JPS63173018A - 防眩用遮光体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、光シールド又は遮光体に関するものであり、
外部ｍ境から入射した光を減光ｆｉｌｌ　ＩＩ　Ｌで透
過させて限に入光させる機器のうち、特に液晶の電子的
配向特性を応用した遮光作用を利用する遮光体に関する
ものである。利用分野としては、サングラス、溶接眼鏡
、ヘルメット用の顔面のシールド、遮光用窓など（以下
、これらを遮光体という、）が対象となる。光強度が強
い時には遮光度を上げ、弱い時には遮光度を下げるとい
う制御機能を有する遮光体である０本発明は、特に安全
性に関する効果を狙ったものである。

〈従来の技術〉 光透過型の液晶表示体を利用して遮光体を形成でさるこ
とは既知の事実である。すなわち、プラス、プラスチッ
クなどの透明基板に設けられた対向する透明電極間に封
入された液晶に対し、駆動回路により出力される駆動電
圧を上記透明電極間に印加した時、液晶分子の配向状態
が変化する。

液晶は屈折率の異方性である複屈折性を有し、分子の配
向状態に応じて、旋光、干渉という周囲光に作用する光
学効果を起こす。旋光、干渉の効果は液晶を挾む一対の
偏光板を用いで検出され、遮光作用として応用できるも
のである。

従来、上記駆動回路を電気的に動作させるための電源と
して１次電池又は２次電池を用いることが通常であった
１週光制御の方式としては、光の強さに応じて駆動回路
から出力される駆動電圧を制御する方式を行うにしても
、電源はスイッチによりオン・オフされるか、又は１次
電池や２次電池の電圧を駆動回路に印加したままの状態
で非遮光状態になるように制御して用いる場合が多かっ
た。

〈発明が解決しようとする問題点〉 前記の従来方式の欠点について説明する。１次電池又は
２次電池を電源とする従来方式のうち、手動などのスイ
ッチにより電源をオン・オフする方式では、めまぐるし
く変化する外部環境の光の強さの変化にともない手動で
オン・オフ制御することは非常に繁雑であり、たとえば
オートバイ用のヘルメットの遮光体に従来方式を採用し
た時には、オン・オフ制御のために絶えず片手運転をし
なければならず、安全運転上の問題が生じる。その対策
として、光センサーを用いて尤の強さを検出しながら遮
光度を制御する方式も考えられ、上記の安全運転上の問
題は一応解決される。しかし、この方式では電源として
１次電池や２次電池を用いているため、光センサーが故
障したり、制御系が故障した場合には、外部環境の光が
非常に弱くても何らかの共合により電源電圧により駆動
回路が動作して強度の遮光状態に至る事があり得る。

たとえば、夜に遮光体付きのヘルメットを装備してオー
トバイで走行中、光センサー又は回路の何らかの故障に
より遮光状態になれば、視界は急に暗くなり、交通事故
に直結する事態を生じる。このことは、結極、暗い時で
も電源が機能しているため、本末は駆動回路から駆動電
圧が出力されていないはずであるが、何らかのミスによ
り出力されてしまうことに依る事態である。

〈問題、αを解決するための手段〉 上記の如き従来方式の欠点に鑑み、本発明では、先づ、
ｗＡ駆動回路ら駆動電圧が出力されていない時には非遮
光状態となるように２枚の偏光板を配置し、更に、電源
として太陽電池のみを採用し、適度な光量以上の光を受
光した時のみ駆動回路が動作するように構成するという
７エイルプルー７策を採る。したがって、２次電池は用
いない。

〈作用〉 以上の対策により、光が弱い時には駆動回路は絶対に動
作しないため、液晶遮光部が動作することは無い、又、
液晶遮光部が電気的に動作していない時には非遮光状態
となっているため、運転中に急に視界が暗くなるような
ことはありえない。

この作用により、運松者の視界を急にさえぎることによ
り生じる危険性を未然に防止でき、本発明による特有の
効果が期待できるものである。

〈実施例〉 以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。

第１図において、入射光１が太陽電池２の受光面に照射
される時、既知の原理により起電力が駆動回路５に印加
される。駆動回路５はすくなくとも発振回路３と液晶駆
動電圧出力回路４とから成り、その出力は液晶遮光部６
に印加される。この回路構成では、電源は太陽電池２の
みから成り、入射光１か弱い限り、駆動回路５には電力
を供給することはでさない、液晶遮光部は駆動電圧が印
加されない時には非遮光状態になるよう偏光板の方向を
設定しである。

したがって、入射光１か弱いかぎり、液晶遮光部には駆
動電圧が印加されず、遮光部は非遮光状態となっている
。ｔｔＳ２図は、駆動駆動回路５の１実施例であり、イ
ンバータを用いた非安定マルチバイブレータを応用した
発振回路３の例であり、２１及び２２の点の電圧波形は
互いに反松しているためこの回路は液晶駆動回路の機能
を果たしている。２１及び２２の点から出力される［勤
電圧は液晶遮光部６に印加され、液晶遮光８Ｓ６は遮光
状態となる。第２図において、インバーター１５ないし
１７と、非安定マルチパイプレーク−の発振の時定数数
を規定するコンデンサー１９及び抵抗２０を有し、端子
２１及び２２にはそれぞれ位相の半周期ずれた電圧波形
が得られる。？Ｉｌ晶２３の両電極には、これら２１及
び２２かち得られる駆動電圧波形が印加されるものであ
る。インバータ１５ないし１７は、太陽電池２がらの電
力供給が行われない限り電気的に動作しないため、出力
端子２１及び２２には電位差が発生せず、したがりて、
液晶遮光体６又は２３は非遮光状態となる。

すなわち、入射光１か弱い環境では液晶遺光体６は必ず
非遮光状態となり、そのため暗い外部環境の中で非遮光
状態から遮光状態に急変する事態はあり得ない安全なシ
ステムを提供することが出来る。

〈作用〉 上述の実施例は、特にオートバイの如き強度に安全性の
要求される乗り物を運転するドライバーに与える作用が
強力である。すなわち、夕方の運転の際に、外部環境が
暗いにもかかわらず、何らかの電子回路的の誤動作や故
障により、液晶遮光体に駆動電圧が印加されることを未
然に防止するシステムを提供できるものである。電源と
して太陽電池のみを用い、液晶連光体を駆動していない
時には非遮光状態にあるよう偏光板の光学的方向を定め
ることにより、上述の安全性という特有の効果を発揮す
ることが可能となった。

【図面の簡単な説明】

＃！１１図は、本発明による遮光体の回路構成の１実施
例であり、第２図駆動回路の１実施例である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 光透過型の液晶遮光部と、該液晶遮光部の駆動回路と、
   電源とを有し、該駆動回路が機能しない時には該液晶遮
   光部は非遮光状態にあり、上記電源として太陽電池のみ
   を用いたことを特徴とする防眩用遮光体。