JPS6316971Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6316971Y2 JPS6316971Y2 JP1982016007U JP1600782U JPS6316971Y2 JP S6316971 Y2 JPS6316971 Y2 JP S6316971Y2 JP 1982016007 U JP1982016007 U JP 1982016007U JP 1600782 U JP1600782 U JP 1600782U JP S6316971 Y2 JPS6316971 Y2 JP S6316971Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speed
- time constant
- filter circuit
- input filter
- recording paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 12
- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 description 6
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000012840 feeding operation Methods 0.000 description 1
- 238000009736 wetting Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Recording Measured Values (AREA)
- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
- Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、自動平衡計器に関するものであつ
て、測定信号を時定数を記録紙の速度切換に応じ
て切換設定できる入力フイルタ回路を介して加え
るようにし、記録ペンあるいは指針（以下単に記
録ヘツドという）の応答速度が変えられるように
したものである。
て、測定信号を時定数を記録紙の速度切換に応じ
て切換設定できる入力フイルタ回路を介して加え
るようにし、記録ペンあるいは指針（以下単に記
録ヘツドという）の応答速度が変えられるように
したものである。
測定信号と帰還信号との偏差を増幅してサーボ
モータに加え、このサーボモータにより偏差が零
になるように帰還信号の大きさを変化させるとと
もにこの帰還信号の大きさを指示あるいは記録す
るように構成された自動平衡計器は、各種の分野
において広く用いられている。
モータに加え、このサーボモータにより偏差が零
になるように帰還信号の大きさを変化させるとと
もにこの帰還信号の大きさを指示あるいは記録す
るように構成された自動平衡計器は、各種の分野
において広く用いられている。
ところで、従来のこの種の計器では、測定信号
を、時定数が記録紙の速度切換とは無関係に固定
化された入力フイルタ回路を介して加えるように
構成されているのが一般的である。ここで、入力
フイルタ回路の時定数は、たとえばサーボループ
が１秒程度で平衡するように設定されている。こ
のために、流量のようなリツプルなどによる入力
変動の大きい信号を測定する場合には、記録ヘツ
ドが流量のリツプルなどの入力変動に応じて変化
することになる。特に、記録紙送り速度が遅い場
合（たとえば20mm／Ｈ）には、いわゆるベタ描き
に近い状態となり、いたずらにインクを消費する
のみで鮮明な記録が得にくく、また、記録紙が破
れてしまつたり、インクの濡れによる摩擦抵抗等
で記録紙送り動作が不安定になつたり、記録紙の
交換時やインク補給時に作業者が汚れてしまうこ
とがある。このような欠点を解決するために、た
とえばサーボモータの出力軸から記録ヘツドまで
の減速比を大きくして記録ヘツドの応答速度を遅
くすることが行なわれているが、測定信号の種類
に応じて適切な減速比を選定しなければならず、
相当の工数を要し、部品点数も多くなる。また、
途中で減速比を変更することは困難である。
を、時定数が記録紙の速度切換とは無関係に固定
化された入力フイルタ回路を介して加えるように
構成されているのが一般的である。ここで、入力
フイルタ回路の時定数は、たとえばサーボループ
が１秒程度で平衡するように設定されている。こ
のために、流量のようなリツプルなどによる入力
変動の大きい信号を測定する場合には、記録ヘツ
ドが流量のリツプルなどの入力変動に応じて変化
することになる。特に、記録紙送り速度が遅い場
合（たとえば20mm／Ｈ）には、いわゆるベタ描き
に近い状態となり、いたずらにインクを消費する
のみで鮮明な記録が得にくく、また、記録紙が破
れてしまつたり、インクの濡れによる摩擦抵抗等
で記録紙送り動作が不安定になつたり、記録紙の
交換時やインク補給時に作業者が汚れてしまうこ
とがある。このような欠点を解決するために、た
とえばサーボモータの出力軸から記録ヘツドまで
の減速比を大きくして記録ヘツドの応答速度を遅
くすることが行なわれているが、測定信号の種類
に応じて適切な減速比を選定しなければならず、
相当の工数を要し、部品点数も多くなる。また、
途中で減速比を変更することは困難である。
本考案は、これらの欠点を解決するために、記
録紙の速度切換に応じて時定数が切換設定できる
入力フイルタ回路を設け、この入力フイルタ回路
を介して測定信号を加えるようにしたものであ
る。
録紙の速度切換に応じて時定数が切換設定できる
入力フイルタ回路を設け、この入力フイルタ回路
を介して測定信号を加えるようにしたものであ
る。
以下、図面を用いて説明する。
図面は、本考案の一実施例を示す構成説明図で
あつて、Ｔは入力端子、R1〜4は抵抗、SWA1〜4，
SWB1〜4はスイツチ、Ｃはキヤパシタ、PAはプ
リアンプ、ADは加算器、SAはサーボアンプ、
BMは平衡用モータ、PMはパルスモータ、DRV
はパルスモータPMの駆動回路、SLは帰還用のス
ライド抵抗、HDは記録ヘツド、CPは記録紙であ
る。
あつて、Ｔは入力端子、R1〜4は抵抗、SWA1〜4，
SWB1〜4はスイツチ、Ｃはキヤパシタ、PAはプ
リアンプ、ADは加算器、SAはサーボアンプ、
BMは平衡用モータ、PMはパルスモータ、DRV
はパルスモータPMの駆動回路、SLは帰還用のス
ライド抵抗、HDは記録ヘツド、CPは記録紙であ
る。
入力端子Ｔには、測定信号（たとえば流量信
号）が印加される。抵抗R1〜4とキヤパシタＣは
入力フイルタ回路を形成するものであつて、スイ
ツチSWA1〜4により、所定の抵抗R1〜4が選択接続
される。すなわち、スイツチSWA1〜4の選択に応
じて、入力フイルタ回路の時定数をR1Ｃ〜R4Ｃ
の間で段階的に切り換えることができる。スイツ
チSWA1〜4は、スイツチSWB1〜4の選択切換に応
じて対応したスイツチが選択駆動されるものであ
り、たとえばSWB1を閉成した場合にはSWA1が
閉成され、SWB4を閉成した場合にはSWA4が閉
成される。測定信号は、このような入力フイルタ
回路を介してプリアンプPAに加えられる。プリ
アンプPAの出力信号は、加算器ADの一方の入
力端子に加えられる。加算器ADの他方の入力端
子には、スライド抵抗SLの出力信号が帰還信号
として加えられる。加算器ADからは、測定信号
と帰還信号との偏差信号が送出され、サーボアン
プSAに加えられる。サーボアンプSAは、平衡用
モータBMを駆動するものである。平衡用モータ
BMは、帰還信号の大きさを加算器ADから送出
される偏差信号が零になるように変化させる方向
に回転駆動される。この平衡用モータBMは、ス
ライド抵抗SLのブラシおよび記録ヘツドHDを連
動変位させる。記録紙CPは、パルスモータPM
により繰り出される。パルスモータPMは、駆動
回路DRVの出力信号により、回転速度が制御さ
れる。駆動回路DRVの出力信号は、スイツチ
SWB1〜4の選択切換により所定の値が設定され
る。なお、入力フイルタ回路の抵抗R1〜4は、時
定数が記録紙CPの送り速度に対して反比例関係
になるように設定しておく。
号）が印加される。抵抗R1〜4とキヤパシタＣは
入力フイルタ回路を形成するものであつて、スイ
ツチSWA1〜4により、所定の抵抗R1〜4が選択接続
される。すなわち、スイツチSWA1〜4の選択に応
じて、入力フイルタ回路の時定数をR1Ｃ〜R4Ｃ
の間で段階的に切り換えることができる。スイツ
チSWA1〜4は、スイツチSWB1〜4の選択切換に応
じて対応したスイツチが選択駆動されるものであ
り、たとえばSWB1を閉成した場合にはSWA1が
閉成され、SWB4を閉成した場合にはSWA4が閉
成される。測定信号は、このような入力フイルタ
回路を介してプリアンプPAに加えられる。プリ
アンプPAの出力信号は、加算器ADの一方の入
力端子に加えられる。加算器ADの他方の入力端
子には、スライド抵抗SLの出力信号が帰還信号
として加えられる。加算器ADからは、測定信号
と帰還信号との偏差信号が送出され、サーボアン
プSAに加えられる。サーボアンプSAは、平衡用
モータBMを駆動するものである。平衡用モータ
BMは、帰還信号の大きさを加算器ADから送出
される偏差信号が零になるように変化させる方向
に回転駆動される。この平衡用モータBMは、ス
ライド抵抗SLのブラシおよび記録ヘツドHDを連
動変位させる。記録紙CPは、パルスモータPM
により繰り出される。パルスモータPMは、駆動
回路DRVの出力信号により、回転速度が制御さ
れる。駆動回路DRVの出力信号は、スイツチ
SWB1〜4の選択切換により所定の値が設定され
る。なお、入力フイルタ回路の抵抗R1〜4は、時
定数が記録紙CPの送り速度に対して反比例関係
になるように設定しておく。
このように構成された装置の動作について説明
する。
する。
記録紙CPの送り速度が遅い状態では入力フイ
ルタ回路の時定数は大きくなり、記録ヘツドHD
の応答速度は遅くなる。これにより、前述の流量
のようなリツプルなどによる入力変動の大きい信
号を測定する場合であつても、記録ヘツドHDは
従来のようなベタ描きをすることはなく、安定な
測定記録動作が実現できる。一方、記録紙CPの
送り速度が速くなると入力フイルタ回路の時定数
は小さくなり、記録ヘツドHDの応答速度も速く
なる。これにより、入力変動の激しい信号を精度
よく測定記録することができる。なお、入力フイ
ルタ回路の各時定数は、測定対象に応じて適宜設
定すればよい。
ルタ回路の時定数は大きくなり、記録ヘツドHD
の応答速度は遅くなる。これにより、前述の流量
のようなリツプルなどによる入力変動の大きい信
号を測定する場合であつても、記録ヘツドHDは
従来のようなベタ描きをすることはなく、安定な
測定記録動作が実現できる。一方、記録紙CPの
送り速度が速くなると入力フイルタ回路の時定数
は小さくなり、記録ヘツドHDの応答速度も速く
なる。これにより、入力変動の激しい信号を精度
よく測定記録することができる。なお、入力フイ
ルタ回路の各時定数は、測定対象に応じて適宜設
定すればよい。
このように、本考案によれば、入力フイルタ回
路の時定数を記録紙の速度切換に応じて切換設定
できるようにし、記録紙の送り速度に反比例して
記録ヘツドの応答速度を変化させることができる
ので、常に安定な指示記録動作が得られ、実用上
の効果は大きい。
路の時定数を記録紙の速度切換に応じて切換設定
できるようにし、記録紙の送り速度に反比例して
記録ヘツドの応答速度を変化させることができる
ので、常に安定な指示記録動作が得られ、実用上
の効果は大きい。
なお、上記実施例では、入力フイルタ回路をア
ナログ回路により構成する例について説明した
が、マイクロプロセツサを用いたデジタルフイル
タで構成するようにしてもよい。この場合には、
マイクロプロセツサによる入力信号の平均値演算
の周期設定を記録紙の送り速度切換と連動させれ
ばよい。このようなデジタルフイルタ構成にする
ことにより、回路部品を削減することもできる。
ナログ回路により構成する例について説明した
が、マイクロプロセツサを用いたデジタルフイル
タで構成するようにしてもよい。この場合には、
マイクロプロセツサによる入力信号の平均値演算
の周期設定を記録紙の送り速度切換と連動させれ
ばよい。このようなデジタルフイルタ構成にする
ことにより、回路部品を削減することもできる。
図面は本考案の一実施例を示す構成説明図であ
る。 Ｔ……入力端子、Ｒ……抵抗、Ｃ……キヤパシ
タ、SWA，SWB……スイツチ、PA……プリア
ンプ、AD……加算器、SA……サーボアンプ、
BM……平衡用モータ、PM……パルスモータ、
DRV……駆動回路、SL……スライド抵抗、HD
……記録ヘツド、CP……記録紙。
る。 Ｔ……入力端子、Ｒ……抵抗、Ｃ……キヤパシ
タ、SWA，SWB……スイツチ、PA……プリア
ンプ、AD……加算器、SA……サーボアンプ、
BM……平衡用モータ、PM……パルスモータ、
DRV……駆動回路、SL……スライド抵抗、HD
……記録ヘツド、CP……記録紙。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 測定信号と帰還信号との偏差を増幅してサーボ
モータに加え、このサーボモータにより偏差が零
になるように帰還信号の大きさを変化させるとと
もにこの帰還信号の大きさを速度切換が可能な送
り機構により繰り出される記録紙に記録するよう
に構成された自動平衡計器において、 前記送り機構の速度が高速に切り換えられた場
合には時定数が小さくなり、速度が低速に切り換
えられた場合には時定数が大きくなるように速度
の切換に連動して時定数が切換設定される入力フ
イルタ回路を設け、 この入力フイルタ回路を介して測定信号を加え
るようにしたことを特徴とする自動平衡計器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1600782U JPS58119721U (ja) | 1982-02-08 | 1982-02-08 | 自動平衡計器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1600782U JPS58119721U (ja) | 1982-02-08 | 1982-02-08 | 自動平衡計器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58119721U JPS58119721U (ja) | 1983-08-15 |
| JPS6316971Y2 true JPS6316971Y2 (ja) | 1988-05-13 |
Family
ID=30028392
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1600782U Granted JPS58119721U (ja) | 1982-02-08 | 1982-02-08 | 自動平衡計器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58119721U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5343828A (en) * | 1976-10-01 | 1978-04-20 | Mallory & Co Inc P R | Electrochemical battery |
-
1982
- 1982-02-08 JP JP1600782U patent/JPS58119721U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5343828A (en) * | 1976-10-01 | 1978-04-20 | Mallory & Co Inc P R | Electrochemical battery |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58119721U (ja) | 1983-08-15 |
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