JPS63178998A - スラリ−高圧圧送方法及び装置 - Google Patents

スラリ−高圧圧送方法及び装置

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JPS63178998A
JPS63178998A JP312787A JP312787A JPS63178998A JP S63178998 A JPS63178998 A JP S63178998A JP 312787 A JP312787 A JP 312787A JP 312787 A JP312787 A JP 312787A JP S63178998 A JPS63178998 A JP S63178998A
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pressure
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elastic membrane
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武司 保谷
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 開示技術は工場廃液等の微粒固形分を多量に含有してい
るスラリーの次段の高圧固液分離等を行う装置への圧送
に際して開閉バルブを制御する技術分野に属する。
〈、要旨の概要〉 而して、この出願の発明は工場廃液等を貯留するスラリ
ータンクとフィルタープレス等の次段処理装置との間に
介装されている高圧圧送装置がそのケーシング内部に膨
出型の袋状の弾性膜体を内装し、油圧ポンプ等からの油
圧によりスラリー至側のスラリータンクからのスラリー
をフィルタープレス等の次段処理装置に高圧圧送するに
際し、そのスラリーに対する電磁バルブ等の吸排バルブ
の制御をエアハンマー等の流体ハンマーが生じないよう
に、高圧圧送装置の内外の差圧を最適に調整するように
したスラリー高圧圧送方法、及び、それに直接使用する
装置に関する発明であり、特に、高圧圧送装置のエアハ
ンマー室のスラリータンクとフィルタープレス等の次段
処理装置に接続する吸入口と排出口に配備されている電
磁バルブ等の吸排バルブを遅延タイマー等により所定の
制御111を介してエアハンマー等の流体ハンマーが生
じないように作動させるようにしたスラリー高圧圧送方
法、及び、装置に係る発明である。
〈従来技術〉 周知の如く、市民生活が豊かになるにつれ、勢い産業活
動も活発になり、特に、各種製造工業においてはその生
産活動の隆盛に伴い、大気汚染や水質汚染等の公害問題
が不可避的に発生し、これに対処する技術がクローズア
ップされてきている。
就中、水質汚染については単に河川の汚濁のみならず、
地下水に対する汚染は生活形態を著しく脅かすうえで、
極めて無視出来ない重要性がおり、したがって、工場廃
液のスラリー等の固液分離は極めて重要であり、しがも
、連続大量の低コスl−での処理は社会問題としても急
務と見なされている。
これに対処するに、出願人の多くの先願発明考案におけ
る膨出型の袋状のゴム製等の弾性膜体を内装する高圧圧
送装置は高圧裡に大量のスラリーをフィルタープレス等
の次段処理装置に圧送する点で実用化されるに至り、公
害処理技術として重要な役目を果してきている。
而して、該秤量願人の先願発明考案の多くにおいて開発
されているスラリー高圧圧送技術を第2図によって略説
すると、高圧圧送装置1はその密閉型のドラAタイプの
ケーシング2の内部にゴム製等の膨出型の袋状の弾性膜
体3により前方にスラリー至4を、侵部に作動液至5を
郭成し、それぞれ最大姿勢、及び、最小姿勢を維持する
金網製等の支持体6.7を設置し、作動液質5側の吸排
口8に対しては制m+装置9に電気的に接続された切換
バルブ10を切り換えて、オイルタンク11から吸排ポ
ンプ12.13を介し作動オイル14を圧入排出するよ
うにしてスラリータンク15からのスラリー16を供給
ポンプ17、開閉用の電磁バルブ18、チェックバルブ
19を介して吸入口20よりケーシング2のスラリー至
4内に吸入し、チェックバルブ19、電磁バルブ21を
介して排出口22より次段処理装置のフィルタープレス
23に高圧裡に供給し、運転状態に応じてスラリータン
ク19からのスラリー16を所定量づつフィルタープレ
ス23に高圧状態で供給し、固液分離するようにしてい
た。
〈発明が解決しようとする問題点〉 而して、その実運転の態様はケーシング2内のスラリー
至4内のスラリー16をしてフィルタープレス23に供
給するに際しては、例えば、高圧圧送装@1の稼動圧力
、例えば、40気圧になって初めて電磁バルブ21を開
放すると、フィルタープレス23、及び、その配管24
内の圧力とケーシング2のスラリー至4の圧力の差が大
ぎいために、所謂エアハンマーが激しく発生し、作業環
境を箸しく阻害するという欠点があった。
又、逆に弾性膜体3が縮退してスラリータンク15から
のスラリー16を供給口20からスラリー至4内にポン
プ17を介して吸入するに際し、スラリー16のフィル
タープレス23に対する供給圧40気圧が維持された状
態で直ちに電磁バルブ18を聞くと、差圧が大きいため
に同様にエアハンマーが発生するという難点があった。
〈発明の目的〉 この出願の発明の目的は上述従来技術に基づくスラリー
のフィルタープレス等の次段処理装置への高圧圧送の際
に発生するエアハンマー等の流体ハンマーの問題点を解
決すべき技術的課題とし、高圧圧送装置の電磁バルブの
開閉タイミングを切換時に遅れ作動をさせることによっ
て流体ハンマーの発生を阻止し、作業環境の静粛さを保
持することが出来るようにして各種産業にあける公害技
術利用分野に益する優れたスラリー高圧圧送方法、及び
、装置を提供せんとするものでおる。
〈問題点を解決するための手段・作用〉上述目的に沿い
先述特許請求の範囲を要旨とするこの出願の発明の構成
は前述問題点を解決するために、スラリータンクから次
段処理装置にフィルタープレス等にスラリーを高圧圧送
して固液分離処理等を行うに際し、高圧圧送装置にスラ
リー7内に充満されているスラリーに対し、液圧室に作
動液を高圧裡に印加して次段処理装置に高圧圧送するに
エアハンマー等の流体ハンマーが発生しない差圧に至る
まで遅延タイマー等のタイマー作動を介して電磁バルブ
を開弁じてエアハンマー等の発生を阻止し、次段処理装
置へスラリーを高圧圧送で送給し、続いて高圧圧送装置
内のスラリー至にスラリータンクからのスラリーを吸引
供給するに際してはスラリータンクからの供給圧との差
圧やエアハンマー等の流体ハンマーを発生させない程度
の差圧になるまで電磁バルブの開弁を遅延タイマーによ
り遅延させて開弁じ、スラリーの吸入を行うようにし、
このようにして高圧圧送装置のスラリーの吸排を流体ハ
ンマーの生じない状態にて稼動させることにより、作業
環境の印好な状態を維持することが出来るようにした技
術的手段を講じたものでおる。
〈実施例〉 次に、この出願の発明の1寅施例を第1図に参照して説
明すれば以下の通りである。尚、第2図と同一態様部分
は同一符号を用いて説明するものとする。
1はこの出願の発明の要旨の1つの中心を成す高圧圧送
装置であり、そのハードウエナは在来態様と実質的に同
一であり、そのケーシング2内には膨出型の袋状の弾性
膜体3がその基部をドラムタイプのケーシング2に固設
されて膨縮自在にされ、その前部はスラリー至4に、又
、後部はオイルの液圧室5に郭成し、各々最大膨張姿勢
、及び、最小縮小姿勢に維持する金網製の支持体6.7
がケーシング2に固設されており、液圧室5に於ける吸
排口8には制御装置9により切り換え制御される切換バ
ルブ10が設けられてオイルタンク11に供給ポンプ1
2、及び、排出ポンプ13を介して液圧室5側に作動オ
イル14を高圧供給低圧排出するようにされている。
而して、15はスラリータンクであり、スラリー室4に
スラリー16を低圧ポンプ17により電磁バルブ18、
及び、チェックバルブ19を介して供給口20より供給
するようにされており、又、N11バルブ21.21、
チェックバルブ19を介して排出口22よりスラリー至
4のスラリー16を次段処理装置としてのフィルタープ
レス23に配管24を介して高圧圧送供給するようにさ
れている。
而して、これらの電磁バルブ、ポンプ、切換バルブ等は
在米態様同様に制御装置9によって電気的に所定に制御
されるようにされているが、この出願の発明においては
スラリータンク15からの電磁バルブ18とフィルター
プレス24への電磁バルブ21には設定時間、プラス、
マイナスにその作動を制御する遅延タイマー25.25
が接続されており、排出側の遅延タイマー25はエアハ
ンマー等が発生しない差圧の範囲で送気に電磁バルブ2
1を開放するようにされ、又、供給側の電磁バルブ18
に於いては同じくエアハンマーの発生しない差圧の範囲
で設定時間遅れで開くようにされている。
そして、これらの早期時間、及び、遅れ時間については
制御ill装置9により適宜に調整自在にされている。
上述構成において、まず高圧圧送装置1のケーシング2
のスラリー至4側に充満されているスラリー16を次段
処理装置としてのフィルタープレス23に高圧圧送する
状態から説明すると、制御装置9により切換バルブ10
が作動オイル14をオイルタンク11から供給する側に
切り換えられると、高圧ポンプ12によりオイルタンク
11からの作動オイル14が供給されて弾性膜体3を膨
出状態にし、そこで該弾性膜体3は膨張して高圧状態で
スラリー16を排出口22、電磁バルブ21を介して配
管24によりフィルタープレス23に高圧圧送するよう
に作動する。
この時、エアハンマーの発生する差圧の圧力になる前に
早期時間作動を設定された電磁バルブ21が当該設定時
間に達すると、制御装置9により開放されるために、4
0気圧等のフル作動圧にならない以前のスラリー室4の
圧力で徐々に排出口22、チェックバルブ19、電磁バ
ルブ21を介してスラリー16は配管24によりフィル
タープレス23に圧送されていき、したがって、その間
、エアハンマー等の流体ハンマーは発生せず、所定量の
スラリー16が圧送されてフィルタープレス23に供給
されると、制御装@9により電磁バルブ21は閉ざされ
る。
勿論、この間、供給口20側はチェックバルブ19によ
りスラリー16がスラリー至4内に高圧状態、例えば、
40気圧に達しても、スラリータンク15側へは逆流し
ない。
そして、フィルタープレス23に所定量のスラリー16
が供給されて所定の固液分離作用が行われている間に高
圧圧送装置1、スラリー16をスラリータンク15から
供給するが、その際、制御装置9により電磁バルブ18
.21が直ちに切り換え開閉されるのではなく、この出
願の発明においては制a装置9により切換バルブ10が
切り換えられてケーシング2内の液圧¥5内の作動オイ
ル14が低圧ポンプ13によりオイルタンク11に帰還
されてケーシング2内の液圧室5、及び、スラリー至4
内の圧力が降下し、ポンプ17側との差圧がエアハンマ
ーを発生させない状態に達した設定範囲の時間遅れによ
り遅延タイマー25が動作して電磁バルブ18を開放し
、そこで低圧ポンプ17によりスラリータンク15から
のスラリー16がチェックバルブ19、供給口20を介
してスラリー至4内に供給される。
したがって、該スラリー16のスラリー至4内への供給
において、エアハンマーは発生せず、スムースに供給が
成され、弾性膜体3が最縮小姿勢となり、支持体7に当
接する時点でスラリー至4内にスラリー16が充満状態
で供給され、制御装置9により電磁バルブ18が閉ざさ
れて低圧ポンプ17が停止し、切換バルブ10が切り換
えられて、オイルタンク11からの作動オイル14が高
圧ポンプ12により液圧室5内に供給され、固液分離の
作用が終了したフィルタープレス23に対し、上述同様
エアハンマーの発生しない差圧状態になるまでの設定時
間の遅延タイマー25が開放してスラリー至4内のスラ
リー16が液圧室5の作動オイル14の高圧により排出
口22から配管24を介してフィルタープレス23に供
給され、そのプロセスにおいて、スラリー至4内のスラ
リー16の圧力が40気圧に達する前に電磁バルブ21
か開かれるためにエアハンマーの発生は前述同様に生ぜ
ず、このようにして、高圧圧送装置1におけるスラリー
16の吸排はエアハンマー等の流体ハンマーを生ずるこ
となく、スラリータンク15からフィルタープレス23
に間欠的に高圧裡に圧送されていく。
尚、この出願の発明の実施態様は上述実施例に限るもの
でないことは勿論であり、スラリータン側の低圧ポンプ
とオイルタンク側の低圧ポンプのいづれか一方を省略し
ても良く、ケーシングのスラリー室とその外側の圧力検
出により自動的に時間の遅れ、及び、早期を制御するよ
うにしても良い等種々の態様が採用可能である。
又、適用対象は工場発液のスラリーばかりでなく、汚泥
等のスラリーに対して等にも適用出来ることは勿論のこ
とである。
〈発明の効果〉 以上、この出願の発明によれば、基本的に工場廃液等の
スラリーを高圧裡にフィルタープレス等の次段処理装置
に圧送するに際し、高圧圧送装置のスラリー室の圧力が
40気圧等の最高圧力に達してから電磁バルブを開放す
る等せずに、エアハンマー発生の差圧になる以前に電磁
バルブを開放し、又、スラリーを吸入するに際しても、
スラリー室が高圧状態で電磁バルブを開放することなく
設定時間遅れを介して開放するように制御するようにし
たために、スラリーの高圧圧送装置における吸排におい
て、エアハンマー等の流体ハンマーが発生せず、静粛な
作業環境を保持することが出来るという優れた効果が奏
される。
又、これらは高圧圧送装置に付随して設けられている各
種電気計装に対する制御装置に連動させた遅延タイマー
を制御することにより現出されるために、その設計がし
易いという利点もある。
又、電磁バルブに遅延タイマーを電気的に接続すること
により、制御装置により最適なエアハンマー等の流体ハ
ンマー発生を防止する時間づれで、早期、時間遅れで電
磁バルブを作動させるために、確実にエアハンマー等の
流体ハンマーを防止することが出来るという優れた効果
が秦される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの出願の発明の1実施例の模式回路図、第2
図は従来技術に基づく高圧圧送装置の模式回路図である
。 15・・・スラリータンク、 23・・・次段処理タン
ク、23・・・次段処理装置、  3・・・弾性膜体、
1・・・高圧圧送装置、 18・・・吸排バルブ、25
・・・遅延タイマー、  2・・・ケーシング、4・・
・スラリー至、  9・・・制御装置、5・・・液圧至

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)スラリータンクと次段処理装置との間に介装され
    た膨出型の弾性膜体を内装する高圧圧送装置からのスラ
    リーの吸排バルブの制御を介してのスラリー高圧圧送方
    法において、上記吸排バルブの開閉を流体ハンマーの生
    じない差圧の程度までの時間差を介して開閉作動するよ
    うにしたことを特徴とするスラリー高圧圧送方法。
  2. (2)上記吸排バルブの開閉制御を遅延タイマーを介し
    て行うようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のスラリー高圧圧送方法。
  3. (3)スラリータンクと次段処理装置との間にそれぞれ
    電磁バルブを介して接続された弾性膜体を有する高圧圧
    送装置において、該弾性膜体のケーシングのスラリー室
    側の吸排口に接続する吸排用電磁バルブが遅延タイマー
    を介して制御装置に接続されていることを特徴とするス
    ラリー高圧圧送装置。
  4. (4)上記遅延タイマーが遅延時間を調整自在に制御装
    置に接続されていることを特徴とする特許請求の範囲第
    3項記載のスラリー高圧圧送装置。
  5. (5)上記遅延タイマーの調整が制御装置により流体ハ
    ンマー現象を生じない程度の差圧に調整自在にされてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第4項記載のスラリ
    ー高圧圧送装置。
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Citations (5)

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