JPS63172025A - 電磁クラッチ用クラッチロータの製造方法 - Google Patents

電磁クラッチ用クラッチロータの製造方法

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JPS63172025A
JPS63172025A JP62332828A JP33282887A JPS63172025A JP S63172025 A JPS63172025 A JP S63172025A JP 62332828 A JP62332828 A JP 62332828A JP 33282887 A JP33282887 A JP 33282887A JP S63172025 A JPS63172025 A JP S63172025A
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JP
Japan
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rotor
clutch
clutch rotor
trepanning
armature
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Takatoshi Koitabashi
小板橋 孝利
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は電磁クラッチ用クラッチロータの製造方法に関
し、特に小径化に適した電磁クラッチ用クラッチロータ
の製造方法に関する。
[従来の技術] 一般に、電磁クラッチは、第3図に示すとおり、固定部
1の筒状凸部1aの外周にラジアル軸受2を介し鉄製の
リング状のクラッチロータ3を回転自在に支持させると
共に、固定部1に固定保持されたリング状の励磁コイル
装置4に間隙をもって組合せ、一方、筒状突部1a内を
通って固定部1に回転自在に支持された従動軸5の先端
に磁性のハブ6をキー等により回転止めしつつ取付ける
と共に、このハブ6に例えば3枚の板ばね7を介して鉄
製のリング状アーマチュア8をロータ3の軸端面3aに
間隔をおいて対向し、かつ従動軸5と平行な方向で可動
なように取付けた構造を有している。そしてロータ3の
V溝3bにかけた■ベルト(図示せず)を介してロータ
3を回転させ、その際、励磁コイル装置4のコイル9に
通電されているときには、そのことにより発生する磁力
によってアーマチュア8をロータ3の軸端面3aに吸着
させて従動軸5に回転力を伝えるが、コイル9の通電が
断たれると吸着力が消滅するので、アーマチュア8が板
ばね7の復元力によりロータ3の軸端面3aから切離さ
れ、従動軸への回転伝達が断たれるようにしている。
ここで、ロータ3の軸端面3aには2つの異なる円周上
にス°リット10及び1を設け、また対向するアーマチ
ュア8にはロータ3の軸短面のスリット10と11との
間の適切な位置にスリット12を設けている。こうして
励磁コイル9の通電時に、励磁コイル装置4からの磁束
を蛇行させてジグザク磁気回路φを形成するようにして
いる。
このような構造にてなるクラッチロータ3の製造は、従
来、まず第4図に示す熱間鍛造素材30より斜線部30
aを切削加工し、ロータ軸端面3a、V13b及びラジ
アル軸受2との位置決め部3cを設けた後、プレス打抜
き加工にてスリット10及び11を設けている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述した従来の熱間鍛造を用いた製造方
法では、クラッチロータ3の外径D3を小径化する場合
、ロータ3のトレパン部20a。
20bおよび有底部からなるコの字状部の内径D4とD
5との間隔が狭められ、それに伴い、短軸面3aに設け
た外周スリット10と内周スリット11との間隔も狭く
なる。
そして対向するアーマチュア8に設けられたスリット1
2との相対位置関係によって決まる摩擦面面m(特に8
aと8b)が減少し伝達トルクが低下するという欠点を
有していた。
また伝達トルクを大きくするには、ロータ3の軸端面3
aの径D2及びアーマチュア径D1を大きくすれば良い
ことになるが、それにロータ鍛造素材の外径を大きくす
る必要があり、コスト高の要因となっていた。
一方、熱間鍛造又は冷間鍛造による製造方法では、熱間
鍛造素材又は冷間鍛造素材の鍛造には、切削等のコスト
の掛かる加工を必要とするばかりか、ロータ3を小径化
するために、当初から、ロータ3のトレパン部20a及
び20bを幅狭にした状態に設定しておかなければなら
ないという煩わしさがある。
さらに、ロータ3のトレパン部20a及び20bを幅狭
にした状態に設定した場合、鍛造に用いられる金型をよ
り細くシなければならず、かつ、その金型長さも相対的
に長くなるため、金型の強度が必然的に低下してよい、
金型寿命を低減させてしまうという欠点がある。なお、
金型の長さを短くすることは、その深さ方向への切削量
を増加させてしまい、加工工程の繁雑化及び製品のコス
ト高を招来する問題がある。
以上のように、従来の熱間鍛造又は冷間鍛造によるクラ
ッチロータの製造方法では、切削を随所に必要とするた
め、加工方法が繁雑であるばかりか、その鍛造に用いら
れる金型を細長くすることは限界があるため、ロータの
小径化に適するものではなかった。
そこで、本発明の技術的課題は、上記欠点に鴛み、切削
工程を極力低減し、かつ、当初からロータのトレパン部
を幅狭にした状態に設定しておく必要性のない、金型寿
命を向上させることができる電磁クラッチ用クラッチロ
ータの製造方法を提供することである。
[問題点を解決するための手段] 本発明によれば、外部駆動源により回転駆動される電磁
クラッチ用クラッチロータであって、該クラッチロータ
に相対するように配置するアーマチュアと上記クラッチ
ロータとを包含する磁気回路を形成する励磁コイルを受
入れるためのリング状溝と、上記クラッチロータの上記
アーマチュア側端近傍の周面に突出したフランジと有す
る電磁クラッチのクラッチロータの製造方法において、
中空リング状の板材を断面コの字状に加工して、有底部
と該有底部の縁周より延在して開口面を形成するトレパ
ン部とを形成し、上記有底部及びトレパン部に規定され
る空間を上記励磁コイルを受入れるための上記リング状
溝とし、一方、上記トレパン部のうちの少なくとも上記
開口面側にプレス絞り加工を施し、上記トレパン部の上
記有底部側を当該開口面側より相対的に突出せしめて、
上記フランジを形成することを特徴とする電磁コイル用
クラッチロータの製造方法が得られる。
[実施例] 以下本発明の実施例について図面を参照にして説明する
第1図に示すように、ロータ3の断面コの字状部の外周
のプーリ3dには、多数の■溝3b(V溝径はD3に形
成されている)を有し、その延長上の軸端面3aとの交
接部にはフランジ即ち外周突出端3e  (径はD6に
形成されている)を有し、その内側には外周スリット1
3及び内周スリット14を設け、軸端面3aと軸受保持
部3fとの交接部近傍にはフランジ即ち内周突出端3(
1(径はD7に形成されている)を設けている。
そして、軸受保持部3[の内径D8は内周突出端3gの
径D7よりも大きく形成されており、この部分にてラジ
アル軸受2との軸方向位置決めを行っている。
また、ロータ3の軸端面3aに対向したアーマチュア8
゛には軸端面3aの外周スリット13と内周スリット1
4との間にスリット15が設けられ、かつ摩擦面には2
カ所の全周溝16を設けることにより4つの摩擦面8 
c、 8 d、 8 e、 8 fが形成される。
励磁コイル9の通電時には、励磁コイル装置4からの磁
束はロータ3−のプーリ部3d→外周突出端3e−摩擦
面8C−摩擦面8d−軸短面3a→摩擦面8C→摩擦面
8f→軸短面3a→内周突出端3g−軸受保持部3f→
励磁コイル装rIt4というジグザグ磁気回路をつくり
、アーマチュア8−がロータ軸端面3aに吸引される。
ロータ3゛は、V溝3b及び軸受保持部3fの内径仕上
げ切削工程を除いて、はとんどがプレス加工にて形成さ
れている。
そのうえ、外周スリット13は断面コの字状部の径D4
よりも大きく形成できる為、励磁コイル9からの磁束を
軸端面3aのより外周用に導くと同時に、アーマチュア
8゛の外周側によった位置に遠回りさせることが可能と
なる。
かつ、外周スリット13と内周スリット14との間隔を
大きく設定できるので、アーマチュア摩擦面8 c、 
8 d、 8 e、 8 fの面積が増大しく特許請求
の範囲に摩擦面8dと8C)、伝達トルクが増大する。
ここで、本発明のロータ3″の製造工程を、第2図を参
照して説明する。
(イ)まず、中空リング状に板材をプレス打抜加工する
(ロ)中空リング状の板材を断面コの字状に深絞り加工
して、有底部21と該有底部21の縁周より延在して開
口面を形成するトレパン部20a。
20bとを形成する。その結果、励磁コイル4を受入れ
るリング状溝15が形成される。
(ハ)有底部21の内周側と外周側とに夫々スリット1
3及び14をプレス打抜加工する。
(ニ)トレパン部20a、20bにプレス絞り加工を施
して、ロータ3−を小径化するために、すぼめ又は軸方
向に圧縮して、ロータ軸端面3aの内外周近傍部にプー
リ部3dよりも突出した外周突出@3 e及び軸受保持
部3dよりも内側に突出した内周突出端3gを形成した
ものである。
これにより、本実施例によれば、 ■プレス絞り加工により、ロータの径を大口径から小口
径に自在に選択し、加工することができるから、素形材
が作り易い、このため、口〜夕の小径化に係わらず金型
の寸法を選択することができるから、金型寿命を向上さ
せることができる。
■外周突出部3eにより、摩擦面積を増大させることが
できる。
■内壁3fの板厚を変化させることなく突出部3gを設
けることにより、磁気特性を向上させることができる。
■突出部3 Q、 3 (lを設けることにより、ロー
タ3−の強度を向上させることができる。
■素材板厚は必要最少限で良いので、材料歩留りが向上
する。
■加工工程の簡素化が計られ、ロータ3−の製造コスト
の低減を可能にした。
[発明の効果コ 以上の説明のとおり、本発明によれば、プレス絞り加工
を用いたから、切削工程を極力低減し、かつ、当初から
ロータのトレパン部を幅狭にした状態に設定しておく必
要がないなめ、金型寿命を向上させることができる電磁
クラッチ用クラッチロータの製造方法を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の縦断面図、第2図は本発明
に用いられるロータのプレス絞り加工工程を示す図、第
3図は従来例を示す縦断面図、第4図は従来例のfR造
素材を示す図である。 2・・・ラジアル軸受、3−・・・ロータ、3 e、 
3 g・・・フランジ、4・・・励磁コイル装置、8・
・・アーマチュア、15・・・リング拭清、20a、2
0b・・・トレンくン部、21・・・有底部。 代理人(7783)井理士池田憲保 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、外部駆動源により回転駆動される電磁クラッチ用ク
    ラッチロータであって、該クラッチロータに相対するよ
    うに配置するアーマチュアと上記クラッチロータとを包
    含する磁気回路を形成する励磁コイルを受入れるための
    リング状溝と、上記クラッチロータの上記アーマチュア
    側端近傍の周面に突出したフランジと有する電磁クラッ
    チのクラッチロータの製造方法において、中空リング状
    の板材を断面コの字状に加工して、有底部と該有底部の
    縁周より延在して開口面を形成するトレパン部とを形成
    し、上記有底部及びトレパン部に規定される空間を上記
    励磁コイルを受入れるための上記リング状溝とし、一方
    、上記トレパン部のうちの少なくとも上記開口面側にプ
    レス絞り加工を施し、上記トレパン部の上記有底部側を
    当該開口面側より相対的に突出せしめて、上記フランジ
    を形成することを特徴とする電磁クラッチ用クラッチロ
    ータの製造方法。
JP62332828A 1987-12-28 1987-12-28 電磁クラッチ用クラッチロータの製造方法 Granted JPS63172025A (ja)

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JPH0122492B2 JPH0122492B2 (ja) 1989-04-26

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040082164A (ko) * 2003-03-18 2004-09-24 한라공조주식회사 클러치
KR100626711B1 (ko) * 1999-12-30 2006-09-22 한라공조주식회사 압축기용 전자클러치 및 이를 구성하는 디스크 및 풀리제조방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100626711B1 (ko) * 1999-12-30 2006-09-22 한라공조주식회사 압축기용 전자클러치 및 이를 구성하는 디스크 및 풀리제조방법
KR20040082164A (ko) * 2003-03-18 2004-09-24 한라공조주식회사 클러치

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