の位置決め軸を蓋体の軸受部に回転自在に係合
した模造のため、絞り体の回転軸を回転させる駆動軸に
は回転方向の力と軸方向の力が加わり、調理器体を本体
に強固に固定する必要があった。

本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、調理器体の
絞り体を絞りケースと蓋体および外ケースにて回転自在
に保持し、絞りケースに軸支した回転軸で絞り体を回転
させるようにし、調理器体を１箇所のみにて本体に係止
でき、調理器体を本体に取付けることにより電動機の電
源回路が形成され、安全性を高めたジューサーを提供す
るものである。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段） 本発明のジューサーは、フィルタを有するジュース導出
部とかす排出部とを形成しかつ底部に下端にカップリン
グを有する回転軸を回転自在に設けた搾りケース、この
搾りケースに回転自在に収納され前記回転軸に係脱自在
に係合して回転されかつこの搾りケースの内周面と対向
する外周面に螺旋溝状の搾り部を形成した有底円筒状の
搾り体、前記絞りケースを収納しジュース導出部から流
出されるジュース受け室を形成する外ケース、前記絞り
ケースと外ケースとの開口部を覆い被調理材料投入筒部
を設けかつ前記絞り体の位置決め軸を回転自在に軸支す
る軸受部を設けた蓋体および前記搾り体に前記蓋体の投
入筒部の下面開口部に対向して成句けられ前記投入筒部
の下側開口面との間を小間隙に保持したカッターとから
なる調理器体と、この調理器体の外ケースを着脱自在に
支持する装着部を有しかつ内蔵した電動機により回転さ
れ前記装着部に装着した調理器体の回転軸にカップリン
グ結合される駆動軸を設けた本体とを具備してなり、前
記外ケースに前記蓋体に設けた外ケース係止用突部を係
脱自在に係止する係止　５　一 部を設けるとともにと前記本体に前記蓋体に設けた一つ
の本体係止用突部を係脱自在に係止する係止部を設け、
この本体に設けた係止部にこの係止部に係止された本体
係止用突部により作動され前記電動機の電源回路を形成
するスイッチの作動部を設けたことを特徴とするもので
ある。

（作用） 本発明のジューサーは、外ケースに搾りケースを収納し
、この搾りケースの回転軸に搾り体を係合して絞りケー
スに絞り体を回転自在に収納し、次いで蓋体にて外ケー
ス、搾りケースの上面開口部を閉じて蓋体の軸受部に位
置決め軸を係合して絞り体を回転自在に支持し、この蓋
体の外ケース係止用突部を外ケースの係止部に係止して
調理器体を構成し、この調理器体の外ケースを本体の装
着部に装着して蓋体の本体係止用突部を本体の係止部に
係止すると、調理器体は本体に固定されるとともにスイ
ッチ作動部が作動され、電動機の電源回路が形成され、
この状態で前記搾り体を回転させる回転軸はカップリン
グ結合を介して電動機により回転される駆動軸に結合さ
れる。　　そして蓋体の被調理材料投入筒部の上面開口
部から被調理材料を投入し、押し棒にて被調理材料を押
し込んで回転されている搾り体に設けられたカッターに
押し付けるとカッターにて切削され、このカッターにて
切削された被調理材料は搾り体の外周側に送り出され、
搾り体の上端周縁に送り込まれた被調理材料は蓋体の内
面に沿ってこの搾り体の外周と搾りケースの内周との間
に送り込まれ、この搾り体の外周に形成されたｖＡ旋旋
状状搾り部にて被調理材料は圧縮粉砕され、被調理材料
から搾り出されたジュース分は搾りケースのジュース導
出部からフィルタにてろ過されながら外ケースに流入さ
れ、また被調理材料のかす分は搾りケースの排出部から
排出される。

（実施例） 本発明の一実施例の構造を図面について説明する。

１は搾り体で、第１図、第４図および、第８図ないし第
１１図に示すように上面を開口した有底筒状に成形され
、内炉周面および外側周面は上方に向って拡開したテー
パー状に形成され、この搾り休１の上面開口縁部には等
間隔の複数箇所に回転方向（図示の欠損ａ方向）に対し
て上縁を傾斜状に上方に向って突出した突出部２が形成
され、この突出部２の上縁は隣接する突出部２まで連続
して傾斜され、この突出部２の端部にて被調理材料導入
部３が形成され、この被調理材料導入部３の上面はこの
搾り休１の回転方向に対して凸形状の曲面部４に形成さ
れている。そしてこの搾り体１には前記被調理材料導入
部３に連続して外周面には螺旋溝状の搾り部５が形成さ
れ、この搾り部５の螺旋溝状部の内底面はこの搾り休１
の回転方向に対して凸形状の曲面部６に形成されている
。

またこの搾り体１の各被調理材料導入部３位置の下側内
周面には回転方向に対して段差部８が形成されている。

さらにこの搾り休１の被調理材料導入部３からそれぞれ
連続する螺旋溝状の搾り部５は少なくとも二回転以内の
合流点９で一つの螺旋溝状部に連続されている。そして
この螺旋溝状の搾り部５は搾り体１の外周面の下端近傍
まで形成され、この搾り部５の下端最終端部１０の下部
に複数箇所等間隔で最下端側が回転方向となるように傾
斜された溝状部１１が形成され、この溝状部１１の傾斜
は前記搾り部５の螺旋溝状部の傾斜より大きく形成され
ている。

さらにこの搾り体１の底部周縁に沿って底面内側に凹部
１２を形成する環状の突状部１３が形成され、この突状
部１３の下端部から底面に亙って等間隔に複数箇所に切
り欠き部１４が形成され、このこの各切り欠き部１４の
回転方向の下流側はこの搾り体１の半径方向の外側に向
う段状部１５に形成されている。

また前記搾り体１の内底面にはカッター取付は台部が回
転中心部Ｏから対称状に形成され、このカッター取付は
台部は回転方向に向って突弧状に膨出した略Ｓ字状に形
成され、第９図に示すようにこの取付は台部の回転方向
の側縁は凹段部１８がより低く形成されている。またこ
のカッター取付は台部の回転方向と反対側はカッター２
０の上面位置から凹段部１８に向って下側に傾斜された
傾斜面２２となっている。

前記カッター２０は第９図に示すように平板状に形成さ
れ、回転方向に向って膨出するように回転中心部から対
称形状にＳ字状に彎曲されており、このカッター２０の
刃縁２３は波刃状に形成されている。そしてこのカッタ
ー２０は前記取付は台部にビスなどにて固定される。

また前記搾り体１の内底面中心部には第１図、第４図お
よび第９図に示すように位置決め軸２５が突設され、ま
た外底面の中心部には下方に向って下面を開口した筒状
の回転軸連結部２６が形成されている。

次に２８は前記搾り体１を回転自在に収納する搾りケー
スで、第１図および第４図に示すように上面を開口した
有底の略筒状に形成され、この搾りケース２８の底部中
心部には下方に突出した凹部２９が形成され、この凹部
２９の中心部には軸受３０を介して回転軸３１が回転自
在に軸支され、この回転軸３１の上端には前記搾り体１
の回転軸連結部２６に回転方向に連結されるように嵌合
されて搾り体１を回転させる回転伝達子３２が設けられ
、この回転軸３１の下端にカップリング部３３が設けら
れている。

またこの搾りケース２８の内底面には前記凹部２９の周
囲に環状の突部３４が形成され、この突部３４の上縁と
この搾りケース２８に嵌合された搾り休１の外底面の凹
部１２どの間には所定の間隙ｇ１が形成されるようにな
っている。またこの搾りケース２８の内底面に形成した
環状の突部３４の外側にこの突部３４との間に環状のか
す止め室３５を形成するように離間してこの搾りケース
２８に嵌合した前記搾り体１の環状の突状部１３が位置
され、この突状部１３の下縁と搾りケース２８の内底面
との間にはかす止め室３５の高さより低い所定の間隙ｑ
２が保持されるようになっており、この突状部１３の下
縁と搾りケース２８の内底面との間の間隙ｇ２を通過し
たかす分はかす止め室３５にて圧力が低下し、かす分が
凹部２９側に流入されないようになっている。

またこの搾りケース２８の内周面はこの搾りケース２８
に嵌合された搾り体１の外周面に沿って上　１１一 方に拡開するテーパー状に形成され、この搾りケース２
８はこの搾りケース２８に嵌合された搾り休１の突出部
２にて形成された被調理材料導入部３が搾りケース２８
の上面開口から上方に突出される高さに形成され、この
搾り休１の搾り部５とこの搾り部５に対向する搾りケー
ス２８の内周面との間には小間隙の搾り室３６が形成さ
れるようになっている。

さらにこの搾りケース２８の周面には内外面に貫通した
ジュース導出部３７とかず排出部３８が形成されている
。このジュース導出部３７の開口面の下端は搾りケース
２８の内底面と同一面に形成され、このジュース導出部
３７にはパンチングメタルなどのフィルタ３９が搾りケ
ース２８の内周面と略同−面となるように嵌合固定され
、このフィルタ３９の有効開孔部が搾りケース２８の内
底面と略同−面となっている。そしてこのジュース導出
部３７の下端部はフィルタ３９の外側が下方に傾斜状ま
たは段状に拡げた拡開縁４０となっている。

また前記搾りケース２８のかす排出部３８はこのかす排
出部３８の上縁部がこの搾りケース２８に嵌合された搾
り体１の螺旋渦状の搾り部５の下側最終端部１０より上
方になり、このかす排出部３８の下縁部は搾りケース２
８に嵌合された搾り体１の螺旋溝状の搾り部５の下側最
終端部１０より下方になる位置に形成され、第１２図な
いし第１４図に示すようにこのかす排出部３８の下縁に
は搾りケース２８の下側に開放した切り欠き部４１が形
成されている。そしてこの搾りケース２８の外周面には
かす排出部３８の上縁部に位置して突出部４２が形成さ
れ、この突出部４２には前記かす排出部３８の開口面積
を調整する板状の合成ゴムなどにて成形されたかず排出
弁４３の上端部がビス４４などにて固着され、このかす
排出弁４３は薄肉ヒンジ部などのヒンジ部４５にて外方
に開くようになっており、さらにこのかす排出弁４３の
外面には上端部に形成したばね保持部４６に一端部のコ
イル状部４７を収納したばね４８が当接されており、こ
のばね４８の付勢力でかす排出弁４３はかず排出部３８
を閉じる方向に付勢され、搾りケース２８から排出され
るかすの圧力によりかす排出弁４３が開くようになって
いる。

また前記搾りケース２８の外周面にはかす排出部３８の
周囲に下側を除いて略逆Ｕ字状に立ち上がり突壁部４９
が一体に形成され、この立ち上がり突壁部４９の両側面
部４９ａと前記かす排出弁４３の両側縁との間に間隙ｇ
３が形成されている。

次に５１は蓋体で、第１図ないし第４図に示すように前
記搾り体１および搾りケース２８の上面開口部を覆う蓋
部材５１ａとこの蓋部材５１ａの内面に取付けられ前記
搾り体１に嵌挿される投入筒部材５１ｂとにて構成され
、この両部材５１ａ　、　５１ｂにて構成された蓋体５
１の内面には前記搾り体１内に配設される被調理材料投
入筒部５２が内方に突出され、この投入筒部５２には搾
り休１の回転中心より側方に偏位した位置に上面から下
面に貫通した被調理材料投入孔５３が貫通形成され、こ
の投入孔５３の下面開口部は、前記搾り体１の内底面に
取付けられたカッター２０に対向されている。そしてこ
の投入筒部５２はその外周面が前記搾り体１の内周面と
の間に被調理材料を送り出す間隙を保持して嵌挿される
ように上方に向って拡開したテーパー状の外周面を有す
る略筒状に形成され、この投入筒部５２の外周面と前記
搾り体１の外周面との間の間隙ｇ４は、下端近傍部が最
も狭く上方に向って順次拡開されて上端部が最も広い間
隙となっており、ざらにこの投入筒部５２と搾り休１と
の下端近傍部の最も狭い間隙部分５４より下側の最下端
部の間隙ｇ５は、この投入筒部５２の下端部の外径を傾
斜面または段状面によって小さくして最も狭い間隙部分
５４より広く形成されている。またこの蓋体５１の外周
面にはリブ５６が軸方向に形成されている。このリブ５
６は前記投入筒部５２と絞り休１との間の最も狭い間隙
部分５４の位置より上側に形成され、このリブ５６は最
も狭い間隙部分５４の位置より下側には形成されていな
い。

さらに前記蓋体５１の投入筒部５２の外底面の中心部に
は、前記搾り休１の内底部から突出されている位置決め
軸２５を回転自在に嵌合してこの搾り体１を位置決め保
持し前記搾り休１の内周面と投入筒部５２の外周面との
間隙を保持する軸受部６０にて形成した保持部６１が開
口されている。

また前記蓋体５１の周縁部は前記搾り休１の突出部２の
曲面に沿って彎曲され、この突出部２との間は狭い間隙
を形成している。さらにこの蓋体５１の周側面部６２の
内面には第１図および第４図に示すように前記搾りケー
ス２８の上面開口縁部の外周に嵌合する環状のインロ一
部６３が形成され、このインロ一部６３の上端部に前記
搾りケース２８の上面開口縁部の上面に当接する突き当
て部６４が環状に突出形成され、さらにこの蓋体５１の
周側面部６２の外側下縁には突き当て部６４ａを介して
嵌合縁６５が形成されている。

さらにこの蓋体５１の周側面部６２の外側には、第１図
ないし第３図、第５図および第６図に示すように複数箇
所に外ケース係止用突部６６と−っの本体係止用突部６
７とが形成されている。

また前記蓋体５１の投入孔５３には被調理材料を押し込
む押し棒６８が挿脱自在に嵌挿されている。

次に７０は前記搾りケース２８を嵌合する外ケースで、
第１図ないし第３図、および第５図に示すようにこの外
ケース７０に嵌合した搾りケース２８のジュース導出８
Ｂ３７から流出したジュース分を受けるジュース受け室
７１を形成する。この外ケース７０は上面を開口した偏
平状の有底略筒状に形成され、底部中央部には前記搾り
ケース２８の凹部２９による突部２９ａを嵌合する下面
に開口した筒状部７２が形成され、この筒状部７２の横
断面は第１５図に示すように少なくとも一面を弧状面７
２ａとするとともに他の面を平坦面７２ｂとした略正方
形状に形成され、この筒状部７２の上面開口部の周囲に
位置して前記搾りケース２８の外底面の凹部２９の周囲
に係合されジュース分の流出を阻止する環状のリブ１３
が形成され、この環状リブ１３の外側に位置して底部に
ジュース導出ロア１ａが形成されている。

またこの外ケース１０は第５図に示すように前記ジュー
ス受け室７１の前記搾りケース２８のかす排出部３８に
対向する位置に前記かす排出弁４３の両側と立ち上がり
突壁ｉ！！１１４９の両側面ｉ！ｌ　４９ａとの間の間
隙ｇ３に挿入されかす排出路７４を形成する突壁部７５
が設けられ、この両側の突壁部７５の下部に前記搾リケ
ース２８の下側に開放した切り欠き部４１に嵌合される
ように搾りケース２８の底部の外径より内側に突出する
長さを有し外ケース７ｏと搾りケース２８の位置合ぜが
できかつかす排出路１４の底部を形成する立ち上がり底
壁部７６が形成されている。さらにこの外ケース７０の
両突壁部７５の間に外側に膨出し下方に開口したかず排
出ロアロａが形成されている。

また前記外ケース７０には前記蓋体５１の複数箇所に形
成した外ケース係止用突部６６をそれぞれ係止する係止
溝７７ａを有する係止部７７が設けられ、この外ケース
１０の開口縁に嵌合縁６５を嵌合した状態で蓋体５１を
回動させることにより外ケース係止用突部６６がそれぞ
れ係止部７１の係止溝７７ａに係止され、蓋体５１と外
ケース７ｏとが搾りケース２８を挟着して結合され、搾
りケース２８は外ケース７ｏと蓋体５１とにて挟着され
、搾り体１は搾りケース２８と蓋体５１の投入筒部５２
とにて回転自在に保持され、この搾り体１、搾りケース
２８、蓋体５１および外ケース７０にてジューサー調理
器体７８が構成される。

この調理器体７８を取付けるジユーザ一本体７９は第１
図ないし第４図および第６図に示すように一側の調理器
体装着部には前記外ケース７０の下側筒状部７２の下端
開口部を嵌合する台部８０が形成され、この台部８０の
嵌合段部８１は前記外ケース７０の下側筒状部７２の横
断面形状に合Ｕた形状となっており、この嵌合段部８１
と筒状部７２との嵌合で外ケース７０は本体７９に向き
を合せて取付けられる。そしてこの台部８０の上面には
前記外ケース７０の筒状部７２に挿入されるカップリン
グ部８２が配設され、このカップリング部８２は前記回
転軸３１の下端に設けられたカップリング部３３に係脱
自在に係合される。そしてこのカップリング部８２は台
部８０の内側に回転自在に軸架した駆動軸８３の上端に
取付けられ、この駆動軸８３は本体７９の電動機収納部
８４内に設けた電動機８５に減速機構を介して連動回転
される。またこの本体７９には前記台部８０に隣接して
前記外ケース７０の底面を支持する支柱８６が形成され
、この支柱８６と前記台部８０との前後にジュース容器
８７とかす容器８８との載置部８９．９０とが形成され
、−１９°　− このジュース容器８７とかす容器８８とにて前記支柱８
６と台部８０を挟んで本体７９に載置される。この支柱
８６の前記外ケース７０の筒状部７２の平面部と対向し
て位置決めする平面部が形成されている。また、このか
す容器８８は台部８０の弧状面に係合する曲面が形成さ
れている。そしてこの本体７９の載置部８９に載置され
たジュース容器８７の上面開口部は前記外ケース７０の
ジュース導出ロア１ａの下方に極小間隙をもって位置さ
れ、載置部９０に載置されたかず容器８８の上面開口部
は前記外ケース７０のかす排出口部７４ａの下方に極小
間隙をもって位置される。

また前記本体７９の前記載置部８９．９０に隣接して形
成した電動機収納部８４の上面には、第７図に示すよう
に前記蓋体５１に形成した本体係止用突部６７を係止す
る係止溝９１ａを形成した係止部９１が突設され、この
係止部９１の係止溝９１ａにばこの係止部９１内を上下
可動自在に嵌挿されたスイッチ作動部９２の被作動部９
２ａが臨ませられ、このスイッチ作動部９２の上端被作
動部９２ａはスプリング９３にて係止溝９１ａに突出す
る方向に付勢され、ざらにこのスイッチ作動部９２の上
端被作動部９２ａは蓋体５１の本体係止用突部６７が係
止溝９１ａを摺動回動することにより下方に押圧される
ように傾斜面に形成されている。そしてこの作動部９２
の下降によりその下端にてスイッチ−９４の弾性接片９
５が押圧されて固定接片９６に接触され、このスイッチ
９４が開成し、前記電動機８５の電源回路を閉成するよ
うになっている。

そしてジューサー調理器体７８は蓋体５１の本体係止用
突部６７が係止部９１の係止溝９１ａに係合することに
より本体７９に結合される。

次にこの実施例の作用を説明する。

外ケース７０に搾りケース２８を嵌合し、この搾りケー
ス２８に搾り休１を嵌合し、この状態で蓋体５１を被覆
し、蓋体５１のインロ一部６３を絞りケース２８の上面
開口縁部の外側に嵌合して突き当て部６４を開口縁部の
上面に係合するとともに蓋体５１の嵌合縁６５を外ケー
ス７０の上面間口縁部に嵌合して突き当て段部６５ａを
開口縁部の上面に当接し、この蓋体５１の外ケース係止
用突部６６をそれぞれ係止部７１の係止溝７７ａに外ケ
ース７０の開口縁に嵌合縁６５を嵌合した状態で蓋体５
１を回動させることにより係止し、蓋体５１と外ケース
７０とが搾りケース２８を挟着して結合され、搾りケー
ス２８は外ケース７０と蓋体５１とにて挟着され、搾り
休１の回転軸連結部２６が搾りケース２８に軸支した回
転軸３１０回転伝達子３２が係合されるとともに、蓋体
５１の投入筒部５２に設けた軸受部６０に絞り休１の位
置決め軸２５が回転自在に係合されて絞り休１は回転自
在に保持され、この搾り体１、搾りケース２８、蓋体５
１および外ケース７０にてジューサー調理器体７８が構
成される。この調理器体７８を本体７９に外ケース７０
の筒状部７２を台部８０の嵌合段部８１に嵌合支持する
。この時外ケース７０の筒状部７２は支柱８６の平面部
にて位置決めされるとともに外ケース７０は支柱８６に
支持される。そしてジューサー調理器体７８は蓋体５１
の本体係止用突部６７を係止部９１の係止溝９１ａに係
合することにより本体７９に結合される。この状態で搾
り体１の回転軸連結部２６に回転伝達子３２を介して連
結した回転軸３１がカップリング部３３．８２の係合を
介して駆動軸８３に連結されるとともに蓋体５１に形成
した本体係止用突部６７を係止部９１の係止溝９１ａに
係止すると、スイッチ作動部９２の被作動部９２ａが押
圧され、電動機８５と直列に接続したスイッチ９４が閉
成されＮ源回路が開成される。次いで本体７９の支柱８
６と前記台部８０との前後の載置部８９゜９０にジュー
ス容器８７とかす容器８８とを前記支柱８６と台部８０
を挟んで載置する。この状態でジュース容器８７の上面
開口部は前記外ケース７０のジュース導出ロア１ａの下
方に極小間隙をもって位置され、かす容器８８の上面開
口部は前記外ケース７０のかず排出ロア４ａの下方に極
小間隙をもって位置される。

そして本体７９の先端スイッチ操作釦９γを選択操作す
ると、電動機８５は駆動し、搾り休１は回転される。こ
の状態で、蓋体５１の投入孔５３から被調理材料を投入
し、押し棒６８にて押圧すると、被調理材料は搾りケー
ス２８の内底部のカッター２０にて切削される。そして
切削された切削片は搾り体１の回転遠心力で外側に送り
出される。このようにして投入筒部５２の底部位置より
外側に送り出された被調理材料の切削片は投入筒部５２
の外周面と搾り体１の内周面との間の間隙に送り出され
る。そして投入筒部５２の外周面にはリブ５６が形成さ
れているため、被調理材料の切削片は搾り体１の回転に
伴う回転を抑制され、さらに投入筒部５２と搾り体１と
の間の間隙は上方が大きくなるように拡開されているた
め、被調理材料の切削片は抵抗が少なく上昇される。そ
して搾り体１の上端まで送り込まれた切削片は搾り体１
の最も高い位置で蓋体５１の内面との小間隙で対向して
いる突出部２から低い位置の被調理材料導入部３に導か
れ、搾り部ケース２８の内周面と外周の螺旋溝状の搾り
部５との間に搾り体１の回転遠心力で送り込まれる。こ
の搾り部５に送り込まれた切削片は搾りケース２８の内
周面との間の間隙で粉砕圧縮されながら下降し、搾られ
たジュース分は搾りケース２８のジュース導出部３７か
らフィルタ３９にてろ過されて外ケース７０のジュース
受け室７１に流出される。そして搾りケース２８のジュ
ース導出部３７のフィルタ３９の有効開孔部が搾りケー
ス２８の内底面と略同−面となっているため、搾られた
ジュース分は搾り体１の内側に滞留されることなく流出
される。そしてジュース受け室７１に流出したジュース
分はジュース導出ロア１ａからジュース容器８γ内に流
下される。

そして搾り体１の螺旋溝状の搾り部５の下側終端部１０
は搾り休１の下端までなく、この搾り部５の最終端部１
０を含む位置に搾りケース２８のかす排出部３８が位置
されており、さらに搾り休１の搾り部５の下部に形成し
た溝状部１１は搾り体１の回転に対して先行する傾斜と
なっているため、かす排出弁４３を開いて被調理材料の
かす分はかす排出部３８から排出され、搾り室３６のか
す分は搾り部５によってほとんどかす排出部３８から排
出され、滞留したかす分が搾り部５より下方に移動する
と、溝状部１１に入り込み、搾り体１の回転により溝状
部１１がかす排出部３８の位置に至ると、溝状部１１に
入り込んだかす分は脹らみ、かす排出部３８に押し出さ
れでかす排出路７４に送り出される。そしてこの搾り体
１の溝状部１１に入り込むかす分は搾り体１の回転方向
に対して下側先端部が押されかす分が入り難（なってい
る。さらに搾り体１の底面には突状部１３に切り欠き部
１４が形成され、かすがす分が搾り体１の底面側への入
り込みが抑制される。

さらに突状部１３の下縁と搾りケース２８の底面との間
にはかす止め室３５の高さより低い間隙ｇ２によりこの
間隙ｇ２を通過したかす分はかす止め室３５にて圧力が
低下され、かす分は回転部分が配置されている凹部２９
に入り込むことがない。そしてかす排出路７４に排出さ
れたかす分は落下しでかす容器８８に収納される。

〔発明の効果〕

本発明によれば、絞り体を外ケース、搾りケース、およ
び蓋体にて回転自在に保持して調理器体が構成され、ま
た搾り体は較りケースに支持した回転軸によって回転さ
れ、この回転軸をカップリング結合する電動機に連動し
た駆動軸には回転方向の力のみが作用することにより、
調Ｊ！Ｊ！器体は本体に１個所のみで支持でき、調理器
体を本体に係止することにより電動機の電源回路が形成
されて調理加工が可能となり、安全性が高められるもの
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のジューサーの縦断正面図、第２図は同
上斜視図、第３図は同上一部を切り欠いた平面図、第４
図は同上縦断側面図、第５図は同上外ケースの一部の斜
視図、第６図は同上ジューサ一本体の一部の平面図、第
７図は同上スイッチ機構部の縦断面図、第８図は同上絞
り体の正面図、第９図は同上平面図、第１０図は同上背
面図、第１１図は同上底面図、第１２図は同上搾りケー
スの一部の斜視図、第１３図は同上かす排出部の縦断面
図、第１４図は同上横断底面図、第１５図は同上外ケー
スの平面図である。 １・・搾り体、５・・搾り部、２０・・カッター、２５
・・位置決め軸、２８・・搾りケース、３１・・回転軸
、３３．８２・・カップリング部、３７・・ジュース導
出部、３８・・かす排出部、３９・・フィルタ、５１・
・蓋体、５２・・投入筒部、６０・・軸受部、６６・・
外ケース係止用突部、６７・・本体係止用突部、７０・
・外ケース、７１・・ジュース受け室、７２・・筒状部
、７８・・調理器体、７７、９１・・係山部、７９・・
本体、８３・・駆動軸、８５・・電動機、９２・・スイ
ッチ作動部、９４・・スイッチ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）フィルタを有するジュース導出部とかす排出部と
   を形成しかつ底部に下端にカップリングを有する回転軸
   を回転自在に設けた搾りケース、この搾りケースに回転
   自在に収納され前記回転軸に係脱自在に係合して回転さ
   れかつこの搾りケースの内周面と対向する外周面に螺旋
   溝状の搾り部を形成した有底円筒状の搾り体、前記絞り
   ケースを収納しジュース導出部から流出されるジュース
   受け室を形成する外ケース、前記絞りケースと外ケース
   との開口部を覆い被調理材料投入筒部を設けかつ前記絞
   り体の位置決め軸を回転自在に軸支する軸受部を設けた
   蓋体および前記搾り体に前記蓋体の投入筒部の下面開口
   部に対向して取付けられ前記投入筒部の下側開口面との
   間を小間隙に保持したカッターとからなる調理器体と、
   この調理器体の外ケースを着脱自在に支持する装着部を
   有しかつ内蔵した電動機により回転され前記装着部に装
   着した調理器体の回転軸にカップリング結合される駆動
   軸を設けた本体とを具備し、 前記外ケースに前記蓋体に設けた外ケース係止用突部を
   係脱自在に係止する係止部を設けるとともにと前記本体
   に前記蓋体に設けた一つの本体係止用突部を係脱自在に
   係止する係止部を設け、この本体に設けた係止部にこの
   係止部に係止された本体係止用突部により作動され前記
   電動機の電源回路を形成するスイッチの作動部を設けた
   ことを特徴とするジューサー。