JPS63180108A - ロボツトの制御方法 - Google Patents

ロボツトの制御方法

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JPS63180108A
JPS63180108A JP1323987A JP1323987A JPS63180108A JP S63180108 A JPS63180108 A JP S63180108A JP 1323987 A JP1323987 A JP 1323987A JP 1323987 A JP1323987 A JP 1323987A JP S63180108 A JPS63180108 A JP S63180108A
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JP
Japan
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end effector
section
jerk
robot
gun
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JP1323987A
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Katsuhiko Shimizu
勝彦 清水
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、2つの処理区間の間でエンドエフェクタを
移動させるに際して、エンドエフエク、りが障害物と干
渉することを防ぎつつ、滑らかに短時間で移動を行なわ
せるためのロボットの制御方法に藺する。
(従来の技術とその問題点) 塗装ロボットなどにおいては、第10図に示すようなワ
ークW上のひとつの塗装区間R1に沿って塗装を終えた
後、次の塗装区間R1に移行す■ るまでの区間で、破線で示すような折返し移動をエンド
エフェクタに行なわせる必要がある。そして、このよう
な折返し区間(移行区間)A、では、ワークWに対して
伺らの処理を行なうわけではなく、単にエンドエフェク
タを移動させるのみである。このため、たとえば第11
図中に示す軌跡D のように、塗装区間R1−1の終点
P8から次の塗装区間R・の始点P8までの間を比較的
短い経路で結ぶ軌跡に沿ってエンドエフェクタを移動さ
せることが考えられる。
ところが、このようにすると、終点P。および始点P3
付近において、エンドエフェクタの方向転換が急に行な
われることになる。すると、エンドエフェクタやアーム
などに大きな力が加わることになり、ロボットに負担が
かかるばかりでなく、ロボットに無用の振動を生じさせ
ることになる。
これに対して、第11図中の軌跡D2のようにエンドエ
フェクタを大きく迂回させれば、このような問題は解消
する。しかしながら、このようにするとエツジEから軌
跡D2の最遠点までの距離りがかなり大きくなってしま
う。このため、ワークWの外部に存在する障害物とエン
ドエフェクタの干渉が多くなり、また、移行区間A、の
移動所要時間も長くなってしまうという問題が生ずる。
これに対して、移行区間A、内で所定の時間幅ごとに補
間点を設け、この移行区間A、内に配置すべき補間点の
数Nを指定して、第11図の軌跡D3のような適切な軌
跡を得ようとする試みもある。ところが、補間点の数N
を適切に定めようとしても、実際の再生動作時にエンド
エフェクタがどのような動きをするかは予想困難である
場合も少なくない。したがって、この方法も上記の問題
に対する十分な解決策とはなっていないことになる。
(発明の目的) この発明は従来技術における上述の問題の克服を意図し
ており、2つの処理区間(塗装区間など)の間の移行区
間でエンドエフェクタを移動させるに際して、エンドエ
フェクタが障害物と干渉することを防止しつつ、滑らか
に短時間でエンドエフェクタを移動させることのできる
ロボットの制御方法を提供することを目的とする。
(目的を達成するための手段) 上)木の目的を達成するため、この発明では、第1の処
理区間の終点から第2の処理区間の始点までの移行区間
内でエンドエフェクタを移動制御するためのロボットの
制御方法を対象として、■(a>前記移行区間内におけ
る前記エンドエフェクタの通過位置と、前記終点および
始点の位置に応じて定められた所定の基準位置との間の
最大距離が、指定された許容最大距離となるように定め
られる第1の軌跡と、(b)前記移行区間内における前
記エンドエフェクタの加々速度の絶対値が、指定された
許容最大側々速度となるように定められる第2の軌跡と
のそれぞれについて、前記移行区間の移動所要時間を算
出して互いに比較し、■前記第1と第2の軌跡のうち、
前記移動所要時間が短い方の軌跡に沿って前記エンドエ
フェクタの移動制御を行なわせる。
〈実施例) A、ロボットの構成の 略 第2図はこの発明の一実施例の実現に適したロボットの
概略斜視図である。第2図において、このロボット1は
、エンドエフェクタとしての塗装ガン2を備えた塗装ロ
ボットとして構成されている。そして、図のα方向への
旋回とβ、γ方向への俯仰のほか、塗装ガン2の姿勢を
変化させる手首機構3を備えた6自由度ロボットとなっ
ている。
また、このロボット1は、マイクロコンピュータ(図示
せず)などを内蔵したコントロールユニット4によって
制御される。このコントロールユニット4の前面にはオ
ペレーションパネル5が取付けられている。そして、塗
装ガン2からの塗料をワークWの表面に吹付けつつ塗装
ガン2に走査と折返し移動とを行なわせ、それによって
ワークWの表面塗装を実行する。
比−藍豊11 次に、この発明の実施例によるロボット1の制御原理に
ついて説明する。そのために、まず、第3図に示した第
1と第2の塗装区間R・ 、R1の間の移行区間A、を
考え、この移行区間A、において塗装ガン2を滑らかに
移動させるための軌跡を求める。
このような軌跡を求める方法として、ここでは、「第2
2回計測自動制御学会学術講演会予稿集]第581頁〜
第582頁、 (1983)などに記載されている方法
(以下、「加々速度最小化法」と呼ぶ。)を部分的に利
用する。この方法の概要は以下の通りである。
まず、ロボット1の基台に固定された絶対座標系として
、第3図に丞す直角座標系(X、V、Z)を考える。簡
単化のために、以下ではワークWの被塗装面がx−y平
面内にあるものとして説明を進めるが、以下の各式を3
次元に拡張することは容易である。
次に、この絶対座標系における塗装ガン2の位置ベクト
ルを、時間tの関数として、g (t)のように磨く。
この位置ベクトル又(1)を各成分に分解すれば、 ×(t) −(x(t) 、 y(t) 、 z(t)
 )= (x(t)、y(t)、zo) であり、Z□は定数である。
「加々速度最小化法」においては、まず、X成分につい
て、その加々速度’xHの2乗の時間積分を評価関数と
して定義し、この評価関数を最小化するようにx (t
)を定める。すなわち、第3図の第1の塗装区間R1−
1の終点P。から第2の塗装区間R0の始点PSに至る
までの経過時間(移勅所要時間)を王とすると、評価関
数:に対して変分原理: δJx=O・・・(2) を適用する。すると、オイラー・ポアソンの方程式によ
って、 3  ゛ −d  (2x(t))/dt3=o   ・・・(3
)となり、(3)式の一般解として、 が得られる。ただし、aoは定数である。
この6個の定数an(n=O〜5)は、第3図の終点P
 (つまりt=0)における位置×1、速度V および
加速度α1xと、始点P、(t=T>x における位置×2、速度v2xおよび加速度α2xとの
それぞれの値を与えることによって定めることができる
これらの境界条件のうち、終点P。および始点P にお
ける加速度α 、α をOとして、これs      
   1x   2X らの点P  、P  における位置および速度に連続S 性を持たせることにする。すると、定数a □ −85
は次のようになる。
a o ” X 1 a1=■1X a2=O a3=(−■(6■1x+4■2x)+10(X  −
Xl))/T a  = (T (8v  +7v2x) −41x 15 (x  −xl))/T a =(−3T(v1x+■2x)+ 6 (X  −Xl ) )/T ・・・(5) また、y座標についても(4)、(5)式と同様の式を
得ることができる。
以上の手続きによって定められる軌跡は次のような性質
を有している。まf1塗装ガン2の加々速度は加速度の
時間微分であるが、周知のように加速度はその物体に加
わる力に比例する。したがって、加々速度が大きくなる
ような動作を行なわせようとすると、塗装ガン2に加え
なければならない力を急激に変化させなければならない
。すると、ロボット1の駆動系に負担がかかり、ロボッ
ト1自体を損傷させやすいばかりでなく、塗装ガン2の
動作に無用の衝撃や撮動が発生することになる。
これに対して、上記のような「加々速度最小化法」を適
用すれば、塗装ガン2に加える力の変化がゆるやかにな
り、その結果、塗装ガン2の動きも滑らかになる。
一方、(4)、(5)式かられかるように、このように
して定められる軌跡は、移動所要時間Tに応じて変化す
るようになっている。したがって、この時間Tを種々変
化させれば異なった軌跡が得られることになる。これを
より定量的に見るために、x1=x2. v  = (
−v2x) >O・(6)x の場合を考えると、(4)、 (51式によって、次の
(7)式が得られる。
x(t)=x1+v1xt− 2■ T t +■1xT t x ・・・(7) 上記(6)式の条件下では、対称性から、t=(T/2
>でx (t)が最大になるが、t=(T/2)を(7
)式に代入すると、X (t)の最大値xlaxとして
、 X1ax=X+(5716)v1x丁     ・・・
(8)が得られる。したがって、X  は、Tooにお
max いて王の増加関数となる。すなわち、(4L (5)式
で表わされる軌跡において移動所要時間Tを大きくとれ
ば、第3図のエツジEから遠く離れた軌跡が得られ、下
を小さくすれば、エツジEの近くを通る軌跡が得られる
ことになる。
このため、移行区間A、における軌跡を時間補間して、
所定の時間幅Δtごとの補間点の位置を与えることにす
れば、(4)式によって、= 、2m、 b、 (k/
N ) n−(9)となる。ただし、 b  =a  To・(10) n であり、補間点の数Nと上記T、Δtとは、N= [T
/Δt]+1       ・・・(11)の関係があ
る。ただし、(11)式の記号[]は、整数化に関する
ガウスの記号である。
以上が「加々速度最小化法」の要点であるが、次に、こ
の方法を変形利用して、この実施例における「第1と第
2の軌跡」を特定する方法について説明する。
B−11の この実施例においては、第3図の終点P8および始点P
、の位置に応じた所定の基準位置として、ワークWのエ
ツジEの位置を想定する。そして、塗装ガン2が移行区
間Ai内で通過する各通過点とエツジEとの最大はみ出
し距IIIL(第3図)max が、外部から指定された許容最大はみ出し距離L0以下
となるような軌跡を「第1の軌跡」とする。
この第1の軌跡における最大はみ出し距” maxは、
次のようにして求めることができる。
第3図のような場合には、終点P。と始点P。
とのそれぞれにおける速度ベクトルマ 、v2が互いに
反平行であるが、一般に、これらの速度ベクトルマ、マ
、の間の角度が、第4図に示すようにθとなっている場
合を考える。ただし、簡単化のため、 117 II = II ’172II       
   ・(12)であり、かつエツジEはX軸に垂直で
あって、速度ベクトルワ、がX軸に平行になっている場
合を考える。
すると、速度ベクトル 、v2は、 ワ  =(v   、0) 1      1x マ  =(V   、V   ) 2     2x    2y =(v  cosθ、 v1ysinθ)  ・(13
)x のように表わすことができる。
一方、対称性から、N個の補間点のうちの中央の補間点
、すなわちk = N /2において塗装ガン2とエツ
ジEとの距離が最大となるはずである。したがって、(
13)式を(5)式に代入して係数a。を求め、それを
(9)式に代入した後にk = N /2とすると、こ
のような最大はみ出し距離を与える通過点のX座標X。
とじて、次の(14)式が得られる。
ただし、Xl =oとした。
x o= (5/32)T V 1x(1−cosθ)
  −(14)このときのy座標y。は、(5)、 (
9)式と同様の式に基いて、 ’T’0 = (V2   Vl  )/2= (5/
32)T V 1x Sinθ・・・(15) となる。ただし1.Vl、V2は終点P。および始点P
、のy座標である。なお、(14)式においてθ=π、
x1=Oとすると、前述した(8)式となることは容易
に確認することができる。
したがって、最大はみ出し距離し  は、次のmax = (5/16)v 1x”  sin (θ/2)・
・・(16) 他方、補間点の数Nと移動所要時間Tとの間には(11
)式の関係があるが、この(11)式における整教化な
どの記号を省略して簡略化すると、次の(17)式のよ
うによくことができる。
N=丁/Δ丁             ・・・(17
)したがって(17)式を(16)式に代入すると、補
間点の数Nと最大はみ出し距1i1iL   との関係
式とaX して、次の(18)式が得られる。
N = L   / ((5/16)v 、xΔT 5
in(θ/2))aX ・・・(18) また、エツジEがX軸に垂直でない場合には、(18)
式を一般化した式として、次の(19)式が得られる。
N=L、8x/ ((5/16) lマ、11ΔTSin(θ/2))・
・・(19) さらに、第3図のような折り返し動作を行なわせる場合
には、θ=πであるから、次の(20)式が得られる。
N = L   / ((5/16)V  ΔT)  
・・・(20)IIlax1× したがって、最大はみ出し距離L  を指定さnax れた許容最大はみ出し距離り。以下とするためには、Δ
Tの値を固定した場合において、N≦L  / ((5
/16) I+9. IIΔT) ・・・(21)を満
足するように、補間点の数Nを選択しなければならない
ことになる。特に、L   =LQとなnax るような補間点の数Naは、 N  −L  /((5/16)IIマ、11Δ丁)・
・・(22)O で与えられる。
U≦上」しし化机畳 次に、塗装ガン2の加々速度η=火が、指定された許容
最大加々速度以下となるための条件を求める。この実施
例では、X方向およびy方向のそれぞれについて、指定
された許容最大加々速度以下となるように、各成分に分
けて考える。それは、ロボットの各自由度ごとに加々速
度を制限する方が好ましいからである。
まず、加々速度のX成分η8については、(4)式の3
階時間微分を求めることによって、次の(23)式が得
られる。
”n  =6a  +24a  t+60a5tx  
  3    4 ・・・(23) 、v−(−■2x)の場合には、(5)11   2 
  1x (23)式によって次の(24)式となる。
−3・・・(24) η =12 (2t−T)v1xT したがって、O≦t≦Tの範囲におけるη8の絶対値の
最大値η、は、 η =12■1xT・・・(25) xm となる。さらに、(16)式でθ=πとし、この(16
)式を(25)式に代入すれば、(26)式が得られる
η =3(5/8)2v1x3/L 2・・・(26)
xm                       
 naxこの(26)式の関係を、v1xeパラメータ
として表現したグラフが第5図に示されている。ただし
、この第5図は、0 、05 m/sacきざみテ■1
xをとって描いたグラフであり、このうち代表的なカー
ブ以外は一部のみが描かれている。この第5図かられか
るように、たとえば、ロボット1の撮動特性等の動特性
に基づいて、許容最大加々速度のX成分ηxoをηxo
 = 40 TrL / Sec  のように指定した
ときには、V 1x” 1 、0 m/secの場合に
、し   ≧170s nax とする必要があることがわかる。そして、(26)式に
おけるη8.をηXOで置換し、(26)式と(20)
式とを組合わせることによって、最大加々速度η、が許
容最大加々速度ηXOとなるような補間点の数Nbとし
て、 Nb=2二、/(ΔT 2)  ・・・(27)が得ら
れる。
一方、y方向については、(5)、 (9)式において
、x (k)→y (k) xl・x2−ゝy1・y2 vlx−V2×″v1y・2y ao、b  −+c  、d。
n の置換を行ない、v  =v  =○、V2  ’T’
1=iy   2V lと置くことによって、次の(28)〜(30)式が得
られる。ただし、’/、V2およびV i y 、 V
 2yはそれぞれ、終点P および始点P、における塗
装ガン2のy方向の位置および速度である。
00=y1 c 1= 02 = 0 C3=10J/T C4=−151/T 5          ・・・(29)C5=61/T d  =c  T’             ・・・
(30)n また、y方向の加々速度η、については、(23)式と
同罹にして、 ηy=6C3+2404を十60C5t・・・(31) となり、(29)式をこの(31)式に代入すると、次
の(32)式が得られる。
η =60j!/T3−3601t/T4+360j!
 t2/T5 =360j! ((t/T−1/2)2−1/12) 
/T3・・・(32) したがって、t=o、Tにおいて加々速度η。
の絶対値は最大値η をとり、その最大値η7.は(3
3)式で表わされる。
η =601/T3        ・・・(33)m また、N=T/ΔTの関係を用いて(33)式を書換え
ると、 η =6(1/ (NΔT)3    ・・・(34)
m となる。
この(34)式を、1をパラメータとして表現したグラ
フが第6図であり、ここではΔT=35mseてのカー
ブとの交点の横軸座標に基いて、このような許容最大側
々速度η、0以下の加々速度で塗装ガン2が動くために
必要とされる補間点の最小の数N。を定めることができ
る。
すなわち、(34)式でη、□=η、0と費くことによ
って、 N  =(601/η )  /ΔT ・・・(35)
c         yO が得られ、N≧Noならば、y方向の加々速度η、を許
容最大加々速度η、。以下とすることができることにな
る。
そして、以上のようにして求まった補間点の数N  、
Nb、Ncを比較し、その比較結果に基いて塗装ガン2
の軌跡を決定するのであるが、これについては次の項で
詳述する。
C9制 の具体例 そこで、次に、第1図に示したフローチャートを参照し
つつ、塗装ガン2の移動制御の具体例について説明する
。この制御は」シトロールユニット4内のマイクロコン
ピュータによって実行される。ただし、以下では、この
発明の特徴に関係する移行区間A、についての制御のみ
を説明し、通常のロボットの制御方法によって制御され
る部分についての説明は省略する。
まず、第1図のステップS1では、ティーチングによっ
てあらかじめ教示されている終点P。および始点P、に
ついての位置、速度および姿勢データを、コントロール
ユニット4内のメモリから読出す。そして、次のステッ
プS2において、第座標系の座標軸とのなす角度を求め
、それに基づいて、終点P および始点P、における位
置・速度成分: xl・ yl・ Vlx・  1y・ x2・ y2・ V2×・v2y を演算する。また、これらによって、終点P。と始点P
、との間の距離1′を、 J’=((X  −X2)  + (y  −y  )2)112 ・・・(36) によって求める。なお、第3図のような場合には速度ベ
クトルQ 、v が反平行であるため、これらの角度関
係は問題にならないが、第4図のような場合には、角度
θも求めておく。この角度θは次のようにして求めるこ
とができる。たとえばII V、  It −II v
2It ノトキニハ、第7図かられがるように、 sin (θ/2) = 1172−71 II/2+
17,11・・・(31) であるため1 、−1 θ−2s+n(Itマ2−マ、  II/2 II 9
11+ )・・・(38) となる。したがって、 、2のx、y成分がわかれば、
角度θを求めることができる。第4図のような場合には
、このようにして自動的にθを求め、このθと(19)
式などを利用して、(22)式に相当するN、を演算す
るが、以下では第3図のようにマ、と9.とが反平行に
なっている場合を例にとって説明を進める。
次のステップS3では、このようにして求まった各種と
、オペレータがオペレーションパネル5によって指定し
た許容最大はみ出し距離り。と許容最大加々速度η  
η とを用いて、(22)、 (27xO・ yO )、(35)式などから、補間点の数(の候補値)N、
Nb、Noを求める。これは、(22)、 (27)、
 (35)式をその都度演算して求めてもよく、ルック
アップテーブル方式のメモリにこれらの関係をストアし
ておき、このメモリを使用してもよい。
ところで、補間時間幅6丁はあらかじめ与えられた固定
値(たとえば35m5ec)である。したがって、補間
点の数N  、N  、N  を求めていbc るということは、はみ、出し距離からの制限と加々速度
からの制限とのそれぞれに応じて塗装ガン2の軌跡を個
別に定めたときに、移動所要時間がどのようになるかを
求めていることと等価になる。
次のステップS4では、補間点の数N、Nb。
Ncの大小関係を相互に比較し、その比較結果に基いて
、実際に採用する補間点の数Nを決定する。
この処理の詳細は次の通りである。
まず最初に、N、とNcとを比較して、より大きい方の
値をN。とする。したがって、補間点の数がN。以上で
あれば、X方向およびy方向のいずれにおいても、加々
速度は許容最大側々速度以下になるわけである。以下、
これを「加々速度条件」と呼ぶ。
一方、塗装ガン2の最大はみ出し距離L  がax 許容最大はみ出し距離し。以下となるためには、補間点
の数はNa以下でなければならない(はみ出し距離条件
)。このため、これらの2つの補間点の数の候補値N、
Noの大小関係によって、実際の補間点の数Nのとり方
が変わってくる。これを9説すると次のようになる。
■ N  <N。のとき(第8図(a))このときには
、上記2つの条件(加々速度条件と、はみ出し距離条件
)を満足するようなNが存在しないために、いずれか一
方を優先させることになる。これらの2条件のうち、加
々速度条件(N≧No)は、これを満すことが振動等を
防止して動作の滑らかさを確保するために望ましいとい
うことであって、これを完全に満足しないからといって
ロボット1の動作に決定的な障害を与えるものではない
。ところが、はみ出し距離条件は可能な限り満足させる
べきものであって、この条件を破ると、障害物との干渉
などによって、ロボット1の動作が停止してしまうなど
の問題が生ずる。
そこで、第8図(a)のような場合には、加々速度条件
により近いという制限下で、はみ出し距離条件を優先し
、補間点の数NとしてNaを採用する。
■ N0≦N、のとき(第8図(b))このときには、
第8図(b)中に斜線で示すように、2つの条件を同時
に満足する領域Bが存在する。したがって、この領域B
の中で補間点の数Nを選択すればよいわけである。とこ
ろが、移行所要時間を短くして作業効率を上げるために
は、少しでも補間点の数Nを小さくした方がよい。そこ
て、この場合には、Noを実際の補間点の数Nとして採
用する。
以上をまとめると、第8図からもわかるように、はみ出
し距離条件から要求される補間点の数Naと、加々速度
条件から要求される補間点の数N。
とを比較し、より小さい方を実際の補間点の数Nとして
採用することになる。前述したように、補間の時間幅Δ
Tは固定されているため、この比較は、それぞれの条件
を満すような移動所要時間(N ΔT)、(N06丁)
を互いに比較していることと等価である。そして、移動
所要時間が短い方の軌跡を採用することになる。
このようにして実際の補間点の数Nが決定されると、こ
の数Nを(9)、 (28)式などに代入し、この(9
)、 (28)式や、これらに含まれている係数を定め
るための(5)、 (29)式などを用いて塗装ガン2
の軌跡を特定する。そして、この軌跡に沿って塗装ガン
2を移動制御し、それによって、第3図の終点P から
始点P8までの移動を行なわせる(第1e 図ステップS5)。このようにしてひとつの折り返し動
作が完了すると、次の制御へと移って行く。
D、変形例 以上、この発明の一実施例について説明したが、この発
明は上記実施例に限定されるものではなく、たとえば次
のような変形も可能である。
■ 上記実施例では、補間の時間幅が一定であるものと
して、補間点の数の比較を行なったが、移動所要時間そ
のものを比較してもよい。
■ 上記実施例は第3図のような折返し移動を対象とし
たが、たとえば第9図(a)、 (b)のような移動に
もこの発明は適用可能である。これらの場合、許容最大
はみ出し距離を定めるための基準位置は、たとえば次の
ように定めることができる。
すなわち、第9図(a)の場合には終点P (始点PS
)を基準位置とすればよく、第9図(b)の場合にはワ
ークの頂点Qを採用すればよい。
■ この発明は、塗装ロボットのみならず、種々の産業
用ロボットに適用可能である。したがって、上記実施例
では2つの塗装区間の間の移動を考えたが、一般に、何
らかの処理を行なう2つの処理区間の間の移行区間につ
いてこの発明が適用され得ることになる。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明によれば、2つの処理区
間の間におけるエンドエフェクタの移動において、所定
のIf位置からの最大距離が許容最大距離となる条件と
、その区間におけるエンドエフェクタの加々速度が許容
最大加々速度となるという条件とを考慮して、より短い
時間で移動が行なわれるような軌跡を選択することにな
るため、エンドエフェクタが障害物と干渉することを防
止しつつ、滑らかに短時間でエンドエフェクタを移動さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の手順を示すフローチャー
ト、 第2図は実施例の実施に適したロボットの外観斜視図、 第3図、第4図、第7図および第8図は実施例の原理の
説明図、 第5図および第6図は実施例における加々速度条件の一
例を示すグラフ、 第9図はこの発明の詳細な説明図、 第10図および第11図は従来の制御方法の説明図であ
る。 1・・・ロボット、        2・・・塗装ガン
、4・・・コントロールユニット、 R1−1,Ri・・・塗装区間(処理区間)、P ・・
・終点、 R8・・・始点、 W・・・ワーク、Lo・
・・許容最大はみ出し距離、

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1の処理区間の終点から第2の処理区間の始点
    までの移行区間内でエンドエフェクタを移動制御するた
    めのロボットの制御方法であって、(a)前記移行区間
    内における前記エンドエフェクタの通過位置と、前記終
    点および始点の位置に応じて定められた所定の基準位置
    との間の最大距離が、指定された許容最大距離となるよ
    うに定められる第1の軌跡と、(b)前記移行区間内に
    おける前記エンドエフェクタの加々速度の絶対値が、指
    定された許容最大加々速度となるように定められる第2
    の軌跡とのそれぞれについて、前記移行区間の移動所要
    時間を算出して互いに比較し、前記第1と第2の軌跡の
    うち、前記移動所要時間が短い方の軌跡に沿って前記エ
    ンドエフェクタの移動制御を行なわせることを特徴とす
    るロボットの制御方法。
  2. (2)前記第1と第2の軌跡は、時間に関する多項式に
    よって表現され、 前記移動所要時間の算出と比較とは、所定時間幅ごとに
    設定される補間点の数の算出と比較とによって行なわれ
    る、特許請求の範囲第1項記載のロボットの制御方法。
JP1323987A 1987-01-21 1987-01-21 ロボツトの制御方法 Pending JPS63180108A (ja)

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