JPS63175653A - 排ガス処理システムにおけるダスト捕集量の制御方法 - Google Patents
排ガス処理システムにおけるダスト捕集量の制御方法Info
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- JPS63175653A JPS63175653A JP62006561A JP656187A JPS63175653A JP S63175653 A JPS63175653 A JP S63175653A JP 62006561 A JP62006561 A JP 62006561A JP 656187 A JP656187 A JP 656187A JP S63175653 A JPS63175653 A JP S63175653A
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Landscapes
- Electrostatic Separation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野コ
本発明は石炭焚ボイラ排煙処理システム等に適用される
排ガス処理システムにおけるダスト捕集量の制御方法に
関する。
排ガス処理システムにおけるダスト捕集量の制御方法に
関する。
［従来の技術］
第２図はボイラ１からの排ガスを空気予熱器（ＡＨ）２
で熱回収し、乾式電気束じん装置（ＥＰ）３で除じんし
、次に、ガスガスヒータＣＧＧＨ）４で更に熱回収後、
湿式脱硫装置５で脱硫し、再びＧＧＨ４で再加熱し、そ
の後煙突６により排出する従来の一連の排ガス処理シス
テムのフローを示すものである。
で熱回収し、乾式電気束じん装置（ＥＰ）３で除じんし
、次に、ガスガスヒータＣＧＧＨ）４で更に熱回収後、
湿式脱硫装置５で脱硫し、再びＧＧＨ４で再加熱し、そ
の後煙突６により排出する従来の一連の排ガス処理シス
テムのフローを示すものである。
このシステムを構成する機器のうちＥＰ３の出口ダスト
濃度は特別な制御を行なわない場合、ボイラ１で燃焼す
る石炭の性状やＡＨ２の出口ガス温度およびボイラ１の
負荷等によって大きく変動する。
濃度は特別な制御を行なわない場合、ボイラ１で燃焼す
る石炭の性状やＡＨ２の出口ガス温度およびボイラ１の
負荷等によって大きく変動する。
一般にＥＰ出ロダスト濃度は使用炭やガス条件に合せ、
ＥＰ出口で許容される最大値（例えば１５０１６んＩＮ
）を超えないよう設計されるため、石炭性状やガス条件
（含ボイラ負荷）によっては出口濃度が極端に少く （
例えば数ηん１Ｎ）なることもめずらしくない。一方Ｇ
ＧＨ４は処理ガス中に残存する微量の８０３ （例えば
数ｐｐｍ）により腐食を受は易い雰囲気にあるが、令迄
の経験と研究によれば、第３図に示すようにＳ０３量に
対し一定割合以上のダストが存在すれば（これをＤ／Ｓ
で表わす）腐食量を低く保つことが判ってる。
ＥＰ出口で許容される最大値（例えば１５０１６んＩＮ
）を超えないよう設計されるため、石炭性状やガス条件
（含ボイラ負荷）によっては出口濃度が極端に少く （
例えば数ηん１Ｎ）なることもめずらしくない。一方Ｇ
ＧＨ４は処理ガス中に残存する微量の８０３ （例えば
数ｐｐｍ）により腐食を受は易い雰囲気にあるが、令迄
の経験と研究によれば、第３図に示すようにＳ０３量に
対し一定割合以上のダストが存在すれば（これをＤ／Ｓ
で表わす）腐食量を低く保つことが判ってる。
そこで最近は第２図に示すように、ＥＰ出口にダスト濃
度計８によりダスト濃度を検出し、制御装置９により、
ＥＰ出ロダスト濃度を一定範囲内にコントロールするた
めＥＰの電源装置７の荷電制御を行っている例がある。
度計８によりダスト濃度を検出し、制御装置９により、
ＥＰ出ロダスト濃度を一定範囲内にコントロールするた
めＥＰの電源装置７の荷電制御を行っている例がある。
しかし現在はＳ０３濃度を自動的に測定する方法が実用
化されていないため、ダスト濃度のコントロール幅の下
限値を決めるに当たっては手分析による測定又は計算に
より求めた最大発生Ｓ０３濃度を基にして下限値を設定
している。
化されていないため、ダスト濃度のコントロール幅の下
限値を決めるに当たっては手分析による測定又は計算に
より求めた最大発生Ｓ０３濃度を基にして下限値を設定
している。
そのため下限値の値は余裕をみて高目の設定を行う必要
があり、その結果として脱硫装置５における副生品の品
質の低下や、汚泥量の増大、および煙突６からの排出濃
度が高くなり、排煙処理システムの持つ除しん能力を十
分生かしていないという問題をかかえている。
があり、その結果として脱硫装置５における副生品の品
質の低下や、汚泥量の増大、および煙突６からの排出濃
度が高くなり、排煙処理システムの持つ除しん能力を十
分生かしていないという問題をかかえている。
［発明が解決しようとする問題点］
前述の問題点すなわち脱硫副生品の品質低下や汚泥増大
を防止し、排出ダスト濃度をＧＧＨの腐食増大を伴なわ
ない範囲で常に最小になるようにするためには、ＥＰ出
口Ｓ０３濃度を連続的に測定しそれに応じたダスト濃度
の下限値を決めればよいが、Ｓ０３濃度の連続測定器は
未だ実用化されていない。
を防止し、排出ダスト濃度をＧＧＨの腐食増大を伴なわ
ない範囲で常に最小になるようにするためには、ＥＰ出
口Ｓ０３濃度を連続的に測定しそれに応じたダスト濃度
の下限値を決めればよいが、Ｓ０３濃度の連続測定器は
未だ実用化されていない。
本発明は、Ｓ０３測定器に代るものとして、既に実用さ
れているセンサの情報を新しい知見を基に、間接的にＳ
０３濃度を推定し、それによりＥＰ出ロダスト濃度の下
限値を制御することにより、上記従来の問題点を解消し
得る排ガス処理システムにおけるダスト捕集量の制御方
法を提供することを目的とする。
れているセンサの情報を新しい知見を基に、間接的にＳ
０３濃度を推定し、それによりＥＰ出ロダスト濃度の下
限値を制御することにより、上記従来の問題点を解消し
得る排ガス処理システムにおけるダスト捕集量の制御方
法を提供することを目的とする。
［問題点を解決するための手段］
石炭をボイラ１で燃焼させると石炭中のイオウ分はほと
んどＳ０２になるが、そのＳ０２の２〜３％がＳ０３に
転化する。石炭中のイオウ分を連続測定する方法はない
が、それに代るものとしてＳＯ２計が実用されており、
通常脱硫装置入口。
んどＳ０２になるが、そのＳ０２の２〜３％がＳ０３に
転化する。石炭中のイオウ分を連続測定する方法はない
が、それに代るものとしてＳＯ２計が実用されており、
通常脱硫装置入口。
出口に設置されているので、その値によりボイラ１の出
口Ｓ０３は予測できる。次にボイラ出口ＳＯ３はＡＨ２
を通過する際第４図に示すようにＡＨ出ロガス温度によ
りある一定割合ガス中に残存し、他はダストに付着して
ＥＰで捕集されてしまうことが判った。ＡＨＨ口残存Ｓ
０３はそのままＥＰ３を通過しＧＧＨ４の入口ＳＯ３濃
度となる。ＡＨ出口には通常温度計が設置されておりそ
のデータが利用可能である。
口Ｓ０３は予測できる。次にボイラ出口ＳＯ３はＡＨ２
を通過する際第４図に示すようにＡＨ出ロガス温度によ
りある一定割合ガス中に残存し、他はダストに付着して
ＥＰで捕集されてしまうことが判った。ＡＨＨ口残存Ｓ
０３はそのままＥＰ３を通過しＧＧＨ４の入口ＳＯ３濃
度となる。ＡＨ出口には通常温度計が設置されておりそ
のデータが利用可能である。
本発明による排ガス処理システムにおけるダスト捕集量
の制御方法は、排ガスを予熱器を通して電気集じん器に
て除じんした後ヒータ、脱硫装置を介して排出する排ガ
ス処理システムにおいて、上記予熱器とヒータ間の排ガ
ス温度を計測するとともに、上記脱硫装置入口以前の排
ガス中のＳ０２濃度を計測することによって、上記電気
集じん器入口の排ガス中Ｃ５０３ａ度を推測し、上記電
気集じん器出口における排ガス中の上記５ｏ３ａ度とダ
スト濃度との比が所定値となるようにダスト捕集量を制
御することを特徴とする。
の制御方法は、排ガスを予熱器を通して電気集じん器に
て除じんした後ヒータ、脱硫装置を介して排出する排ガ
ス処理システムにおいて、上記予熱器とヒータ間の排ガ
ス温度を計測するとともに、上記脱硫装置入口以前の排
ガス中のＳ０２濃度を計測することによって、上記電気
集じん器入口の排ガス中Ｃ５０３ａ度を推測し、上記電
気集じん器出口における排ガス中の上記５ｏ３ａ度とダ
スト濃度との比が所定値となるようにダスト捕集量を制
御することを特徴とする。
［作用〕
本発明方法によれば、ＡＨ出出方ガス温度脱硫入口Ｓ０
２濃度から、ＧＧＨ入口ＳＯ３濃度を推定し、その値に
よりＥＰ出ロダスト濃度の下限値を求め、ＥＰの電源装
置の荷電状態を制御することによって、ＥＰ出ロダスト
濃度をＣＧＨの腐食を一定以内に押えつつ最小に保つ運
転が可能となる。
２濃度から、ＧＧＨ入口ＳＯ３濃度を推定し、その値に
よりＥＰ出ロダスト濃度の下限値を求め、ＥＰの電源装
置の荷電状態を制御することによって、ＥＰ出ロダスト
濃度をＣＧＨの腐食を一定以内に押えつつ最小に保つ運
転が可能となる。
［実施例］
第１図は本発明方法を実施するのに用いられる排ガス処
理システムの一例を示す図で、１はボイラ、２はＡＨ，
３はＥＰ、４はＧＧＨ，５は湿式脱硫装置、６は煙突、
７は電源装置、８はダスト濃度計、９は制御装置、１０
は温度計、１１はＳ０２計を示す。
理システムの一例を示す図で、１はボイラ、２はＡＨ，
３はＥＰ、４はＧＧＨ，５は湿式脱硫装置、６は煙突、
７は電源装置、８はダスト濃度計、９は制御装置、１０
は温度計、１１はＳ０２計を示す。
第１図において、１〜９に示す各部の構成および作用は
第２図について説明したものと同一であリ、また第１図
においては、通風のためのファンやボイラ１とＡＨ２の
間に設置される場合のある脱硝装置や脱硫装置５の後方
に設ける場合がある湿式ＥＰは省略しである。又ＧＧＨ
４は第１図のように一体形の場合のほか、熱吸収部と再
加熱部を分離したタイプがあるが、どちらの場合も本発
明は適用できる。
第２図について説明したものと同一であリ、また第１図
においては、通風のためのファンやボイラ１とＡＨ２の
間に設置される場合のある脱硝装置や脱硫装置５の後方
に設ける場合がある湿式ＥＰは省略しである。又ＧＧＨ
４は第１図のように一体形の場合のほか、熱吸収部と再
加熱部を分離したタイプがあるが、どちらの場合も本発
明は適用できる。
本発明を実施するためには、ＡＨ出口（又はＡＨ２〜Ｇ
ＧＨ４の間どのポイントでも同等）に設けられた温度計
１０と脱硫装置入口（又はボイラ１〜脱硫装置５の間ど
のポイントでも同等）に設けられたＳ０２計１１のデー
タをＥＰダスト濃度制御装置９にインプットし、制御装
置９内でＳＯ２濃度を予測計算させ、必要なり／Ｓが保
持できるダスト濃度の下限値を決め、ＥＰ出口濃度計８
により計測されるダスト濃度が決められた下限値を保持
するようにＥＰの電源装置７の荷電量を制御すればよい
。
ＧＨ４の間どのポイントでも同等）に設けられた温度計
１０と脱硫装置入口（又はボイラ１〜脱硫装置５の間ど
のポイントでも同等）に設けられたＳ０２計１１のデー
タをＥＰダスト濃度制御装置９にインプットし、制御装
置９内でＳＯ２濃度を予測計算させ、必要なり／Ｓが保
持できるダスト濃度の下限値を決め、ＥＰ出口濃度計８
により計測されるダスト濃度が決められた下限値を保持
するようにＥＰの電源装置７の荷電量を制御すればよい
。
［発明の効果］
本発明方法によれば、プラントの運転条件が変化しても
ＣＧＨの腐食量を許容限度内に保ちつつ脱硫装置の副生
品の品質を高く保つことができ、また脱硫装置の排水汚
泥を低減することができ、さらに煙突より排出するダス
ト濃度を最小限に押えることができる等の優れた効果が
奏せられる。
ＣＧＨの腐食量を許容限度内に保ちつつ脱硫装置の副生
品の品質を高く保つことができ、また脱硫装置の排水汚
泥を低減することができ、さらに煙突より排出するダス
ト濃度を最小限に押えることができる等の優れた効果が
奏せられる。
第１図は本発明方法を実施するのに用いられる排煙処理
システムのフロー図、第２図は従来例の排煙処理システ
ムのフロー図、第３図および第４図はそれぞれ本発明方
法を説明するための図である。 ８・・・ダスト濃度計、９・・・制御装置、１０・・・
温度計、１１・・・ＳＯ２計。
システムのフロー図、第２図は従来例の排煙処理システ
ムのフロー図、第３図および第４図はそれぞれ本発明方
法を説明するための図である。 ８・・・ダスト濃度計、９・・・制御装置、１０・・・
温度計、１１・・・ＳＯ２計。
Claims (1)
- 排ガス予熱器を通して電気集じん器にて除じんした後ヒ
ータ脱硫装置を介して排出する排ガス処理システムにお
いて、上記予熱器とヒータ間の排ガス温度を計測すると
ともに、上記脱硫装置入口以前の排ガス中のＳＯ＿２濃
度を計測することによって、上記電気集じん器入口の排
ガス中のＳＯ＿３濃度を推測し、上記電気集じん器出口
における排ガス中のＳＯ＿３濃度とダスト濃度との比が
所定値となるようにダスト捕集量を制御することを特徴
とする排ガス処理システムにおけるダスト捕集量の制御
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62006561A JPS63175653A (ja) | 1987-01-14 | 1987-01-14 | 排ガス処理システムにおけるダスト捕集量の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62006561A JPS63175653A (ja) | 1987-01-14 | 1987-01-14 | 排ガス処理システムにおけるダスト捕集量の制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63175653A true JPS63175653A (ja) | 1988-07-20 |
Family
ID=11641741
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62006561A Pending JPS63175653A (ja) | 1987-01-14 | 1987-01-14 | 排ガス処理システムにおけるダスト捕集量の制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63175653A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014046079A1 (ja) | 2012-09-20 | 2014-03-27 | 三菱重工業株式会社 | 排煙処理方法および排煙処理装置 |
-
1987
- 1987-01-14 JP JP62006561A patent/JPS63175653A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014046079A1 (ja) | 2012-09-20 | 2014-03-27 | 三菱重工業株式会社 | 排煙処理方法および排煙処理装置 |
| US8734747B2 (en) | 2012-09-20 | 2014-05-27 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Method and apparatus for treating exhaust gas |
| KR20150042287A (ko) | 2012-09-20 | 2015-04-20 | 미츠비시 히타치 파워 시스템즈 가부시키가이샤 | 배연 처리 방법 및 배연 처리 장치 |
| CN104684627A (zh) * | 2012-09-20 | 2015-06-03 | 三菱日立电力系统株式会社 | 废气处理方法和废气处理装置 |
| EP2898939A4 (en) * | 2012-09-20 | 2016-04-27 | Mitsubishi Hitachi Power Sys | SMOKE GAS TREATMENT METHOD AND SMOKE GAS TREATMENT DEVICE |
| CN104684627B (zh) * | 2012-09-20 | 2017-05-24 | 三菱日立电力系统株式会社 | 废气处理方法和废气处理装置 |
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