JPS63175163A - キャリヤ上に載置された繊維材料を液体処理するための装置 - Google Patents

キャリヤ上に載置された繊維材料を液体処理するための装置

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JPS63175163A
JPS63175163A JP33675187A JP33675187A JPS63175163A JP S63175163 A JPS63175163 A JP S63175163A JP 33675187 A JP33675187 A JP 33675187A JP 33675187 A JP33675187 A JP 33675187A JP S63175163 A JPS63175163 A JP S63175163A
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tank
carrier
processing liquid
liquid
pipe
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JP33675187A
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ベルナール・バリクワン
フランソワ・ヴィラール
ベルナール デュラント
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Barriquand SA
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    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06BTREATING TEXTILE MATERIALS USING LIQUIDS, GASES OR VAPOURS
    • D06B23/00Component parts, details, or accessories of apparatus or machines, specially adapted for the treating of textile materials, not restricted to a particular kind of apparatus, provided for in groups D06B1/00 - D06B21/00
    • D06B23/14Containers, e.g. vats
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J3/00Processes of utilising sub-atmospheric or super-atmospheric pressure to effect chemical or physical change of matter; Apparatus therefor
    • B01J3/04Pressure vessels, e.g. autoclaves
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06BTREATING TEXTILE MATERIALS USING LIQUIDS, GASES OR VAPOURS
    • D06B5/00Forcing liquids, gases or vapours through textile materials to effect treatment, e.g. washing, dyeing, bleaching, sizing impregnating
    • D06B5/12Forcing liquids, gases or vapours through textile materials to effect treatment, e.g. washing, dyeing, bleaching, sizing impregnating through materials of definite length
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はキャリヤ上に支持された繊維材料の液体処理の
ための改良された装置に関する。
特に、本発明は自然2合成1人工の糸もしくは繊維もし
くはそれらの混合物から構成される繊維材料の処理のた
めの装置に関し、それらの繊維材料の形態は、糸、かま
糸、ウーステ・ノドリボン。
より紐、スピンユングケーキ。織物9編物、糸ビーム、
糸かせ等の形状であり、それら繊維材料は単一の形態の
ものが処理されてもよいし、また、複数の形態の繊維材
料が組み合わされて処理されてもよいし、また、さらに
その処理の態様としては、例えば、染色、漂白2色止め
等が考えられる。
従来の技術 繊維材料の洗浄、染色もしくは漂白のための装置として
、例えば、オートクレープが知られている。このオート
クレープにおいては、例えば、突出部もしくはマニホー
ルドを有するキャリヤ上に、例えば、糸リール等の被処
理繊維材料が載置され、この繊維材料に対して処理液を
通過させるようにするのである。また、このようなオー
トクレープは水平方向に設置される場合もあるし、また
垂直方向に設置されて用いられる場合もある。前者の場
合、液体処理のための閉塞体として、水平方向に軸を有
するタンク等が用いられる。また、後者の場合、それら
オートクレープは一般に、様々な深さの縦穴に垂直に埋
設され、その結果、それらオートクレープは通路もくし
は床の下方に設置されて、それら通路もしくは床にはオ
ーバへ・7ドクレーン等が設置される。このオーバヘッ
ドクレーンは垂直に埋設されたオートクレープに対して
、被処理材料キャリヤを搬入したり搬出したりするため
に作動させられるものである。その結果、必要とされる
空間はかなり大きなものとなり、掘られる縦穴の深さが
深くなるに従って、オートクレープを含む装置全体の設
置作業量が増加し、また、その運転管理のための費用も
増加する。一方、このオートクレープを地面に直接設置
する場合には、設置場所の天井高さを高くする必要があ
る。こうして、オートクレープによって必要とされる空
間をできる限り小さくしながら、これら装置を構成する
ことが求められており、また、既存の装置をより低コス
トで使用することが要求されている。
次に、水平のオートクレープを含む装置の場合には、液
体処理される繊維材料1例えば、織物を支えるキャリヤ
としてチップアップトラック類似のものが用いられる。
そして、これらオートクレープは一般に複雑な装置であ
って、取扱いが面倒であり、通常ただ一種類の作業のた
めに用いられる。したがって、より大きな自由度が要求
されている現代の装置としては、不適当なものである。
そして、上記したようないずれのタイプの装置において
も、処理液/材料比(以下、単に処理液比という)をで
きる限り低く抑えることが要求されている。ここで、処
理液比とは、処理される繊維材料の看に対する使用され
る処理液の量の比率をいう。したがって、処理装置のオ
ートクレープの実効体積、すなわち比処理繊維材料を載
置されたキャリヤが収容される空間は、その載置された
比処理繊維材料の占める空間に可能な限り近づくことが
望ましい。そして、また一方では、染色等の作業の場合
、処理液が加熱されて膨張することを許容する構成とす
ることが望ましい。
オートクレープおよび被処理繊維材料を通過する処理液
の流れ方が適当なものであれば、得られる結果も満足の
いくものとなる。このことは特に、染色の場合に当ては
まる。この場合、処理液がポンプもしくはタービン等に
よって、一つの閉鎖流通回路内を循環させられる。また
、この閉鎖流通回路内には、熱交換器が設けられること
がある。
ポンプ等によって生じる処理液の動的圧力が悪い結果を
もたらすものでないとすれば、残された問題としてはキ
ャリヤおよびその上に載置される被処理繊維材料がオー
トクレープ内で確実に固定されることである。この場合
、処理液の流通方向としては、一方向のみの流通だけで
なく、逆方向にも流通できるようにすることが望ましい
。例えば、糸リールの処理の場合に、そのリールの外側
から内側の方向と、逆に内側から外側への方向の流れを
起こすようにすることが好ましいのである。
また、圧縮ガスや窒素等の不活性ガスを用いて、静圧力
負荷処理を行う場合、それらガスを大蚤に用いることは
コスト的に無視できないものであるので、満足のいく装
置を得るためには、前述してきたような諸条件を満たす
とともに、使用されるガスの量をできる限り少なくする
ことが求められる。
発明の目的 したがって、本発明の目的は経済的な運転が可能な繊維
材料の液体処理のための改良された装置を提供すること
である。すなわち、それら液体処理に関係する処理液比
を低減させ、同時に、上記したような液体処理装置に関
する様々な問題を解決することである。
発明の要旨 本発明は、キャリヤに載置された被処理繊維材料を液体
処理するための改良された装置であって、タンクを含み
、そのタンクの長手方向の軸は概略水平方向に延びるも
のであり、そのタンクの少なくとも一方の端には被処理
繊維材料が載置された少なくとも1つのキャリアをその
タンク内に搬入し、搬出するためのドアが設けられてお
り、またそのタンクは上記キャリアに載置された繊維材
料を処理するための処理液をその繊維材料を通過させつ
つ閉鎖流通回路内を流通させるための少なくとも1つの
アクチュエータ装置を含み、かつ必要に応じて前記閉鎖
流通回路内に設けられる熱交換器を含み、上記キャリア
の各々は箱形のベースを含んでおり、その箱形のベース
はその壁に形成された少なくとも1つの開口を有し、そ
の開口は隣接する同様のキャリアの開口と連結されるか
もしくは上記アクチュエータ装置の第一のパイプと連通
されるものであり、その第一のパイプはその連結される
キャリアの開口を経て上記タンクに連通して、上記処理
液を一方向に流通させるための第一の処理液路を構成し
、上記処理液は第二の処理液路を第一の処理液路におけ
るのとは逆の方向に流れ、その第二の処理液路は少なく
とも上記アクチュエータ装置の第二のパイプを含んでお
り、その第二のパイプは上記タンクに開口するものであ
り、上記第二の通路がタンクの床と天井との間に形成さ
れる壁によって側方から規定されるものであり、かつ、
少なくとも前記第一のパイプおよび第二のパイプは各々
、タンクの床近傍において形成される1つもしくはそれ
以上の通路を通じて、タンク内の処理液を収容する空間
に開口することを特徴とするものである。
本発明の好ましい態様においては、前記タンクは概略平
行六面体の形状を有し、その断面積は長方形であり、ま
た、その断面の大きさはこのタンク内に搬入されるキャ
リヤの断面の大きさと殆ど違いがないようにされており
、その結果処理液比が極めて低くなる。
上記した処理液比は、例えば、糸ビームを処理する場合
には、処理される糸の量を凍らすとか、糸ビームのまわ
りに詰物を詰めることによってさらに減少させることが
できる。この場合、これらの詰物は、そのキャリヤと独
立のものであってもよいし、また、そのキャリヤに固定
されているものでもよい。
上記のような場合に、圧縮空気もしくは窒素等の不活性
ガスを用いて、静圧力付加処理を行った場合、そのよう
な圧力に抗し得る中空の詰物を用いることにより使用さ
れるガスの量を減少させ、その結果、本装置の運転に係
るコストを引き下げることが可能となる。
ある変形例においては、タンクは一般に円形断面を有す
る円筒形状のものが用いられる。この場合も、その断面
の大きさはこのタンクに収容されるキャリヤの断面の大
きさと殆ど違わないようにされる。
また、別の実施例においては、タンクは円形断面を有す
る円筒状のものが用いられるが、その内部が区画されて
断面形状が弓形の遊び空間が形成され、その結果、キャ
リヤが搬入される残りの平行六面体の空間の断面の大き
さが、そのキャリヤの断面の大きさと殆ど違わないよう
にされる。
本発明においては、改良された装置が占めるスペースを
減少させるために、そのタンクの上方に処理液調製コン
テナが設けられており、この処理液調製コンテナは、運
転状態において通常、パイプ、バルブ、ポンプ等により
タンクに連結され、このパイプ等を通じ、処理液がタン
ク内に導入され、もしくはタンクから処理液が排出され
る。
以上のような構成において、特にタンクが四角形の断面
を有し、かつ、オートクレープとして作動するようにさ
れているときには、タンクがその圧力に対して十分耐え
得るように横断方向に補強材が設けられ、また、必要に
応じ、タンクの周辺に長手方向の補強材が用いられる。
そして、タンクの下部に位置する横断方向の補強材もし
くは、それら補強材のうちのいくつかはタンク/コンテ
ナ装置全体を地面上で支える手段として機能する。
また、ある実施例においては、タンクが床は平らにされ
、その内側面にはローラが配設される。
一方、被処理繊維材料キャリヤのベースには一組のトラ
ックが形成され、このトラックとタンク床のローラが共
働して、キャリヤをタンク内に搬入し、もしくはタンク
内からキャリヤを搬出することを許容する。
上記したキャリヤは、特に極めて単純な構造することが
可能で、その主体はキャリヤの下部を形成する箱形ベー
スとすることができる。
処理を受ける繊維材料が糸リール等の場合には、このベ
ースに突出部もしくはマニホールドが直立して形成され
、縦横に等間隔ないしは互い違いの状態で配置される。
そして、処理される糸リールはその軸をこれら突出部に
通されることによってキャリヤ上に載置される。また、
これら突出部等はそのリール内部で処理液を通す処理液
通路として機能する。
また、処理される繊維材料がウーステッドリボン、かま
糸もしくはより紐等である場合には、上記ベースにはそ
れらリボン、かま糸もしくは紐をそれぞれ所定の位置で
確実に処理するための手段が設けられる。そのような手
段としては、例えば、カラー等が用いられる。
さらに別の実施例においては、糸リール等の処理の場合
、突出部もしくはマニホールドを有しないキャリヤが用
いられる。しかし、この場合にも、キャリヤには多くの
糸リールを縦横に、もしくは互い違いに正しく保持する
ための手段となるモジュールが設けられる。
さらに別の実施例において、例えば、糸リール等の処理
の場合に、キャリヤはその糸リールを垂直方向ではなく
、水平方向に並べて支持するようにされる。この場合、
キャリヤの箱形ベースには、それらリールを保持するた
めのスピンドルを確実に支持するための手段が設けられ
、また、他方、それらリールに対して、もしくはそれら
リールから処理液を流入させもしくは流出させるための
手段が設けられる。
さらに、別の実施例において、例えば、糸か廿を処理す
る場合、キャリヤの長手方向の側壁にはそれら糸かせを
通す直線状のロッドを支持する手段が設けられる。この
場合、この手段と直線状のロッドは互いに平行であり、
また、それらは処理タンクの軸に対して直角となる。
また、本発明の別の実施例において、例えば、糸のリー
ルもしくはウーステッド糸のリールと、糸ビームを同時
に処理する場合、処理液をタンク内で循環させるための
アクチュエータ装置には、第三のパイプが設けられる。
この第三のパイプは、タンクの壁を貫通し、タンク内に
おいてその糸ビームを支えるチューブに対向する。そし
て、この第三のパイプには、このアクチュエータ装置の
ポンプ等の作用下にある処理液を繊維材料に有効に適用
するための液通路を形成するためのバルブ手段が設けら
れる。
上記実施例において、糸ビームが載置されるキャリヤは
、その断面形状が四角形であり、より好ましくは正方形
もしくは長方形である。
上記実施例のある変形例においては、複数の糸ビームが
同一のキャリヤ上に載置されるが、この場合、このキャ
リヤは概略四角形の断面を有し、かつ、それら複数の糸
ビームはその正方形もしくは長方形の断面のコーナに載
置されることになる。
本発明に従う改良された装置の別の実施例においては、
タンクの概略中央垂直面内において、その底の部分に沿
って長手方向にダクトが形成され、このダクト内を処理
液が一方向に流通させられる。
そして、その一方でその中央ダクト近傍に形成された少
なくとも1つ、好ましくは2つの長手方向に延びるチャ
ンネル内を中央ダクト内を流れる処理液の方向とは逆の
方向に処理液が流される。
上記のような構造においては、長手方向の中央ダクトを
規定する壁面内に1つ、好ましくは複数のオリフィスが
形成され、そのオリフィスがキャリヤの処理液ボックス
に設けられた連結脚に対してシール手段を介して係合さ
せられることにより、その中央ダクトとキャリヤの連結
が実現され、その結果、閉鎖流通路がつながる。
処理液を通すための、上記側方チャンネルは、キャリヤ
の側壁もしくは上面によって規定される。
ある実施例においては、処理液を一方向に流通させるた
めの長手方向の中央ダクトは、弓形の断面形状を有する
ものとされ、この中央ダクトの上方を処理液が逆の方向
に流れるようにされる。
また、別の実施例においては、タンク内で処理液を移動
させるためのアクチュエータ装置として、タービン、ポ
ンプ、熱交換器等を含むものが用いられるが、これらア
クチュエータ装置は、タンクの一方の端において、かつ
概略的にタンクの幅方向の中央に設けられる。
本発明に従う装置のいずれの実施例においても、長手方
向に設けられた中央ダクトを処理液の供給路として、す
なわち処理液を処理されるべき繊維材料に導くために用
いることができる。そして、繊維材料を通過し終わった
処理液は、長手方向に延びる側方のチャンネルを経てア
クチュエータ装置に還流させられ、こうして閉鎖された
流通回路が完結する。また、別の実施例においては、処
理液は長手方向に延びる側方のチャンネルを経てタンク
内に供給され、中央ダクトを経て戻される。
発明の効果 本発明によれば、現代の繊維材料の処理工場に完全に適
用し得る装置を提供することができる。
本装置によって行われる液体処理は、例えば、紡績と紡
織の中間段階の製造過程の一工程を構成するものである
。この点に関して、本発明によれば、被処理繊維材料の
取扱いがその処理工程の全段階で容易化され、しかも、
極めて自動化に適したものとされるのである。
本発明の装置のオートクレープは、可能な限りコンパク
ト化され、また、その取付けもしくは運転に関して、既
存のオートクレープで必要とされる縦穴等を形成するた
めの煉瓦積み等の作業が全く不要とされる。
本発明によれば、改良されたオートクレープを用いるこ
とにより、液体処理作業が筒易化されるばかりでなく、
その処理作業に先行もしくは後行する工程での生産性を
高めることができる。実際に、被処理繊維材料をそれぞ
れの支持具に取り付けもしくはそれらの支持具から取り
外すための作業は、それらの支持具を異なった機械、装
置の間で移動させる必要がある場合には、作業時間が増
加するばかりでなく、必要な労働力も増加し、生産効率
を高める上でしばしば障害となってきたからである。
本発明によれば上記のような問題が解消され、また、同
一の生産工場内で行われる連続する処理作業が合理化さ
れるのである。
さらに、本発明の装置においては、使用される処理液の
処理液比が低下させられるにもかかわらず、すなわち、
使用される処理液量が少ないかもしくは掻めて少なくさ
れるにもかかわらず、オートクレープ全体を流通するそ
の処理液の供給の態様が極めて良い結果、非常に優れた
品質の生産物が得られるのである。
そして本発明の装置は、繊維材料の製品化の分野で、現
在採用されているあらゆるタイプの液体処理に適用でき
るものである。例えば、そのような処理として、高温処
理、加圧処理があり、また、使用される処理液の処理液
比が1対3であるような場合であるとか、さらにまた処
理される繊維材料が処理液によって全く浸されることの
ない処理方法も可能とされる。この方法は、エネルギ、
水。
染料、化学薬品等の節約の見地から望ましいものであり
、また、公害物質となるようなものを含む廃水を可能な
限り少なくするために有用な方法である。
実施例 以下本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する
第1図から第4図に示されているのは、被処理繊維材料
キャリヤの上に置かれた織物等の被処理繊維材料を液体
処理するための本発明による装置の全体である。本装置
はまず、タンク10を含んでいる。タンク10は染色等
、繊維材料の液体処理を行なう工場において、その地面
に直接設置されるものであって、その長手方向の軸は概
略水平方向に伸びているが、この態様に限定されるもの
でないことは言うまでもない。タンク10はその長手方
向の一方の端に、ドア11を有している。
このドア11としては、ピボット式もしくはシャッタ式
が適している。そして、タンクIOの他方の端は後壁1
2となっている。第3図および第4図に示されるように
、タンク10は平行六面体の形状を有し、上記ドア11
および後壁12に加えて、左右の垂直側壁13,14、
平らな床15および平らな天井16により構成されてい
る。
これらの図から明らかなように、タンク10にはさらに
、横断方向(長手方向に直角な方向)の補強材20.2
1が配設されている。これら補強材のいくつかはタンク
10を地面上に支える機能を有している。さらに、タン
ク10には、長手方向に補強材23,24.25等が用
いられている。
タンク10の上方、すなわち、天井16の上方には補強
材30および31が配設されている。これら補強材30
および補強材31は補助的に処理?ll Am整コンテ
ナ35を支えている。このコンテナ35は一方ではパイ
プ、バルブ、モータ等(第10B図および第17図参照
)によってタンク10に連結されており、他方ではアク
チュエータ装置36に連結されている。アクチュエータ
装置36は繊維材料処理液をタンク10内で流通させる
ためのものである。アクチュエータ装置36は、ポンプ
もしくはタービン37.給・排パイプ38゜排・給バイ
ブ39を含んでいる。そして、パイプ38および39の
うちのいずれか一方もしくはその双方(本実施例におい
ては、パイプ39のみ)に、熱交換器40が設けられて
いる。パイプ38および39は、処理液の閉鎖流通回路
の一部を構成するものであって、各々、被処理繊維材料
が収容されるタンク10の内部と連通させられている。
パイプ38は、ズボンのように二股に分かれた脚部41
..41□を含んでおり、それら脚部41、.41□は
各々タンク10の後壁12に形成された第一の通路42
.43に連結されている。
他方、パイプ39も同様に後壁12に形成された第二の
通路44に連結されている。この第二の通路44は断面
が横長の形状を有し、その長手の軸はタンク10の軸に
対して垂直である(第4図参照)。床15は平らである
ので、第二の通路44は一定の断面積を有しながらしか
もタンク10の底に極めて近い位置に形成されている。
このことは、タンクの底が半円形状の場合には、同程度
の大きさの同様の通路を形成しようとする際に、その底
からより遠い位置に形成する必要があるということから
判断して極めて有利である。その結果、以下に説明する
ような本発明による種々の液体処理態様が可能となる。
本装置の運転状態では、タンク10内にはキャリヤPM
、、pMz上に載置された糸リールB等の被処理繊維材
料が搬入されている。この状態で、第一および第二の通
路42,43.44は被処理繊維材料の外側スペースと
キャリヤP M + 、  P M2の箱形ベース50
.50とに連通ずる(第7図および第8図参照)。ここ
で、各キャリヤPM、。
P’Mz、PMは本発明の装置の一部を構成するもので
ある。第7図および第8図に示されるように、上記ベー
ス50は矩形板状の外形を呈し、また、中実の底51を
有している。ベース50はさらに処理液が流入しもしく
は流出するための少なくとも1つの開口52を有してい
る。そして、その間口52は隣のキャリヤの同様の開口
に液密に連結されるか、もしくは、前記第二の通路44
に液密に連結される。これらの液密な連結は、ドア11
を閉鎖した後にクランク装置45を作動させることによ
り、キャリヤPM、、PM2がタンク10内で固定され
る結果実現する。
次に、上記実施例の一つの変形例を、第10゜第12お
よび第17図を参照して説明する。これらの図において
は、上記実施例と共通の部材、部分には共通の参照番号
が付され、そのような部材、部分についての説明は省略
される。以下の各実施例、変形例についても同様である
。この変形例においては、ドアIIAはクイック・オー
ブンドアであって、軸ap(第10A図参照)のまわり
にビボフト式に開閉する。したがって、シャッタ式では
ない。ドアIIAに設けられたクランク装置45Aがキ
ャリヤPMI 、PM、をタンク10内で固定する態様
、およびシール材46(第1図参照)を作用状態に置く
態様は、上記実施例における場合と同様である。このよ
うなシール材についてさらに説明を加えれば、これらは
キャリアのベース50の開口52周りもしくはアクチュ
エータ装置36のパイプ38.39の出入口である第一
および第二の通路42,43.44周りに設けられる。
第7図および第8図の実施例においては、開口52を通
ってベース50内に流入した処理液は、一部が開口52
とは反対側に設けられた開口53(第9図参照)を通っ
てベース50から出ていく一方、一部はベース50の上
壁54に形成された窓を通過して、流路55に流れ込む
。この流路55は突出部もしくはマニホールド57によ
って形成され、これら突出部もしくはマニホールド57
は穴を有するチューブより構成されている。突出部57
はベース50上で直立する。ベース50の中実の底51
には長手方向に一対の階段部62゜63が形成されて、
これら階段部の内部は処理液の流通路となっている。階
段部62.63はタンク10の床15上に配置されてい
るローラ64と共働する(第3図参照)。このローラ6
4は第9図に示されるキャリヤが用いられる際にも使用
され得る。
一方、処理液が第8図に示される場合と逆の方向、すな
わち、被処理繊維材料(例えば糸リールB)の外側から
内側に向けて流通するには、その処理液はポンプ37の
作用によって後壁12の第一の通路42.43を通って
タンク10内に送り込まれる。そして、そのリターンの
流れは、キャリヤのベース50を通過した後に、ポンプ
もしくはタービン37の作用の下で第二の通路44を通
過し、さらにパイプ39、熱交換器40に達する。
第9図に概略的に示されているキャリヤの使用に際して
も、上記した処理液の流通方向はいずれでもよい。この
キャリヤのベース50は、上述した実施例のキャリヤの
ベースとほぼ同様の構造であるが、ただし突出部もしく
はマニホールド等は有していない。このベース50の上
壁58には、処理液流通用のオリフィス59が形成され
ている。
これらのオリフィス59は図示しないモジュールによっ
て支えられる糸リールの列と対応するようにされている
のであり、そのモジュールは固定部材60によってベー
ス50上で固定される。
第5図および第6図の実施例においては、液体処理され
る糸リールBを支持するキャリヤPM、。
PM、は第7図および第8図に示されるキャリヤと同様
の構造を有している。本実施例の特徴は、タンク10に
補助的に作用する方向板70(70,。
70□)が設けられていることである。この方向板70
..70□はタンク10の床面15に対して傾斜してお
り、ポンプ37の作用の下での処理液の動的圧力が、キ
ャリヤと直接連通しない方のパイプ39の開口付近に位
置する糸リールに悪影響を及ぼさないようにされている
。本実施例においてはさらに、概略垂直な隔壁71が後
壁12の近くに設けられ、さらにまた、概略水平方向の
壁71aが、方向板70..70□の上方でかつ隔壁7
1と後壁12の中間に設けられている(第21図および
第22図参照)。この隔壁71の高さはタンク10の高
さには及ばない。そして、この隔壁71によりキャリヤ
を収容しない空間72が規定され、その結果タンク10
内に送り込まれる処理液の量が比較的少なくて済むよう
になっている。つまり、空間72は処理液が第5図の記
号Nで示されるレベルまで達して糸リールBが完全に浸
漬させられた場合にも、その処理液により満たされるこ
とはない。
空間72の底部に処理液を取り込むための動力取込装置
73が設けられる場合には、隔壁71はリンス運転を許
容することとなる。動力取込装置73によって取り込ま
れた処理液は、アクチュエータ装置36内にリターンパ
イプ74によって排出される。
タンク10の寸法が長さ4m、高さ1.50m。
幅1.20 m程度の場合、これに方向板70を取り付
けた本実施例において、さらに隔壁71のような壁を設
けて被処理繊維材料を処理液で完全に覆って処理する場
合、そのような壁を有しない構造のタンクを用いた場合
に比較して約2001の処理液を節約することができる
本発明の装置を用い、被処理繊維材料を処理液に全く浸
すことなく、もしくは部分的に浸して処理する場合、例
えばタンク10やドア111等がオートクレープとして
構成されているような場合には、本発明の構成に従うこ
とにより使用される加圧ガスの量をかなりの程度節約す
ることが可能である。このことは比較的高価な窒素等の
不活性ガスを用いる場合に、特に有利となる。その結果
、上記したような特徴を有するオートクレープであって
、1回の運転で約800 kgの処理能力を有するオー
トクレープを用いる場合、節約できる加圧ガスの量は1
回の運転当たり3〜3.5m程度以上となる。この量は
使用されるガスの全体量から見て相当の割合であると言
える。因に、このガスは第5図において天井16に近い
部分の後壁12内に形成されたタップgaを通して、適
当な加圧手段を用いてタンク10内に導入することがで
きる。
次に、第13図、第14図および第15図を参照して、
本発明の装置の別の実施例を説明する。
本実施例において、タンク10には横断方向の補強材が
用いられ、また必要に応じ長手方向の補強材が用いられ
ることは、上述の実施例と同様である。また、図示はさ
れていないが、処理液調整用のコンテナも設けられて、
アクチュエータ装置36と共働するようになっている。
アクチュエータ装置36には、タービンもしくはポンプ
37.熱交換器40が設けられている。この熱交換器4
0は第15図に示す下方の液通路を経由して、タンク1
0の内部と連通ずるパイプ76内に挿入されている。こ
の下方の液通路は前記第二の通路44と同様のものであ
るが、処理液の移動方向は逆方向である。さらに、第1
4図には前述した第一の通路42.43と同様の第一の
通路79.80が示されており、これらを通してズボン
の形状を有するパイプ77がその脚部78..78□を
通してタンク10の内部と連通している。本実施例のタ
ンク10の床15には、複数の窓83を有する長手プレ
ー)81.82が設けられている。これらプレート81
.82は、窓86を有するリターン部85を含むカバー
プレート84と共にダクト87を構成し、このダクト8
7がアクチュエータ装置36による処理液のタンク10
内への送出もしくはタンク10からの排出を促進する。
キャリヤPM、、PM、は、タンク10の床15上に設
けられたローラ64とキャリヤの中実の底に形成された
トラックとの共働によって、タンク10内に搬入されも
しくはタンク10から搬出される。
次に、第16図および第20図を参照して別の実施例を
説明する。本実施例のタンク10の構造は、第5図およ
び第6図の実施例のものと極めて良く似ているが、全く
同じではない。本実施例において用いられるキャリヤP
M+、PM2が支持する被処理繊維材料は糸リールBH
であって、これら糸リールBHは水平方向に配列されて
おり、上述の実施例において垂直に配列されていたのと
は異なる。各キャリヤのベース50は、上述の実施例の
ものと同様のものであるが、隣り合う2つのベース50
の連結部分にはシール材90が設けられている。また、
各ベース50には、糸リールBHを通過するように処理
液を送り込みもしくは排出させるための流路部材91が
設けられている。
この流路部材91は他方において、糸リールBHを支持
するスピンドルを支える。
第10図、第10A図、第10B図、第11図。
第12図および第17図に示される実施例においては、
タンク10は平行六面体の形状を有し、側壁13.14
が床15および天井16に結合されることによって形成
されている。タンクIOは処理液調整コンテナ35を支
持している。タンク10とコンテナ35は、例えば第1
0B図および第17図に符号35Aで示されるパイプ、
バルブおよびモータを通して互いに連結されており、コ
ンテナ35はその一方で、タンク10内で処理液を流通
させるためのアクチュエータ装置36にも連結されてい
る。
上述の実施例においては、アクチュエータ装置36は、
モータ37Aによって作動させられるポンプ37と、給
・徘パイプ38(1組の脚部41゜42□を含むズボン
形状を有する)と、その内部に熱交換器40を有する徘
・給バイブ39を含んでいる。
第10図、第10A図および第10B図においては、装
置がかま糸もしくはより紐BOの処理に使用される状態
が示されている。3つの隣り合うキャリヤPMはその断
面形状が正方形もしくは長方形である。かま糸を処理す
る場合には、各キャリヤはその最上部が穴のあいたプレ
ートによって閉じられる。第11図に示されているのは
、互いに隣り合う2つのキャリヤPM上で支持されるウ
ーステッドリボンRUの処理に使用される場合のである
。また、第12図に示されるていのは、一台のキャリヤ
PM2に支持される糸リールBと一台のキャリヤP M
 lに支持される糸かせECとを同時に処理する場合の
例である。キャリヤPM。
の長手方向に延びる側壁には、かせを通すロフトbaを
支える手段が設けられている。第17図に示すのは、複
数(図に示されているのは4本)の糸ビームEの処理の
ための実施例である。本実施例においては、各糸ビーム
はキャリヤPMの四隅に互いに平行に載置されており、
各糸ビームはチューブTによって支持されている。
次に、第18図および第19図を参照して別の実施例を
説明する。本実施例におけるタンク11Oはオートクレ
ープとして機能するものであっても良いし、また、そう
でなくてもよい。そして、その構造は、第5図に示すも
のと極めて近いものである。しかしながら、第5図に示
すものと以下の点で異なる。すなわち、タンク110内
で処理溶液を流通させるためのアクチュエータ装置11
1が上述した実施例のパイプ38,39に対応するパイ
プ112および113を有する一方、第三のパイプ11
4が後壁12および隔壁71を貫通して、第19図の液
通路114aを経てタンク110内に入り込んでおり、
その液通路114aにビーム支持チューブTが当接して
連通していることである。ビーム支持チューブTは、四
角形、望ましくは正方形もしくは長方形の断面形状を有
し、糸ビームEを支える。
本実施例においてはまた、第18図に示されるように、
パイプ112,113,114内にバタフライバルブ1
1Bおよび119が設けられている。これらは糸リール
および糸ビームEのいずれをも処理することができるよ
うにするためのものである。本実施例のような装置を用
いることにより、糸リールBについては前述した態様に
より、また織物の断片についても、一定のかつ比較的低
い溶液比で処理することが可能である。この場合の処理
液のレベルは、第18図および第19図に記号Nで示さ
れるレベル、すなわち被処理繊維材料が完全に浸漬させ
られるレベルであってもよいし、それとは異なって被処
理繊維材料が全く浸漬されないか、あるいは部分的にし
か浸漬させられないようなレベルとすることも可能であ
る。
第21図および第22図は、タンク10に処理溶液を導
入し、もしくはタンク10から処理溶液を排出するため
のパイプに関係するフランジおよびシール手段を拡大し
て示している。また、タンク10に溶接される横断方向
および長手方向の補強材も示されている。これらの図に
おいて、パイプ120は必要に応じタンク10から処理
液を完全に排出させるためのものである。
第23図および第24図を参照してさらに別の実施例を
説明する。タンク200は長手方向に概略水平に延びる
軸を有し、その一方の端にはドア201が設けられてい
る。ドア201は、ピボット式もしくはシャッタ式とさ
れ、タンク200内にキャリヤPM、、PM、を搬入し
もしくはもしくはタンク200から搬出するためのもの
である。
これらのキャリヤには例えば、糸リールBが積載され、
染色等の処理が為される。第24図に示されるように、
タンク200は平行六面体であり、垂直な側壁202,
203が床204および天井205に結合されることに
よって構成されている。
横断方向に補強材206が、また必要に応じて長手方向
に補強強材が設けられて、タンク200の機械的強度が
高められている。タンク200の天井205の上方には
処理液調整コンテナ207が設けられており、このコン
テナ207は前記横断方向および長手方向の補強材によ
って補助的に支持されている。コンテナ207は一方で
はパイプ。
バルブおよびモータ等(第10B図および第17図参照
)によってタンク200に連結され、他方ではタンク2
00内で処理液を流通させるためのアクチュエータ装置
208に連結されている。このアクチュエータ装置20
8はポンプ209と給・排パイプ210.排・給パイプ
211とを含んでおり、それらパイプの一方もしくは両
方(本実施例においてはパイプ211)に、熱交換器2
12が設けられている。
パイプ211は第一の通路220に連結され、この第一
の通路220はタンク200の後壁222およびその近
くに設けられた壁221を貫通する。第一の通路220
は断面が偏平形状を呈し、その寸法は床204に平行な
方向に長い(第24図参照)。そして、この第一の通路
220は図示しないシール手段を挟んで壁222に最も
近いキャリヤPM、の箱型ベース225に形成された開
口226と連通ずる。
本装置の運転状態においては、キャリヤPM。
のベース225は別の開口と連通ずるようにされており
、そのキャリヤPM、に隣接するキャリアPM!のベー
ス229の開口228がその別の開口の一例である。そ
して、これら2つのベースの間にはシール手段230が
設けられる。
タンク200内にキャリヤPM+ 、PMzを搬入した
らドア201を閉じ、次にドア201に設けられたクラ
ンク装置231を作動させて、タンク200内において
それらキャリヤを固定する。
すると、パイプ211.第一の通路220.開口226
、ベース225.開口227.開口228およびベース
229から構成される連続した第一の処理液路t、が形
成される。この第一の処理液路t1は、これをタンク2
00への処理液の供給路としても用いてもよいし、それ
とは逆にタンク200から処理液を排出するための液通
路として用いてもよい。そして、この第一の処理液路t
1は被処理繊維材料とタンク200の間に形成される第
二の処理液路t2とともに閉鎖処理液回路を構成する。
この場合に、第二の処理液路t2は第一の処理液路t1
が処理液を供給する方向で用いられるときには、タンク
200から処理液を排出する方向で用いられ、逆に第一
の処理液路t1がタンクから処理液を排出する方向で用
いられるときには、タンク200に処理液を供給する方
向で使用される。
処理液の流通方向がいずれの場合であっても、上記第二
の処理流路t2にはタンク200の床204内に形成さ
れた液通路235および236が含まれる。液通路23
5および236は、図で示されるように、タンク200
の少なくとも1つの横断面内に設けられ、しかも複数組
の通路235゜236は互いに等距離離れて設けられる
。図においては、後壁222付近、中央ゾーンおよびド
ア201付近に3組が設けられている。
第23図および第24図に示されるように、上記3組の
通路のうち第一組の通路にダクト237および238が
、第二組の通路にダクト239および239′が、そし
て第三組の通路にダクト240および240′がそれぞ
れ連結されている。
そして、これらのダクトは、パイプ241および242
によって互いに連結されている。パイプ241.242
はタンク200の下方に設けられており、ズボン形状の
パイプ243を通じてパイプ210に連結され、その結
果、前記処理液路t。
とt2が結合されて、連続処理液回路が構成されている
第25図に示されている実施例においては、パイプ24
1aとパイプ242aとがタンク200の下ではなくて
、その側方に設けられており、上記実施例の通路235
および236に対応する通路235aおよび236aが
垂直側壁202および203に設けられている。
第26図に示す実施例は、第23図に示す実施例と極め
て近いものである。ただ、この実施例においては第23
図の実施例の液通路235.236もしくは第25図の
235a、236aに相当する通路が2m、後壁222
付近とドア201付近とに設けられている。また、第2
7図に示す実施例においては、液通路235および23
6が1組設けられている。すなわち、この実施例におい
ては、第2の処理液路t2は、タンクの床もしくは垂直
の側壁に設けられた1mのみの通路235゜236を有
し、これらの通路はズボン形状のパイプ243に連結さ
れる。
上記の各実施例は、それぞれオートクレープとして用い
られても良いし、またそうでなくてもよいが、そのよう
なすべての場合に、タンク内の複数の場所で処理液を排
出したり導入したりすることは、処理液を平均的に流通
させることに寄与し、その結果、織物等の被処理繊維材
料を効果的に処理することが可能となる。
上記実施例における第28図および第29図は、多数の
穴が形成されたチューブTに巻かれた−巻きの織物Eを
処理するための実施例を示している。
織物ビームEが概略円形断面を有する場合には、断面が
丸みをおびた三角形である詰物247,248.249
,250がタンク200の四隅に置かれる。そうするこ
とにより、タンク内に導入される処理液のレヘルNを素
早く高めることができ、使用される処理液の量を節減す
ることができるからである。本実施例においては、パイ
プ211′がビームEを支持するチューブTに連結され
るようになっている。また、本実施例においては、フラ
ップもしくはバタフライバルブ244および245が設
けられ、後者のバタフライバルブ245はパイプ211
゛を閉鎖するだめのものであり、前者のバタフライバル
ブ244は第一の通路220に連結されたバイパス24
6の分岐部に設けられている。パイプ210はポンプ2
09とタンク200との中間に配置され、壁221に形
成された一対の第二の通路を通してタンク200に開口
している。
上記詰物247,248,249.250は織物ビーム
Eを支持するためのチューブTを支えるキャリッジ等に
固定されて用いられてもよいし、チューブTを支えるキ
ャリッジとは別体に設けられた副次的なキャリッジに固
定されて用いられてもよい。
次に、第30図および第31図を参照して別の実施例を
説明する。この実施例における処理液の流通の仕方は、
直前の実施例で説明したものと同じである。しかし、タ
ンク200は上記実施例のものよりも短く、そこに搬入
されるキャリヤpmはただ一台である。そして、この一
台のキャリヤpmのベース255は垂直に形成されてお
り、そのベースに対して中空のロッド254が取り付け
られ、そのロッド254によって水平に並べられたり−
ルbが支えられている。本実施例においては、タンク2
00内の処理液を流通させるためのアクチュエータ装置
208は、ベース255に形成されたオリフィス256
に連結されており、一方、パイプ210は第二の通路2
41′および242′を通ってタンク200内に開口し
ている。
さらに、バイパス246は第一の通路220を経てタン
ク内に開口している。
第32図に示す実施例においては、キャリヤpmのベー
ス255は、直前の実施例と同様にロッド254上に水
平に載置されたり−ルbを支持する。しかし、ベース2
55はその中心部で処理液を供給されるのではな(て、
ベース255の開口253を経てその内部に開口するバ
イパス246から供給されるようになっている。本実施
例においては、第二の処理液路にはパイプ210が含ま
れている。このような構成においては、したがって、第
30図および第31図の実施例とは逆に、バタフライバ
ルブ245が閉じられ、バタフライバルブ244が開放
されている。
第33図の実施例においては、第32図に示されている
キャリアpmと同様な構造を有する2つのキャリヤpm
lおよびpmzがタンク200内に搬入されている。そ
して、各キャリヤはロッド254に水平方向に載置され
たり−ルbを支えている。本実施例においては、2つの
キャリヤが箱形のベース2521と252□の開口部分
において、その間にシール材251が配設された状態で
互いに連結されている。
次に、第34図、第35図、第36図、および第37図
を参照して本発明に従うオートクレープの構造を説明す
る。本装置は円筒形状のタンク310を含むものである
。タンク310は概略水平方向に延びる長手方向の軸X
を有し、脚部311および312により、染色等の織物
材料の液体処理のための工場の地面に直接設置される。
このように、本実施例のオートクレープは、従来のもの
に必要であった穴を形成する必要がないために、土を堀
り起こす経費を節約することができ、また、そのオート
クレープの製造現場において、検査や完全な作動試験を
行うことができるという利点を有する。作動試験の後に
、このオートクレープは繊維材料処理工場に運ばれ、設
置されるのであるが、その組立ては非常に短時間ででき
る。タンク310の長手方向の一方の端には、ドア31
5が設けられている。このドア315は、クイックロッ
キング式である。また、その他方の端は、凸形状の端壁
316となっている。この端壁316をポンプ318の
給・排パイプ317が貫通している。また、このポンプ
318から出るもう一方のパイプ、すなわち排・給バイ
ブ319はタンク310の下部において、コネクタ32
0によってタンク310に連結されている。パイプ31
7の内部には、熱交換器321が配置されており、その
熱交換器321の出入口322は本発明に従ってダクト
323に連結されている。ダクト323はタンク310
の底に沿って延びている。すなわち、タンク310の底
の内側において、中央の垂直面に沿ってオートクレープ
の全長もしくは概略全長にわたって延び、前端壁324
aまで達している。
そのもう一方の端は壁324bの位置まで達している。
この壁324bは凸形の端壁316の近くにタンク31
0の横断方向に形成されているものであって、端壁31
6との間に空間314を形成している。この空間314
の内部には、シールされたボックス内に設置された熱交
換器321を有するパイプ317が配置されている。
第35図および第37図に示されているように、ダクト
323は長手方向に平行に延びる側壁325.326と
、タンク310の下壁327と、概略水平な壁330に
よって形成されている。そして、このダクト323には
2つのオリフィス331および332が設けられており
、これらのオリフィスを通じて2つのキャリヤP+、P
zのそれぞれの処理液ボックス340.,340.に連
結されている。この二つのキャリヤを用いた場合、長さ
が4m、直径が1.85mのオートクレープによって7
20キログラムの処理材料、すなわち糸リールにして4
80リールを一回の運転で処理することができる。
図示はしないが、ダクト323に形成されるオリフィス
331,332の実際の数を3以上にし、その数に対応
するキャリヤを収容できるようなオートクレープとして
、本発明を実施することも可能である。その場合には、
押圧装置341+、341□の数も、その数に応じて増
やすこととなる。
つまり、押圧装置は各キャリヤに対応するものであり、
タンクの最上部に、すなわちオリフィス331.332
の真上の位置に配置される。これらの押圧装置はキャリ
ヤP+、Pgをオートクレープ内に正しく固定するため
のものであって、それらが作用させられた場合にはキャ
リヤP+、Pzの各々の処理液ボックス340は液密に
される。
つまり、連結脚345,346がシール材342゜34
3と係合することにより、ボックス340から処理液が
排出されたり、またはボックス340内に処理液が送り
込まれたりするのである。
第38図に示す実施例においては、キャリヤP。
にホイール350,351が設けられている。ホイール
350,351はキャリヤP、をオートクレープの床面
上で移動させるためのものであって、各々スプリング装
置352,353が設けられている。そして、押圧装置
341□が作用させられると、シール手段342が作用
状態に置かれる。
すなわち、キャリヤP、の処理液ボックス3401には
、連結脚345が設けられており、この連結脚345が
、テーパ面357を有してオリフィス331内に嵌合さ
れているリングと共働するテーバ状の嵌合部356を有
するダクト323と連結されるのである。
そして、別の実施例においては、キャリヤをオートクレ
ープ内に搬入する手段として、図示しないワイヤによっ
て導かれるキャリッジと、遠隔操作のシャトルとを用い
、その上にキャリヤを載せて運ばせることもできる。こ
の場合には、シャトルがホイール等によってオートクレ
ープの床面上を移動するようにされる。
また、別の実施例においては、ダクト323とキャリヤ
との連結の手段として、第50図の可動連結部480を
用いてもよい。第50図においてこの可動連結部480
は、タンク310の外壁と水平壁330とにそれぞれ設
けられたシール手段481および482によって、ダク
ト323に液密に取り付けられている。この連結部48
0はタンク310の下方に配設させられるモータmおよ
びカップリングnによって、図中矢印にの方向に移動さ
せられる。すなわち、可動連結部480のテーパ面35
7がキャリヤの連結脚の嵌合面と嵌合するようになって
いるのである。
第34図〜第37図に示される実施例においては、染色
液等の処理液がダクト323もしくは360を一方向に
流れ、そして、一本以上のチャンネル370,371内
を逆の方向に流れて、閉鎖処理液回路を構成している。
第35図、第36図。
第37図に最もよく示されているように、ダクト323
に隣合って設けられている一対のチャンネル370,3
71は、ダクト323の長手方向の壁325および32
6と、水平方向の壁330と、長手方向の側壁325.
326の各々の側のタンク310の下壁部分と、キャリ
ヤP、および/またはタンク310のそれぞれの対向面
によって規定される。
上記の対向面として、例えば、オートクレープの一方の
端から他方の端まで、その中央垂直面に平行に延びる一
対の長手方向の隔壁375,376が含まれる。この態
様においては、それら隔壁375.376は、このオー
トクレープに収容されるキャリヤの横幅よりもわずかに
大きな距離を隔てて設けられ、その結果、第35図に示
されるように、遊び空間377および378が形成され
る。こうすることにより、使用される処理液の量、つま
り処理液比をかなりの程度削減もしくは減少させること
ができる。
上記の結果と同じ結果は、遊び空間377および378
に詰物をすることによっても達成できる。
この詰物材料としてはブロック状若しくは中空状の細胞
状材料を用いることができ、例えば、プラスチック発泡
材を用いることができる。この場合、その表面をオート
クレープ内を支配する温度や圧力に耐え得るように加工
しておく。そうすると、これらの詰物材料は、オートク
レープの内部を熱的に遮断する効果もある。
上記のような構造のオートクレープを用いることによっ
て、処理液は第36図に概略的に示されるような方向に
流れることになる。ずなわち、ダクト323から連結装
置345,346を通った処理液は、被処理繊維材料M
を通過後(図の右側において矢印fで示す)、その繊維
材料と隔壁375.376  (もしくは同等の機能を
有する詰物の対向面)との間、もしくはドア315との
間を通って(図35においては矢印gの方向に、また図
36においては左側に示す矢印gの方向に)、両側チャ
ンネル370および371に達し、その後、処理液はポ
ンプ318の作用の下でパイプ319を通過させられ、
元の中央ダクト323に戻る。こうして、処理液の流通
サイクルが繰り返される。
上記したオートクレープの構造によれば、処理液は勿論
逆方向に流されるようにしてもよい。すなわち、両側チ
ャンネル370および371を通された処理液が中央ダ
クト323を通って戻るようにするのである。例えば、
被処理繊維材料Mが糸リールBの場合を考えると、処理
液は糸リールBの外部から内部の方向に向かって流され
ることになる。処理液が移動させられる方向が何れであ
っても、本発明によるオートクレープを用いれば、処理
液のレベルとして第35図で記号N0で示されるレベル
が選択された場合、すなわち被処理繊維材料Mが完全に
浸漬させられる場合、また、図においてN、のレベルが
選ばれた場合、すなわち、全く被処理繊維材料が浸漬さ
せられない場合、あるいはまた、図において、例えばN
2で示されるように、N、とN、の中間のレベルが選ば
れて、処理材料が部分的に水没させられるような場合の
いずれの場合においても、処理を行うことができるので
ある。以上のあらゆる作業態様において、本発明による
処理液の供給/排出手段を用いれば、処理液比を低く、
もしくは極めて低くすることができるばかりでなく、そ
のような処理液の非常によくバランスのとれた流れを得
ることができ、それは処理液の供給面ばかりでなく、排
出面についても言えるのである。
本実施例においては、両側のチャンネル370゜371
には、中央ダクト323の長手方向の側壁325.32
6と、タンク310の外壁との間に穴の空いたプレート
、y4等380が設けられている。しかしながら、これ
らのプレートもしくは網等は必ずしも不可欠ではなく、
そのような実施例が第39図、第41図および第42図
に示されている。中央ダクト323を形成する長手方向
の側壁325,326の近くには、キャリヤPをオート
クレープ内に導くためのレール382および383が設
けられている。これらのレール382および383は、
両側チャンネル370および371内に設けられている
。この場合、ダクト323の後方端は、壁324dによ
って区切られていることが好ましく、そうするとダクト
323に導がれた処理液は熱交換器321を液密に収め
るボックスに連結された垂直パイプ342eに導かれる
この場合、壁324bの下方端324fは水平壁330
から一定の距離だけ離れており、その結果、この下方端
324fとタンク310の下壁とダクト323の壁によ
って空間が形成され、この空間はチャンネル370.3
71のパイプ319への連結部を構成する。これらのチ
ャンネル370゜371が処理液を排出する場合には、
熱交換器321の下方に設置された方向プレートもしく
はセパレートプレー)324cによって、図において矢
印りで示す方向に処理液が導かれることとなる。
第43図に示す実施例は、前述の実施例とほぼ同様の構
造のオートクレープであるが、ガイドレールにはそれぞ
れローラ382a、383aが設けられており、その上
をほぼ平らな底を有するキャリヤPMが移動させられる
。そのキャリヤPMの連結脚345のダクト323への
連結態様は第50図に示される可動連結部と同様のもの
である。
第44図に極めて概略的に示されている実施例において
は、前述の実施例とほぼ同様の構造であるが、ただし、
中央ダクト323の断面形状が弓形とされている点が異
なっている。そして、この中央ダクト323内を流れる
処理液の流れとは逆の方向の流れがそのダクト323の
上方で起きる。
第45図および第46図に示される実施例は、第39図
〜第41図に示される実施例とほぼ同様の構造を有して
いる。しかし、オートクレープの外側ケーシングを構成
するタンク310は、前記実施例のように、脚部で地面
に設置されているのではなく、フレーム385を介して
設置されている。フレーム385は本装置のほぼ全長に
わたって設けられている。レール382,383は中央
ダクト323の外側に設けられており、長手方向の側壁
325,326の近傍において、両側のチャンネル37
0,371内に設けられている。しかしながら、これら
チャンネル370.371はタンク310の壁によって
規定されているのではなく、各々、窓388,389を
通じてタンク310の下方に設けられた液室386,3
87と連通ずる。つまり、これら液室386.387は
、タンク310とフレーム385との間に設けられてい
るのである。
すなわち、本実施例においては、全体のサイズを大きく
することなく、空間が有効に使われて、上記両側チャン
ネル370,371の流通断面積が増加させられ、中央
ダクト323の流通断面積に匹敵するものとされている
第47図に示す実施例においては、脚部311および3
12で直接地面に設置されたオートクレープの上に、処
理液を調整するためのコンテナ400が設けられている
。本実施例においては、特にコンパクトでしかも一体的
なまとまりのある構造とするために、コンテナ400は
ダクト401を通してポンプ318のパイプ317に連
結されている。ダクト401には、バルブ402が設け
られている。ダクト401はまた、連結部403でダク
ト404に連結されている。ダクト404はその一方の
端において、コンテナ400の底405に開口し、また
、他方の端においてポンプ406に連結されている。ポ
ンプ406はパイプ407によってコンテナ400の底
に連結される一方、他方の端においてダクト404に連
結されている。ダクト404には、ポンプ406とそれ
のコンテナ400への連結部の中間に、バルブ408が
設けられている。本構成において、ポンプ406は処理
液をコンテナに循環させるためのポンプとして機能して
おり、また、必要に応じてオートクレープから処理液を
完全に排出させるための高速排出ポンプとしても機能す
る。
第48図および第49図に示す実施例においては、タン
ク310は脚部311および312で地面に設置されて
いる。このタンク310は円筒形状を有し、その一方の
端は平面壁416によって閉鎖され、また他方の端には
ドア415が設けられている。タンク310はキャリヤ
PM、およびPM、を収容するようにされており、第1
O図から第12図に示される型のアクチュエータ装置に
よって処理液が供給される。すなわち、タンク310の
下部に各々連結されるパイプ317とパイプ319の間
には、ポンプ318が設けられており、また、パイプ3
17には熱交換器321が設けられている。
本発明による装置を用いることにより、通常の態様のあ
らゆる液体処理を行うことが可能であって、例えば、一
方向の流れの処理液を用いる処理、あるいはまた、交互
に流通方向の変わる処理液を用いる処理、さらに処理液
の上部から圧縮ガスを用いて静的圧力を加える処理を、
処理される材料の種類もしくは目的とする結果の如何に
よって選1尺すること力くできるのである。
こうして、例えば、本発明の装置であるオートクレープ
を用いれば、第51図に示すように、従来に比較して小
さな運転能力で使用することができる。すなわち、本使
用方法においては、キャリヤPと共に詰物CMをタンク
内に収容して運転することができる。そのような詰物C
Mとしては、例えば、空のキャリヤを用いることができ
る。すなわち空のキャリヤを、キャリヤPと共にタンク
内に収容して押圧装置3412によって固定するのであ
るが、この場合この空のキャリヤには処理液回路は連結
されない。
上記実施例の変形例としては、空のキャリヤとして、糸
かせのキャリヤを用いることができる。
この場合、この糸かせのキャリヤはオートクレープに合
うような平行六面体の形状を有し、糸かせを支持するた
めに直線状のロッドを使用可能とするものが用いられる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に従う改良された装置の縦断面概略図で
ある。第2図は第1図の装置の部分切り欠き概略平面図
である。第3図は第1図の3−3拡大断面図である。第
4図は第1図の4−4概略断面図である。第5図は別の
実施例を示す第1図に対応する図である。第6図は第5
図の5−5拡大断面図である。第7図は本発明による装
置の被処理繊維材料キャリヤの第一の実施例を示す概略
斜視図である。第8図は第7図に示されるキャリヤの断
面図である。第9図はキャリヤの別の構成を示す縦断面
図である。第1O図は本発明の装置が撚り紐もしくはか
ま糸の処理のために用いられた場合の概略側面図である
。第10A図は第10図の装置の概略平面図である。第
10B図は第1O図の装置の正面図であって、キャリヤ
を搬入もくしは搬出するためのドアの側から視た図であ
る。 第11図は本発明の装置がウーステッドリボンの処理の
ために用いられた場合を示す第10A図に対応する図で
ある。第12図は糸かせおよび糸リールを同時に処理す
る場合における本発明装置の使用状況を示すものであっ
て、第10図に対応する図である。第13図はさらに別
の実施例を示す第1図および第5図に対応する図である
。第14図は第13図の実施例の部分切り欠き平面図で
ある。第15図は第14図の15−15拡大断面図であ
る。第16図は被処理繊維材料キャリヤの別の実施例を
示す第5図に対応する図である。第17図は水平にf2
置された複数の糸ビームの処理に使用される本発明の装
置を示す第10B図に対応する図である。第18図はさ
らに別の実施例を示す第16図に対応する図である。第
19図は第18図の19−19拡大断面図である。第2
0図は第16図の20−20拡大断面図である。第21
図は第6図の21−21拡大断面図である。第22図は
第6図の22−22断面における第21図に対応する図
である。第23図は本発明に従う装置の別の実施例を示
す概略縦断面図である。第24図は、第23図の24−
24断面図である。第25図は第23図の実施例の別の
構成例を示す第24図に対応する図である。第26図は
別の実施例を示す第23図に対応する図である。第27
図はさらに別の実施例を示す第23図および第26図に
対応する図である。第28図は別の実施例を示す第23
図に対応する図である。第29図は第28図の29−2
9拡大断面図である。第30図は第28図の実施例の構
成の変形例を示す第28図に対応する図である。第31
図は第30図の31−31拡大断面図である。第32図
はさらに別の実施例を示す第30図および第32図に対
応する図である。第33図はさらに別の実施例を示す、
第30図および第32図に対応する図である。第34図
は本発明の装置に係るオートクレープの縦断面図である
。第35図は第34図の35−35拡大断面図である。 第36図は第34図の実施例を示す第34図に対応する
図であって、その右側部分は第35図の36−36断面
図に対応し、一方、その左側部分は第35図の37−3
7断面図に対応する。第37図は中央水平面による部分
切欠概略断面図である。第38図は被処理繊維材料キャ
リヤの変形例を示す第34図に対応する部分概略図であ
る。第39図は別の実施例を示す第34図に対応する図
である。第40図は第39図の40−40拡大断面図で
ある。第41図は第39図の41−41!略断面図であ
る。第42図は第39図の42−42部分拡拡大面図で
ある。第43図はある変形例を示す第40図に対応する
図である。第44図はさらに別の変形例を極めて概略的
に示す第42図および第43図に対応する図である。第
45図および第46図は、別の実施例を示すそれぞれ第
34図および第35図に対応する図である。第47図は
本発明に係るオートクレープのさらに別の実施例を示す
図である。第48図および第49図は本発明のオートク
レープの別の実施例を示す図である。第50図は本発明
の改良されたオートクレープの被処理繊維材料キャリヤ
を閉鎖処理液回路に連結するための連結手段を示す図で
ある。第51図は本発明に係るオートクレープの一使用
方法を示す図である。 10:タンク      12:ドア 13.14:側壁   15:床 16:天井 36:アクチュエータ装置 38:給・排パイプ  39:排・給バイブ50:ベー
ス     31:底 52.53:開口   62,63:階段部64:ロー
ラ     16.71:パイブ87:ダクト    
  110:タンク111:アクチュエータ装置 112:給・排パイプ 113:排・給パイプ200:
タンク    201:ドア 202.203:側壁 204:床 208:アクチュエータ装置 210:給・排パイプ 211:排・給パイプ225:
ベース 226.227.228:開口 229.252,255uベース 310:タンク    315:ドア 317:給・徘パイプ 319:排・給パイプ323:
ダクト    340:処理液ボックス350.351
:ホイール 370.371:チャンネル 375.316:隔壁 382. 383:ローラ41
5: ドア PM、PM+ 、PM、、pm、pm、、pm、。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)キャリヤ上に載置された被処理繊維材料の液体処
    理のための装置であって、タンクを含み、そのタンクが
    概略水平方向に延びる軸を有し、そのタンクの少なくと
    も一方の端には、被処理繊維材料が載置された少なくと
    も1つのキャリヤをそのタンク内に搬入し、搬出するた
    めのドアが設けられており、またそのタンクは、前記キ
    ャリヤに載置された繊維材料を処理するための処理液を
    その繊維材料を通過させつつ閉鎖流通回路内を流通させ
    るための少なくとも1つのアクチュエータ装置を含み、
    そのアクチュエータ装置はポンプ、タービンの類を含ん
    でおり、かつ必要に応じて、前記閉鎖流通回路内に熱交
    換器が設けられ、前記キャリヤの各々は箱形のベースを
    含んでおり、その箱形のベースはその壁に形成された少
    なくとも1つの開口を有し、その開口はすぐ隣の同様の
    キャリヤの開口と連結されるかもしくは前記アクチュエ
    ータ装置の第一のパイプと連結されるものであり、その
    第一のパイプは連結されるキャリヤの開口を経て前記タ
    ンクに連通して、前記処理液を一方向に流通させるため
    の第一の処理液路を構成し、前記処理液は第二の処理液
    路を第一の処理液路におけるのとは逆の方向に流れ、そ
    の第二の処理液路は少なくとも前記アクチュエータ装置
    の第二のパイプを含んでおり、その第二のパイプは前記
    タンクに開口するものであり、前記第二の処理液路は前
    記タンクの床と天井との間に形成される壁によって側方
    から規定されたものであり、前記第一および第二のパイ
    プは各々前記タンクの前記床近傍に形成される少なくと
    も1つの通路を経て前記タンク内と連通することを特徴
    とする液体処理装置。
  2. (2)前記少なくとも1つの通路が、前記タンクの前記
    ドアが設けられていない方の長手方向の端に設けられた
    特許請求の範囲第1項記載の装置。
  3. (3)前記少なくとも1つの通路が、前記タンクの前記
    ドアの設けられていない方の長手方向の端にある壁と前
    記タンクの側壁とに設けられた特許請求の範囲第1項記
    載の装置。
  4. (4)前記少なくとも1つの通路が、前記タンクの前記
    ドアの設けられていない方の長手方向の一方の端の壁と
    前記タンクの前記床とに設けられた特許請求の範囲第1
    項記載の装置。
  5. (5)前記少なくとも1つの通路が、前記タンクの前記
    床にのみ設けられる特許請求の範囲第1項記載の装置。
  6. (6)前記少なくとも1つの通路が、前記タンクの前記
    床および側壁に設けられる特許請求の範囲第1項記載の
    装置。
  7. (7)前記タンクが長方形断面を有する概略平行六面体
    の形状を有し、その断面積は前記キャリヤの断面積と殆
    ど違わないものであり、その結果、処理液の比率が極め
    て低いものとされる特許請求の範囲第1項記載の装置。
  8. (8)前記タンクがオートクレープとして用いられるも
    のであり、前記液体処理が加圧手段によって導入される
    圧縮空気もしくは不活性ガスの静圧力の下で行われる特
    許請求の範囲第1項記載の装置。
  9. (9)前記被処理繊維材料が糸リール、かま糸、より紐
    、ウーステッドリボンもしくは糸かせであり、それら被
    処理繊維材料は前記キャリヤ上で水平もしくは垂直に載
    置され、その被処理繊維材料が糸リールの場合には、そ
    れら糸リールはタンク内において水平もしくは垂直に設
    置された前記ベース、もしくはそのベースのリターンに
    対して固定された突出部もしくはマニホールドによって
    支えられ、そのリターンが垂直に設置される特許請求の
    範囲第1項記載の装置。
  10. (10)前記タンクは横断方向の補強材および必要に応
    じて長手方向の補強材を含むものであり、その横断方向
    の補強材の下部もしくはその横断方向の補強材のうちの
    いくつかは、そのタンクを地面上で支える手段として機
    能とする特許請求の範囲第1項記載の装置。
  11. (11)前記タンクの上方に処理液調製装置が設けられ
    、その処理液調製装置が、装置の作動中ダクト、パイプ
    、バルブ、ポンプ等によって前記タンクに連通し、また
    、前記横断方向および長手方向の補強材のうちのいくつ
    かによって前記タンク上で支えられる特許請求の範囲第
    10項記載の装置。
  12. (12)前記タンクの水平な床にはローラが設けられ、
    そのローラが前記キャリヤの中実の底面に形成された2
    本のトラックと共働して、そのキャリヤをタンク内に搬
    入し、搬出するために機能する特許請求の範囲第10項
    記載の装置。
  13. (13)前記ドアがピボット式もしくはシャッタ式であ
    り、そのドアにはクランク装置もしくはハンドホィール
    が設けられ、このクランク装置もしくはハンドホィール
    は前記キャリヤを前記タンク内において固定し、その結
    果、前記第1の処理液路の連続シール性を確保するもの
    である特許請求の範囲第10項記載の装置。
  14. (14)前記アクチュエータ装置が第三のパイプを含み
    、また、当該装置が糸ビーム支持チューブを含んでおり
    、その第三のパイプがその糸ビーム支持チューブと前記
    タンク内において対向し、その第三のパイプには前記ア
    クチュエータの前記ポンプ等によってその糸ビームを処
    理するために適した処理液の流れが形成されるようにす
    るためのバルブが設けられている特許請求の範囲第10
    項記載の装置。
  15. (15)前記タンクは前記処理液の一方向の流れのため
    に長手方向に延びる中央ダクトを含んでおり、この中央
    ダクトに前記タンク内に収容された前記キャリヤが連結
    され、また、その中央ダクトは当該装置の中央垂直面内
    において本装置の下壁に沿って延び、また、そのタンク
    は処理液の前記一方向の流れとは逆方向の流れのために
    少なくとも1つ、好ましくは2つの長手方向のチャンネ
    ルを含んでおり、そのチャンネルは前記タンク内におい
    て前記中央ダクトの近傍に設けられる特許請求の範囲第
    14項記載の装置。
  16. (16)前記中央ダクトと前記キャリヤとが互いに連結
    されて前記第一の処理液路を構成し、その連結が前記中
    央ダクトを規定する壁に形成された1つもしくはそれ以
    上のオリフィスと、そのキャリヤの処理液ボックスに形
    成された連結脚と、そのオリフィスと連結脚との間に設
    けられたシール手段とによって行われる特許請求の範囲
    第15項記載の装置。
  17. (17)前記処理液の前記一方向の流れのための前記長
    手方向の中央ダクトは、弓形の断面形状を有し、その一
    方の方向の流れとは逆の方向の処理液の流れがその中央
    ダクトの上方に生ずる特許請求の範囲第15項記載の装
    置。
  18. (18)前記特許請求の範囲のうちのいずれか1つの請
    求の範囲に記載された、織物等の被処理繊維材料の液体
    処理のための装置において使用される被処理繊維材料キ
    ャリヤであって、長方形断面を有する箱形形状のベース
    を含み、そのベースが中実の底壁を含み、また、そのベ
    ースがその壁面に形成された少なくとも1つの開口を有
    し、その開口が前記処理液の流入もしくは排出のための
    ものであり、また、そのベースの底壁の長手方向に沿っ
    た端縁部にはころトラックが設けられており、そのころ
    トラックが前記タンクの前記床に設けられた対応するこ
    ろ手段と共働して、前記キャリヤをそのタンクもしくは
    オートクレープ内に搬入し、搬出するために機能するこ
    とを特徴とするキャリヤ。
  19. (19)かま糸またはより紐を支える手段、もしくは直
    線上のロッド上に糸のかせを支える場合にそのロッドを
    支える手段を含む特許請求の範囲第18項記載のキャリ
    ヤ。
  20. (20)前記ベースに固定される詰物を含み、その詰物
    は一定の圧力に抗し得る中空の物体である特許請求の範
    囲第18項記載のキャリヤ。
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