JPS63179470A - デ−タ記録方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光ディスク等の記録媒体にデータを記録する
場合のデータ記録方法に関する。

〔従来技術〕

大容量の光ディスクをデータの記録媒体として用いる文
書ファイルシステム等では、一般的に記録データを特定
するキーワード、ファイル名等の検索情報と記録媒体に
おけるこのデータの記録アドレスとを対応付け、フロッ
ピィディスク等の外部メモリに記録しておき、この検索
情報を手がかりとして記録アドレスを特定し、データの
検索を行なっている。

データ記録媒体である光ディスクは、その盤面円周方向
に複数の記録領域、所謂セクタ、に等分割されていると
共に、データの記録・再生を案内するトラックがスパイ
ラル状に設けられており、各トラックの１周は所定数の
セクタによって構成されている。この場合各セクタには
アドレスが順次付与される。またデータ記録は、その情
報９に応じて１または複数セクタを使用し、各セクタの
アドレスに従って順次行なわれる。

即ち、データが入力されると、データの情報量に基づい
て、光デイスク上の記録アドレスと所要セクタ数とが決
定され、このアドレスと光ディスクに予め付与されてい
るアドレスとの比較に基づき、一連のデータがセクタ毎
に記録される。また、ディスク上の傷等によって、光デ
イスク上のアドレスデータの内容が異なり、アドレス比
較の結果、これが一致しない場合は、そのセクタへのデ
ータ記録は行なわず、次のセクタに対する処理へ移る。

その際、一連のデータ記録が複数°セクタにわたってい
れば、アドレスが一致しなかったセクタへ記録すべきデ
ータに続く別の１セクタ分のデータを記録する。

ところで、現在文書ファイルシステム等に広く用いられ
ている光ディスクは、ディスク基板にレーザ光を集光し
て穴（ピント）をあけ、このビットの有無また長さと間
隔によってデータの記録・再生を行なっているため、一
旦記録したデータの書き換えは不可能である。

従って、一連のデータ記録直後にこのデータを読出し、
特開昭５７−２５０４７号に開示されるような、所定符
号に基づく誤り訂正をセクタ毎に行なった後、この訂正
の通・不通を判断し、訂正が不適当である場合は、この
セクタの記録を誤りとするとともに、誤りセクタを示す
フラグをこのセクタに付与し、記録すべきデータを別の
記録領域に再記録する０以上のような所定符号に基づく
誤り訂正は、アドレス又はデータ、いずれの誤りがある
場合にも行なわれる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところで、前述のような所定符号に基づく誤り訂正は記
録データの読出しに際して行なうデータの読込み方によ
りて生じる誤りに対する訂正処理であって、アドレスの
誤りは、そのアドレスの読込み方によって生じる誤りで
はないため、記録データに対する訂正と同様の訂正は不
可能である。

従って、アドレスに誤りがあるセクタは、データ記録を
行なうべきではない欠陥セクタであるから、このような
セクタに対しても、その処理に長時間を要する誤り訂正
を行なう構成であっては、データ記録処理に長時間を要
し、処理効率が低い。

本発明はこのような問題点を解決するためになされたも
のであって、データ記録の処理時間を短縮してその効率
を向上させるデータ記録方法の提供を目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明はその記録領域が複数領域に分割されると共に、
各領域には夫々の位置を表わす位置情報が付与されてい
る記録媒体にデータを記録する際に、付与されている位
置情報に従って、データを記録すべき領域を決定し、記
録直後に記録データを読出し、各領域の記録誤りを検出
すると共に記録誤りがある領域を特定し、特定された領
域に記録すべきデータを別領域に記録するデータ記録方
法において、データを記録する際に、付与されている位
置情報に誤りがある領域に対して、該領域を弁別し得る
弁別情報を作成、記録する一方、記録直後に記録データ
を読出した際に、弁別情報に基いて位置情報に記録誤り
がある領域を検出すると共に該領域に記録すべきデータ
を別領域に記録することを特徴とする。

〔作用〕

本発明方法は、夫々に位置情報が付与された複数の領域
を有する光ディスク等の記録媒体へ一連のデータを記録
する際、付与された位置情報に誤りがある領域を特定し
得る信号を作成、記録しておく一方、記録直後に記録デ
ータを読出して誤り訂正を行なう際に、前記信号に基き
特定される、位置情報に誤りがある領域を誤り訂正を行
なわずに記録誤りの領域と特定すると共に、他の領域に
は誤り訂正を行ない、記録誤りを検出して記録誤りの領
域を特定し、位置情報または記録データに誤りがある領
域に記録すべきデータを別領域へ記録する。

〔実施例〕

以下、本発明をその実施例を示す図面に基づき詳述する
。第１図は本発明に係る光デイスクファイル装置の構成
を示すブロック図である０図中ｌはデータを記録する光
ディスクであって、その構成を第２図に示す概略図に従
い説明すると盤面に設定されたデータの記録、再生を案
内するスパイラル状のトランク（図示省略）は、その１
周毎に等分割されたセクタ１４を有し、各セクタには、
トランクに沿ってアドレスが順次付与され、各セクタが
データ記録の基本単位となっている。また、データその
ものを記録するデータ領域の所要範囲には、データ記録
に誤りが生じた場合に、正しいデータを再記録する代替
セクタ領域１５が設けられている。

図中２は、システム制御回路であって、記録すべきデー
タが入力されるとこれを一旦図示しない画像メモリに記
憶すると共に、光ディスクｌにおけるデータの記録位置
であるセクタアドレス及び記録範囲であるセクタ数を決
定し、このデータを、アドレス一致検出・回路３に与え
、データをエンコーダ４へ送る。アドレス−政検出回路
３は、システム制御回路２から与えられたセクタアドレ
スと、光ディスク１から読取られ、デコーダ８によって
復号化された光ディスク１における記録開始アドレスを
比較し、これが一致した場合、一致信号をシステム制御
回路２及びＯＲゲート９へ送る。システム制御回路２は
、一致信号に応じて、エンコーダ４によって符号化され
ると共に、所要情報が付加さたデータを変調回路５へ送
り、レーザ変調回路５は、図示しない光源から発射され
るレーザ光を、記録するデータに応じた光信号に変調す
る。

光学ヘッド６は、変調されたレーザ光を、光ディスク１
の所要位置に照射し、このレーザ光が光ディスク１の盤
面を変質させることによフてデータが記録される。フラ
グ付加回路７はデータの記録状態に応じてレーザ変調回
路５へ信号を送り、送られた信号は、光ディスクｌの所
定位置に記録される。

また、アドレス不一致信号発生回路８は、前記アドレス
比較の結果、これが一致しなかった場合に、前記一致信
号と異なる所定のタイミングで不一致信号を発し、ＯＲ
ゲート９に与える。　ＯＲゲート９は、アドレス一致検
出回路３とアドレス不一致信号発生回路８とから送られ
た信号の両方を合わせてカウンタ１０へ送り、カウンタ
ｌＯは、両信号をカウントする。アドレス不一致信号発
生回路８はカウンタｌＯへ送られる信号をラッチして所
要値を算出し、これをメモリ１１へ送る。メモリ１１は
この所要値を一時的に記憶しておくと共に、後述するデ
ータ訂正時に、これをシステム制御回路２へ送る。

さらに、光ディスクｌに記録された符号化データは、記
録直後に弱いレーザ光の照射によって光学ヘンドロに読
取られる。読取られたデータはデコーダ１２へ送られて
復号化され、メモリ１１に記憶されている値に基づき、
所要セクタのデータが誤り訂正回路１３へ送られる。誤
り訂正回路１３は、所定方法に従ってデータの誤りを訂
正した後、この訂正の通・不通を所定信号に基いて判断
し、判断の結果をシステム制御回路２に与える。システ
ム制御回路２は、この判断結果及び前記メモリ１１から
送られた値に基づき、画像メモリに記憶しておいた所要
データを、光ディスク１における当初記録領域とは別の
領域に再記録する。なお、再記録されたデータは前述と
同様にして記録が正しく行なわれたか否かが調べられる
。

以上のような構成の光デイスクファイル装置における本
発明方法の実施手順を説明する０本実施例では第２図に
示す如く、ｌトラックを形成する８セクタを１組のデー
タ処理単位とし、８セクタの内、ｌセクタをこの組内の
他のセクタに誤ったデータが記録された場合の再記録用
代替セクタとして設定する。各セクタには予めトラック
に沿ってアドレスが順次付与されており、データはアド
レスに従って順次記録される。また、各セクタのフォー
マット状態を第３図に示す概念図に従って説明すると、
ｌセクタは、１０部１６とデータ部１７とを有し、ＩＱ
部Ｉ６は同期信号及び光ディスク１におけるセクタの位
置を示すアドレス情報からなり、データ部１７は、デー
タの記録状態を示す第１フラグ、第２フラグ及び同期信
号及びデータの誤り検出・訂正符号（ＥＤＣ，ＥＣＣ）
が付与された実際のデータからなる。

入力されたデータは、システム制御回路２によって一旦
図示しない画像メモリに記憶される一方、光ディスク１
における記録開始セクタアドレス及び所要セクタ数が決
定され、これらのデータがアドレス一致検出回路３へ送
られると共に、データはエンコーダ４へ送られる。アド
レス−政検出回路３は、送られたセクタアドレスと、光
ディスクｌから読取られ、デコーダ８によって復号化さ
れた、光ディスク１における記録開始アドレスとを比較
し、これが一致した場合は、一致信号をＯＲゲート９及
びシステム制御回路２へ送ると共に、アドレス不一致信
号発生回路８から不一致信号が発生しないように制御す
る。システム制御回路２は、エンコーダ４により符号化
され、誤り検出・訂正符号（ＥＤＣ，ＥＣＣ）が付与さ
れたデータをアドレス一致信号が与えられることによっ
てレーザ変調回路５へ送り、データを光ディスク１へ記
録し得る光信号にｉｌｌし、光ディスク１の所定セクタ
に記録する。

また、前述の如くアドレスを比較した結果、これが一致
しなかった場合、アドレス一致検出回路３は、アドレス
不一致信号発生回路８へ信号を送り、アドレス一致信号
の発生タイミングより所定時間遅らせてアドレス不一致
信号を発生させ、この不一致信号はＯＲゲート９へ送ら
れる。即ち、不一致信号の発生タイミングを遅らせるこ
とによって、一致信号が発生したときに、不一致信号が
発生しないように制御し得る。

なお、以上のようなアドレスの比較は、記録開始アドレ
スの一つ前のアドレスから行ない、記録開始アドレスに
誤りがあった場合に、これを検出し、アドレス不一致信
号を発生し得るようにしておく、またアドレス一致信号
と不一致信号とはＯＲゲート９へ送られ、一連の信号列
としてカウンタ１０へ送られる。カウンタ１０は、この
信号列から、アドレス比較の回数、即ちセクタ数をカウ
ントしてその°値をメモ１月１に与える一方、該信号列
の内のアドレス不一致信号を、アドレス不一致信号発生
回路８にてラッチすることにより、アドレス不一致信号
が、一連のセクタの何セクタ目に発生したかを検出し、
このセクタ序列の情報をメモリ１１へ送る。メモリ１１
は、不一致信号が発生したセクタの序列情報をシステム
制御回路２に与え、システム制御回路２は、この情報に
基づき、該当セクタへのデータ記録を行なわず、次セク
タ分のデータの記録処理へ移る。

また所定セクタ数の一連のデータ記録が終了すると、直
ちにこの記録データが読出され、デコーダ８で復号化さ
れた後、セクタ単位で誤り訂正回路９へ出力される。そ
の際、システム制御回路２へ読出されたメモリ１１のア
ドレス誤りセクタに関するデータに基き、該当セクタに
対しては誤り訂正を行なわないように制御すると共に、
光ディスクｌの該当セクタの第２フラグに誤りセクタを
示す情報を付与する。また、データが記録されたセクタ
に対し、誤り訂正回路９は、各セクタに付与されている
誤り検出・訂正符号（ｆ！ＤＣ，ＩＩＣＣ）に基き、シ
ステムにおいて訂正可能な範囲の訂正を行なった後、訂
正チェック符号（ＣＲＣ）によって訂正の通・不通を判
断し、それに応じた信号をシステム制御回路２に与え、
以上を所要セクタ数分行なう、システム制御回路２は、
行なわれた訂正が適当であったセクタはデータ記録が正
しく行なわれたセクタとして決定する一方、訂正が不適
当であったセクタはデータ記録に誤りがある誤りセクタ
として、フラグ付加回路７へ信号を送り、光ディスクｌ
の該当セクタの第２フラグに、誤りセクタを示す情報を
付与する。

次に、システム制御回路２は、誤りセクタに記録すべき
データを、一旦入力データを記憶しておいた画像メモリ
から読出し、エンコーダ４へ送り、これを符号化して光
ディスクｌに再記録を行なうが、そのセクタが属するト
ランク内に未記録の代替セクタが誤りセクタと間数以上
有る場合は、その代替セクタに再記録する。また、未記
録の代替セクタ数が誤りセクタ数に満たない場合は、別
トラックの記録用セクタに誤りセクタを含む全データを
再記録する。このとき、一連のデータが複数セクタに及
んでいる場合は、誤りセクタを含む一連のデータ全てを
別トラックの記録用セクタに再記録する。

次に、記録データを再生する場合、特定されたデータの
記録セクタアドレスにアクセスして各セクタの第２フラ
グからそのセクタが誤りセクタであるか否かを調べる。

誤りセクタでない場合は、そのセクタのデータを再生す
る一方、誤りセクタの場合は、代替セクタにアクセスし
てデータを再生する。なお本実施例では代替セクタは各
トラックに１セクタとしたが、複数の代替セクタを設定
する場合は、アクセスする代替セクタを特定し得る情報
を第２フラグに記録する構成とすればよい。

なお、本実施例では、光ディスク１の各セクタに予めア
ドレスを付与したが、データ記録時にアドレスを付与す
る光ディスクであっても同様の効果が得られる。

〔効果〕

本発明は、光ディスクへのデータ記録時に、各セクタに
付与されているアドレス情報に誤りのあるセクタを検出
しておき、記録直後に記録データを読出してその誤り訂
正をセクタ毎に行なう際に、アドレス情報に誤りのある
セクタに対する誤り訂正を省略することによって処理時
間を短縮し、データ記録の効率を向上させるという優れ
た効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る光デイスクファイル装置の構成を
示すブロック図、第２図は光ディスクの構成を示す概略
図、第３図はｌセクタのフォーマント状態を示す概念図
である。 ｌ・・・光ディスク　　２・・・システム制御回路３・
・・アドレス一致ネ★出回路　　７・・・フラグ付加回
路　　８・・・アドレス不一致信号発生回路　　９・・
・ＯＲゲー）　　　１０・・・カウンタ　　１１メモリ
　　１３・・・誤り訂正回路

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、その記録領域が複数領域に分割されると共に、各領
   域には夫々の位置を表わす位置情報が付与されている記
   録媒体にデータを記録する際に、付与されている位置情
   報に従って、データを記録すべき領域を決定し、記録直
   後に記録データを読出し、各領域の記録誤りを検出する
   と共に記録誤りがある領域を特定し、特定された領域に
   記録すべきデータを別領域に記録するデータ記録方法に
   おいて、 データを記録する際に、付与されている位置情報に誤り
   がある領域に対して、該領域を弁別し得る弁別情報を作
   成、記録する一方、記録直後に記録データを読出した際
   に、弁別情報に基いて位置情報に記録誤りがある領域を
   検出すると共に該領域に記録すべきデータを別領域に記
   録することを特徴とするデータ記録方法。