JPS63180558A

JPS63180558A - 移動台車設備

Info

Publication number: JPS63180558A
Application number: JP1237587A
Authority: JP
Inventors: 海野　治雄; 岡坂　建一; 桐生　隆久
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1987-01-23
Filing date: 1987-01-23
Publication date: 1988-07-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔−産業上の利用分野〕本発明は、移動台車設備に係り、特に台車上に取扱物を
積荷して走行する移動台車設備に関するものである。

〔従来の技術〕

台車上に取扱物を積荷して走行する移動台車設備として
は、床面に設置された走行レールと、該走行レール上に
移動可能に設けられた台車と、走行レールに並設された
回転軸と、該回転軸との圧接角度を可変に台車に設けら
れた駆動車輪とを具備し、回転軸の回転力をネジの理論
により駆動車輪を介して台車の推進力に変換して該推進
力により台車を走行レール上で走行させるようにしたも
のが知られている。

なお、この種の＊Ｉｉ！として関連するものには、例え
ば、実公昭５８−３５５６９号等が挙げられる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術では、駆動車輪の圧接角度は、台車が走行
を停止している圧接角度から台車の走行速度が最高速度
となる圧接角度へ、また、該圧接角度から台車の走行を
停止させる圧接角度へと一律に変化させられる。

従って、積荷有無によらず台車は、常に最高速度で走行
させられるため、積荷時においては、荷崩れが発生する
といった不都合を生じる。このようなことは、取扱物の
荷姿が高い場合や、台車が曲線走行させられる場合に増
幅される。

本発明の目的は、積荷時の台車の最高走行速度を無積荷
時のそれよりも遅い速度に制限、保持することで、荷萌
れの発生を防止できる移動台車設備を提供することにあ
る。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、移動台車設備を、走行レールと、−猛打レ
ール上に移動可能に設けられた台車と、前記走行レール
に並設された回転軸と、該回転軸との圧接角度を可変に
前記台車に設けられた駆動車輪と、前記台車の無積荷走
行における前記駆動車輪の前記圧接角度と前記台車の走
行を停止させる前記駆動車輪の前記圧接角度との間に前
記台車の積荷走行における前記駆動車輪の前記圧接角度
を制限、保持する手段とを具備したものとすることによ
り、達成される。

〔作　　用〕

回転軸の回転力はネジの理論により駆動車輪を介して台
車の推進力に変換され、該推進力により台車はレール上
を走行させられる。無積荷の場合、駆動車輪の圧接角度
は、停止時の圧接角度（回転軸の軸心に対して駆動車輪
の成す角度が９０度）から最高速度が得られる圧接角度
（回転軸の軸心奢二対して駆動車輪の成す角度が４５度
）に変化させられ、また、該圧接角度から９０度へ変化
させられて走行を停止される。一方、積荷の場合、駆動
車輪の圧接角度は、圧接角度制限、保持手段により９０
度から９０度と４５度との間の圧接角度）こ変化させら
れ、また、該圧接角度から９０度へ変化させられて走行
を停止される。

即ち、圧接角度制限、保持手段は、無積荷の場合は機能
せず、積荷の場合に機能し、これにより、積荷の場合の
台車の最高走行速度は、無積荷の場合の台車のそれより
も遅い走行速度に制限され走行中に保持される。

〔実　施　例〕

以下、本発明の一実施例を第１図、第２（８）により説
明する。

第１因、第２図で、床面には、この場合、２本の走行レ
ール１０が、所定間隔を有し設置されている。走行レー
ル１０は、床面に無端に設置されていても、また、走行
始端と走行終端とを異ならせて設置されていてもどちら
でも良い。回転軸印は、この場合、走行レール１０間で
走行レール１０に値設されている。回転軸（９）は、駆
動装Ｍ（図示省略）により軸心な回転中心として回転駆
動される。台車（資）は平面形状が、この場合、矩形で
あり、その底部四隅には走行ホイル支持枠ｍが設けられ
ている。、虎ジイル支持枠ｎには、走行ホイル！が回動
自′在に設けられている。台車間は、走行ホイル３２、
走行ホイル支持枠３１を介して走行レール１０に移動可
能に載置されている。この場合、走行ホイルｎの一方の
側の２個が走行レール１０の一方に接し、走行ホイル諺
の他方の側の２個が走行レール１０の他方に接している
。駆動車輪切は、台車諺の走行レールｌＯへの載置時に
回転軸Ｉと対応する位置で台車間の底部に設けられてい
る。台車間が走行レール１０に載置された状態で、駆動
車輪切は回転軸ｍの回転力により回転可能になっている
。つまり、駆動車輪４０は、所定の加圧力で回転軸頭に
圧縮されている。この加圧力は、台車（至）の自重によ
って生じさせるようにしても良いし、また、加圧力付加
手段、例えば、油圧により加圧力を付加させる手段を別
設置して、これにより加圧力を生じさせるようにしても
良い。また、無積荷の場合、駆動車輪切は圧接角度θを
、この場合、９０度から４５度へ、４５度から９０度へ
変化させられる。

つまり、駆動車輪切が回動自在に設けられ走行レール面
と略平行面内で部分回動可能に台車間の底部に設けられ
た駆動車輪支持枠４１には、該駆動車輪支持枠４１を走
行レール面と略平行面内で部分回動、即ち、駆動車輪切
の圧接角度に対応した範囲内で回動させるための駆動ホ
イル取付レバー収が設けられている。レバー社の回動端
は、走行終始端に設けられ走行レール面と略垂直面で、
かつ、テーパ面を有するガイド部材（図示省略）に当接
させられている。台車間の走行開始時または走行停止時
にレバー４２の回動端はガイド部材のテーパ面を摺動さ
せられ、これによりレバーＣは、走行レール面と略平行
明内で部分回動させられる。これにより、駆動車輪切の
圧接角度θは、９０度から４５度へ、また、４５度から
９０度へ変化させられる。圧接角度制限、保持手段間は
、この場合、ストッパ５１とレバー５２とリンク機構部
と復帰用バネｕ等で構成されている。レバー５２は、台
車（９）に設けられたブラケット団に、その一端部を台
車刃の積荷面よりｌだけ突出可能に部分回動自在に設け
られている。リンク取付部間は、台車刃に設けられてい
る。平行リンク５７はその途中をリンク取付部間に部分
回動自在に設けられている。レバー５２の他端部と平行
リンク５７の一端部は連結バー困を介して連結されてい
る。平行リンク５７の他端部には、垂直リンク９の上端
部が設けられている。

平行リンクωは平行リンク５７の下方位置にあり。

その一端部はリンク取付部間に部分回動自在に設けられ
ており、また、その他端部は、垂直リンク９の下端部に
部分回動自在に設けられている。ストッパ５１は、垂直
リンク９の下端に設けられている。復帰用バネ９は、台
車刃とレバー５２との間に張設されている。

第１図で、停止している台車父上に取扱物７０が積荷さ
れた場合、復帰用バネ８のバネ力により台車刃の積荷面
よりｌだけ突出させられていたレバー４２の一端部は、
取扱物７０の自重により押下げられる。これにより平行
リンク５７は、リンク取付部間での取付箇所を中心とし
て、この場合１時計回り方向に部分回転させられる。こ
れにより、垂直リンク器は下降させられ、これと共にス
トッパ５１も下降させられる。この状態で、駆動装置に
より、゛回転軸（９）は反時計回り方向（第２図の矢印
イ方向）に回転させられ、台車刃の走行（第２図の矢印
口方向）が開始される。このとき、レバーＣの回動端は
ガイド部材のテーパ面を摺動させられ、これにより、第
２図に示すように、駆動車輪切の圧接角度θは、９０度
から４５度へ向って変化し１台車（９）の走行速度は上
昇する。この途中１こおいてレバー４２の回動端は、下
降させられたストッパ５１に当接し、これによりレバー
４２の回転は停止されて保持される。従って、駆動車輪
切の圧接角度θは。

９０度から９０度と４５度との間の角度に変化を制限さ
れて保持される。二のため、取扱物冗が積荷された台車
刃の最高走行速度は、無積荷の場合の台車刃の最高走行
速度よりも遅い速度に制限されて保持される。なお、取
扱物７０が積荷され走行してきた台車刃の停止は、駆動
車輪切の圧接角度θを上記の制限、保持された圧接角度
から９０度へ変化させることで実施される。一方、無積
荷の場合は、レバー５２の一端部が復帰用バネ斗のバネ
力により台車刃の積荷面より突出し復帰させられるため
、レバーＣの回動端部とストッパ５１との当接は解除さ
れ、駆動車輪切の圧接角度θは、９０度から４５度へ、
また、４５度から９０度へ変化させられる。即ち、二の
場合、台車（９）は、積荷時の最高走行速度よりも速い
最高走行速度に到達させられて該速度を保持した状態で
走行させられ、また、該最高走行速度で走行した後に停
止させられる。

本実施例では１次のような効果が得られる。

（１）積荷時の台車の最高走行速度を無積荷時のそれよ
りも遅い速度に制限、保持できるため、取扱物の荷崩れ
の発生を防止できる。なお、このような効果は、取扱物
の荷姿が高い場合や、台車が曲線走行させられる場合に
更に顕著となる。

（２）無積荷時は台車を積荷時の最高走行速度より速い
速度で走行できるため、サイクルタイムを短縮できる。

（３）　　上記（１）により、移動台車設備としての信
頼性。

安全性を向上できる。

なお、上記一実施例における積荷時ゐ台車の最高走行速
度とは、取扱物の荷崩れを防止できる最高走行速度の意
味であり、取扱物の荷姿や台車が曲線走行させられるか
否か、また、どのような曲串で曲線走行させられるか等
により設定されるものである。また、圧接角度制限、保
持手段としては、上記一実施例の他の、ストッパと復帰
用バネとで構成されたものであっても良い。この場合、
ストッパは、上昇停止時にのみその上端部を台車の積荷
面より突出し、下降停止時にのみレバーの回動端部が当
接するように、台車に昇降動可能に設け、復帰用バネは
、そのバネ力でストッパを上昇させるように張設する。

この場合、上記一実施例での圧接角度制限、保持手段に
比べ構成が簡単となり、安価で信頼性も高くなる。更に
、圧接角度制限、保持手段としては、上記のような機械
的手段の他に、流体圧力や電磁力等を利用する手段であ
っても良い。いずれにしても台車の無積荷走行における
駆動車輪の圧接角度と台車の走行を停止させる駆動車輪
の圧接角度との間に台車に積荷走行における駆動車輪の
圧接角度を制限、保持する手段であれば良い。

〔発明の効果〕

本発明によれば、ＰＡ荷時の台車の最高走行速度を無積
荷時のそれよりも遅い速度に制限、保持できるので、荷
崩れの発生を防止できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例の移動台車設備の正面図、
第２図は、第１図の駆動ホイル取付レバーの動作を示す
平面図である。１０・・・・・・走行レール、加・・・・・・回転軸、
関・・・・・・台車。３１・・・・・・走行ホイル支持枠、！・・・・・・走
行ホイル、旬・・・・・・駆動車輪、４１・・・・・・
駆動車輪支持枠、４２・・・・・・駆動ホイル取付レバ
ー、父・・・・・・圧接角度制限、保持７１図４２図

Claims

【特許請求の範囲】

１、走行レールと、該走行レール上に移動可能に設けら
れた台車と、前記走行レールに並設された回転軸と、該
回転軸との圧接角度を可変に前記台車に設けられた駆動
車輪と、前記台車の無積荷走行における前記駆動車輪の
前記圧接角度と前記台車の走行を停止させる前記駆動車
輪の前記圧接角度との間に前記台車の積荷走行における
前記駆動車輪の前記圧接角度を制限、保持する手段とを
具備したことを特徴とする移動台車設備。