JPS6318030B2 - - Google Patents
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- JPS6318030B2 JPS6318030B2 JP53043773A JP4377378A JPS6318030B2 JP S6318030 B2 JPS6318030 B2 JP S6318030B2 JP 53043773 A JP53043773 A JP 53043773A JP 4377378 A JP4377378 A JP 4377378A JP S6318030 B2 JPS6318030 B2 JP S6318030B2
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- JP
- Japan
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- piston
- piston shoe
- shoe
- pump
- radial
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Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B1/00—Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders
- F04B1/04—Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders in star- or fan-arrangement
- F04B1/0404—Details or component parts
- F04B1/0408—Pistons
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S417/00—Pumps
- Y10S417/01—Materials digest
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ポンプ軸の偏心盤に滑り接触するピ
ストンシユーを有するラジアルピストンポンプ、
詳述すれば、ラジアルピストンポンプであつて、
そのポンプ軸が偏心盤を有しており、該偏心盤に
セグメント状のピストンシユーが摺動可能に支承
されており、かつピストンシユーと一体であるピ
ストンがシリンダ内に案内されており、該シリン
ダがそのピストンシユー側とは反対側の端部に球
面状の開口部を有していて、該開口部で、ポンプ
ケーシングに不動に結合された部分の球面状の支
持面にばね力により揺動可能に支持されており、
かつこの場合上記のポンプケーシングに不動に結
合された部分が圧力液体を通す孔若しくは切欠き
を有している形式のものに関する。
ストンシユーを有するラジアルピストンポンプ、
詳述すれば、ラジアルピストンポンプであつて、
そのポンプ軸が偏心盤を有しており、該偏心盤に
セグメント状のピストンシユーが摺動可能に支承
されており、かつピストンシユーと一体であるピ
ストンがシリンダ内に案内されており、該シリン
ダがそのピストンシユー側とは反対側の端部に球
面状の開口部を有していて、該開口部で、ポンプ
ケーシングに不動に結合された部分の球面状の支
持面にばね力により揺動可能に支持されており、
かつこの場合上記のポンプケーシングに不動に結
合された部分が圧力液体を通す孔若しくは切欠き
を有している形式のものに関する。
ラジアルピストンポンプにおいてそれぞれ1つ
のポンプエレメントを構成するピストンシユーを
備えたピストンは、公知の構成では、共通の働き
を有する部分を有しているため、同じ材料からで
きている。この材料は、偏心盤に対するピストン
シユーの負荷が高い場合には、喰込みを生じる傾
向があるので、ピストンシユーと偏心盤との間の
支承部における負荷を軽減するために、偏心盤に
対するピストンの力が液力的に補償されるように
なつている。即ちピストンがピストンのシリンダ
室とピストンシユーとを連通する孔を有してお
り、さらにピストンシユーがその、偏心盤側の面
に、ピストンの横断面にほぼ等しい横断面の切欠
き若しくは凹部を有している。これによりピスト
ンシユーの偏心盤側の面は偏心盤上にハイドロス
タチツクな圧力クツシヨンを介して支承される。
しかしながら、ピストンシユーを有するピストン
の上記のようなハイドロスタチツクな負荷軽減手
段及びこの手段によつて、偏心盤に対するピスト
ンシユーの圧力を相応して減少するには極めて高
い製作精度を必要とする。それというのは、この
ような製作精度がえられない場合には、ピストン
シユーと偏心盤との接触範囲から作業媒体が流出
し、漏れ損失が高められると共に、ハイドロスタ
チツクな圧力クツシヨン作用によるピストン力の
減少作用も有効にえられなくなるからである。そ
の結果、偏心盤とピストンシユーとの互いに接触
し合う摺動面に早期摩耗が生じる。ところで、ピ
ストンとピストンシユーとをそれぞれ別体の部分
から構成し、かつピストンシユーを、例えば青銅
合金のような良好な軸受メタルから製作すること
は公知である。この場合ピストンシユーはピスト
ンにねじ結合によつて結合される。この場合には
ピストン力をさらにハイドロスタチツクなクツシ
ヨン力によつて軽減するという手段は不要であ
る。しかしこの、ピストンとピストンシユーとを
別々の部分から構成する上記の公知の手段もピス
トンシユーと偏心盤との滑に摩擦を減少するため
に極めて精度の高い精作が必要である。それとい
うのは、このような製作精度がえられない場合に
は、ピストンシユーと偏心盤摺動面に発生する摩
擦条痕により、偏心盤に対するピストンシユーの
早期の喰い込みが予測されるからである。偏心盤
とピストンシユーとのこのような公知の支承形式
はさらに、ピストンシユーと偏心盤との互いに滑
り合う面の摩耗を低い限度内にとどめ、これによ
り偏心盤に対するピストンシユーの支承部の、実
施において甘受しうる程度の耐用寿命を保証する
ためには、ポンプの作業媒体たる油が極めて微細
なフイルタでろ過されていることが必要である。
のポンプエレメントを構成するピストンシユーを
備えたピストンは、公知の構成では、共通の働き
を有する部分を有しているため、同じ材料からで
きている。この材料は、偏心盤に対するピストン
シユーの負荷が高い場合には、喰込みを生じる傾
向があるので、ピストンシユーと偏心盤との間の
支承部における負荷を軽減するために、偏心盤に
対するピストンの力が液力的に補償されるように
なつている。即ちピストンがピストンのシリンダ
室とピストンシユーとを連通する孔を有してお
り、さらにピストンシユーがその、偏心盤側の面
に、ピストンの横断面にほぼ等しい横断面の切欠
き若しくは凹部を有している。これによりピスト
ンシユーの偏心盤側の面は偏心盤上にハイドロス
タチツクな圧力クツシヨンを介して支承される。
しかしながら、ピストンシユーを有するピストン
の上記のようなハイドロスタチツクな負荷軽減手
段及びこの手段によつて、偏心盤に対するピスト
ンシユーの圧力を相応して減少するには極めて高
い製作精度を必要とする。それというのは、この
ような製作精度がえられない場合には、ピストン
シユーと偏心盤との接触範囲から作業媒体が流出
し、漏れ損失が高められると共に、ハイドロスタ
チツクな圧力クツシヨン作用によるピストン力の
減少作用も有効にえられなくなるからである。そ
の結果、偏心盤とピストンシユーとの互いに接触
し合う摺動面に早期摩耗が生じる。ところで、ピ
ストンとピストンシユーとをそれぞれ別体の部分
から構成し、かつピストンシユーを、例えば青銅
合金のような良好な軸受メタルから製作すること
は公知である。この場合ピストンシユーはピスト
ンにねじ結合によつて結合される。この場合には
ピストン力をさらにハイドロスタチツクなクツシ
ヨン力によつて軽減するという手段は不要であ
る。しかしこの、ピストンとピストンシユーとを
別々の部分から構成する上記の公知の手段もピス
トンシユーと偏心盤との滑に摩擦を減少するため
に極めて精度の高い精作が必要である。それとい
うのは、このような製作精度がえられない場合に
は、ピストンシユーと偏心盤摺動面に発生する摩
擦条痕により、偏心盤に対するピストンシユーの
早期の喰い込みが予測されるからである。偏心盤
とピストンシユーとのこのような公知の支承形式
はさらに、ピストンシユーと偏心盤との互いに滑
り合う面の摩耗を低い限度内にとどめ、これによ
り偏心盤に対するピストンシユーの支承部の、実
施において甘受しうる程度の耐用寿命を保証する
ためには、ポンプの作業媒体たる油が極めて微細
なフイルタでろ過されていることが必要である。
本発明の課題は、偏心盤に対するピストンシユ
ーの支承部が僅かな製作費で製作可能であると共
に長い耐用寿命を有し、油の微細ろ過を必要とし
ない、ラジアルピストンポンプを提供することに
ある。
ーの支承部が僅かな製作費で製作可能であると共
に長い耐用寿命を有し、油の微細ろ過を必要とし
ない、ラジアルピストンポンプを提供することに
ある。
この課題は本発明によれば、はじめに述べた形
式のラジアルピストンポンプにおいて、ピストン
シユーがピストンシユーと偏心盤摺動面との間の
支承材としてポリテトラフルオルエチレンより成
るコーチングを有していることによつて解決され
ている。
式のラジアルピストンポンプにおいて、ピストン
シユーがピストンシユーと偏心盤摺動面との間の
支承材としてポリテトラフルオルエチレンより成
るコーチングを有していることによつて解決され
ている。
次に図示の実施例につき本発明を説明する。
第1図において符号1は偏心盤1aを有するポ
ンプ軸を示す。ポンプケーシング2には周方向で
等間隔に設けられた半径方向の3つの受容孔7,
7bがあり、該受容孔7bには吐出弁10が挿入
されている。受容孔7は閉鎖ねじ8若しくは、圧
力導管接続部を形成するねじスリーブ8aにより
閉鎖されている。それぞれ、吐出弁10と、閉鎖
ねじ8若しくはねじスリーブ8aとによつて制限
されている圧力室12はケーシング壁中に形成さ
れている通路22a,22bを介して互いに接続
している。吐出弁10の、ケーシング内室13側
は球状区分10dとして構成されており、該球状
区分10dの球面にはシリンダ23の開口部23
aのシールエツジが液密に接している。従つてシ
リンダ23と、このシリンダ23を支持する支持
面を形成する上記の球状区分10dとの間には自
在継手が構成され、これにより偏心盤1aの摺動
面(外周面)1alとピストン24のピストンシユ
ー26の摺動面との製作誤差は簡単な形式で補償
される。ピストンシユー26はサンドブラスト法
で粗面にされた支承面26a(第2図)を有し、
この支承面26aには、ポリテトラフルオルエチ
レンより成る支承材40aを有する薄板40が結
合されている。この場合、薄板40の、ピストン
シユー26側の面40bはエツチング法によりあ
らかじめ粗面化されており、従つて薄板40の面
40bとピストンシユー26の支承面26aとの
双方の面が粗面化されていることにより、プラス
チツク接着剤の使用により、半永久的な結合がえ
られる。薄板40が上記のように接着されたピス
トンシユー26は、プラスチツク接着剤が完全重
合するまで、圧力及び熱の作用にさらされる。こ
のさい支承材40aの面は偏心盤1aの摺動面1
alと同一の面を有する押圧片上に支持されてい
る。これにより支承材40aの面はポンプ軸1の
偏心盤1aの摺動面1alに精確に嵌合することが
できる。偏心盤1aの摺動面1alにおける最大表
面あらさは4μであり、従つて支承材40aと偏
心盤1aとの間で著しく摩耗の少ない摺動運動が
えられる。偏心盤1aの摺動面1alの微細な表面
あらさは支承材40aの面によつて研磨され、こ
れにより、さらに摩擦の少ない偏心盤1aの摺動
面1alがえられる。公知の形式でテクサフルオル
プロピレンと混合されているポリテトラフルオル
エチレンより成る支承材40aにより、良好な滑
り運動がハイドロダイナミツクな潤滑においてえ
られるばかりでなく、ポンプ始動時にみられるよ
うな、ピストンシユー26と偏心盤1aとが十分
な潤滑油膜を有しない半ば乾いた状態で滑り合う
場合にも、えられる。支承材40aを支持してい
る薄板40は1mmの厚さを有し、従つてこの薄板
40は、あらかじめ変形する必要なしに、不都合
な歪みを生ずることなくピストンシユー26の支
承面26aに結合させることができる。
ンプ軸を示す。ポンプケーシング2には周方向で
等間隔に設けられた半径方向の3つの受容孔7,
7bがあり、該受容孔7bには吐出弁10が挿入
されている。受容孔7は閉鎖ねじ8若しくは、圧
力導管接続部を形成するねじスリーブ8aにより
閉鎖されている。それぞれ、吐出弁10と、閉鎖
ねじ8若しくはねじスリーブ8aとによつて制限
されている圧力室12はケーシング壁中に形成さ
れている通路22a,22bを介して互いに接続
している。吐出弁10の、ケーシング内室13側
は球状区分10dとして構成されており、該球状
区分10dの球面にはシリンダ23の開口部23
aのシールエツジが液密に接している。従つてシ
リンダ23と、このシリンダ23を支持する支持
面を形成する上記の球状区分10dとの間には自
在継手が構成され、これにより偏心盤1aの摺動
面(外周面)1alとピストン24のピストンシユ
ー26の摺動面との製作誤差は簡単な形式で補償
される。ピストンシユー26はサンドブラスト法
で粗面にされた支承面26a(第2図)を有し、
この支承面26aには、ポリテトラフルオルエチ
レンより成る支承材40aを有する薄板40が結
合されている。この場合、薄板40の、ピストン
シユー26側の面40bはエツチング法によりあ
らかじめ粗面化されており、従つて薄板40の面
40bとピストンシユー26の支承面26aとの
双方の面が粗面化されていることにより、プラス
チツク接着剤の使用により、半永久的な結合がえ
られる。薄板40が上記のように接着されたピス
トンシユー26は、プラスチツク接着剤が完全重
合するまで、圧力及び熱の作用にさらされる。こ
のさい支承材40aの面は偏心盤1aの摺動面1
alと同一の面を有する押圧片上に支持されてい
る。これにより支承材40aの面はポンプ軸1の
偏心盤1aの摺動面1alに精確に嵌合することが
できる。偏心盤1aの摺動面1alにおける最大表
面あらさは4μであり、従つて支承材40aと偏
心盤1aとの間で著しく摩耗の少ない摺動運動が
えられる。偏心盤1aの摺動面1alの微細な表面
あらさは支承材40aの面によつて研磨され、こ
れにより、さらに摩擦の少ない偏心盤1aの摺動
面1alがえられる。公知の形式でテクサフルオル
プロピレンと混合されているポリテトラフルオル
エチレンより成る支承材40aにより、良好な滑
り運動がハイドロダイナミツクな潤滑においてえ
られるばかりでなく、ポンプ始動時にみられるよ
うな、ピストンシユー26と偏心盤1aとが十分
な潤滑油膜を有しない半ば乾いた状態で滑り合う
場合にも、えられる。支承材40aを支持してい
る薄板40は1mmの厚さを有し、従つてこの薄板
40は、あらかじめ変形する必要なしに、不都合
な歪みを生ずることなくピストンシユー26の支
承面26aに結合させることができる。
ピストン24は軸方向の孔24aを有してお
り、該孔24aは偏心盤1aの摺動面1al上の、
上死点(ポンプ軸中心からの偏心距離が最大の
点)から下死点(ポンプ軸中心からの偏心距離が
最小の点)へ延びている周方向の溝32と以下の
ように協働する。即ち矢印33で示すポンプ軸1
の回転方向で偏心盤1aが最も高くなる位置から
最も低くなる位置までの間、上記の孔24aは上
記の溝32を介してポンプケーシング内室13に
接続する。ポンプケーシング内室13は孔13a
を介してタンクに接続している。最も高くなる位
置から最も低くなる位置までの偏心盤1aの1/2
の回転は吸込行程であり、従つてピストンヘツド
24b内に配置された、図示されていない吸込弁
を介してシリンダ室には作業媒体が吸込まれる。
この吸込行程に続くピストン24の、吐出弁10
に向かう吐出行程では、ピストン24中の孔24
aとポンプシリンダ内室13との接続は遮断され
る。即ち偏心盤1aのこの吐出行程を生ぜしめる
範囲には溝32に相当する溝がなく、従つてこの
吐出行程中は、偏心盤1aとピストンシユー26
との支承部の負荷をできる限り小さくするため、
偏心盤1aの上記範囲の摺動面の全体がピストン
24を移動させる力をピストンシユーに伝達する
ために利用される。
り、該孔24aは偏心盤1aの摺動面1al上の、
上死点(ポンプ軸中心からの偏心距離が最大の
点)から下死点(ポンプ軸中心からの偏心距離が
最小の点)へ延びている周方向の溝32と以下の
ように協働する。即ち矢印33で示すポンプ軸1
の回転方向で偏心盤1aが最も高くなる位置から
最も低くなる位置までの間、上記の孔24aは上
記の溝32を介してポンプケーシング内室13に
接続する。ポンプケーシング内室13は孔13a
を介してタンクに接続している。最も高くなる位
置から最も低くなる位置までの偏心盤1aの1/2
の回転は吸込行程であり、従つてピストンヘツド
24b内に配置された、図示されていない吸込弁
を介してシリンダ室には作業媒体が吸込まれる。
この吸込行程に続くピストン24の、吐出弁10
に向かう吐出行程では、ピストン24中の孔24
aとポンプシリンダ内室13との接続は遮断され
る。即ち偏心盤1aのこの吐出行程を生ぜしめる
範囲には溝32に相当する溝がなく、従つてこの
吐出行程中は、偏心盤1aとピストンシユー26
との支承部の負荷をできる限り小さくするため、
偏心盤1aの上記範囲の摺動面の全体がピストン
24を移動させる力をピストンシユーに伝達する
ために利用される。
第1図は本発明によるラジアルピストンポンプ
の一実施例の部分的断面図、第2図はピストンシ
ユーを有するピストンと偏心盤の一部の拡大図で
ある。 1……ポンプ軸、1a……偏心盤、1al……摺
動面、2……ポンプケーシング、7,7b……受
容孔、8……閉鎖ねじ、8a……ねじスリーブ、
10……吐出弁、10d……球状区分、12……
圧力室、13……ケーシング室内、13a……
孔、22a,22b……通路、23……シリン
ダ、23a……開口部、24……ピストン、24
a……孔、24b……ピストンヘツド、26……
ピストンシユー、26a……支承面、32……
溝、40……薄板、40a…支承材、40b……
面。
の一実施例の部分的断面図、第2図はピストンシ
ユーを有するピストンと偏心盤の一部の拡大図で
ある。 1……ポンプ軸、1a……偏心盤、1al……摺
動面、2……ポンプケーシング、7,7b……受
容孔、8……閉鎖ねじ、8a……ねじスリーブ、
10……吐出弁、10d……球状区分、12……
圧力室、13……ケーシング室内、13a……
孔、22a,22b……通路、23……シリン
ダ、23a……開口部、24……ピストン、24
a……孔、24b……ピストンヘツド、26……
ピストンシユー、26a……支承面、32……
溝、40……薄板、40a…支承材、40b……
面。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ラジアルピストンポンプであつて、そのポン
プ軸1が偏心盤1aを有しており、該偏心盤1a
にセグメント状のピストンシユー26が摺動可能
に支承されており、かつピストンシユー26と一
体であるピストン24がシリンダ23内に案内さ
れており、該シリンダ23がそのピストンシユー
26側とは反対側の端部に球面状の開口部23a
を有していて、該開口部23aで、ポンプケーシ
ングに不動に結合された部分10の球面状の支持
面10dにばね力により揺動可能に支持されてお
り、かつこの場合上記のポンプケーシングに不動
に結合された部分10が圧力液体を通す孔若しく
は切欠きを有している形式のものにおいて、ピス
トンシユー26がピストンシユー26と偏心盤摺
動面1alとの間の支承材40aとしてポリテトラ
フルオルエチレンより成るコーチングを有してい
ることを特徴とするラジアルピストンポンプ。 2 ポリテトラフルオルエチレンより成る支承材
40aが、青銅ライニングを有する薄板40上に
塗布されており、該薄板40がピストンシユー2
6に接着剤により結合されている、特許請求の範
囲第1項記載のラジアルピストンポンプ。 3 ポリテトラフルオルエチレンより成る支承材
40aを支持する薄板40の厚さが1mmである、
特許請求の範囲第2項記載のラジアルピストンポ
ンプ。 4 支承材40aを有する薄板40を受容するピ
ストンシユー26の支承面26aがサンドブラス
トにより粗面化されており、かつ薄板40の、上
記ピストンシユー26の支承面26a側の面40
bがエツチングにより粗面化されており、上記の
粗面化された双方の面26,40bが接着剤によ
り半永久的に結合されている、特許請求の範囲第
2項記載のラジアルピストンポンプ。 5 ポンプ軸1の偏心盤1aの、ピストンシユー
26の支承材40aに滑り接触する摺動面1alの
表面あらさが最大で4μである、特許請求の範囲
第1項記載のラジアルピストンポンプ。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19772716890 DE2716890A1 (de) | 1977-04-16 | 1977-04-16 | Radialkolbenpumpe |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53129304A JPS53129304A (en) | 1978-11-11 |
JPS6318030B2 true JPS6318030B2 (ja) | 1988-04-15 |
Family
ID=6006435
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4377378A Granted JPS53129304A (en) | 1977-04-16 | 1978-04-13 | Radial piston pump |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4222714A (ja) |
JP (1) | JPS53129304A (ja) |
DE (1) | DE2716890A1 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 1978-04-13 JP JP4377378A patent/JPS53129304A/ja active Granted
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