JPS63171306A - 放射線による厚さ測定方法 - Google Patents
放射線による厚さ測定方法Info
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- JPS63171306A JPS63171306A JP62002668A JP266887A JPS63171306A JP S63171306 A JPS63171306 A JP S63171306A JP 62002668 A JP62002668 A JP 62002668A JP 266887 A JP266887 A JP 266887A JP S63171306 A JPS63171306 A JP S63171306A
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Landscapes
- Length-Measuring Devices Using Wave Or Particle Radiation (AREA)
- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は放射線による厚さ測定方法に関し、特に、土中
に埋設された管の肉厚を放射線に゛より測定する方法に
関する。
に埋設された管の肉厚を放射線に゛より測定する方法に
関する。
従来の技術
放射線源から放出するγ線が物体を通過するときには、
そのγ線の一部は物体の原子に衝突し、後方に散乱する
。このとき、物体の厚さが大きいと散乱する確率も大き
くなる。したがって、後方散乱γ線のエネルギとその数
を測定することにより、物体の厚さを測定することが可
能となる。
そのγ線の一部は物体の原子に衝突し、後方に散乱する
。このとき、物体の厚さが大きいと散乱する確率も大き
くなる。したがって、後方散乱γ線のエネルギとその数
を測定することにより、物体の厚さを測定することが可
能となる。
このような測定方法によれば、土中に埋設された管の肉
厚を管内にて測定することができる。この場合には、厚
さが既知のテストピースを用いてシンチレータなどの測
定装置の特性曲線をあらかじめ作成しておき、実際の肉
厚測定時には、測定装置にて得られた測定値を特性曲線
にあてはめることにより、肉厚が得られる。
厚を管内にて測定することができる。この場合には、厚
さが既知のテストピースを用いてシンチレータなどの測
定装置の特性曲線をあらかじめ作成しておき、実際の肉
厚測定時には、測定装置にて得られた測定値を特性曲線
にあてはめることにより、肉厚が得られる。
発明が解決しようとする問題点
ところが、一般的に、放射線測定結果には経時変化が生
じる。これは、（ａ）測定装置としてのシンチレータに
用いられているヨク化ナトリウム（ＮａＩ）の結晶の特
性が周囲の温度に応じて変化すること、（ｂ）放射線源
の特性が変化すること、あるいは、（ｃ）測定雰囲気す
なわち空気中における放射線の量が変化すること、など
が原因している。このため、経時変化により測定値に大
きなバラツキが生じ、測定精度が悪くなるという問題点
がある。
じる。これは、（ａ）測定装置としてのシンチレータに
用いられているヨク化ナトリウム（ＮａＩ）の結晶の特
性が周囲の温度に応じて変化すること、（ｂ）放射線源
の特性が変化すること、あるいは、（ｃ）測定雰囲気す
なわち空気中における放射線の量が変化すること、など
が原因している。このため、経時変化により測定値に大
きなバラツキが生じ、測定精度が悪くなるという問題点
がある。
そこで本発明はこのような問題点を解決し、測定結果が
経時変化による影響を受けないようにすることを目的と
する。
経時変化による影響を受けないようにすることを目的と
する。
問題点を解決するための手段
と記問題点を解決するため本発明は、
厚さが既知のテストピースを用いて作成した特性曲線か
ら、測作対象物の厚さを放射線測定するに際し、 特性曲線作成時におけるパックグランド値を求め、 厚さ測定時に、測定対象物についての放射線の測定値と
、その時のパックグランド値とを求め、前記特性曲線作
成時のバックグランド信号厚さ測定時のパックグランド
値との差を求めて前記測定値を補正し、 その後、前記特性曲線から補正値にもとづいた厚さを求
めるものである。
ら、測作対象物の厚さを放射線測定するに際し、 特性曲線作成時におけるパックグランド値を求め、 厚さ測定時に、測定対象物についての放射線の測定値と
、その時のパックグランド値とを求め、前記特性曲線作
成時のバックグランド信号厚さ測定時のパックグランド
値との差を求めて前記測定値を補正し、 その後、前記特性曲線から補正値にもとづいた厚さを求
めるものである。
作用
放射線を用いて測定対象物の厚さを測定する場合におい
て、測定データには、測定対象物の厚さに応じた信号と
、測定時のバックグランド信号とが重畳されている。こ
こで、測定装置としてのシンチレータに用いられるヨク
化ナトリクム（Ｎａｌ）の特性が温度によシ変化するな
どの要因にもとづく測定値の経時変化は、すべてパック
グランド値の変化として現われる。したがって、特性曲
線作成時のパックグランド値と厚さ測定時のパックグラ
ンド値との差を求めて測定値を補正することによ）、経
時変化にもとづく影響が除去される。
て、測定データには、測定対象物の厚さに応じた信号と
、測定時のバックグランド信号とが重畳されている。こ
こで、測定装置としてのシンチレータに用いられるヨク
化ナトリクム（Ｎａｌ）の特性が温度によシ変化するな
どの要因にもとづく測定値の経時変化は、すべてパック
グランド値の変化として現われる。したがって、特性曲
線作成時のパックグランド値と厚さ測定時のパックグラ
ンド値との差を求めて測定値を補正することによ）、経
時変化にもとづく影響が除去される。
実施例
第１図は、特性曲線の作成作業を説明するものである。
ここで１は測定装置としてのシンチレータで、２はその
検出部である。シンチレータ１の側部には鉛製の突器３
が取付仕られておシ、この容器３にはセシウム１３７な
どの放射線源４が収容されている。５はテストピースで
、測定対象物としての管と同じ材質たとえはダクタイｙ
ｖ＠鉄により、管と同じ曲率で形成されている。
検出部である。シンチレータ１の側部には鉛製の突器３
が取付仕られておシ、この容器３にはセシウム１３７な
どの放射線源４が収容されている。５はテストピースで
、測定対象物としての管と同じ材質たとえはダクタイｙ
ｖ＠鉄により、管と同じ曲率で形成されている。
革さの異なるテストピース５を複数用意しておき、各テ
ストピース５を第１図に示すようにシンチレータ１に近
接させた状態で、このシンチレータｌにより後方紋乱Ｔ
線を測定する。すると、散乱スペクトルのピーク値する
いはある範囲の総カウント数と、テストピース５の板厚
とは比例関係にある丸め、第３図に示されるような特性
曲線が得られる。
ストピース５を第１図に示すようにシンチレータ１に近
接させた状態で、このシンチレータｌにより後方紋乱Ｔ
線を測定する。すると、散乱スペクトルのピーク値する
いはある範囲の総カウント数と、テストピース５の板厚
とは比例関係にある丸め、第３図に示されるような特性
曲線が得られる。
また、特性曲線の作成時に、第２図に示すようにテスト
ピース５を取り除いた状態でのカクント数の測定値を求
めると、この値がパックグランド値囚となる。
ピース５を取り除いた状態でのカクント数の測定値を求
めると、この値がパックグランド値囚となる。
土中に埋設された測定対象物としての管の肉厚を測定す
る際には、第４図に示すようにシンチレータ１を管６の
内部に搬入し、テストピース５の測定を行なったときと
等しい位置に設置する。この状態で管６の肉厚に対応し
たカクント数の測定＃Ａ（８）を得るが、そのときのパ
ックグランド（１ｍ（Ａ’）をともに測定しておく。こ
のパックグランド値（ＡＩ）は、たとえばシンチレータ
１を管６の内部に搬入する直前に管外で求めることがで
きる。
る際には、第４図に示すようにシンチレータ１を管６の
内部に搬入し、テストピース５の測定を行なったときと
等しい位置に設置する。この状態で管６の肉厚に対応し
たカクント数の測定＃Ａ（８）を得るが、そのときのパ
ックグランド（１ｍ（Ａ’）をともに測定しておく。こ
のパックグランド値（ＡＩ）は、たとえばシンチレータ
１を管６の内部に搬入する直前に管外で求めることがで
きる。
測定値（Ｂ）が得られたなら、次式によシ補正値（Ｃ１
を求める。
を求める。
Ｃ＝ Ｂ−（Ａ−Ａ’）
その後、このようにして得られた補正値（Ｃ）をカクン
ト数として、第３図において破線で示すように、管６の
肉厚の測定値を得る。なお、管６の外周に存在する±Ｍ
＆７がシンチレータ１による測定結果に影響を及ぼすと
きには、テストピース５の測定時にこのテストピース５
に土壌を盛ればよい。
ト数として、第３図において破線で示すように、管６の
肉厚の測定値を得る。なお、管６の外周に存在する±Ｍ
＆７がシンチレータ１による測定結果に影響を及ぼすと
きには、テストピース５の測定時にこのテストピース５
に土壌を盛ればよい。
測定結果の経時変化の要因として、たとえばシンチレー
タ１に用いられるヨク化ナトリクム（ＮａＩ）の特性が
温度により変化することがある。しかし、このような要
因にもとづく測定値の変化は、すべてバックグランド値
（Ａｔ（Ａつの変化として現われるため、この変化分を
差し引いた補正値（Ｃ）を求めることにより、経時変化
の影響を除去した測定値が得られる。
タ１に用いられるヨク化ナトリクム（ＮａＩ）の特性が
温度により変化することがある。しかし、このような要
因にもとづく測定値の変化は、すべてバックグランド値
（Ａｔ（Ａつの変化として現われるため、この変化分を
差し引いた補正値（Ｃ）を求めることにより、経時変化
の影響を除去した測定値が得られる。
発明の効果
以上述べたように本発明によると、特性曲線作成時のバ
ックグランド値と厚す測定時のバックグランド値との差
を求めて測定僅を補正するものであるため、経時変化の
影響を取り除いた測定値を得ることができ、精度の良い
測定を行なうことができる。
ックグランド値と厚す測定時のバックグランド値との差
を求めて測定僅を補正するものであるため、経時変化の
影響を取り除いた測定値を得ることができ、精度の良い
測定を行なうことができる。
図面は本発明の一実施例を示し、第１図はテストピース
の測定方法を示す図、第２図は特性曲線作成時における
バックグランド値の測定方法を示す図、第３図は特性曲
線の一例を示す図、第４図は管肉厚の測定方法を示す図
である。 １・・・シンチレータ（測定装置）、４・・・放射線源
、５・・・テストピース、６・・・管（測定対象物）。 代理人 森 本 義 弘 第１図 第２図 、ｆ ／−一一シシナレーク （剰肥艮１） ４、−放射線源 第３図 ５−−−テストピー人 ／ｌ−２
の測定方法を示す図、第２図は特性曲線作成時における
バックグランド値の測定方法を示す図、第３図は特性曲
線の一例を示す図、第４図は管肉厚の測定方法を示す図
である。 １・・・シンチレータ（測定装置）、４・・・放射線源
、５・・・テストピース、６・・・管（測定対象物）。 代理人 森 本 義 弘 第１図 第２図 、ｆ ／−一一シシナレーク （剰肥艮１） ４、−放射線源 第３図 ５−−−テストピー人 ／ｌ−２
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、厚さが既知のテストピースを用いて作成した特性曲
線から、測定対象物の厚さを放射線測定する方法であっ
て、 特性曲線作成時におけるバックグランド値 を求め、 厚さ測定時に、測定対象物についての放射 線の測定値と、その時のバックグランド値とを求め、 前記特性曲線作成時のバックグランド値と 厚さ測定時のバックグランド値との差を求めて前記測定
値を補正し、 その後、前記特性曲線から補正値にもとづ いた厚さを求め、 ることを特徴とする放射線による厚さ測定 方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62002668A JPS63171306A (ja) | 1987-01-08 | 1987-01-08 | 放射線による厚さ測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62002668A JPS63171306A (ja) | 1987-01-08 | 1987-01-08 | 放射線による厚さ測定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63171306A true JPS63171306A (ja) | 1988-07-15 |
Family
ID=11535691
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62002668A Pending JPS63171306A (ja) | 1987-01-08 | 1987-01-08 | 放射線による厚さ測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63171306A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06147871A (ja) * | 1992-11-05 | 1994-05-27 | Kubota Corp | 放射線による厚さ測定方法 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5278465A (en) * | 1975-12-25 | 1977-07-01 | Hitachi Medical Corp | Radiation detector |
| JPS5347018A (en) * | 1976-10-12 | 1978-04-27 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Connector system between loader buoy and submarine pipeline |
| JPS54116263A (en) * | 1978-03-01 | 1979-09-10 | Toshiba Corp | Radiation thickness measuring method |
-
1987
- 1987-01-08 JP JP62002668A patent/JPS63171306A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5278465A (en) * | 1975-12-25 | 1977-07-01 | Hitachi Medical Corp | Radiation detector |
| JPS5347018A (en) * | 1976-10-12 | 1978-04-27 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Connector system between loader buoy and submarine pipeline |
| JPS54116263A (en) * | 1978-03-01 | 1979-09-10 | Toshiba Corp | Radiation thickness measuring method |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06147871A (ja) * | 1992-11-05 | 1994-05-27 | Kubota Corp | 放射線による厚さ測定方法 |
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