JPS63180295A - 接続プラグ付デ−タ送信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は測定器本体から出力されたデジタル化された測
定データ（物理量又は化学ｍ）を接続プラグを介して受
けて無線出力する接続プラグ付データ送信装置に関する
。

［従来の技術］ 多数の測定器で測定された各測定データを各測定器の設
置場所とは異なる場所に配設されたホストシステムで集
計することが行なわれるが、データ処理において、測定
データを効率よくかつ間違いなく集計する必要があるの
で、各測定器とホストシステムとをケーブルで接続して
、各測定器で測定された測定データを直接ホストシステ
ムへ送信するようなシステムが開発されている。そして
、ホストシステムは順次ケーブルを介して入力される測
定データを集計して、集計結果に基づき各種のデータ処
理を実行する。

この場合、ホストシステムにおいては、上記測定データ
は当然デジタル値に変換された状態でデータ処理が実行
されるので、近年、測定器自体にＡ／Ｄ変換器を内蔵し
て、測定されたアナログの測定データをＡ／Ｄ変換器で
デジタル値に変換した状態でホストシステムへ送信する
ようにしたものが開発されている。このように測定デー
タをデジタル値に変換して送信することにより、ケーブ
ル伝送中における信号減衰や雑音に起因する測定データ
の精度低下を抑制できる。

［問題点を解決するための手段］ しかしながら上記のように構成されたシステムにおいて
もまだ改良すべき次のような問題があった。すなわち、
各測定器とホストシステムとはそれぞれケーブルで接続
されているため、測定器が例えばノギスやマイクロメー
タ等のように操作員が手で持って取扱うものであれば、
ケーブルが邪魔になって、取扱操作性能が低下するとい
う問題点がある。

また、測定器の設置台数が増大すると測定器とホストシ
ステムとの間に中継器を配設して、この中継器によって
各測定器から送信される測定データの整理を実施する必
要がある。したがって、システム全体が大型化し、設備
費も上昇する。

本発明はこのような実情に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、各測定器本体に着脱自在に設
けられる筐体内に、接続プラグ。

マイクロコンピュータ、送信機等を収納すすることによ
って、測定データ伝送用のケーブルを除去でき、測定器
の操作性を向上できる接続プラグ付データ送信装置を提
供することにある。

［問題点を解決するための手段］ 本発明の接続プラグ付データ送信装置は、被測定物体を
測定して得られた測定データ（物理量又は化学員）をデ
ジタル値に変換して接続端子から出力する測定器本体に
対して着脱自在に設けられる筐体内に、前記接続端子に
接続される接続プラグと、接続プラグを介して入力され
た測定データをシリアルの測定データ電文に組込んで出
力するマイクロコンピュータと、マイクロコンピュータ
から出力された測定データ電文を無線出力する送信機と
を組込んだものである。

［作用］ このように構成された接続プラグ付データ送信装置であ
れば、接続プラグ、マイクロコンピュータ、送信機が組
込まれている。筐体を測定器本体に取・付け、接続プラ
グを測定器本体の接続端子へ接続して被測定物を測定す
ると、測定器本体の接続端子からデジタルの測定データ
が接続プラグを介して入力される。入力された測定デー
タはマイクロコンピュータにてシリアルの測定データ電
文に組込まれて送信機へ出力される。送信機は入力した
測定データ電文を無線出力する。

したがって、ホストシステム側に受信機を備えれば、１
又は複数の測定器で得られたデジタルの測定データを集
計できるので、各測定器とホストシステムとを接続する
ケーブルや中継器を除去できる。

［実施例１ 以下本発明の一実施例を図面を用いて説明する。

第１図（ａ）（ｂ）は実施例の接続プラグ付データ送信
装置を装着した測定器としてのノギスを示す正面図およ
び側面図である。この測定器１は本尺２とスライダ３と
からなる測定器本体としてのノギス本体４と、スライダ
３の裏面に着脱自在に設けられた接続プラグ付データ送
信装Ｒ５とで構成されている。

そして、ノギス本体４の本尺２の目盛り２ａ部内には板
状のコンデンサが埋設されており、スライダ３を移動さ
せることにより、このスライダ３の内側に取付けられた
電極がコンデンサ上を摺動して、この電極から取出すコ
ンデンサの容量が変化する。このコンデンサの容量変化
を本尺２のジヨウ２ｂ又はクチバシ２Ｃとスライダ３の
ジヨウ３ａ又はクチバシ３ｂとの間の距離に換算する機
構となっている。そして、換算された距離、すなわち測
定データはスライダ３の表面に取付けられた液晶表示素
子を使用した表示部６にデジタル表示される。

さらに、スライダ３の指かけ部７近傍には送信ボタン８
が取付けられており、スライダ３の上面叫は止めネジ９
が螺合されている。

スライダ３の裏面に取付けられた接続プラグ付データ送
信装置５の筐体１０の裏面には電源スィッチ１１が取付
けられている。なお、筐体１０のスライダ３の裏面に接
する表面の下方隅に存在する符号１２で示す部材は第３
図で示す接続プラグ１６の締付リングである。

第２図は測定器１から接続プラグ付データ送信装置５を
取外した場合のノギス本体４の裏面図である。スライダ
３の裏面の下方隅にメス側の円形コネクタ１３が取付け
られている。このコネクタ１３には８ビツトのデータを
伝送するための８本の信号線と１本の接地線とを接続す
る９個の接続端子１４が埋込まれている。また、コネク
タ１３の内周には接続プラグ１６の締付リング１２で螺
合するネジ溝が刻設されている。

第３図（ａ）（ｂ）は接続プラグ付データ送信装置５を
示す正面図および側面図である。図示するように、筺体
１０の表面の下方隅には段部１５が形成されており、こ
の段部１５の中央位置に前記スライダ３の裏面のコネク
タ１３に接続される円形の接続プラグ１６が取付けられ
ている。そして、筐体１０の表面とスライダ３の裏面と
を合せると、接続プラグ１６内の９本のビン１７がコネ
クタ１３の各接続端子１４の穴に嵌入する。そして、接
続プラグ１６の締付リング１２を回すと、この締付はリ
ング１２はコネクタ１３の内周のネジ溝に螺合するので
、筺体１０は接続プラグ１６およびコネクタ１３を介し
てスライダ３の裏面に強固に装着されることになる。

第４図は接続プラグ付データ送信装置５およびノギス本
体４の測定部の概略構成を示すブロック図である。図中
２１はノギス本体４から入力された測定データに対して
各種演算処理を実行するマイクロコンピュータのＣＰＵ
　（中央処理装置）であり、このＣＰＬ、１２１にパス
ライン２２を介して制御プログラム等を記憶するＲＯＭ
２３．入力した測定データを一時記憶するＲＡＭ２４．
入力した測定データが組込まれた測定データ電文を無線
出力する送信１１２５．ノギス本体４から接続プラグ１
６を介して測定データが入力されるＩ１０インターフェ
ース２６が接続されている。

また、ノギス本体４においては、前述した本尺２の目盛
り２ａに埋設されたコンデンサとスライダ３内に取付け
られた電極とからなる測定データに対応した電圧信号を
出力する電荷センサ２７から出力されるアナログの直流
測定データ信号は増幅器２８で増幅され、Ａ／Ｄ変換器
２９で８ビツトのデジタル値に変換されたのち表示部６
に表示される。また、Ａ／Ｄ変換器２９でデジタル値に
変換された測定データは送信ボタン８．コネクタ１３お
よび接続プラグ１６を介して筐体１０内の１１０インタ
ーフエース２６へ入力される。

なお、前記増幅器２８はＡ／Ｄ変換器２９にて変換され
た測定値が実際の距離に合致するようにゲイン調整され
るとともに零点調整されている。

また、筐体１０内にはバッテリ３０が組込まれており、
電源スィッチ１１および電源回路３１を介して各電子構
成部材に駆動電源Ｖｏが供給される。

このような回路構成の接続プラグ付データ送信装置５を
ノギス本体４に装着した状態で電源スィッチ１１を投入
して、操作員が被測定物の寸法を測定する。この場合、
ノギス本体４のジヨウ２ｂ。

３ａ間に被測定物を挿入して、スライダ３を移動させる
と、表示部６に表示されたデジタルの測定データも変化
する。そして、ショウ２ｂ、３ａ間に被測定物が正しく
挟まれた状態で、スライダ３に取付けられた送信ボタン
８を押すと、Ｉ１０インターフェース２６へ８ビツトの
デジタル測定データが入力される。すると、接続プラグ
付データ送信装置５のｃｐｕ２　ｉは、Ｉ１０インター
フェース２６へ入力したデジタル測定データを正しい測
定データとして読取り、一旦ＲＡＭ２４へ格納する。そ
して、この測定データを第５図に示すシリアルの測定デ
ータ電文３２に組込む。

この測定データ電文３２は、図示するように、例えばこ
の電文が測定データであることを示すコードや送信元測
定器を特定するＩＤ情報からなるヘッダー３２ａ、測定
データ３２ｂ、およびこの電文が終了したことを示す終
了コード３２ｃ等で形成されている。

ＣＰＵ２１は測定データ電文３２の組込みが終了すると
、この測定データ電文３２を送信機２５へ出力する。送
信機２５は入力したシリアルの測定データ電文３２を周
波数変調して無線出力する。

この場合、操作員自身もそのままアンテナの機能を果た
す。

送信機２５から送信された周波数変調された測定データ
電文は図示しないホストシステムの受信機にて受信され
る。

このように構成された接続プラグ付データ送信装置５を
使用すると、測定器１とホストシステムとの間の測定デ
ータの伝送は無線通信を用いて実行されるので、各測定
器１とホストシステムとをケーブルで接続する必要はな
く、測定器１の取扱が容易になり、その結果測定作業能
率を大幅に向上できる。さらに、中継器やケーブルを除
去できるので、システム全体を小型に構成できる。

また、接続プラグ付データ送信装［５を構成するマイク
ロコンピュータは一つの半導体回路素子（１チツプマイ
クロコンピユータ）で形成することが可能であるので、
このマイクロコンピュータ。

接続プラグ１６．送信機２５．バッテリ１１等を例えば
ノギス本体４のスライダ３とほぼ同じ程度の大きさに形
成された筐体１０内に収容することが可能である。した
がって、この接続プラグ付データ送信装置５を測定器本
体に取付けることによって、ノギス等の測定器の操作性
が低下することはない。

さらに、この接続プラグ付データ送信装置５を測定器１
に対して着脱自在に設けているので、簡単に他の測定器
に取付は直すことが可能である。

従って、１台の接続プラグ付データ送信装置５でもって
必要に応じて複数種類の測定器に適用でき、この装置の
稼働率を大幅に向上できる。

また、実施例の接続プラグ付データ送信装置５において
は、筺体１０をノギス本体４のスライダ３の裏面に装着
する手段として、測定データを取出すための接続プラグ
１６とコネクタ１３とを接続固定する締付リング１２を
使用しているので、別途取付は機構を設ける必要はない
。その結果製造費を低減できる。なお、別途取付は機構
を設けてもよい。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、測定器本体に着脱
自在に設けられる筐体内に接続プラグ。

マイクロコンピュータ、送信機等を収納することによっ
て、測定器とホストシステムとを接続するケーブルを除
去でき、測定器の操作性を向上できる。また、他の測定
器に簡単に取付は直すことが可能であるので、データ送
信装置の稼働率を向上できる。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）および同図（ｂ）はそれぞれ本発明の一実
施例に係わる接続プラグ付データ送信装置を組込んだ測
定器の外観を示す正面図および側面図、第２図はノギス
本体を示す裏面図、第３図（ａ）および同１ｇ　（ｂ）
はぞれぞれ同実施例の接続プラグ付データ送信装置の外
観を示す正面図および側面図、第４図は同実施例の概略
構成を示すブロック図、第５図は同実施例の接続プラグ
付データ送信装置から出力される測定データ電文を示す
因である。 １・・・測定器、２・・・本尺、３・・・スライダ、４
・・・ノギス本体、５・・・接続プラグ付データ送信装
置、６・・・表示部、８・・・送信ボタン、１０・・・
筺体、１１・・・電源スィッチ、１２・・・締付リング
、１３・・・コネクタ、１４・・・接続端子、１６・・
・接続プラグ、２１・・・ＣＰＵ、２３・・・ＲＯＭ１
２４・・・ＲＡＭ、２５・・・送信機、２６・・・Ｉ１
０インターフェース、２７・・・電荷センサ、２８・・
・増幅器、２９・・・Ａ／Ｄ変換器、３０・・・バッテ
リ、４２・・・測定データ電文。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 被測定物体を測定して得られた測定データをデジタル値
   に変換して接続端子から出力する測定器本体に対して着
   脱自在に設けられる筐体と、この筐体内に設けられ前記
   接続端子に接続される接続プラグと、前記筐体内に設け
   られ前記接続プラグを介して入力された測定データをシ
   リアルの測定データ電文に組込んで出力するマイクロコ
   ンピュータと、前記筐体内に設けられ前記マイクロコン
   ピュータから出力された測定データ電文を無線出力する
   送信機とを備えたことを特徴とする接続プラグ付データ
   送信装置。