JPS63180575A - 走行体の風圧抵抗吸収装置 - Google Patents

走行体の風圧抵抗吸収装置

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JPS63180575A
JPS63180575A JP1350287A JP1350287A JPS63180575A JP S63180575 A JPS63180575 A JP S63180575A JP 1350287 A JP1350287 A JP 1350287A JP 1350287 A JP1350287 A JP 1350287A JP S63180575 A JPS63180575 A JP S63180575A
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JP
Japan
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vehicle body
wind pressure
wind
pressure resistance
center
Prior art date
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Pending
Application number
JP1350287A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Tokuyama
徳山 進一
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NEW MEKANITSUKUSU KK
Original Assignee
NEW MEKANITSUKUSU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、高速走行するトラックやバス等における風圧
抵抗を低減するための走行体の風圧抵抗吸収装置に関す
るものである6 従来の技術 従来、トラックやバス等の走行体における走行時の風圧
抵抗は走行速度が増すにつれて増大し、この風圧抵抗の
増大は、燃料消費量の増大を招いている。
発明が解決しようとする問題点 トラックやバス等の走行体が高速走行する際においてこ
れらの走行体に作用する風圧抵抗としては、第7図及び
第8図に示すようにトラック1の車体正面に作用する衝
突風圧Pと、車体の上面と下面及び左右両側面沿いに吹
き抜けた風が車体後方において渦流を生じた際に生ずる
車体を後方に引っ張る減圧抵抗P′とがある。
ここで、減圧抵抗はP′は衝突風圧Pに比べてはるかに
大きく、その値は数倍に達している。したがって、風圧
抵抗を低減して燃料消費量の無駄を省くためには、減圧
抵抗P′を消滅させ又は低減する必要がある。そして、
減圧抵抗P′を消滅させるためには車体後方における渦
流の発生を防止しなければならない。
車体後方における渦流の発生を防止するためには、車体
後部に後方に向けて先細りとなった流線形の尾部を取付
けることも一つの手段として考えられが、この場合には
、トラック1の全長が法規で定められた長さをオーバー
してしまう、また、流線形の尾部を取付けた後の全長を
法規で定められた範囲内に収めようとすれば、貨物の積
載スペースが大幅に低減されてしまう。
問題点を解決するための手段 走行体の車体後部にこの走行体の後部端縁との間に所定
幅の隙間を有し、かつ、車体後方に向かうにつれて車体
の中心方向に向けて傾斜する空気整流体を取付ける。
作用 走行体の車体に沿って吹き抜ける風のうち走行体の後部
端縁と空気整流体との隙間を通って車体後方に至った風
は渦流を生ずることなく車体後方に吹き抜け、しかも、
後部端縁と空気整流体との隙間を通らなかった風により
車体後方に生じた渦流を吹きとばし、渦流の発生を防止
して減圧抵抗を消滅させる。
実施例 本発明の第一の実施例を第1図ないし第5図に基づいて
説明する。走行体であるトラック1の車体後部の両側に
は上下一対の噛み込み型保持金具′2が固定されている
。そして、前記保持金具2により上下両端を締付固定さ
れた板状の空気整流体3が取付けられ、これらの空気整
流体3の車体への取付けは車体後部の側方端縁との間に
所定幅の隙間をもって行なわれている。さらに、前記空
気整流体3は車体後方に向かうにつれて車体の中心方向
に傾斜して取付けられており、空気整流体3の先端部は
車体幅より外側に突出している。
このような構成において、車体の左右両側面に沿って吹
き抜けた風は空気整流体3により進行方向を車体の中心
方向後方向きに変えられる。このため、この風は車体後
方に渦流を生ずることなく車体後方に吹き抜ける。さら
に、空気整流体3によって整流された風は、車体の上面
や下面に沿って吹き抜けてきた風により車体後方に生じ
た渦流を吹きとばす。
したがって、車体後方における渦流の発生が防止され、
渦流による減圧抵抗が消滅する。このため、トラック1
に作用する風圧抵抗が大幅に低減され、燃料消費量が大
幅に低減される。
二こで、空気整流体3による車体後方における渦流の発
生を防止する原理を航空機の主翼を例にとり説明する。
第4図に示すように、着陸姿勢に入った航空機の主翼4
が前止がりの状態になって大きな角度αで進入してくる
と、主翼4の上面に渦流が発生して揚力不足となり、航
空機は失速状態となる。このとき、第5図に示すように
、主翼4の前縁に取付けられている可動式のスロット5
を主翼4から離反させて主翼4との間に一定の隙間をあ
ける。これにより、スロット5と主翼4との間を風が吹
き抜けることによって主翼4上面の渦流が消滅し、航空
機は十分な揚力が得られて失速が防止される。これが、
スロット5の渦流発生防止の効果であり、ここで、トラ
ック1の車体を主翼4とみなし、空気整流体3をスロッ
ト5とみなすことができ、スロット5と同様の働きをす
る空気整流体3によりトラック1の車体後方における渦
流の発生が防止される。
つぎに、空気整流体3を用いることによって減圧抵抗を
除去した場合における経済的メリットについて説明する
。まず、トラックにおいては、第7図に示すように前方
運転台屋根とボデー屋根との間には段差があり、この段
差に突き当る風圧を除去するために湾曲した風圧カバー
6を取付けることが広く行なわれてい゛る。そして、こ
の風圧カバー6の取付けによって約10%の燃料節約に
なることが報告されている。このように、衝突風圧の一
部を除去することによって約10%の燃料節約になると
いうことから、衝突風圧に比べてはるかに大きく強力な
減圧抵抗を消滅させることにより、10%以上の燃料節
約を確実に行なえる。しかし、誇大データによる誤りを
犯すことに注意し、空気整流体3を取付けることにより
10%の燃料節約が可能であるとのもとに燃料節約に基
づく経済的メリットを試算すれば以下のごとくなる。
oトラックの燃料IQ当りの走行距離 10km、II
O燃料IQ当りの単価 約¥100/ QO東京〜大阪
(約700k m )を月15往復した場合の年間走行
距離 700X2X15X12=252.OOOkm○
年間の燃料費 252,000/10 X 100= 
¥ 2,520,000010%の燃料費節約→年間節
約類 ¥252,000したがって、空気整流体3の取
付費用は、半年から1年で償却できる。
なお、現在燃料として用いられているガソリンはIQに
つき100円を切って低価となっているが、燃料費の節
約は常についてまわる不変のテーマであり、この燃料が
電気や水素あるいはアルコール等に変わった場合でも空
気整流体3を用いることによる燃料消費量の低減は非常
に有効なものとなる。
また、空気整流体3の車体への取付けは車体後部に固定
した保持金具2を介して行なわれており、その構造が簡
単である。このため、トラック1の大幅な設計変更をす
ることなく取付けを行なえ、また、すでに稼働中のトラ
ック1への取付けも簡単に行なえる。
なお、本実施例においては、空気整流体3を走行体であ
るトラック1に取付けたものについて説明したが、トラ
ック1のほかバスや乗用車等に取付けた場合においても
車体後方における渦流の発生が防止され、渦流による減
圧抵抗が消滅して燃料消費量が低減される。
ついで1本発明の第二の実施例を第6図に基づいて説明
する。本実施例は、空気整流体3を車体後部の上下に設
けたものである。空気整流体3の車体への取付は、第1
図ないし第3図において説明したものと同様の保持金具
2を車体後部の上部と下部とに左右一対ずつ固定し、こ
れらの保持金具2により空気整流体3の両端を締付は固
定することによって行なわれている。なお、空気整流体
3の取付けは、車体後部の上方端縁又は下方端縁との間
に所定幅の隙間をもって行なわれ、さらに、車体後方に
向かうにつれて車体の中心方向に傾斜して行なわれてお
り、空気整流体3の先端部は車体の上面及び下面から外
側に突出している。これにより、車体の上面と下面とに
沿って吹き抜けた風が車体後方に渦流を発生することな
く車体後方に吹き抜け、しかも、車体の両側に沿って吹
き抜けた風により車体後方に発生した渦流を吹きとばす
。したがって、渦流による減圧抵抗が消滅し、燃料消費
量が低減される。
発明の効果 本発明は、上述のように構成したので、空気整流体によ
って車体後方における渦流の発生を防止することができ
、これによって渦流による減圧抵抗を消滅させることが
でき、渦流による減圧抵抗の消滅に伴う風圧抵抗の低減
によって燃料消費量を低減することができる等の効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一の実施例を示す平面図、第2図は
その側面図、第3図はその背面図、第4図及び第5図は
空気整流体による渦流の発生防止の原理を示す説明図、
第6図は本発明の第二の実施例を示す側面図、第7図は
従来例を示す側面図。 第8図はその平面図、第9図は風圧カバーを取付けた従
来例を示す側面図である。 1・・・トラック(走行体)、3・・・空気整流体J5
,3国 、:$、5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 高速走行する走行体の車体後部にこの走行体の後部端縁
    との間に所定幅の隙間を有するとともに車体後方に向か
    うにつれて車体の中心方向に向けて傾斜した空気整流体
    を取付けたことを特徴とする走行体の風圧抵抗吸収装置
JP1350287A 1987-01-23 1987-01-23 走行体の風圧抵抗吸収装置 Pending JPS63180575A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1350287A JPS63180575A (ja) 1987-01-23 1987-01-23 走行体の風圧抵抗吸収装置

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JP1350287A JPS63180575A (ja) 1987-01-23 1987-01-23 走行体の風圧抵抗吸収装置

Publications (1)

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JPS63180575A true JPS63180575A (ja) 1988-07-25

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ID=11834899

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JP1350287A Pending JPS63180575A (ja) 1987-01-23 1987-01-23 走行体の風圧抵抗吸収装置

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