JPS63176142A - 自動車用オ−プニングトリムの製造方法 - Google Patents

自動車用オ−プニングトリムの製造方法

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Publication number
JPS63176142A
JPS63176142A JP742287A JP742287A JPS63176142A JP S63176142 A JPS63176142 A JP S63176142A JP 742287 A JP742287 A JP 742287A JP 742287 A JP742287 A JP 742287A JP S63176142 A JPS63176142 A JP S63176142A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
powder
molded product
resin molded
opening trim
Prior art date
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Pending
Application number
JP742287A
Other languages
English (en)
Inventor
Jiro Awazu
治郎 粟津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hayashi Telempu Corp
Original Assignee
Hayashi Telempu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Hayashi Telempu Corp filed Critical Hayashi Telempu Corp
Priority to JP742287A priority Critical patent/JPS63176142A/ja
Publication of JPS63176142A publication Critical patent/JPS63176142A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車用オープニングトリムの製造方法に関す
る。
〔従来の技術〕
自動車用オープニングトリムは、自動車ボディのドア開
口部7ランジや、サンルーフ開口部フランジに装着され
て、フランジ突起からの人体の保護と室内装飾の役割を
果たすものである。この種オープニングトリムは、通常
、軟質塩化ビニル4脂の被覆層と、鉄板の打ち抜き品の
インサートからなっている。
これを製造する方法としては押出成形機を用いる方法が
一般的である。この場合、クロスヘッドを用いてインサ
ートを連続的に供給しつつ、軟質塩化ビニル樹脂の異形
押出成形を行う。押出直後の成形品は絞ロールによりエ
ンボスされて、その後、水槽を通して冷却される。冷却
後にロールフォーミング装置によりU字形状に曲げ加工
が施され、定尺裁断が行われる。
従来、押出成形材料として用いられる軟質塩化ビニル樹
脂は、黒色のオープニングトリムの場合には再生樹脂を
使用することがあったが、着色オープニングトリムの場
合には新しい樹脂が使用される。表面にファプリツタを
貼り込む場合には再生樹脂を用いることができる。また
ファブリックに近い高級感を出すために表面に静電植毛
によりパイルを植毛する場合があるがこの場合も再生樹
脂を用いることができる。
軟質塩化ビニル樹脂の代わりに熱可塑性エラシトマーを
用いることもある。通常、熱可塑性エラストマーは軟質
塩化ビニル樹脂に比べて比重が小さいため製品が軽くな
るメリットがある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述したように、従来は着色オープニングトリムの製造
の場合、その前に他の色、例えば黒色の再生樹脂製オー
プニングトリムを製造していると、一旦機械を止めて、
押出成形機の内部およびクロスヘッド、ダイスの内部を
清掃してから、別の色の樹脂を流す必要があり、色変え
に多くの時間を要していた。また色調整のための材料ロ
スも多かった。
更に、黒色以外の色物については再生樹脂が使用できな
いため、コストが嵩む欠点があった。また表面外観もイ
ンサートの打ち抜き部の空洞等での樹脂ひけが発生して
、表面に絞むらや凹凸が発生し易かった。
一方、樹脂の二重押出により材料ロスを防止する手段も
考えられるが、この場合、複数の押出装置を準備する必
要があり、また技術的にも困難性がある。
本発明は上記問題点を克服し、再生樹脂を用いて、種々
の色彩、模様を有するオープニングトリムをコストの上
昇を招(ことなく製造できる自動車用オープニングトリ
ムの製造方法を提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決する本発明の手段は、自動車オープニ
ング)17ムの製造方法において、(1)  クロスヘ
ッドの後方より補強用インサートを供給しつつ、押出成
形機により溶融あるいは軟化した高温の樹脂を押出し樹
脂成形品を作る工程、 (2)  前記高温で樹脂成形品が、高温状態を保持し
ている間に樹脂パウダーを樹脂の表明に散布し、樹脂成
形品に残留している熱により前記樹脂パウダーを加熱す
る工程、 (3)前記樹脂成形品を再加熱ゾーンを通すことにより
、それの表面に散布された樹脂パウダーを更に加熱し、
溶融軟化させる工程、    −(4)  続いて二ン
ボスロールで前記樹脂成形品の樹脂パウダーが散布され
た表面を圧締し、該表面に絞模様を賦与する工程、 (5)絞模様が賦与された樹脂成形品を冷却する工程、
を含むことを特徴とする自動車用オープニングトリムの
製造方法である。
〔作  用〕
樹脂パウダー散布装置を設けたことにより、色変更はパ
ウダーの色を変更するだけで可能となる。
パウダーの色は例えばパウダー散布装置を複数設けてお
けば、機械を止めることなく可能であり、樹脂の色変え
をすることなく連続で製造できる。
また違う色のパウダーを交互に散布することにより縞模
様或いは霜降柄も可能となる。
〔実 施 例〕
つぎに、本発明を実施例により図面を参照して説明する
第1図は本発明の実施のための装置の一実施例の正面図
、第2図■、@、0は本発明により製造されるオープニ
ングトリムの工程順の断面図、第3図は本発明により製
造されたオープニングトリムの一実施例の斜視図である
これらの図において、押出機1は水平のクロスヘッド1
aの先端にTダイlbを有し、上部に樹脂原料2供給用
ホツハ1cを備えている。Tダイ1bの端部に僅かの間
隔を置いてパウダー4の散布装置3が配置され、これの
下流側(図では右側)に再加熱装置5が配置され、さら
にその下流側に絞りロール6、受ロール6aおよび冷却
水槽7は順次配置される。
コイル状に成形されたインサート11は押出機1のクロ
スヘッドla内を通り、ホッパlcより供給される樹脂
原料2はインサート11を被覆してTダイibより第2
図囚にその断面を示す樹脂成形品1oとなって押出され
る。樹脂成形品lo上にパウダー散−布装置3によりパ
ウダー4が散布され、その直後再加熱装置5によりパウ
ダー4が散布された樹脂成形品10は再加熱される。こ
の状態では第2図■に示すように樹脂成形品10の上面
にパウダー散布面10aが形成される。樹脂成形品10
は複数の7乙う手段7により搬送され絞りロール6によ
りパウダー散布面10に絞模様が形成されぬ。絞模様が
賦与された樹脂成形品は続いて冷却槽7により冷却され
てから、ロールフォーミング工程に送られ、第2図(Q
および第3図に示すように、オープニングトリム12が
形成される。
本発明で用いることができる樹脂パウダー4は押出成形
に用いる原料樹脂2と同じ材質が好ましい。例えば押出
成形に原料樹脂2として軟質塩化ビニル樹脂を用いた場
合には、樹脂パウダー4として塩化ビニル樹脂パウダー
を用いる。このパウダー4としては通常スラッシュ成形
等に用いられるものと基本的には同じものを用いること
ができる。パウダー40粒径としては10μから1間ま
でのものが採用できる。パウダー4は、前記押出成形品
をロールフォーミングによりU字形状曲げした場合に表
面になる部位のみに限定することが望ましい。パウダー
の散布量としては、溶融後に0.1〜1.5朋の厚さは
なるよう調整することが望ましい。
上記再加熱装置5は一般に赤外線ヒータを用いているが
、300〜500℃の熱風を吹きつけるようにしても良
い。これら再加熱装置5により樹脂成形品上に散布され
たパウダーは140〜200℃に加熱されて溶融軟化す
る。
樹脂パウダー散布装置3を設げたことにより、色変更は
パウダーの色を変更するだけで可能となる。パウダーの
色は例えばパウダー散布装置3を複数段げておけば、機
械を止めることなく可能であり、樹脂の免責えをするこ
となく連続で製造ができる。また違う色のパウダーを交
互に散布することにより縞模様或いは絹降柄も可能とな
る。
〔発明の効果〕
本発明は樹脂成形品に樹脂パウダーを散布し再加熱後圧
締することにより、つぎの利点が得られる。
(1)押出成形に使用される樹脂は表面には現れないた
め、再生樹脂を使用できる。更に免責えの必要がないた
め、各色の樹脂を用意する必要がなく、原料の調整が非
常に楽になる。   −(2)  免責えはパウダー散
布装置を複数用意することにより、短時間で行うことが
できるため、コストの増大を伴なうことなく生産効率が
上昇する。
(3)  表面にパウダーを散布するため、押出成形品
における樹脂のひけが目立たなくなり、見栄えが非常に
改良される。
(4)パウダーの散布を特定の周期で不連続に行うこと
により霜降タイプや縞模様タイプも可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施のための装置の一実施例の正面図
、第2図■、■、(Qは本発明により製造されるオープ
ニングトリムの工程順の断面図、第3図は本発明により
製造されたオープニングトリムの一実施例の斜視図であ
る。 1・・・押  出  機、 2・・・樹 脂 原 料、
3・・・パウダー散布装置、  4・・・パ ウ ダ 
−、5・・・再加熱装置、  6・・・絞 リ ロ −
ル、7・・・冷゛却水槽、10・・・樹脂成形品−10
a・・・パウダー散布面、 11・・・イ ンサー ト
、12・・・オープニングトリム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 自動車用オープニングトリムの製造方法において、 (1)クロスヘッドの後方より補強用インサートを供給
    しつつ、押出成形機により溶融あるいは軟化した高温の
    樹脂を押出し樹脂成形品を作る工程、 (2)前記高温で樹脂成形品が、高温状態を保持してい
    る間に樹脂パウダーを樹脂の表面に散布し、樹脂成形品
    に残留している熱により前記樹脂パウダーを加熱する工
    程、 (3)前記樹脂成形品を再加熱ゾーンを通すことにより
    、それの表面に散布された樹脂パウダーを更に加熱し、
    溶融軟化させる工程、 (4)続いてエンボスロールで前記樹脂成形品の樹脂パ
    ウダーが散布された表面を圧締し、該表面に絞模様を賦
    与する工程、 (5)絞模様が賦与された樹脂成形品を冷却する工程、 を含むことを特徴とする自動車用オープニングトリムの
    製造方法。
JP742287A 1987-01-17 1987-01-17 自動車用オ−プニングトリムの製造方法 Pending JPS63176142A (ja)

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JPS63176142A true JPS63176142A (ja) 1988-07-20

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ID=11665431

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JP742287A Pending JPS63176142A (ja) 1987-01-17 1987-01-17 自動車用オ−プニングトリムの製造方法

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JP (1) JPS63176142A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0661145A1 (en) * 1993-12-31 1995-07-05 Lager Etablissement A system for recycling heterogeneous plastic materials for coating metal articles

Cited By (1)

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